押入のカビを除去する方法とその後の手入れ

押入は、湿度がたまりやすく空気が循環しないため、カビが発生しやすい箇所の一つです。そしていざカビが発生してしまうと、カビの臭いが部屋まで充満してしまったり、収納している衣類や布団にカビが映ってしまったりと、弊害が出てきてしまいます。

今回の記事では、押入のカビの除去方法と再発防止について案内します。この記事がカビの除去に役立つことが出来たら幸いです。

押し入れにカビ発生!?原因と影響について

実は、押入は季節問わずカビが発生しやすい箇所の一つです。放っておくと、健康被害まで生じる場合もあります。

カビが発生した原因は?!

押入にカビが発生しやすい原因としては、2つあげられます。

1.日光が当たらず、空気の流れが悪い位置にあることが多いので、カビが繁殖しやすい条件が整いやすい。
2.衣類や木材、ベニヤのタンス・壁など、カビが栄養とする素材のものがたくさんある。

この2つに加え、押入の換気が不足したり、汚れた服をそのまま押入にしまったり、押し入れに物を詰め込みすぎたりすることにより、さらにカビにとって好ましい状況となってしまいます。

●●●
カビのプロ

押し入れは木製のものが多く、部屋の隅にあるため湿気が溜まっても抜けにくいところなのです。使ったばかりの汗を吸い込んだお布団をそのまますぐに押し入れに収納していませんか?!このような積み重ねもかびの原因となります。

カビをそのままにしておくとどうなる?

カビをそのまま放置しておくと、カビの臭いや汚れによる不快感だけではなく、住宅への深刻なダメージや健康被害も引き起こします。カビによる健康被害としては

  • シックハウス症候群
  • 喘息
  • 皮膚の炎症

などが知られていますが、それだけではありません。高齢者や乳幼児の場合、免疫が強くないため感染症などの重い症状を引き起こすケースもあります。特に注意してください。

3ステップ!押し入れのカビ除去と予防方法

押入のカビ除去と防止方法の3ステップを紹介します。

ステップ1「エタノールでカビを除去する」

押入の中身をすべて出したら、押入内をきれいに掃除機で吸い取ります。小さなカビやカビの栄養となるホコリ、ダニなどをきれいに吸い取りましょう。

このとき衣類や布団類は、干してしっかり乾燥させることをおススメします。衣類にまでカビが移っている場合には「衣類のカビ取り方法」をご参照ください

その後、消毒用のエタノールをスプレーで噴射します。カビによってシミになっている部分だけではなく押入全体に噴射してください。全体に噴射することにより、カビの拡散を防ぐことができます。また、エタノールは揮発性が高いので、すぐに蒸発します。蒸発したら固く絞った布で全体を拭き取ってください。

created by Rinker
ママパン
¥751 (2019/03/26 00:23:15時点 Amazon調べ-詳細)

ステップ2「カビ汚れをきれいに落とす」

程度の軽いカビであればエタノールで除菌するだけできれいになりますが、黒い斑点やシミが落ちない場合もあります。そうした場合には、浴槽用のカビキラーやハイターなどの漂白剤を薄めて使うときれいにできる場合があります。ただし、エタノールに比べて強い薬品なので、木材にダメージが生じる場合があります。注意して使用してください。

それでも落ちないときは

1)紙やすりで木材を削る
2)ハウスクリーニング業者に依頼する
3)壁板を張り替える

などの対処が必要です。

ステップ3「カビ再発を予防する」

押入にカビを再発させないための対策は、カビ発生要因をできるだけ少なくすることです。

1.定期的に換気をし、空気の流れを滞らせないようにする
2.押入に衣類や布団など、物を詰め込みすぎないようにする
3.衣類や布団を汚れたままの状態や乾ききっていない状態で収納しない

押入は部屋の構造上どうしてもカビが発生しやすい条件が揃っていますので、日常的に対策を心がけていくことが重要です。

●●●
カビのプロ

押し入れのカビ予防としては「天井や壁に貼るだけの防カビ剤」もあるので、簡単に対策したいときにおススメです。

created by Rinker
コジット
¥1,950 (2019/03/25 20:25:40時点 Amazon調べ-詳細)

カビ除去時の注意点

押入内のカビを除去する際の注意点について案内します。

【注意】使用してはいけない薬品

市販されているカビ取りに用いる薬品のうち、押入で使用してはいけないものというのは特にありませんが、以下の2点には注意する必要があります。

1.塩素系の薬品と酸性の薬品は絶対に混ぜて使用してはならない
2.漂白剤を使用すると木材も一緒に漂白してしまい、色落ちや材質の変化を引き起こしてしまう可能性があるため、テストを行ったうえで使用すること

また、カビ対策の市販品は、使用法を正しく守りきれいに拭き取る必要があります。拭き残してしまった薬品がカビの栄養になってしまうケースもありますので、使用法と安全には十分に注意をしてください。

ハンガーや衣類のチェックは忘れずに

カビは非常に繁殖しやすく、木製のハンガーやタンス、衣類などに移っている可能性もあります。折角押入の中をきれいにしても、ハンガーやタンスなどから菌が再繁殖してしまっては苦労が水の泡になってしまいます。押入の中に入っていたもの全てに対し、しっかり除菌と清掃を行い、再発防止に努めましょう。押し入れに収納しているお布団にもカビが発生している場合には、お布団もカビ取りする必要があります。

まとめ

押入内のカビの発生原因とその後の手入れについてまとめました。

普段思っている以上に押入内はカビが繁殖しやすい場所であることが理解していただけたかと思います。押入のカビ予防や対策には手間がかかりますが、カビが発生してしまった時の不快感や被害を回避するため、今回の記事を参考にしながら定期的に行っていただけたら幸いです。

関連記事

  1. トイレの壁にカビが生えた…その原因とは

  2. 青かびを掃除するとき、水拭きしたら取れたけど、それでいいの?

  3. お風呂に生えたカビを撃退するポイントは「エプロン」だった?!

  4. タイル目地のカビを除去する方法と再発予防法

  5. 天井のカビを放置すると危険!除去と予防法について解説

  6. 襖(ふすま)にカビが生えたときの対処方法

  1. 専門家に「カビ予防アロマスプレー」の作り方を聞いてみた

    2019.03.22

  2. カビと地震の関係「カビが生えやすい家は地震にも弱いの?!」

    2019.03.18

  3. 部屋にカビを生やさないためのインテリアの配置と選び方

    2019.03.16

  4. お布団に生えたカビを除去する方法

    2019.03.11

  5. 押入のカビを除去する方法とその後の手入れ

    2019.03.10

  1. カビは換気で湿度を下げれば自然に死滅するのか

    2018.12.14

  2. タイル目地のカビを除去する方法と再発予防法

    2018.12.12

  3. お風呂に生えたカビを撃退するポイントは「エプロン」だった?!

    2018.12.01

  4. パッキンのカビを除去する方法と対策

    2018.11.16

  5. 自分では気づきにくい車のカビ対策方法

    2018.10.23

アーカイブ