
家に発生するカビの悩みは、多くの方が経験する深刻な問題ですよね。
「何度カビ掃除をしてもすぐに再発してしまう」そんな繰り返しに疲れていませんか?

1万件以上のカビ被害調査を行った結果、『カビが生えにくい家』には明確な特徴があることが分かりました。
例えば、「3階以上の住宅」「日当たりがよく風通しも良い環境」「物を少なく整理整頓が行き届いている」などのポイントを押さえることで、劇的にカビを減らすことができます。
今回は、実際のデータと現場経験をもとに、『カビが生えにくい家』の5つの共通点を徹底解説!
また、カビが生えやすい家の特徴やカビを生やさないための予防策も併せてお伝えします。
住まいのカビに悩む方はもちろん、これから家探しを検討している方もぜひ参考にしてくださいね。
| この記事で分かること |
| ・カビが生えにくい家の共通点 ・カビが生えやすい家の特徴 ・住まいのカビ予防策 |
目次
カビない家の特徴とは?!
カビの生えない綺麗な家には共通点があります。築年数は同じでも、カビのあっという間に生えてしまう家と、カビのほとんど生えない家というのが実際に存在します。

- 3F以上の高層階
- 風通しが良い
- 光がたくさん入る
- モノが少なく、掃除が行き届いている
- 24時間換気扇を回してる
過去のカビ取り実績より、カビの生えにくい家にはこれらの共通点がありました。
①3階以上
低層階の場合、どうしても地面に近い為、地面の湿気や雨の湿気が上がってきやすい為、カビが発生しやすくなります。
逆に、3階より上の高層階の場合は、地面からの湿気の影響を受けにくいため、カビが生えにくいそうです。
実際に、過去に依頼を頂いた場所も3階以下の低層階の場合や地下の物件が80%以上を占めています。その為、もしも次回のお引越しなどで考慮できるのであれば、なるべく高層階の物件を選ぶことをおススメします。
■関連記事■マンションの2階でもカビは要注意!間取りや周辺環境で決まるカビの発生原因と予防方法
②風通しが良い
通気性が良い家は、湿気やホコリが溜まりにくいため、カビが生えにくくなります。昔ながらの日本家屋は湿気の多い日本の気候に合った作りなので、カビ予防という観点からも理にかなっています。
また、風通しがあまりよくない家でも、換気をこまめに行うことでカビを防ぐことができます。
③光がたくさん入る
日当たりの良い家も、カビが生えにくくなります。紫外線とは太陽光のうち波長が短い光の1つですが、紫外線には殺菌力があるため、カビの発生を抑える効果があります。
また、光がたくさん入ることで湿気が溜まりにくくカビの生えにくい環境になるという点でも、日当たりは非常に重要です。
■関連記事■日光消毒でカビは本当に死滅する?紫外線と熱の殺菌効果を徹底解説
④モノが少なく掃除が行き届いている
家具や、本、雑誌、衣類などモノが多いと通気性が悪くなり、部屋にゴミが溜まりやすくなります。カビの生えない家はモノが少なく、掃除が行き届いています。
モノが少ない家は、必然的に掃除もしやすく、ホコリも溜まりにくくなります。ホコリやゴミはカビの栄養源となりますので、掃除のしやすさは重要です。
モノが多い場合には、こまめに掃除をし、家具を壁から離して設置し、通気性を良くしましょう。
⑤24時間換気を回している

特に、お風呂やトイレなどの水回りは使用時だけでなく「常に換気をしておく」ことが重要です。
カビの生えない綺麗な家は、24時間換気扇を必ず回しています。電気代は空気清浄機よりも低いので、カビ予防の観点からも常に回しておくことをおススメします。
水回りは湿気が多く、溜まりやすい場所だからこそ、換気扇を回して常に空気を回しておくことが重要です。お風呂やトイレの換気を常に回しておくだけで、ニオイを溜めない効果もありますしカビを防ぐ効果があります。
■関連記事■【比較】マンションvs一戸建て、どちらがカビやすい?住む前に知っておくべきカビ対策
住まい全体のカビリスクも確認しておこう
カビが生えにくい家の特徴を知っても、実際の住まいは「湿度が上がりやすい時間帯」や「空気が停滞しやすい場所」など、体感しづらい条件が重なってカビが出やすくなることがあります。
カビリスク診断で、ご自宅がどれくらいカビを招きやすい住環境か一度確認しておくと、対策の優先順位がつけやすくなります。
反対にカビの生えやすい家の特徴

一方で、カビの生えやすい家の特徴というのもあります。実際にカビ被害が大きかった場所に共通することは以下の通りになります。
- 地下室や低層階
- 物が多く、散らかっている
- 湿気が多い
- 結露や漏水が発生
- 掃除が行き届いていない
- 換気が出来ていない
- 日当たりが悪い
日当たりや結露、換気機能の有無などは、構造上の問題が大きいため、家探しの際にしっかりと確認することで防ぐことができます。
引っ越し後に気が付いたという場合には

- サーキュレーターを回して送風する
- 結露をこまめに拭きとる
- 漏水がある場合には早めに修理する
など、対策することができます。
家探しの際には、例えば物件を内覧する際には太陽の位置や方位、周辺環境なども考慮して探すようにしましょう。また、気密性が高過ぎる家の場合にも結露が発生しやすく、カビの原因となることがあります。
また、物が多い、換気扇を回していない、掃除が行き届いていないといった原因に関しては自分で対策することが可能です。不用品を処分し、24時間換気をスイッチオンにする、掃除をこまめに行い、モノを床に直置きしないようにする...など、日ごろの習慣で防ぐことができます。
家選びで知っておきたいカビ対策のポイント
①築年数とカビの関係
では、カビの生えやすさに家の築年数や素材による違いはあるのでしょうか。
築年数や物件が古いからカビが生えやすいかと言えば、そうではありません。むしろ、古い日本建築は通気性が良くカビが生えにくいということもあります。最近の物件の方が、気密性が高いため、カビが発生してしまったというケースも多くあります。
例えば、古民家のような昔ながらの日本家屋は、高温多湿な日本の気候に合わせた通気性の良い建築が多いため、古くてもカビは生えにくいのです。
反対に、新築マンションで気密性の高い物件などは、かえって湿気が中に残りやすく、カビが生える場合もあるとのこと。また、新築のコンクリートも、中に水分が含まれているため、この水分が原因でカビが生えることもあります。
■関連記事■高気密の新築住宅にカビ!?原因・掃除法・建設会社への相談ポイントをカビ対策のプロが解説
■関連記事■新築マンションなのにカビが生えるのはなぜ?原因と効果的なカビ対策を徹底解説
②立地とカビの関係
近くに山がある、川がある、沼や田んぼだったところに立っている家はカビが生えやすいので、川や田んぼ、沼などから遠い立地の家ですと比較的カビが生えにくいです。
つまり、なるべく川や沼など湿気の原因となる場所から遠い立地の家の方がカビが生えにくいということです。
また、吸湿性の高い「珪藻土」を使った壁の家は意外にもカビやすいです。理由は、室内の湿度を珪藻土が吸収し、湿気を取りこんでしまうためです。
■関連記事■珪藻土の壁にカビが生える原因と対処法|結露・湿気対策と再発防止を解説
③カビが生えない家の生活習慣

やはり、カビの生えない家に住んでいる方は、こまめな換気と掃除を怠らない方が多いです。また整理整頓もきちんとされていてモノを溜めない家もカビが少ない印象です。
つまり、清潔にするということがカビを生やさない家の第一条件とも言えます。また、たとえモノが多かった場合にも整理整頓を行い、こまめに掃除と換気を行うことがカビ予防につながります。
ものが多い場合には、エアコンやサーキュレーターを設置して、湿気を溜めないように工夫しましょう。

収納も詰め過ぎないこと
また、クローゼットや押入れなどに衣類や小物を収納するときは、詰め込み過ぎないようにしましょう。少しスキマを作ることで、収納内の通気も良くします。
また、定期的に衣類は干して湿気を取り除きましょう。梅雨時期や立地の関係でクローゼットや押入れ内の湿気が多くなる場合には、除湿剤を設置するなどして、湿気を取り除きましょう。
■関連記事■押入れ・クローゼットのカビ&湿気対策ガイド|開けっ放しは効果的?白カビ・茶色いシミの掃除法

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カビ取り業者よりコメント

当社では過去10000件を超える調査を行い、その際にカビの生菌数の数を確認する微生物試験や簡易的な菌の数を計測できる機械を用いて、目に見えないところのカビが発生していないか確認します。
黒いカビはそれほど拡散しないように感じますが、青カビは部屋の中に拡散しやすい性質を持っています。
青カビが比較的天井に近いところや珪藻土に発生していた場合は、隣の部屋やリビングで計測すると、カビが通常よりも多く付着していることがございます。
青カビで人が頻繁に出入りする空間は比較的カビが多くなります。
逆に、クローゼットや洗面など、一日の間に数回程度しか行かないエリアはカビの侵食を抑えられる傾向にあります。
いずれにしても、カビは取り返しのつかないことになる前に、対策することが大切です。早めに除カビ・殺菌することで大きなカビ被害を防ぐことができます。
カビの生えない家に近づく為のポイント
①毎日朝と晩2回以上は窓を全て開ける

カビない家づくりのためには、換気が非常に重要です。その為に、晴れた日は朝起きてすぐと夕方帰宅時の2回以上は家じゅうの全ての窓を開けて換気をしましょう。
また、大通り沿いの家や人通りの多い部屋などで窓を開けることが難しい場合には、換気扇を回したり空気清浄機、サーキュレーターを活用することで通気性を良く保ちます。

また、カーテンを開けて窓を開けることで”日光”も取り入れることができます。太陽の光を部屋の中に入れることで湿気を除去し、紫外線でカビのもとを殺菌しましょう。
②家具と壁の間にはスキマを作ろう

ソファーやベッド、机を置く際には通気性を良くするために壁と家具の間を開けましょう。また、スキマがあることで掃除もしやすくなります。カビの栄養源となるホコリをこまめに取り除きましょう。
■関連記事■カビが生えにくい部屋作りのコツ|家具配置とインテリア選びで湿気対策を!
③こまめに掃除をしよう
部屋の汚れやホコリ、空気の澱みはカビの発生原因となります。

- 掃除機をこまめにかける
- フローリングモップをこまめにかける
- 絨毯やカーペットに付着した汚れはすぐに落とす
- 窓を拭き掃除する
- 窓に結露が生じたらすぐにふき取る
- 衣類や小物類の汚れは放置せずにすぐに落とす
- クリーニングも活用する
忙しい場合には、ロボット掃除機を活用してこまめな掃除を行うと良いでしょう。水回りの場合も
- トイレにカビが生える前に、こまめに洗う
- トイレタンクも定期的にカビキラーなどで水垢を除去する
- 風呂上りに50℃以上のお湯をかけて熱湯消毒する
- 洗面所やキッチンまわりの水気をこまめに拭きとる
などして、カビの発生源を断ちましょう。
④不用品を処分する
ところ狭しと置かれた物を放置すると、湿気が溜まりカビの原因となることがあります。
使用しないものや不要なものを今一度整理して処分し、大切なものは整理して収納しましょう。
⑤結露対策をする
窓際や壁など発生した結露を放置すると、カビが生えてしまうため、結露はこまめに拭きとり、換気や送風を行うことで湿気の蓄積を防ぎましょう。酷い場合には、断熱材や換気扇を取り入れるなどリフォーム工事を行うことで解決できる場合もあります。必要な場合には専門の業者へご相談ください。
■関連記事■結露によるカビ発生を防ぐ方法とは?湿気対策の基本と予防策7選
もしカビが生えたら早急に対処しよう
対策をしてもカビが生えてしまったら早急に対処しましょう。
カビは初期段階なら自力でのカビ取りが可能です。

カビ取り業者のハーツクリーンが開発したカビ取り剤のカビ取りマイスターキットは、実際に業者が使用している液剤を誰でも使えるように改良した商品です。
そのため自宅でプロレベルのカビ取りができますし、危険な成分は含まれていないため、部屋の壁や家具などのカビ取りにも使用できます。

【カビ最新ニュース】住まいのカビは健康への影響も指摘
住宅内のカビと健康との関係について調べた研究では、室内にカビが多い住環境は、子どもの喘息リスクの上昇と関連する可能性が示されました。
複数の研究結果を統合して分析したメタ分析でも、同様の傾向が報告されています。
こうした結果からも、住まいのカビ対策は健康面でも重要と考えられています。
「カビが生えにくい家」を考える際には、見た目のきれいさだけでなく、湿気がこもりにくいこと、換気しやすいこと、日常的に清潔を保ちやすいことが大切です。
家選びや日々の工夫によって、カビ対策のしやすさは大きく変わると言えるでしょう。
参考:Childhood asthma and mould in homes—A meta-analysis Wiener Klinische Wochenschrift 2024
カビが生えにくい家に関するQ&A
カビが生えにくい家には、立地や構造、日々の住み方などさまざまな要素が関係しています。
ここでは、住まいのカビ対策についてよくある疑問を3つ紹介します。
Q1. 室内の湿度はどれくらいに保つとカビを防げますか?
一般的に、カビは湿度が 60%以上になると繁殖しやすくなる とされています。
そのため、室内湿度は 40〜60%程度を目安に管理するとカビ予防につながります。
梅雨や夏場は湿度が上がりやすいため、除湿機やエアコンの除湿機能、換気などを活用して湿度を下げることが重要です。
Q2. 24時間換気は本当にカビ対策になりますか?
はい、非常に効果的です。
24時間換気は室内の湿気や汚れた空気を外へ排出する仕組みで、カビの発生を抑える重要な役割があります。
特に浴室・トイレ・キッチンなど水回りでは湿気が溜まりやすいため、常に換気を行うことがカビ予防につながります。
Q3. 家具の置き方でもカビの発生は変わりますか?
変わります。
家具を壁に密着させて置くと空気が流れにくくなり、壁との間に湿気が溜まりやすくなります。
その結果、家具の裏側や壁紙にカビが発生することがあります。
そのため、家具は 壁から5〜10cm程度離して配置する と通気性が確保され、カビの予防につながります
まとめ
カビない家は、普段から掃除や換気が行き届いていて、またモノも溜めすぎないスッキリとして通気性の良い家です。つまり清潔を保つことがカビを防ぐポイントです。
また、湿気の影響を受けにくい上層階で日当たりの良い家の方がよりカビにくいため、お家探しの際には日当たりも意識してみましょう。
「カビない家の習慣」をヒントに、カビの影響を受けにくい快適な家にしていきましょう!
ひどいカビにお困りの方は、一度カビ取り業者へ相談してみるのも1つの方法です。カビ取り業者のカビ取りマイスターでは、カウンセリング無料ですのでお気軽にご相談ください。
■関連記事■【2026年版】プロが厳選したおすすめカビ取り業者5選|費用相場・選び方も徹底解説




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