カビ取りのプロに聞いた「クローゼットのカビ取り術」

クローゼットを開けて、洋服を取り出した途端

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カビ悩み子

あれ?!なんだか洋服がカビ臭くない?!

良く見ると、クローゼットの内部にもぽつぽつとカビが生えているではありませんか!

水回りにカビが生えるなら分かりますが、乾燥していそうなクローゼットにもカビが生えるものなの??そこで、この記事ではクローゼットにカビが生える理由と対策方法を、2000件以上の実績を誇るカビ取りのプロに聞いてみました。

どうしてクローゼットにカビが生えるの?!

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カビ取りプロ

クローゼットや押し入れは、乾燥しているイメージですが実はカビ取りの依頼が多い場所でもあります。

それは一体どうしてでしょうか?!その理由を、カビ取りのプロに聞いてみました。

カビは、空気中に存在しており胞子を飛ばしながら生息場所を求めて浮遊しています。ホコリの中にも多数存在しており栄養素や湿度の高い場所=住処を見つけると繁殖して子孫を増やしていきます。

つまり通常、カビと私たちは生息環境が非常に似ているのです。

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カビ取りプロ

つまりカビを完全に除去することは不可能であるため、いかにカビが繁殖しないクローゼットの環境作りができるかどうかが大事なのです。

では、クローゼットにカビが生えてしまう原因は一体何なのでしょうか?!

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カビ取りのプロ

それは、湿気がたまり清掃が行き届かないクローゼットの環境が、カビの発生条件と重なる為です。

カビの発生条件とは?!

カビが発生するためにはいくつかの条件があります。例えば...

  • 20度〜30度の適度な温度
  • 相対湿度80%以上の湿度
  • 酸素がある
  • ホコリや人の汗、髪の毛など栄養素がある

つまり、掃除の行き届いていない、通気性が悪く湿気の多いクローゼットの場合はカビが発生しやすくなってしまうのです。

人の住んでいない物置になったお部屋とクローゼットの共通点

クローゼットは水回りでこそありませんが、例えば実家や祖父母の家を想像してみてください。

  • どこかに人が住んでおらず昔は子供たちが住んでいた
  • 今は物置になってしまった部屋

などはありませんか?

そのお部屋は人の通りがないので、空気も滞りやすくなります。ホコリもたまりやすくこまめに換気や清掃をしないと生活している部屋と比較して、カビが生えやすくなるのです。

・関連記事「自力で壁のカビを取る方法」

つまり...人通りのない部屋と洋服を収納している箱であるクローゼットは同じような環境にあるということなのです。

クローゼットの環境は

  • 湿度が高い
  • 栄養素がある
  • 気温も適度

ですので、クローゼットはカビの生えやすい条件が揃ってしまっているということになります。

また、雨の日が続くと外気の湿気もクローゼットに影響を与えます。だからこそクローゼットもこまめに湿度管理を行う必要があるのです。

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カビ取りプロ

普段は生活していてニオイに慣れているため、気がつかなかったのが、旅行などで洋服を外に持ち出してみてカビ臭さに気が付き、帰宅してクローゼット内をよく見てみると天井にカビが生えていた...というケースもありました

クローゼットのカビを取る方法

では、クローゼットのカビを除去する方法をカビの生え方別でご紹介したいと思います。

難易度★「カビがまだ小規模の場合」

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カビ取りプロ

まだ、隅っこにぽつぽつある程度でしたら市販のカビ取り剤や消毒用エタノールで殺菌し拭き取るなどで大丈夫です。ただし、時間は30分~1時間ほど置いて、しっかりとカビの根まで殺菌してから拭き取るようにしましょう

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市販のカビ取り剤でも大丈夫?

という声もありますが、クローゼット内の壁にポツポツとカビが生えている程度でしたら問題ありません。しかし、市販のカビ取り剤の成分は「次亜塩素酸ナトリウム」といって漂白効果があります。

ですので衣類につかないように、噴射する必要があります(もしくは、クローゼット内の衣類を全て出して使用しましょう)

クローゼット内のカビ対策①

↑カビは見当たらないが、クローゼットの内部が全体的にカビ臭い時は市販の「消毒用エタノール」をクローゼット全体に噴射します。その後、扉を開けたまま30分~1時間ほど放置します。

(洋服自体がかなりカビ臭い場合には、1つ1つ洋服を出して消毒用エタノールを噴射するか日光に当てる、乾燥機で高温殺菌した方が良いでしょう)

↑クローゼット内部にカビが生えている場合には、消毒用エタノールをカビ部分中心に噴射します。その後扉を開けたまま30分~1時間ほど放置し乾燥させます。

難易度★★★「クローゼット内に広範囲でカビが発生している場合」

自力で可能な場合は、↑と同じように市販のカビ取り剤や消毒用エタノールで殺菌し除去しましょう。

しかし、カビがクローゼットや服の中に広がり、発芽し芽や根を伸ばしている場合は、完全に殺菌するのは難しく、最悪の場合クローゼットを買い換える、服を捨てるなどというケースもあります。

クリーニングのビニールが原因ということも?!

↑このように、クリーニングの袋に入ったままぎゅうぎゅうに衣類を収納していませんか?!ビニール内の湿度によりカビが発生し、それが原因でクローゼット全体にカビが生えることもあります。

↑その場合は、このようにクローゼット内の衣類をビニールから取り外し、少し空間をあけて収納するようにしましょう。

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カビ取りプロ

このような場合は、むやみにクローゼットの中身から服などの衣類を取り出してしまうとカビの胞子を部屋中に巻き散らかしてしまう可能性があり更なる被害に繋がりかねません。マスクを装着し、カビを吸い込まないように保護してください

難易度★★★「服にまでカビが生えてしまった場合」

少しのカビであれば洗濯→乾燥機で対処できます。

(コインランドリーに60℃以上30分以上で乾燥させることでカビを高温殺菌できます)

乾燥機の中に入れればたいていのカビは除去できます。

※ただし、黒カビの色素が沈着している場合には除去が難しいです。黒カビの色素は次亜塩素酸ナトリウムで除去が可能なのですが、次亜塩素酸ナトリウムを衣類に使用すると脱色されてしまうからです。この場合は残念ですが処分した方が良いでしょう。

衣類のカビを自力で除去する場合

「まだカビは自力で何とかなりそう」そんな小規模な程度のカビでしたら、消毒用エタノールを噴射して除去できることもあります。その場合には

  1. 消毒用エタノールを噴射
  2. 30分~1時間放置
  3. 乾いた布などで噴射部分をポンポンと軽く拭きとる

といった手順で、カビを取り除きましょう。

(白カビ、青かびの場合は↑上記の手順が有効ですが、黒カビの場合には消毒用エタノールで脱色できません)

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カビ取りプロ

しかし...もしもカビが衣類まで広がって、処分するしかなくなった時の為に、ガス滅菌による衣類のカビ取りサービスもあります。高級な衣類や思い出の品などは処分する前に一度ご相談ください。

クローゼットのカビを予防するには?!

クローゼットにカビが発生してしまったら、細部のカビ取りだけでなく収納していた衣類の処理にまで手間がかかってしまいます。

そこで、次の項目ではクローゼットのカビを発生させないようにする為に”今すぐにできるコツ”をご紹介していきます!

①換気をする

クローゼットをいつも締めっぱなしにしていないですか?!

カビの発生を抑えるために最もお重要なことは換気です。基本的に普段閉ざされているクローゼットの中では、湿気が溜まりやすくカビの繁殖には絶好の場所なのです。

換気をすることは湿気をなくすのに大変有効的であり、カビの繁殖を抑えることができます。

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カビ取りプロ

換気をする際は、1つではなく複数の窓を開けて換気しましょう。

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また、スノコを衣類の棚の下におくことで通気性を上げるのも予防方法としておススメです。

②湿度を管理

カビは湿度の高い環境に繁殖しやすい性質を持っています。そのため湿度を管理してカビを防ぎましょう。例えば

  • コンパクト除湿機をクローゼット内に設置する
  • 湿度計を置いてこまめにチェックする
汚れのついた衣類をクローゼットに入れていませんか?!

まず脱いですぐの衣類はクローゼットにしまわない方が良いです。人の皮脂などがカビの栄養源となるだけでなく

人間の湿気を吸った状態の衣類をすぐにクローゼットに入れ締め切ってしまうと、中で湿気がこもりカビが繁殖してしまいます。

クローゼット専用のカビ予防除湿剤を置くのも良いでしょう。

③除湿剤を活用する

↑このように、クローゼット内部に市販の”除湿剤”を設置することでクローゼットの湿気を取っていきます。

(ただし、締め切った状態でないと外気の湿気を吸い取ってしまうため効果が減ってしまいます)

乾燥剤は微細な穴に水を吸着するシリカゲルや吸水するとゼリーの様になるものまであり、永久に使えるものはなく一回使い切りになります。

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こまめに取替えてクローゼット内の湿気を取り除きましょう。

③定期的に掃除をする

クローゼット内にたまった、ホコリはカビの栄養源となります。また長い間掃除をしていないと空気が淀み、湿気もたまりやすくなりカビが繁殖しやすい環境になります。そこで、クローゼット内も定期的に掃除をしましょう

  • 洋服を全て取り出し
  • 消毒用エタノールで吹き上げ
  • 乾拭き
  • 隅ずみまで掃除
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ことが大切になります。

クローゼット内の衣類を日光に当てる

衣類をクローゼット内に入れっぱなしにしていませんか?直射日光でなくても良いので、日光のあたる窓際に干すなどして、定期的に衣類を日光消毒しましょう。日光の紫外線には殺菌効果があります。また乾燥させることでカビの原因となる湿度を下げるという嬉しい効果も。

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カビ取りプロ

今まで2000件以上のカビ取りを行ってきて思う事は「カビ予防」の大切さです。業者はもちろんご依頼頂ければ徹底的にカビを除去しますが、もしも早期の段階でご依頼頂けていたら...もっと費用も安く済んだのでは?と思うケースも多いです。

だからこそ、早めにカビを除去し予防し、再発しないように換気や掃除などをこまめに行うことが大事なのです。

まとめ

クローゼットは、掃除を怠ることで「カビが生えやすい環境」になるということを是非知っていただきたいと思います。だからこそ

  • 定期的に換気する
  • こまめなお掃除
  • 汚れのついた洋服を収納しない

など、普段からできることで予防することが大切です。

しかし、もしも自力では対処できないくらいにカビが繁殖している場合、体力がなく除去が難しい場合などは一度カビ取りのプロにご相談ください。

専用の安心で強力なカビ取り剤を使用して、カビのお悩みを解決します。

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