
壁を何度カビ取りしてもシミが消えない・・・そんな場合は壁の内側にカビが広がっている可能性があります。
そのまま放置すると、知らないうちにどんどんとカビが広がって健康へのリスクや建物の劣化につながり、取り返しがつかなくなってしまうケースも。
しかし、どのように対処をすれば良いのか分からない、という方も多いのではないでしょうか。
壁紙の内側に発生したカビは表面の掃除だけでは取ることが出来ません。
原因によっては下地材の補修や、専門業者による対応が必要になることもあります。
この記事では、壁紙の内側にカビが生えてしまったときの対処法や、再発を防ぐためのポイントを詳しく解説します。
壁のカビにお困りの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
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| この記事で分かること |
| ・壁の内側にカビが生えた時の対処法 ・壁のカビを防ぐためのポイント |

目次
1.壁紙の内側にカビが生えてしまった場合の対処方法

壁紙の表面ではなく、クロスの裏側でカビが発生してしまっている場合には、市販のカビ取り剤を使って除カビしても、ビニールクロスのため、薬剤が浸透せず充分に裏側のカビ取りをすることができません。
そのため、壁紙を剥がしてからカビ取りをする必要があります。つまり、壁紙の内側にカビが生えてしまった場合には、カビ取り業者に依頼する必要があります。この場合クロスの貼り換えも必要となってくるため、カビ取り業者と併せてリフォーム業者(壁紙業者)にも依頼する必要があります。
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1-1.壁紙の内側にカビが生えた場合の対処手順
カビが内側から生えてしまった場合、まずはカビ取り業者に依頼します。カビ取り業者によっては、クロス貼り換え業務も同時にできるところもありますが、カビ取り作業のみの業者もあります。
カビ取り施工のみの業者の場合は、別途自分でリフォーム業者に連絡して壁紙の張り換えを依頼する必要があります。

1日目の作業
①クロスを剥がす(リフォーム業者)
②除カビ作業(カビ取り業者)
2日目の作業
①新しいクロスを張る(リフォーム業者)
※前日の除カビ剤の乾燥を確認する
②防カビコーティングをする(カビ取り業者)
壁紙の貼り換えとカビ取りを行うため、カビ取り剤が乾かないと、壁紙を張ることができません。
そのため、1日目2日目併せて、リフォーム業者とカビ取り業者による作業が必要です。
除カビ作業をして、壁紙を張り替えた後は1日ほど部屋の換気を行っていただき、翌日から部屋を使うことができます。
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1-2.壁紙のカビ取り作業前に必要な準備
モノがあると、カビ取り作業とクロスの貼り換えができないため、作業の当日までにモノを別の部屋に移動させます。
(モノがあるままですと、工事の進行時間に影響が出る恐れがあるため、カビ取り作業をする壁の周りからは、作業当日はモノを置かないようにします)
1-3.漏水が原因で壁紙の内側にカビが生えた場合
例えば、漏水が原因でカビが生えたと考えらる場合には、漏水調査のできるリフォーム業者に依頼して漏水が起こっているか調べてもらいましょう。
ただし、マンションやアパートに住んでいる場合には、管理会社を窓口として調査を行う必要があるので、まずは管理会社に連絡しましょう。
その後、漏水が原因だと判明した場合には、天井や床、壁を解体して、大掛かりな配管工事が必要となってくる場合もあります。その工事後にカビ取り作業という流れになります。
■関連記事■漏水を放置するとカビ被害が深刻化!すぐにやるべき除去方法まとめ

住まい全体のカビリスクも「カビリスク診断」で整理
壁紙の内側までカビが回っている場合、見えていない場所でも湿気が続いているサインのことが多く、同じ条件が家の別の場所でも起きている可能性があります。
再発防止の手を打ちやすくするために、「カビリスク診断」で全体の傾向をつかんでおくと安心です。
2.壁紙の内側に生えたカビを自力で取る方法はあるの?!
結論から言いますと、壁紙を剥がさないと内側のカビを取ることはできません。
放置するとカビが壁紙の内側でさらに広がる恐れがあるため、早めにカビ取り業者やリフォーム業者、もしくは管理会社へ連絡しましょう。
また、壁の周りに置いている家具などは移動させて、二次被害を防ぎましょう。
■関連記事■リフォーム・リノベーションでカビを根本解決!重ね張りはNG?正しい対処を徹底解説
3.壁紙のカビを防ぐ方法
壁紙の内側にカビが生える原因は
- モノを置きすぎて通気性が悪くなった
- 漏水が起こっていた
- 結露を放置していた
- 日当たりが悪かった
などが考えられます。
せっかく、費用をかけて壁紙の貼り換えとカビ取り工事をしても、環境を改善しないとカビが再発してしまうこともあります。そのため、カビを防ぐために日ごろから注意すべきポイントは以下の通りです。
①モノを置きすぎない。
特に大きな家具を壁に密着して置くことで、湿気がたまりカビの原因となります。
不要なものは処分するようにしましょう。
■関連記事■モノが多い部屋はカビが危険!原因から対策までプロが徹底解説

②漏水が起こったら早めの段階で工事する
漏水には原因がありますので、工事をして早めに修理しましょう。
③結露はこまめに拭きとる
壁に結露が生じることが原因になることもあります。結露はこまめに拭きとり、水滴を残さないようにしましょう。またこまめに換気をして、通気性を上げます。窓がない場合には、サーキュレーターや除湿機を置いて湿気を取り除きましょう。
■関連記事■結露によるカビ発生を防ぐ方法とは?湿気対策の基本と予防策7選
その他、定期的に壁のお掃除をしたり、不用品を処分することもカビ予防につながります。日ごろから、湿気や汚れを残さないような環境づくりをしましょう。
4.【カビ最新ニュース】見えない場所の湿気やカビが深刻な被害につながることも
家の中にカビが広がり、「汚染レベル4で最悪の状態」と判定された住宅が報じられました。
住宅の新築やリフォームをめぐる相談は、2023年度に3万2500件を超えており、見えない場所の湿気や水漏れが深刻なトラブルにつながるケースもあります。
特に、壁紙の内側のカビは表面からは気づきにくく、放置すると壁内部で被害が広がることもあります。
異臭や変色がある場合は、早めに状態を確認し、対処することが大切です。
参考:TBS NEWS DIG|家中カビだらけの欠陥住宅「汚染レベル4で最悪の状態」住民は全面建て替え求めて裁判を起こすも…施工業者は“破産手続き”
5.壁紙の内側のカビに関するQ&A
壁紙の内側のカビは、見えない分「自分で取れるのか」「どこまで広がっているのか」と迷いやすい問題です。
ここでは、よくある疑問をQ&A形式でわかりやすく解説します。
Q1. 壁紙の表面に少しシミがあるだけでも、内側にカビが広がっていることはありますか?
可能性はあります。
壁紙の表面を拭いてもシミが消えない場合や、何度掃除しても同じ場所に再発する場合は、内側でカビが広がっていることがあります。
Q2. 壁紙の内側のカビは自分で取れますか?
基本的には難しいです。
壁紙を剥がさないと裏側のカビに届かず、市販のカビ取り剤だけでは十分に除去できないこともあります。
状況によっては、カビ取り業者やリフォーム業者への相談が必要です。
Q3. 再発を防ぐには何をすればいいですか?
原因を残さないことが大切です。
漏水がある場合は修理し、結露や通気不足が原因なら、家具を壁に密着させない、換気や除湿を行う、結露をこまめに拭くといった対策を続けましょう。
6.まとめ
壁紙の内側にカビが生えてしまった場合は、自力でカビ取りをすることができません。やや大掛かりになってはしまいますが
- 壁紙を剥がす
- カビ取り作業を行う
- カビ取り剤を乾燥させる
- リフォーム業者に依頼して壁紙の貼り換えをする
- 防カビコーティングを行う
といった、手順で除カビ作業を行います。また、漏水が原因である場合には管理会社などを通じて漏水調査を行い、配管工事を行った後に、上記の手順で除カビ作業を進める必要があります。
費用も工程も大がかりとなってしまうため、できれば早めに対処して被害を広げないようにすることが大切です。

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