壁紙の内側のカビが生えてしまった場合の対処方法

「家の壁紙にカビが生えているので、よく見ていたところ、表面だけでなく壁紙の内側からカビが生えてしまっているようです。この場合カビ取り剤を表面から塗布してもカビ取りは難しいでしょうか?どのような対処方法があるか教えて欲しいです」

壁紙の上からカビが生えてしまった場合には、上からカビ取り剤を塗布することで除カビすることができます。しかし、漏水や結露、また壁紙の裏にまで水滴が染み込んでしまうことで、裏にもカビが生えてしまうことがあります。

市販のカビ取り剤で、何度カビ取りをしても、シミのようなボヤーっとした変色がなかなか落ちず、時間の経過と共に寧ろ広がってしまっている?!と気づくケースも多いようです。

この場合は、どのようにして対策すれば良いのでしょうか。解説していきたいと思います。

1.壁紙の内側にカビが生えてしまった場合の対処方法

壁紙の表面ではなく、クロスの裏側でカビが発生してしまっている場合には、市販のカビ取り剤を使って除カビしても、ビニールクロスのため、薬剤が浸透せず充分に裏側のカビ取りをすることができません。

そのため、壁紙を剥がしてからカビ取りをする必要があります。つまり、壁紙の内側にカビが生えてしまった場合には、カビ取り業者に依頼する必要があります。この場合クロスの貼り換えも必要となってくるため、カビ取り業者と併せてリフォーム業者(壁紙業者)にも依頼する必要があります。

■関連記事■カビ取り業者に依頼するか迷ったときにチェックすること

1-1.壁紙の内側にカビが生えた場合の対処手順

カビが内側から生えてしまった場合、まずはカビ取り業者に依頼します。カビ取り業者によっては、クロス貼り換え業務も同時にできるところもありますが、カビ取り作業のみの業者もあります。

カビ取り施工のみの業者の場合は、別途自分でリフォーム業者に連絡して壁紙の張り換えを依頼する必要があります。

1日目の作業

①クロスを剥がす(リフォーム業者)

②除カビ作業(カビ取り業者)

2日目の作業

①新しいクロスを張る(リフォーム業者)

※前日の除カビ剤の乾燥を確認する

②防カビコーティングをする(カビ取り業者)

壁紙の貼り換えとカビ取りを行うため、カビ取り剤が乾かないと、壁紙を張ることができません。

そのため、1日目2日目併せて、リフォーム業者とカビ取り業者による作業が必要です。

除カビ作業をして、壁紙を張り替えた後は1日ほど部屋の換気を行っていただき、翌日から部屋を使うことができます。

※ハーツクリーンの場合は、カビ取りと壁紙の貼り換えをワンストップで施工できるため、それぞれの業者に依頼する手間が省けます。

1-2.壁紙のカビ取り作業前に必要な準備

モノがあると、カビ取り作業とクロスの貼り換えができないため、作業の当日までにモノを別の部屋に移動させます。

(モノがあるままですと、工事の進行時間に影響が出る恐れがあるため、カビ取り作業をする壁の周りからは、作業当日はモノを置かないようにします)

1-3.漏水が原因で壁紙の内側にカビが生えた場合

例えば、漏水が原因でカビが生えたと考えらる場合には、漏水調査のできるリフォーム業者に依頼して漏水が起こっているか調べてもらいましょう。

ただし、マンションやアパートに住んでいる場合には、管理会社を窓口として調査を行う必要があるので、まずは管理会社に連絡しましょう。

その後、漏水が原因だと判明した場合には、天井や床、壁を解体して、大掛かりな配管工事が必要となってくる場合もあります。その工事後にカビ取り作業という流れになります。

2.壁紙の内側に生えたカビを自力で取る方法はあるの?!

結論から言いますと、壁紙を剥がさないと内側のカビを取ることはできません。

放置するとカビが壁紙の内側でさらに広がる恐れがあるため、早めにカビ取り業者やリフォーム業者、もしくは管理会社へ連絡しましょう。

また、壁の周りに置いている家具などは移動させて、二次被害を防ぎましょう。

3.壁紙のカビを防ぐ方法

壁紙の内側にカビが生える原因は

  • モノを置きすぎて通気性が悪くなった
  • 漏水が起こっていた
  • 結露を放置していた
  • 日当たりが悪かった

などが考えられます。

せっかく、費用をかけて壁紙の貼り換えとカビ取り工事をしても、環境を改善しないとカビが再発してしまうこともあります。そのため、カビを防ぐために日ごろから注意すべきポイントは以下の通りです。

①モノを置きすぎない。

特に大きな家具を壁に密着して置くことで、湿気がたまりカビの原因となります。

②漏水が起こったら早めの段階で工事する

漏水には原因がありますので、工事をして早めに修理しましょう。

③結露はこまめに拭きとる

壁に結露が生じることが原因になることもあります。結露はこまめに拭きとり、水滴を残さないようにしましょう。またこまめに換気をして、通気性を上げます。窓がない場合には、サーキュレーターや除湿機を置いて湿気を取り除きましょう。

その他、定期的に壁のお掃除をしたり、不用品を処分することもカビ予防につながります。日ごろから、湿気や汚れを残さないような環境づくりをしましょう。

4.まとめ

壁紙の内側にカビが生えてしまった場合は、自力でカビ取りをすることができません。やや大掛かりになってはしまいますが

  1. 壁紙を剥がす
  2. カビ取り作業を行う
  3. カビ取り剤を乾燥させる
  4. リフォーム業者に依頼して壁紙の貼り換えをする
  5. 防カビコーティングを行う

といった、手順で除カビ作業を行います。また、漏水が原因である場合には管理会社などを通じて漏水調査を行い、配管工事を行った後に、上記の手順で除カビ作業を進める必要があります。

費用も工程も大がかりとなってしまうため、できれば早めに対処して被害を広げないようにすることが大切です。

また、ハーツクリーンでは、リフォーム業者とも連携しているため、弊社に依頼していただければ、カビ取りと併せて壁紙リフォームも行うことができます。複数業者に依頼する手間を省けますので、お気軽にご相談ください。