靴箱のニオイを消す方法まとめ
朝、家を出ようと靴箱を開けたら
「うわっ!!なんだか臭い!!」
と思う事ってありませんか?!
しかし、そのまま放っておくと、ニオイがひどくなるばかりか大切なあなたの靴も劣化してしまう恐れがあります。そこで靴箱のニオイをしっかりと取り除く方法をご紹介します。
靴箱が臭う理由
まず、靴箱が臭う原因として
- 靴自体が蒸れてニオイがこもっている
- 靴箱内がカビている
- 靴自体がカビている
- 靴にも靴箱にもニオイがしみついてしまっている
などが考えられます。例えば、最初は靴箱ではなく湿気やニオイのある靴をそのまま収納したことで、靴箱自体にもニオイが移ってしまった
というケースも少なくはありません。その為、いくら靴箱内部に消臭剤を置いたとしても
根本的にニオイのもとを絶たないと、すぐに臭くなってしまいます。
では、次の項目では靴箱のニオイを消すためにニオイレベルによって行える対策方法をまとめたいと思います。
臭くなりやすい靴の種類は?!
靴箱の環境、皮脂や汚れの付着によってはどの靴であっても臭くなる可能性はあるのですが、通気性の悪い
- ブーツ
- 革靴・合皮靴
- 長靴
などは、湿気がこもりやすいためニオイも発生しやすいと言われています。その為、とくにこれらの靴を履いた後はすぐに消臭剤をふきかけ、湿気をしっかりと乾燥させてから靴箱に収納するようにしましょう。
雨や汗でしめった靴もニオイの原因に
また、雨が降ってきて濡れた靴などもそのまま靴箱に入れるとニオイの原因に。運動した後に汗がしみついている運動靴なども消臭・乾燥してから靴箱に収納するようにしましょう。
靴箱のニオイを消すには?!
ニオイレベル①「靴箱内に消臭剤・脱臭剤を置く」
それでは、ニオイの原因よってどのように対策すれば良いか説明していきたいと思います。まずは、ニオイの軽い場合には靴箱内に消臭剤を置きましょう。
市販の脱臭剤の場合は特に「炭」がおススメです。
市販の脱臭剤を置く場合
今回は「除湿機能」と「消臭機能」の両方を持つ脱臭剤を使いました
エステー化学のドライペットを使用。
このように、上のシールをはがして靴箱内に置けば完成です!
これだけでも、翌日確認すると靴箱内のニオイは結構減っていました!香りで誤魔化すタイプの消臭剤ではないので、脱臭力のおかげだと思います。
重曹を置く場合
また、重曹を靴箱に置くという方法もあります
(弱アルカリ性なので、酸性のニオイが原因の場合に中和してくれます)
不要なカップなど容器に重曹を入れて、そのまま靴箱に置きます。
脱臭剤や消臭剤を置く場合
これだけで効果が出た!という場合もありますので、まずはドラッグストアなどで市販の靴箱用消臭剤を
を購入して置いてみましょう!
他にも
・焦げたパン
・コーヒーの出がらし
を靴箱に設置するという方法もありますが、どちらもあくまで食品なのでカビや害虫が寄ってくる原因にもなるので
カビペディア編集部ではあまり推奨しない方法です。
ニオイレベル②「靴の内部に消臭剤を置く」
「いやいや、シューズボックス内にはすでに消臭剤を置いているのよ、それでもニオうのよ」
という場合には、ニオイの発生源である靴時代に消臭剤を置きダイレクトにニオイを取るという方法もあります。
いくつか方法があり
①市販の靴専用消臭剤を入れる
②重曹袋
③重曹を直接靴の内部にふりかけて置いておく
④靴専用のニオイ除去スプレー
という方法があります。
これも手軽にできる消臭方法でかつニオイの原因である靴に直接アタックする方法なので
まだ試していない場合は是非やってみてください。
ニオイレベル3「靴箱自体を掃除して除菌・消臭する」
靴箱の中が臭い原因として、もしかしたら靴ではなく靴箱そのものが臭い可能性があります。
原因は、カビや湿気など様々ですが、靴自体を消臭してもまだニオイが気になるな...
という場合には、ニオイの原因となる雑菌を取り除くべく、靴箱に直接消毒剤をふきかけて除菌・消臭を行いましょう。
順番は以下の通りです。
1:シューズボックスからすべて靴を出す
2:ちりとりや掃除機などでホコリ汚れを掃除する
3:シューズボックス内に雑巾や使い捨てのキッチンペーパーに塩素系消毒剤を付けて拭き上げニオイのもとを除菌する
4:しっかりとシューズボックス内を乾燥させて、靴を収納する
(注意点:この際、しっかりと換気を行いましょう)
ニオイレベル④「靴と靴箱を全て洗浄して靴脱臭機を活用する」
シューズボックス内を除菌しても、ニオイがまだ気になる場合にはレベル1~3までの内容を全て実施してみてください。
例えば...
①シューズボックス内を掃除し、塩素系消毒剤で除菌する
②靴自体にアルコール消毒剤、もしくは重曹水(水100cc:小さじ2の重曹)をふきかけて除菌する
③靴を乾燥させる
そして、さらに、靴箱専用の消臭機を設置します。
使用方法は、靴1つ1つを乾燥させるように靴内部に脱臭機の口を当てます。
(全ての靴で行います)
靴は毎日履くものですので、ニオイが気になる場合には帰宅したら靴箱に収納する前に毎回行いましょう
(特に雨の日や湿気の多い日、汗をかいた日などはしっかりと脱臭を行います)
運動靴やムレムレで汗が染み込んでいる革靴などは洗濯もしくは専用のクリーニングに出しても良いでしょう。
★靴の脱臭機の代わりにふとん乾燥機で代用も可能
「靴のためにわざわざ脱臭機を購入するのは気が引ける...」
そんな場合には、ふとん乾燥機を活用するという方法もあります。
靴の乾燥が可能なタイプのふとん乾燥機は、濡れた靴の内側に高温の風をあてることで
乾燥し、ニオイの原因となる雑菌の除菌も行ってくれます。普段はふとんの乾燥やダニ対策にも使えて、梅雨時期や夏の靴が蒸れる時期には靴の乾燥・ニオイ対策にも使えるので
非常に便利です!
番外編:足の裏のニオイがそもそも原因?!
もしかしたら、水虫などで臭っている可能性も?!そんな場合は病院で診てもらいましょう。
実際に「靴箱がなんだか臭い」という悩みをかかえていた人が、実は水虫だった!
というケースもよくあります。
水虫は年齢や性別関係なくかかっている可能性もありますので、足のニオイが気になる場合には一度診断してもらいましょう。
また、水虫ではない場合にも汗などで足裏に雑菌が繁殖しやすい環境になっていることも。
その場合は、殺菌力の高い足裏用の石けんを使い、普段のバスタイムを活用して毎日洗浄することをおススメします。
足裏のニオイが気になる方は、早めの対策を!
(↑水虫用ですが、水虫でなくても足のニオイが気になるときなどにおススメ)
靴箱のニオイを解消するためにすべきこと
では、これまでの「靴箱のニオイ対策」を図にまとめてみました。単に「靴箱が臭い」と言っても原因はさまざまです。
- 靴自体が臭いのであれば、靴のニオイを解消しないと靴箱は臭い
- 臭い靴を処分しても、靴箱にニオイが染みついているのであれば、靴箱も消臭する必要がある
- 一時的に香りをプラスしたとしても、ニオイのもとを絶たないことには靴箱は臭いまま
- 靴や靴箱自体にカビが発生している場合には、カビ対策をする必要がある。
- 靴自体を消臭したとしても、足がニオイの原因であれば殺菌力の高い石けんで足裏のニオイ対策もする必要がある
ですので、まずは簡単にできる脱臭炭などの「靴箱の脱臭」から始め、それでもニオイが収まらない場合にはアルコール消毒や足のニオイを疑って対策してみましょう。
まとめ
さて、ここまでシューズボックスのニオイの原因を
- シューズボックス自体
- 靴自体
- 足自体
の3つに大きく分けて対策方法をお伝えしていきましたが、もしこの3つの対策を行っても
まだ靴箱のニオイが気になる
という場合には、靴箱そのものや見えない部分にカビが繁殖しているという可能性もあります。靴箱に少量のカビが発生している程度でしたら、市販のカビ取り剤やアルコール消毒剤でカビ対策をすることも可能です。
しかし、もしも靴箱の裏や壁際の裏面にカビが生えてしまっている場合には、自力でのカビ取りが困難なため専門業者に依頼してカビ取りを依頼した方が早いかも知れません。
「このニオイ...何だか靴の蒸れたニオイじゃなくカビのニオイかも?!」
「靴箱のカビ取りをしてもまだ、ニオイが気になる!」
と気になる場合には、一度専門のカビ取り業者に相談してみましょう!
【ひどいカビにお悩みの方へ】
- 自力でカビ取りをしても何度もカビが再発してしまう
- カビ臭さをどうにかしたい
- ひどいカビが発生して自力では対処できない
このように、ひどいカビにお困りの方は、一度カビ取りのプロ「ハーツクリーン」に相談してみませんか?!
安全性の高い薬剤で、自社オリジナルの厳しい研修をクリアしたカビ取りの専門業者だからできる技術力の高いカビ対策方法をご提案します。
