
冬に大活躍するこたつですが、いざ使おうと思ったときに布団や木部にカビが生えていた…なんて経験はありませんか?
こたつは、暑い時期は収納したままのことが多いため、カビの発生に気づくのが遅れがち。
特に湿気がこもりやすい環境では、カビがあっという間に広がってしまいます。
そこでこの記事では、自宅でできるこたつ布団や木部のカビを落とすプロ直伝のテクニックを詳しく解説します。
さらに、再びカビを発生させないためのお手入れ方法と、保管のコツについてもご紹介します。
冬に備えてカビ対策を万全にしておきましょう!
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| この記事で分かること |
| ・こたつ布団、木部のカビ取り方法 ・こたつ布団の洗い方 ・カビが生える原因 ・カビを防ぐお手入れ方法と保管のコツ |
目次
1.こたつ布団のカビ取り方法

洗濯機に入る大きさで洗濯できるこたつ布団のカビ取り方法
用意するもの
- 酸素系漂白剤
- 中性洗剤
①酸素系漂白剤と洗剤を入れて洗濯機を回し、しっかり水に溶かします。
②こたつ布団の汚れている部分を外側にし、ロール状に丸めて洗濯ネットに入れてから洗濯機に入れます。
③手洗いコースで洗濯機を回し、脱水後はすぐに取り出して干します。
④干して乾燥させる途中でこたつ布団の中身が偏らないようにほぐしながらしっかり乾燥させます。
※注意点※
洗濯ネットを使用することによって、こたつ布団の中綿が偏ってしまうのを防ぐことができます。
羽毛のこたつ布団の場合には水に浮きやすいため、しっかりと沈めて洗うようにしましょう。
また、羽毛はアルカリ性に弱いため、おしゃれ着用の中性洗剤を使用してください。

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洗えないこたつ布団の場合やこたつ木部のカビ取り方法
用意するもの
- 消毒用エタノール
洗濯機で洗えないこたつ布団や部分的にカビが発生している場合やこたつの木部の軽度なカビは消毒用エタノールを使用する方法がおすすめです。
消毒用エタノールはカビの抑制や除菌が得意です。
こたつ布団がしっとりするくらい消毒用エタノールをスプレーし、干して完全に乾かしてください
こたつの木部にカビが発生している場合は直接スプレーしてカビを拭き取るか、布にスプレーしてたたくようにして拭き取りましょう。
ニスやワックスで塗装された家具やフローリングには使用できませんのでこたつにスプレーする際にかからないように気を付けてください。
また、こたつ布団によっては色落ちしてしまう可能性もありますので、目立たない場所で問題がないか試してからスプレーするようにしてください。
消毒用エタノールは引火性がありますので、火の近くでは使用しないようにしましょう。

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収納中に再発するなら「カビリスク診断」で住まいの状態も整理
こたつ布団のカビ臭は、布団だけでなく収納スペースの湿気が抜けにくい状態が続くと出やすくなります。
カビリスク診断で、住まい全体がカビが起きやすい傾向かどうかの目安もつけられます。
2.こたつの木部のカビ取り方法
消毒用エタノールや木材専用の除カビ剤を活用
白カビやカビが発生してから間もない軽度のカビは消毒用エタノールで落とすことができますが、消毒用エタノールはカビによる着色を落とすことはできません。
こたつの木部のカビにしる着色を落としたいときには木材用のカビ取り剤を使用しましょう。
さまざまな商品が販売されていますが、ほとんどのものがカビにスプレーして拭き取るだけです。
作業をする際には、購入したカビ取り剤の取り扱い説明書等をよく読んでから実施するようにしてください。
■関連記事■【徹底比較】木材用防カビ剤おすすめ5選|窓枠・家具をカビから守る選び方
塩素系漂白剤の注意点
また、こたつの木部のカビ取りにカビキラーなどの塩素系漂白剤を使用することもできますが、塩素系漂白剤は強力なので木部を傷めてしまうことや木部が漂白されて色落ちや変色してしまうことがあります。
塩素系漂白剤でカビ取りをする場合には、10倍に希釈して目立たない場所で問題がないか試してから使用するようにしましょう。
3.自宅でのこたつ布団の洗い方
こたつ布団は大きいものだと洗濯機に入らないものもありますよね。
洗濯機に入らない大型のこたつ布団は水洗い可の表示がついていれば、お風呂の浴槽を使用して足踏み洗いをすることができます。
水でも洗えますが、30℃程度のぬるま湯を使用すると洗剤の力がより発揮されます。
用意するもの
- 洗濯洗剤
- 柔軟剤
- 物干し竿
- 布団たたき
①こたつ布団を物干し竿にかけてホコリや髪の毛などの汚れを布団たたきで払い落します。
②汚れた部分が外側にくるように浴槽の大きさに合わせて蛇腹状にことつ布団をたたみます。
③こたつ布団が浸かる程度の水と適量の洗濯洗剤を入れ、足踏みをして洗います。
④シャワーですすいで洗剤を流し、再び水を入れてから柔軟剤を入れ、足踏みしてなじませます。
⑤浴槽から水を抜き、できるだけ水分を押し出します。
⑥水が切れたら物干し竿を使って干します。
※注意点※
足踏み洗いをする際には滑って転倒しないように気を付けてください。
乾かす際には、物干し竿を2本使用し、M字になるようにすると速く乾かすことができます。
4.コインランドリーを利用する。
水洗い可能なこたつ布団で自宅の洗濯機では大きくて洗えない場合や足踏みで洗うのは面倒という方はコインランドリーを利用して洗う方法もあります。
こたつ布団をコインランドリーで洗う際には、自宅の洗濯機で洗うときと同様に洗濯ネットを使用しましょう。
また、乾燥機も使用できるこたつ布団であれば、コインランドリーで洗濯したあとにそのまま乾燥までできてしまうのでとても便利です!
天気が悪い日や冬など日ざしが弱くて天日干しでこたつ布団が乾かない場合には、自宅で洗濯して乾燥機だけコインランドリーを利用するという方法もできます。濡れた布団を一人で運ぶのはなかなか大変なので、車で運んだり家族で協力して運ばれることをおすすめします。
単身世帯や忙しくてなかなか時間が取れない方は、宅配クリーニングなどを活用するのも良いですね。
5.こたつ布団にカビが生える原因
カビは温度20℃以上、湿度60%以上でカビの栄養源となる汚れやホコリなどがある環境で発生します。
こたつ布団やこたつの木部には、ホコリや食べこぼしや飲みこぼし、直接触れる部分には皮脂や汗などによって汚れています。
そのままの状態でクローゼットや押し入れ、収納ケースなどに保管するとカビが発生します。
こたつ布団やこたつは一度収納すると次に使うときまで1年そのまま保管してしまうという方が多いです。
カビは発生したことに気づいたらなるべく早く対処しないと大繁殖していきます。
押し入れやクローゼットはあまり開放されることがないので、湿気もたまりやすくカビが発生すると収納している物を介して広がりやすいです。
6.カビを防ぐこたつ布団のお手入れと保管方法
6-1.基本のカビ予防方法
○1週間に1回程度干しましょう。
こたつ布団を使用している期間にも1週間に1回程度は干して乾燥させましょう。
干して取り込む前には掃除機で表面のホコリを取り除きましょう。
布団クリーナーや粘着ローラーを使用する方法もあります。
○使用したら保管前に必ずきれいに洗いましょう。
こたつ布団は肉眼では汚れているように見えなかったとしても汚れています。
使用したらなるべくこまめに洗うようにし、カビを予防するためにも洗わずに保管するということは避けましょう。
○除湿を心がける。
クローゼットや押し入れ、収納ケースに除湿剤を設置するとこたつ布団のカビを予防することができます。
除湿剤には使用期限があり、基本的には使い捨てになります。
湿気を吸ったまま除湿剤を放置してしまうと、そこからカビが発生してしまうこともありますので、ときどきチェックして必要があれば新しいものに交換するようにしましょう。

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■関連記事■押入れ・クローゼットがカビ臭いときの原因と今すぐできるカビ取り&再発防止ガイド【プロが解説】
○保管中もときどき干しましょう。
よく晴れて乾燥した日にクローゼットや押し入れ、収納ケースからこたつ布団を出して風通しをしましょう。
虫干しをすることでこたつ布団の中にこもった湿気を飛ばすことができ、カビを予防することができます。
また、押し入れやクローゼットもときどき開放して扇風機やサーキュレーターを使用して湿気がこもらないように空気を循環させましょう。
6-2.夏のこたつ布団のカビ予防方法
夏の晴れた日、まだこたつ布団は押入れに収納しているころかと思いますが、一度天日干しをして、カビ予防しましょう。梅雨の間湿気を吸収した布団の乾燥にもなりますし、紫外線による殺菌効果も期待できます。季節外れの時期にもこうやってお手入れすることで、カビを防いでいきます。
また、炎天下の日に車のダッシュボードにこたつ布団を敷くというカビ予防方法もあります。
炎天下の車中は70℃以上になることもあります。
汚れやホコリを除去した車の上でひっくり返して裏表、2時間程度置いておくとこたつ布団のすみずみまで50℃以上になりカビやダニを退治できます。
夏の間にこたつ布団のカビをなくしておけば、冬にこたつを出したときにカビ臭くてすぐに使えないという事態を防ぎます。車の上でなくても、布団用の黒いカバーに入れて干すのもおすすめです。
※注意点※
炎天下の車中ではやけどや熱中症に注意してください。
こたつ布団には熱を加えると変質する素材もありますので、事前にこたつ布団の表示を確認してください。
■関連記事■日光消毒でカビは本当に死滅する?紫外線と熱の殺菌効果を徹底解説
7.クリーニングを利用する。
除カビのところでも少し触れましたが、こたつ布団をクリーニングに出すタイミングとしては、春頃に暖かくなってきたらこたつ布団をクリーニングに出すのがおすすめです。
最近では、依頼すると自宅まで業者が来てくれて、クリーニング品を集荷し、届けてくれる忙しい方にはとてもうれしい便利な宅配クリーニングなどもあります。
特にこたつ布団は大きい物だとクリーニング店まで持っていくのも大変ですから、大きな物でも家まで取りに来てくれるのはラクで良いですよね。
集荷は依頼の当日から3日程度で来てくれる店舗が多く、返却は2日後から14日程度と普通のクリーニングと同じくらいで、送料は無料のところが多いのもうれしいポイントです。
気になる料金ですが、こたつ布団1枚で3、000円~4、000円程度の費用がかかります。
こたつ布団クリーニングではカビ除去はしていないというところもありますので、事前に確認してからクリーニングに出すようにしましょう。
気になった方はインターネットなどで検索してみてはいかがでしょうか?
8.【カビ最新ニュース】繊維素材によってカビの生えやすさは異なる
近年、繊維素材ごとのカビの生えやすさを比較した研究で、綿やスエードはカビが発生しやすく、ポリエステルや合成スエード、ポリウレタンなどは比較的カビが広がりにくい傾向があることが報告されています。
こたつ布団は長期間収納されることが多く、素材や保管環境によってはカビの発生しやすくなります。
特に綿を含むこたつ布団は湿気をため込みやすいため、収納前にしっかり洗濯・乾燥し、湿気の少ない場所で保管することが大切です。
参考:EurekAlert!|繊維素材ごとのカビ増殖リスクを調査した最新研究
9.こたつ布団とこたつのカビに関するQ&A
こたつ布団や木部は、素材や保管環境次第でカビ発生リスクが異なります。
ここでは、こたつのカビ対策でよくある疑問をまとめました。
Q1. こたつ布団にカビが生えたまま使っても大丈夫ですか?
おすすめできません。
使用中にカビの胞子を吸い込んだり、臭いが部屋に広がったりするおそれがあります。
軽度なら洗濯や消毒用エタノールによる除菌で対処し、広範囲の場合はクリーニングや買い替えも検討しましょう。
Q2. こたつ布団のカビ臭だけを消すことはできますか?
臭いだけを一時的に消しても、原因となるカビや湿気が残っていると再発する可能性があります。
まずは洗濯・乾燥・除菌を行い、収納場所に湿気やカビ臭がある場合は、押し入れやクローゼットの掃除や除湿も行うことが大切です。
Q3. こたつ布団をしまう前に一番大切なことは何ですか?
完全に乾燥させてから収納することです。
汚れや湿気が残ったままだとカビの原因になるため、保管前に洗濯やクリーニングを行い、収納場所には除湿剤を入れておくと安心です。
10.まとめ
・こたつ布団とこたつのカビは消毒用エタノールや酸素系漂白剤、木材用のカビ取り剤が有効です。
・こたつ布団の洗濯は浴槽やコインランドリーを使用しましょう。
・こたつ布団とこたつのカビの原因は湿気と汚れによるものです。
・こたつ布団とこたつのカビ予防のポイントは除湿と汚れを除去することです。
・こたつ布団はクリーニングを利用してお手入れしましょう。
<参考文献>
・坂口明子『洗濯・掃除・もっと上手に、もっと楽しく 暮らしまる洗い!コツと基本120』2011年、扶桑社
・中村祐一『おうちで簡単 洗濯上手』2010年、大泉書店
・松本忠男『カビ・ホコリ・菌を撃退!家の「正しい」掃除ワザ』2019年、宝島社
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