【完全保存版】家具の白カビ対策!原因から除去法・予防まで徹底解説

「久しぶりにタンスを動かしたら、裏側にカビが生えていた」
「木製の家具のカビ取りってどうやればいいの?」

仕事や家事、育児に追われていると、細かい部分の掃除まで手が回らないことがあります。
そのため、大掃除の際に家具の見えない箇所で白カビを発見し、驚くこともあるでしょう。

タンスや棚、ソファなどの家具の白カビを放置すると、家具の見た目や耐久性を損なうだけでなく、健康被害を引き起こしたり、以下のように部屋全体にカビが拡散する恐れがあります。

ここまで広がってしまうと自力での対処が難しく、業者に依頼するしかなくなります。
またカビ取り費用もカビの範囲によって異なってくるため、費用が高額になってしまうでしょう。

そのような事態を避けるためにも、カビが発生したらできるだけ早く対処することが重要です。

この記事では、素材別の正しい除去方法や、再発を防ぐための予防策などを詳しく紹介します。
家具を清潔に保ちたい方はもちろん、快適な住環境を維持したい方もぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること
・素材別の家具の白カビの除去方法
・家具以外にもカビが広がった場合の対処方法
・家具のカビを防ぐための対策
・カビによる家具や部屋の被害

1.【素材別】家具の白カビの除去方法

白カビは根が浅く拡散しやすい特性があり、放置すると家具だけでなく衣類や本、さらには壁や部屋全体にまで影響を及ぼすことがあります。

一度広がると被害が拡大し、除去が難しくなるだけでなく、大切な家具や物を失う原因にもなりかねません。
そのため、白カビを見つけたら早めに適切な対処を行うことが重要です。

ここでは、家具の素材別に最適な白カビの除去方法を解説します。
また、白カビよりも厄介な黒カビが発生している場合の対処法についてもあわせて紹介します。

1-1.木製家具のカビ取り方法

木製家具に発生した白カビには、消毒用エタノールが効果的です。
アルコール濃度70~80%の消毒用エタノールは、カビの菌を死滅させる強力な殺菌力を持ち、表面に付着した白カビを効率よく除去できます。

また、手軽にドラッグストアやホームセンターで購入できるため、家庭でも簡単に使用できる点が魅力です。

用意するもの

  • スプレータイプの消毒用エタノール
  • マスク
  • ゴム手袋

出典:Amazon

出典:Amazon

注意事項

  • 消毒用エタノールは引火性が高いため、火気の近くでの使用は避けてください。
  • 作業中は必ず換気を行い、マスクとゴム手袋を着用して体を保護しましょう。
  • 家具の塗装や表面が傷む場合があるため、使用前に目立たない箇所で試して確認してください。

カビ取り手順

  • ①表面の汚れを拭き取る

雑巾に消毒用エタノールを含ませ、家具の表面を軽く拭き、ホコリや汚れを取り除きます。

  • ②カビ部分にエタノールを吹きかける

カビが発生している箇所とその周辺に消毒用エタノールを吹きかけます。
エタノールがカビに浸透するように、10~15分ほど放置しましょう。

  • ③拭き取ってからしっかり乾燥させる

布でスプレーした箇所を丁寧に拭き取り、完全に乾燥させます。
乾燥が不十分だとカビが再発する可能性があるため、風通しの良い場所でしっかりと乾かしてください。

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1-2.布製・革製家具のカビ取り方法

布製や革製の家具に発生した白カビも、消毒用エタノールで簡単に除去できます。
ただし、素材がデリケートなため、慎重な作業が必要です。

特に本革は変色や質感の変化が起こる可能性があるため、心配な場合は消毒用エタノールの代わりに革専用のカビ取りスプレーを使用するのがおすすめです。

用意するもの

  • スプレータイプの消毒用エタノール(もしくは革専用のカビ取りスプレー)
  • 柔らかい布
  • 柔らかいブラシ
  • マスク
  • ゴム手袋

コロンブス レザーキュア カビ用ミスト

コロンブス レザーキュア カビ用ミスト

出典:Amazon

注意事項

  • 作業中は必ず換気を行い、マスクとゴム手袋を着用して体を保護しましょう。
  • エタノールの影響で布や革が変色する可能性があるため、目立たない箇所でテストを行ってから作業を進めてください。

カビ取り手順

  • ①表面のカビを払い落とす

家具の表面のカビを柔らかいブラシで表面のカビを軽く払い落とします。
この際、カビの胞子が舞い散らないよう、優しく行いましょう。

  • ②カビ部分にエタノールを吹きかける

消毒用エタノールを白カビの部分に吹きかけ、エタノールを均等に行き渡らせます。
カビ菌を死滅させるために、10~15分ほど放置してください。

  • ③拭き取ってからしっかり乾燥させる

スプレーした箇所を柔らかい布で優しく拭き取り、カビの痕跡を丁寧に除去します。
その後、家具を風通しの良い場所で陰干しし、完全に乾燥させます。
また、革製家具は最後に革用のクリームを薄く塗布すると、質感を保つことができます。

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1-3.頑固な黒カビが発生している場合は?

白カビよりも頑固な黒カビが発生している場合、消毒用エタノールだけでは色素を完全に除去するのが難しいことがあります。
そのような場合は、手軽に購入できる酸素系漂白剤の使用がおすすめです。

酸素系漂白剤を水で薄め、柔らかい布に含ませてカビ部分を軽く叩くように拭き取ります。
その後、湿らせた布で漂白剤を丁寧に拭き取り、完全に乾燥させてください。

出典:Amazon

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ただし、黒カビが深く浸透している場合や、布製家具に発生している場合は、自力での除去が難しいことがあります。
その場合、無理をせず専門業者に相談するのが安全です。

一方で、家具が安価なものであれば、買い替えた方が安く済む場合もあるでしょう。

カビは放置すると被害が拡大し、他の家具や部屋全体に広がる可能性があります。
見つけたらすぐに対処し、被害を最小限に抑えるようにしましょう。

2.家具以外にも白カビが広がった場合の対処方法

白カビは家具だけでなく、壁や床、衣類、本などにも広がる可能性があります。
これらの物や場所にカビが発生した場合、適切に対処しないと被害が拡大することがあります。

ここでは、家具以外に広がった白カビの対処方法を詳しく解説します。

2-1.壁や床にカビが広がった場合の対処方法

壁や床に白カビが発生した場合、まずはカビの範囲を確認してください。
軽度であれば、消毒用エタノールを布に含ませ、カビ部分を優しく拭き取ることで対応可能です。

拭き取り後は湿気を残さないよう、扇風機や除湿機を使用してしっかり乾燥させることが重要です。
湿気が残るとカビが再発する原因になるため、入念な乾燥を心がけましょう。

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消毒用エタノールでは取れないカビにはカビ取りマイスターがおすすめです。

カビ取りマイスターは、カビ取り業者のハーツクリーンが開発したプロ仕様のカビ取り剤を一般家庭向けに改良したものです。
塩素系カビ取り剤とは異なり、木材や壁の表面を傷めにくい成分で作られており、壁や床にも使用可能です。
また、安全性が高く、子どもやペットがいるご家庭でも安心してご使用いただけます。

さらに、防カビ剤がセットになったカビ取りマイスターライトキットを使えば、除去後の再発防止にも効果を発揮します。
住まいのさまざまな場所で活用できる便利なアイテムです。

一方、広範囲にカビが広がっている場合や、再発を繰り返している場合は、プロのカビ取り業者に依頼するのが最善です。

専門業者は専用の薬剤や機材を使用して、根本的な原因を取り除きます。
壁や床のカビは目に見えない内部にまで浸透していることがあるため、早期の対応が被害を最小限に抑えるポイントです。

2-2.衣類にカビが広がった場合の対処方法

衣類に白カビが発生したら、柔らかいブラシで表面のカビを軽く払い落としましょう。
その後、消毒用エタノールをカビの部分にスプレーして殺菌し、通常通り洗濯を行います。
湿気が残ると再発の原因となるため、洗濯後は天日干しでしっかり乾燥させてください。

詳しい方法は以下の記事を参考にしてください。

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デリケートな素材や高価な衣類は、自力での対処で生地を傷める可能性があるため、クリーニング業者への依頼がおすすめです。
特にカビが酷い場合は、カビ取り専門のクリーニング業者が安心です。

ハーツクリーニングでは、エチレンオキサイドガスを使用したガス滅菌でカビを根本から死滅させるだけでなく、老舗クリーニング店の熟練の技術で頑固なカビの跡や色素も丁寧に除去してくれます。

高価な服や思い入れのある衣類に発生したカビを確実に除去したい方に最適なサービスです。

2-3.本や紙製品にカビが広がった場合の対処方法

本や紙製品はデリケートな素材のため、白カビが発生した場合には慎重に対応する必要があります。

まずは柔らかい刷毛を使い、表面のカビを軽く払い落としてください。
その後、無水エタノールをペーパータオルに含ませ、カビの部分を優しく拭き取ります。
拭き取った後は、通気性の良い場所でしっかりと乾燥させ、湿気を完全に取り除きましょう。

詳しい方法は以下の記事を参考にしてください。

■関連記事■書籍・本に生えたカビを除去し再発を防ぐ方法を徹底ガイド

出典:Amazon

貴重な本や広範囲にカビが広がった場合、自力での対応が難しいことがあります。

その場合は、業者に依頼してガス滅菌を行うのがおすすめです。
ガス滅菌は水を使わないため、本を傷める心配がなく、安全にカビを根本から除去できます。

また、たくさんの本にカビが生えている場合でも、まとめて箱に詰めて送るだけなので手間がかかりません。
大切な書籍を確実に守りたい方に最適な方法です。

3.白カビが発生する原因は湿気や掃除不足

白カビが発生するのは、湿気や掃除不足といった条件が揃ったときです。
家具や部屋に白カビが生える原因を理解することで、効果的な対策を講じることができます。

ここでは、どのようにカビの発生条件が揃い、白カビが広がるのかを詳しく解説します。

3-1.湿気と通気不足が白カビを引き寄せる理由

白カビは湿気を好み、湿度が高い環境で急速に繁殖します。
湿度が60%を超えるとカビは活発に成長し始め、特に梅雨の時期や冬場の結露は白カビが発生する大きな原因となります。

また、通気性が悪い場所では湿気がこもりやすく、白カビが繁殖する最適な条件が揃ってしまいます。
例えば、家具を壁にぴったりと密着させて配置すると、背面に湿気が溜まりやすく空気が流れにくくなります。

同様に、クローゼットやタンスの中も湿気が逃げにくく、収納されている衣類やバッグが湿気を吸収してカビの温床になりやすくなります。

3-2.掃除が行き届かない場所がカビの温床に

カビはホコリや汚れを栄養源として繁殖するため、掃除が行き届かない場所は白カビの発生リスクが非常に高まります。

家具の裏側や隙間、タンスやクローゼットの内部など、日常の掃除では見落としがちな箇所が特に危険です。
これらの場所にホコリが蓄積し、湿気が加わると、カビが急速に成長する環境が整ってしまいます。

特にタンスやクローゼットは、長期間収納している衣類やバッグが湿気を吸収しやすいため注意が必要です。

また、キッチンや洗面所近くの家具は、湿気に加えて油分や水滴が付着しやすく、さらにカビの繁殖を助長します。
これらの場所は定期的なチェックと掃除を心がけることが大事です。

4.白カビが家具や部屋に与える被害とは?

白カビは家具や部屋にさまざまな被害をもたらします。
その被害は見た目や衛生面だけでなく、健康や居住環境全体にも影響を与えるため、早めの対処が必要です。

ここでは、白カビが引き起こす被害を4つの観点から詳しく解説します。

4-1.美観が損なわれる

白カビが発生すると、家具や部屋の表面に斑点や変色が現れ、インテリアの美観が大きく損なわれます。

また、白カビが付着した家具や部屋は不衛生な印象を与えるため、訪問者にも悪いイメージを与えかねません。
見た目の問題は家具の価値を下げるだけでなく、快適な居住空間を維持する妨げにもなります。

4-2.健康を脅かすリスク

白カビは拡散しやすく、胞子が空気中に飛散することでアレルギーや喘息、鼻炎などの健康被害を引き起こす危険性があります。
特に、小さな子どもや高齢者、免疫力が低下している人は、カビの影響を受けやすく、症状が深刻化するリスクが高いと言われています。

さらに、白カビに長期間さらされることで、呼吸器系への悪影響だけでなく、慢性的な体調不良や肌のトラブルが発生する可能性もあります。

一見無害に見える白カビですが、健康を脅かす重大な要因となるため、放置することなく迅速に対処しましょう。

4-3.部屋全体への被害拡大

家具に発生した白カビは、放置するとその影響が部屋全体に広がる可能性があります。
カビは胞子を空気中に放出し、これが壁、カーテン、カーペットなど他の場所に付着して新たなカビを引き起こします。

また、エアコンや換気扇を通じて家全体に拡散することもあり、被害が複数の部屋に広がるケースも少なくありません。
一度カビが広がると完全な除去が難しくなるため、初期段階での対処が重要です。

4-4.部屋全体を覆う不快な悪臭

白カビが発生すると、独特の湿った臭いが家具や部屋全体に広がります。
この臭いはカビが放出する化学物質によるもので、特に湿気がこもりやすい密閉空間では顕著に感じられます。

悪臭は家具やカーテン、衣類など他の物にも移り、生活空間全体が不快な環境になる可能性があります。

換気や掃除だけでは臭いが消えない場合、カビが深部に浸透している可能性が高いため、早急な対応が求められます。

5.白カビを防ぐ!今すぐできる簡単な予防策

白カビが発生すると、除去には多くの手間と時間がかかります。
そのため、カビ対策において最も重要なのがカビを防ぐことです。

適切な湿気対策や日常的なケアを取り入れることで、白カビの発生を未然に防ぎ、住環境を清潔で快適に保つことができます。

ここでは、誰でもすぐに実践できる簡単な予防策を紹介します。
これらの対策を日常生活に取り入れて、白カビのリスクを大幅に減らしましょう。

5-1.家具と壁の間に隙間を作る

家具を壁にぴったりとくっつけると、裏側に湿気がたまりやすくなり、白カビの温床になります。
これを防ぐため、壁と家具の間に5~10cm程度の隙間を空けるようにしましょう。

隙間を空けることで空気が循環し、湿気がこもりにくくなります。
特に窓際や結露が発生しやすい場所では、この対策は非常に重要です。

5-2.部屋の湿度を60%以下に保つ

白カビは湿度60%以上の環境で急速に繁殖します。
そのため、部屋の湿度を60%以下に保つことで白カビの発生を抑制することができます。

湿度計を部屋に設置し、湿度を定期的に確認する習慣をつけてください。
そして湿度が高い場合は、除湿機やエアコンのドライモードを活用して湿気を効果的に取り除くようにしましょう。

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5-3.換気を徹底する

空気が滞留する場所は湿気や埃が溜まり、白カビが発生しやすい条件が揃ってしまいます。
そのため、換気を徹底して空気の流れを確保することが重要です。

日中は可能な限り窓を開けて自然換気を行い、新鮮な空気を取り込みましょう。
雨の日や寒い冬場で窓を開けにくい場合は、換気扇やサーキュレーターを活用して部屋全体の空気を流すと効果的です。

特に湿気がたまりやすいキッチンや浴室、クローゼットなどは、こまめに空気の入れ替えを行い、湿気を効率的に排除してください。

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5-4.除湿剤を活用する

湿気が溜まりやすいタンスやクローゼット、家具の周囲には、除湿剤を設置して湿気対策を行いましょう。

市販のシリカゲルや炭を使った除湿剤は、簡単に使用できる上、白カビの発生を抑える効果が期待できます。
ただし、除湿剤は吸湿能力に限りがあるため、定期的な交換が必要です。
交換時期を確認し、こまめに取り替えることで効果を持続させましょう。

また、家具の内部や収納スペースに除湿剤を設置する際は、適度な空気の流れを確保することが重要です。
収納物がぎゅうぎゅうに詰め込まれていると空気が滞り、除湿剤の効果が十分に発揮されません。

不要な物を処分し、整理整頓を心がけることで、収納スペースの通気性を良くし、カビのリスクを大幅に減らすことができます。

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白元アース 湿気取り ドライ&ドライUP 引き出し・衣装ケース用

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5-5.濡れたままにしない

家具の表面に水滴がついたまま放置すると、それが湿気の原因となり白カビを発生させるリスクが高まります。
結露が発生しやすい窓際の家具や、飲み物をこぼした場合は、速やかに水分を拭き取り、乾燥させるようにしましょう。

また、濡れた衣類をタンスやクローゼットに収納することは避けましょう。

湿ったものを密閉された空間に入れると、湿気がこもり、カビの繁殖を助長します。
洗濯物は完全に乾燥させた状態で収納し、衣類やタオルなどが湿気を帯びていないか確認する習慣をつけることが大切です。

5-6.定期的に掃除する

家具の表面や隙間にたまったホコリや汚れは、白カビの栄養源となるため、定期的な掃除が欠かせません。

柔らかい布や掃除機を使って家具を丁寧に拭き掃除し、ホコリや汚れを取り除きましょう。
家具の表面だけでなく、裏や底面、隙間など普段見えにくい箇所も忘れずに掃除を行うことが重要です。

特に湿気が多い梅雨時や冬場は、家具が湿気を吸収しやすく、カビのリスクが高まるため、普段以上に念入りな掃除を心がけると効果的です。
掃除の際には、家具の状態をチェックし、カビが発生していないかも確認すると、早期発見につながります。

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6.まとめ

今回は、家具に発生した白カビの除去方法や対策について詳しく解説しました。

白カビは家具の見た目を損なうだけでなく、健康や住環境に悪影響を及ぼす可能性があり、早期発見と適切な対応が非常に重要です。

白カビはカビの中でも比較的除去しやすい種類で、範囲が狭い場合は自力で対応が可能です。
消毒用エタノールを使用した方法で対処できますが、白カビは根が浅く拡散しやすいため、掃除中に胞子が広がらないよう注意が必要です。

一方で、家具の広範囲にカビが広がっていたり、床や壁、天井などに拡散している場合は、カビ取りの専門業者に依頼するのがおすすめです。
業者は専用の薬剤や機器を使用し、安全かつ徹底的にカビを除去してくれるため、被害を最小限に抑えることができます。

そして、カビ対策で最も大切なのは予防です。
湿気対策や日常的な掃除を徹底することで、白カビが発生しにくい環境を作ることができます。

大切な家具を守り、快適な住空間を維持するために、この記事で紹介した方法をぜひ実践してみてください。