部屋にカビを生やさないためのインテリアの配置と選び方

部屋の中にカビを生やさないためには、日光を取り入れ、窓を開けて風通しをよくし、室内の除湿を心がけることが大切です。

とはいえ、晴れている日ばかりではありません。カビだけでなくダニも大発生する梅雨の時期もあれば、暖房で結露する冬の時期もあります。

季節や天候に関係なくカビ対策をしようとするならば、まずインテリアの配置の改善から始めてみると良いですよ。

現在のインテリアの配置を見直すことから始めましょう

毎日見慣れている生活空間。窮屈感や圧迫感はありませんか?

理想的なインテリアのレイアウトとは?!

①その部屋の使用目的に合った動線が確保されていること

無駄な動きをしなくて済むようにと、ダイニングテーブル、冷蔵庫、ソファ、テレビなどを1か所に寄せ集めてはいませんか?これでは「快適な動線ができている」ことにはならず、理想的とは言えません。毎日使用する空間なのに、家具が邪魔で動きづらい、家具の角に体をぶつけてしまう、なんて状態ではストレスが溜まる一方ですね。

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カビ悩み子

なるべく動作を少なくするように、家具はまとめて配置していました

②圧迫感を感じさせないインテリアを使用していること

一般的にその部屋の床面積に対して、家具の合計した底面積は3分の1程度が望ましいとされています。残りの3分の2は床が見えている状態が良い、ということです。脚付きの家具を置いて床を見せたり、必要最低限の大きさ、高さ、奥行きのインテリアを設置して圧迫感を減らすとよいでしょう。

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カビのプロ

部屋の面積に対して家具を置きすぎている人は、まず「不要なものを処分」する。そして不必要な家具も処分した方が良いでしょう。

③風の流れを考えた位置に配置されていること

どの部屋にも入り口があり、その先に窓や障子といった開口部があります。これらを開け放ったとき、風が流れるようになっていますか?窓には自然と視線が向かうものです。その視線が気持ちよく通り抜けること、それは風の通りも良く、部屋が呼吸しやすくなるということでもあります。

部屋の四方の壁面と床掃除がしやすいレイアウトこそが上級テクニック

室内の一部をインテリアで囲み過ぎて「空気だまり」を作ってはいませんか?インテリアの持つ高級感で雰囲気を良くできたとしても、換気や掃除の面で問題があるようではカビやサビによるダメージを受けてしまい、後悔することになりかねません。増え過ぎた家具を思い切って処分することも考えましょう。

カビ予防策として効果的なインテリアの選択と配置

では、これからインテリアの選択や配置をしようとするとき、カビ対策として考えておくべきポイントとは何なのか、主要なインテリア別に見ていきましょう。

①タンス・本棚

タンスや本棚は、表面加工はされていても、繊維板(ベニヤ合板など)がむき出しの部分が多く、そこは木や紙を好むカビが繁殖しやすい場所となります。結露する窓際や外気に晒されている側の壁に配置するのは避けましょう。

壁から5cm離して置くのが良いと言われていますが、状況によりもっと離すことも考えましょう。掃除機のノズルが入りホコリを吸引できるくらいの間隔を目安にすると良いでしょう。

②ソファ・座イス

ソファ類は、革、合成皮革、布製のいずれかがほとんどですが、この中では布製のものが最もカビやすい傾向があります。布目にゴミや湿気が入り込み、カビの繁殖に最適な環境であるからです。

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カビ悩み子

布製のソファの上に、よく子供がジュースこぼしたり、汗がついたまま座ることも多いからカビの原因になってるかも?!

また、どのような材質であっても、ソファ類の底面は安価なフェルト生地が使われていることが多いです。その場合、床に直置きのソファだと底面にカビが生え、床にもダメージが拡がってしまいます。通気性を確保するため、脚付きソファを選ぶのが良いでしょう。

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カビのプロ

脚付きのソファーの方が、通気性が良いだけでなく掃除機もかけやすくホコリもたまりにくいです。=カビ予防ということですね。もし既におうちにあるソファーが脚なしの場合は、後付けできるものもありますので、参考にしてみてくださいね。

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③ベッド

「寝室にはベッドと加湿器が必需品だ」という方に共通しているお悩みは、布団が湿っぽくなる、ということ。中には「布団がカビ臭くなって困っている」という方もいます。加湿器を使って周辺を高湿度にしてしまうと、もはや布団乾燥機では対応しきれなくなります。

このような方はもちろんですが、基本的に寝汗で湿りがちなベッドは、エアコンの送風機能が最も効果を発揮する場所に置くのがベストです。また、寝具の下に「除湿シート」を敷くことでベッド自体の湿度をカットしカビにくく対策するという方法もあります。部屋が狭すぎて家具の移動が難しい場合などは、使用するものでカビ対策するのも良いでしょう。

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カビのプロ

ベッドマットの場合、なかなか干したりすることを忘れがちですが、起きたら立てかけてマットの湿気を蒸発させるのも良いですね。毎日ではなくても定期的にやりましょう。

④シューズボックス

ボックス類の場合、密閉式のものとそうでないものとではカビの発生に明らかな差が出ます。扉がルーバータイプなど、通気性のあるものを選ぶようにするのが良いでしょう。

ただし、脱臭剤や除湿剤の効果に頼る場合は密閉式が適しています。また、靴箱の種類がもう選べない場合は「靴箱専用の防カビ剤」というのもあります。価格は1,000円未満で、設置するだけで簡単にカビ予防できるのですぐにカビ対策したい方におススメです。

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⑤カーペット・マット類

カーペットやマット類は、空中に浮遊していたカビ菌が落ちてくる場所となります。また、床の損傷原因の多くは、マットに落ちた水滴を放置していたことによるものです。

ダニの棲家にもなりますので、アレルギーの発症物質を減らしたいと考えるなら、カーペット類を使用しない生活スタイルに切替えてみるのも一手です。また、防ダニ・防カビのカーペットもあるので、カビが生えやすいお家の場合、買い替え時にこのようなカーペットを選択するのも良いでしょう。

インテリアの形状や素材はどうあるべきなのでしょうか?

①カビ対策には脚付きのものや可動しやすいものを

ソファやボード類は、脚付きのものがおすすめです。安全性の問題から、すべてにキャスターを付けるわけにはいきませんが、キャスターがついていれば季節や自分のライフスタイルに合わせて部屋の模様替えが簡単にできます。掃除ももちろんしやすくなるので一石二鳥です。家具用に後付けできるキャビネット(脚)やキャスターなどもあります。

②カビに強いもの、防カビ効果のあるものを選ぶ

カビによる健康被害を防止するため、防カビ効果のある製品を選ぶのも一手です。

例えばカビは、ミクロの小さな穴や凹凸のある場所を好んで棲みつき、増殖していきます。この特性を考え、例えば「鏡面仕上げ」のように表面がつややかに仕上げられているものを選ぶ、などです。

まとめ

快適な生活空間を作るためのインテリアのレイアウトと、カビ対策のためのレイアウトには、実は様々な共通点があります。

また、インテリアを見直すことでカビ予防につながるばかりか毎日の生活が快適に変わることもあります。

仕事で忙しくてカビ退治にまで手が回らない!という方は、インテリアの数を減らして壁も床もより広く見えるようにすることから取りかかってみましょう。まずは洋服や書類など家具の中に入っている不要なものを処分してみましょう!

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