カビの発生場所

ここでは具体的にどのような場所に生え始めて来るのか。これについて解説していきます。

◆目次
・カビの発生する場所は?
・具体的な発生場所の例(室内及び室外)
・まとめ

カビの発生する場所は?

カビはどのような場所に生えるのか?
答えは、自然環境と接点のある空間であればどこにでも生える事が可能です。

「それでは対処しようがない。」と思う方がいるのでは無いでしょうか。

しかしここで1つはっきりと認識しないといけない事があります。それはカビが『存在する事』と『発生している事』は全く異なるという事です。

どれだけ綺麗に見えている場所にでもカビの胞子は転がっています。しかしカビの胞子というのは転がっているだけでは活動していないので全くの無害といって良いでしょう。胞子が発芽して成長し始めて初めて害が発生します。一般的なカビの問題は、この発生の段階に起こるものが大半であると言って良いでしょう。

カビには死物を腐らせ分解する腐生カビ、生物に侵入し栄養分を拝借する寄生カビが存在します。室内で見るカビの問題の多くのものは腐生カビによるもの、屋外でみるカビで植物の病原カビなどは寄生カビです。寄生カビの中には宿主を殺してしまうものから、殺さずに共生関係を維持するものまで幅広く存在しています。主に生える場所については、次項で例を挙げます。

※カビの種類を特定するうえで非常に大切な要素ですが、今回の趣旨とは異なる為、簡単な説明に留めておきます。

具体的な発生場所の例(室内及び屋外)

 ここでは具体的にカビが生息しやすい場所について列挙していきます。

◆屋内◆
・建物を構成する建材素材(木材、紙、窓縁など)
・部屋の間取りのすべての箇所(部屋、浴室、トイレ、または窓周りなど)
・置いてある家財道具(家具、家電など)
・食べ物(穀物、野菜、その他食品など)
・衣類や小物(服、鞄、財布など)

◆屋外◆
・生物(植物、キノコ、虫など)
・死物(倒木、枯草、死骸、排泄物など)

この様に分類して列挙してみてもキリがない程に様々な場所にカビは発生します。基礎2の記事でお話したように、カビは水さえあればどんなに栄養源が少ない場所にでも生える危険があるのです。しかし屋内においてはどれもが人が原因を作ることによって発生を促進している事もこれで分かります。何度も口酸っぱく言いたいのは、とにかく掃除を行い、発生源を減らす。これを徹底するようにしてください。

まとめ

 如何でしょうか?具体的に列挙する事によって、如何に簡単に屋内にカビが生える事が出来るかが分かるかと思います。しかもその栄養源は何を隠そう私たちが提供してしまっているに等しいのですから、それは逞しく生えてきます。

◆参考文献
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