
お気に入りのピアスやイヤリングを久々に取り出したら、何だかくすんでいる…。
「これってカビ?それともサビ?」と戸惑った経験がある方もいるのではないでしょうか。
実際のところ、金属部分に生えるのはカビではなくサビであることが多いですが、皮脂や湿気が原因でカビが生えてしまうこともあります。
この記事では、ピアスやイヤリングにカビが生えてしまった原因や、家庭で簡単にできる除去方法、再発を防ぐためのお手入れ方法まで詳しく解説します。
大切なアクセサリーをいつまでもキレイに保つため、ぜひチェックしてみてください。

| この記事で分かること |
| ・ピアスやイヤリングにカビが生える原因 ・ピアスやイヤリングのカビを取る方法 ・ピアスやイヤリングのカビを予防する方法 |
目次
ピアスやイヤリングにカビが発生する原因
ピアスやイヤリングは
- シルバー
- ゴールド
- プラチナ
- チタン
- ステンレス
などの金属、ガラス、樹脂でできていることが多いと思います。
金属製であれば金属は無機物質のため、カビが発生することはありません。
しかし、使用していくうちに細かい傷や溝ができることでそこに汗や皮脂などの汚れがたまってしまうとカビが発生することがあります。
■関連記事■意外な盲点!身近な金属がカビる原因と自宅で簡単にできるカビ取り&予防方法
カビではなく”サビ”の可能性も
緑青(ろくしょう)という銅や真鍮に発生するサビがあります。
10円玉が青緑色っぽくなっているのを見かけたことはありませんか?
さらに、鎌倉の大仏やアメリカの自由の女神像も青緑色をしています。

これは緑青が発生している状態です。
金属製のピアスやイヤリングは汗に含まれている酸素、塩分、湿気などと化学反応を起こして緑青が発生します。
緑青が発生したピアスやイヤリングはコケやカビが生えたような見た目になることから手で触れたくないと思う方もいると思いますが、指に緑青が付着しても人体に無害で、せっけんで洗えば簡単に落とすことができます。
ただし、衣類に緑青が付着すると落とすのが大変なので注意してください。
また、緑青は早い段階であれば簡単に落とすことができます。
時間が経過するにつれて緑青はどんどん増えてしまうので早急に対処していきましょう。
金属にはカビが生えない?!
ピアスやイヤリングなどの金属そのものにはカビが生えない素材です。
18金でも赤金と青金があり、赤金は金と銅の合金なので緑青が発生します。
銅が含まれている金属はどうしても緑青が発生してしまうということです。
緑青を予防するとカビ予防にもなりますので併せて対処していきましょう。
住まい全体のカビリスクも確認しておこう
ピアスやイヤリングのくすみや汚れは、保管場所の湿気や空気のこもりで起こりやすく、他の小物にも広がりがちです。
カビリスク診断で、ご自宅がどれくらいカビを招きやすい住環境か一度確認しておくと、保管環境の対策が立てやすくなります。
ピアスやイヤリングのカビ取り方法
ピアスやイヤリングの素材によって適したカビ取り方法が異なります。
いくつかのカビ取り方法を紹介していきますので、ピアスやイヤリングの素材や家でできそうな方法などそれぞれに合ったカビ取り方法を見つけてください。
①中性洗剤を使用する方法
中性洗剤を使用する方法は
- 金属製
- 樹脂製
- ガラス製のピアスやイヤリング
におすすめです。用意するものは

・台所用の中性洗剤
・歯ブラシ
・器
・やわらかい布
①中性洗剤を使用できることを確認し、洗剤の量や洗浄方法はメーカー等の案内に従います。
②ブラシを使用できる場合のみ、素材や表面加工を傷つけないようにやさしく汚れを落とします。
③水洗いできる場合は十分にすすぎ、水分を拭き取ってしっかり乾燥させます。
※注意点※
水ですすぐ際には排水口にピアスやイヤリングを落としてしまわないように注意しましょう。
↑排水口用のゴミキャッチなどもあります。

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出典:Amazon
②重曹を使用する方法

重曹は、金属・樹脂・ガラスでもメッキや装飾、接着部分によって使用できない場合があります。メーカー等で使用可能と確認できた場合のみ使用してください。用意するものは
・重曹(塩でも可)
・耐熱の器または鍋
・熱湯
・ピンセット
・やわらかい布
①器にピアスやイヤリングを入れ、その上に重曹を振りかけます。
または鍋に水を1リットル、重曹を小さじ3入れて沸騰後にピアスやイヤリングを入れ5分間煮沸させる方法もあります。
(シルバー製品の場合には器にアルミホイルを敷くと化学反応でシルバーがピカピカになります)
②沸騰したお湯をかけて1~2分待ちます。
③ピンセットなどでお湯からアクセサリーを取り出し水でしっかりすすぎます。
④最後にやわらかい布で水分を拭き取りしっかり乾燥させて完了です。
※注意点※
水ですすぐ際には排水溝にピアスやイヤリングを落としてしまわないように注意しましょう。
熱湯を使用するため、やけどに注意してください。
ピアスやイヤリングに模造パール(人工パール)が使用されている場合には、表面のコーティングが取れてしまうことがありますので注意してください。
真珠や貝パールなどであれば熱湯を使用しても問題ありません。
また、樹脂で作られたピアスやイヤリングは熱湯により変形してしまう可能性があるので避けてください。

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出典:Amazon
■関連記事■キッチンのカビ・焦げ・ヌメリ対策|重曹と熱湯重曹水の正しい使い方【専門家監修】
③消毒用エタノールを使用する方法
消毒用エタノールを使用する方法は
- 金属製
- ガラス製
のピアスやイヤリングにおすすめです。用意するものは

・消毒用エタノール
・ティッシュまたはキッチンペーパー
消毒用エタノールを使用できることを確認し、塗布方法や使用量、拭き取りの要否はメーカー等の案内や製品表示に従ってください。
※注意点※
樹脂で作られたピアスやイヤリングは消毒用エタノールをかけると割れたり溶けたりして劣化や破損してしまう可能性があるので消毒用エタノールの使用は避けてください。

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ピアスやイヤリングのカビを予防する方法
身につけたあとは、そのまましまわずにやわらかい布やクロスで全体を乾拭きし、汗や皮脂、ホコリ、水分などの汚れをしっかり取り除いてからしまうようにしましょう。
普段のお手入れはこの乾拭きだけでも十分です。
しかし、汗や皮脂などはクロスで拭いただけでは取れないことがあります。
その場合には重曹や中性洗剤を使用して水洗いをするなど素材ごとに適したお手入れをすることでカビを予防することができます。
重曹や中性洗剤を使用してこまめにお手入れすることでカビだけでなく緑青も予防することができます。
ピアスやイヤリングは、汗や皮脂、水分を十分に取り除き、乾燥させてから保管しましょう。
ケースなどに収納する場合も、湿気が残った状態で密閉せず、素材に適した保管方法を確認してください。
ジュエリーショップなどの専門店へ相談も
購入した店舗で修理やメンテナンスをおこなっているところもありす。
まずは購入した店舗に問い合わせてみるのが良いでしょう。
購入した店舗でメンテナンスをしていない場合や購入した店舗が無くなってしまったり遠方で行けないなどの場合には全国宅配修理などをしている業者もあります。
自分でカビ取りをするのは自信がない方やカビを落とすだけでなくピカピカにしたい!という方はご検討されてみてはいかがでしょうか?
【カビ最新ニュース】皮膚真菌対策では「身の回りの衛生管理」も重要
皮膚糸状菌などの真菌対策について、治療だけではなく、日常的に触れる物や身の回りの環境を清潔に保つことが重要であるとまとめたレビューが公開されました。
とくに汗や皮脂が付着しやすい物は汚れが残りやすく、こまめなケアや乾燥などの衛生習慣が、再発防止やトラブル予防につながると考えられています。
ピアスやイヤリングも肌に直接触れるアイテムなので、使用後は汚れと水分を落としてから保管するなど、清潔に保つことが大切です。
参考:皮膚糸状菌に対する衛生習慣:抗真菌薬耐性と闘うための戦略
ピアスやイヤリングのカビ・サビに関するQ&A
ピアスやイヤリングはサビや、汚れと湿気が重なってカビが発生することもあります。
よくある疑問を3つに絞って整理します。
Q1. くすみや緑っぽい汚れは、カビ?サビ?
金属そのものにカビは生えにくいので、まずは緑青(銅・真鍮系のサビ)や酸化による変色の可能性が高いです。
ただし、溝に皮脂や汚れが詰まっていると、カビが生えることもあります。
Q2. 自宅で一番失敗しにくい落とし方は?
金属やガラスが中心のアクセサリーなら、中性洗剤とやわらかいブラシで洗い、しっかりすすいでから完全に乾かすのが基本です。
樹脂やコーティング素材は熱湯やアルコールで傷みやすいため、素材を確認し、目立たないところで試してから使い分けると安心です。
Q3. 再発を防ぐ一番の習慣は?
着用後に乾拭きして、汗や皮脂、水分を残さないことが大切です。
湿気がこもりやすい場所での保管を避け、必要なら乾燥剤を使うことで、くすみ・ニオイ・汚れのトラブルが起きにくくなります。
まとめ
ピアスやイヤリングに見られる黒ずみや汚れが「カビ」か「サビ」か見分けにくいことがありますが、原因を理解し、素材に合った方法で丁寧に対処すれば美しさを取り戻すことが可能です。
特にカビは汗や皮脂汚れが原因で金属表面に発生することがあり、放置すれば素材の劣化やニオイの原因になることも。中性洗剤・重曹・エタノールなど、家庭でも安全に使える方法が多くあるので、素材に応じて選びましょう。
また、カビと混同されやすい緑青(銅のサビ)も発見次第早めに対処すれば除去が可能です。
大切なのは、「身につけたらすぐ拭く」「しっかり乾かす」「湿気を残さず保管する」という日常的なお手入れと予防策。これだけでもカビやサビのリスクを抑えやすくなります。
どうしても落としきれない場合や不安がある場合は、専門の修理業者への相談も視野に入れましょう。お気に入りのアクセサリーを長く美しく保つために、この記事の内容をぜひお役立てください。
■関連記事■ドレスのカビ対策ガイド|ウェディング・パーティードレスの正しいカビ取り&保管方法
<参考文献>
・暮らしの便利研究会『暮らしに役立つ!メンテナンス便利帳』2014年、成美堂
・富永靖弘『イチバン親切な掃除と洗濯の教科書』2008年、新星出版社



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