光触媒の防カビコーティングでカビが生えない住まいに!マンション・戸建ての最強カビ予防を徹底解説

カビは水分がある場所や高湿度の環境を好むため、高温多湿の気候の日本はカビのリスクが非常に高いです。
特に梅雨や夏場になると、マンションや戸建て問わず、あらゆる場所でカビが発生する恐れがあります。

カビは見た目が悪いだけでなく、健康にも悪影響を及ぼすことが知られています。
喘息やアレルギーの原因となることもあり、家族の健康を守るためには、カビ対策が欠かせません。

そこで注目されているのが防カビコーティングです。
カビを発生させたくない場所に事前に防カビコーティングを施しておくことで、カビの発生を未然に防ぎ、住まいの美観と健康を保つことができます。

この記事では、防カビコーティングの効果や施工方法、業者の選び方などを徹底解説します。
業者に依頼して徹底的に防カビする方法だけでなく、数千円の出費で自力で防カビコーティングする方法についても紹介します。
住宅やオフィス、倉庫など、絶対にカビを発生させたくない場所がある方は、是非この記事を最後までお読みください。

この記事でわかること
・防カビコーティングの特長
・光触媒コーディングの特長やメリット&デメリット
・防カビコーティングの業者の選び方
・自力で防カビコーティングをやる方法

1-1.防カビコーティングって一体なに?

防カビコーティングは、建物や家具の表面に特殊なコーティングを施し、カビの発生や繁殖を防ぐ技術です。
このコーティングは、カビの成長に必要な条件を阻害する成分を含んでおり、さまざまな素材や場所に適用されます。

防カビコーティングの主な特長としては以下のことが挙げられます。

  • 抗菌・抗カビ効果
  • 長期間の持続
  • 安全性が高い

防カビコーティングに含まれる成分にはカビや菌を抑制する効果があり、その繁殖を防ぐことができます。
また、一度施工することで効果が長期間持続するため、頻繁な再施工が不要です。

さらに、防カビコーティングで使用される成分は、人体や動物に無害であるため、小さな子供やペットがいるご家庭でも安心して使用できます。

一方で、防カビコーティングにもデメリットがあります。
防カビコーティングは業者に依頼することが多いため、施工費用が高額になる場合があり、初期投資が必要です。
また、防カビコーティングの種類によっては、日光が当たる場所でないと効果が発揮できないものなどもあります。

そのため、防カビコーティングを行う際には、その場所に合ったものを選ぶことが重要です。

2.近年注目されている光触媒コーティングとは

ここ最近、防カビコーティングで注目されているのが光触媒コーティングです。

光触媒は、光のエネルギーを利用して化学反応を促進する物質や技術を指します。
主に、酸化チタン(TiO₂)がよく使用されます。

光触媒は、紫外線や可視光を受けると活性化し、周囲の有機物質や汚染物質を分解する能力を持っています。

2-1.光触媒の主な特長

光触媒の特長は、その強力な分解力にあります。

酸化チタンが紫外線や可視光を受けると、その表面で活性酸素が生成されます。
この活性酸素は非常に高い酸化力を持ち、カビや菌、ウイルスなどの有害物質を分解します。
これにより、表面に付着した汚れやカビの胞子を効果的に除去し、再発を防ぎます。

さらに、光触媒コーティングには自己洗浄効果があります。
汚れや有機物が付着しても、光触媒の作用で分解されるため、表面が常に清潔に保たれます。

また、光触媒は無色透明であるため、コーティング後も素材の見た目に影響を与えないという利点があります。

2-2.【光触媒のメリット】高い抗菌効果と持続

光触媒の最大のメリットは、その高い抗菌効果と持続性です。

光触媒コーティングを施すことで、カビや菌、ウイルスの活動を抑制し、長期間にわたって清潔な環境を維持することができます。
特に、病院や食品工場、住宅のキッチンやバスルームなど、衛生管理が重要な場所において、その効果は非常に有用です。
また、光触媒は耐久性が高く、一度の施工で長期間にわたり効果を発揮するため、メンテナンスコストが削減できます。

さらに、光触媒は化学薬品を使用しないため、安全性が高いという点も大きなメリットです。
施工後も人体や環境に悪影響を与えることがないため、住宅でもオフィスでも安心してコーティングすることができます。

2-3.【光触媒のデメリット】紫外線が必要な場合がある

一方で、光触媒にはいくつかのデメリットも存在します。

最大のデメリットは、紫外線が必要な場合があるという点です。
一般的な光触媒の場合、紫外線によって活性化されるため、日光が当たらない場所や、室内の暗い場所では効果が発揮されにくいという制約があります。
そのため、光が届かない場所では、効果が期待できないことがあります。

また、光触媒の施工は業者に依頼することが多いため、費用が発生します。
長期的に見れば安いのですが、施工時の金銭面の負担の大きさをデメリットに感じる方もいるでしょう。

3.紫外線が当たらなくても効果がある!最新の光触媒とは?

先ほど、2-3.【光触媒のデメリット】紫外線が必要な場合があるで、日が当たらない場所や室内の暗い場所では効果が発揮されにくいとお伝えしましたが、技術の進歩により、紫外線がなくても効果を発揮する最新の光触媒が登場しました。

これまでの光触媒技術は、紫外線が当たることで活性化し、抗菌・防カビ効果を発揮するものでしたが、ハーツクリーンが開発した「コパリン®PRO」は、紫外線だけでなく、LED光や可視光でも活性化します。
そのため、日当たりが悪く、紫外線が当たらない場所でも効果が期待できます。

また、「コパリン®PRO」は、ナノ酸化チタン・銅イオン・銀イオンを掛け合わせた世界初の銅イオン光触媒技術なので、非常に高い除菌力を誇っています。

銀イオンといえば、制汗スプレーや燻煙タイプの防カビ剤などたくさんの製品で使用されているため馴染みがあると思いますが、逆に銅イオンは聞いたことがないという方も少なくないでしょう。

実は銅イオンは様々な細菌・ウイルスに有効と言われていて、以下のウイルスや菌に関しては効果があると研究機関が発表しています。

さらに銅イオンは耐久性が高く、長期間にわたり抗菌効果を維持するため、公共施設や医療機関などでの使用に適しています。

コパリン®PROの効果

「コパリン®PRO」は、特許取得済の独自技術で、酸化タングステン、銅イオン、ナフィオン、メトフロトリンにより以下の効果を実現しています。

  • 除菌・抗菌効果(カビ・ウィルス・細菌など)

「コパリン®PRO」は、最高レベルの99.9%の除菌効果を持ち、カビだけでなくウイルスや細菌の成長を効果的に抑制します。
そして、以下のウイルスに対して効果があると立証されています。

  • 新型コロナウイルス
  • インフルエンザウイルス
  • ホルムアルデヒト
  • 白癬菌
  • NOx(窒素酸化物)

また、本来であれば光触媒には紫外線が必要ですが、「コパリン®PRO」はLEDの光でも除菌効果があります。
第三者機関の試験結果により、カビに対してブラックライトブルー蛍光ランプ(20W)を24時間照射した後、除去率が99.99%以上という非常に高い抗菌力が確認されています。

  • 消臭効果

悪臭の元となる有機物質も分解するため、トイレやキッチン、喫煙室など、臭いが気になる場所でも強力な消臭効果を発揮します。
消臭試験を行ったところ、たった30秒で以下のような大きな効果が表れました。

「コパリン®PRO」は、これほどまでに短時間で効果を発揮します。

  • 防汚効果

長期間にわたり、油汚れや酸化汚れ、カビの付着を防ぐことができ、新築時の輝きを維持することができます
これにより、建物の外壁や家具、家電製品などが綺麗な状態を保ちやすくなり、メンテナンスの手間を減らします。

  • 防虫効果

「コパリン®PRO」には防虫効果もあります。
特にゴキブリやトコジラミなどの害虫に対して効果を発揮し、1年間有効な防虫効果を提供します。
これにより、住宅やオフィス内の衛生環境が向上し、害虫の発生を防ぐことができます。

このように「コパリン®PRO」には、住宅を守るための効果がたくさんあります。
防カビコーティングを検討されている方は、一度ハーツクリーンまでお問合せください。

ハーツクリーンのお問い合わせはコチラ

4.防カビコーティングのメリットと施工するタイミング

カビは発生してから対処するというイメージを持っている方も多いですが、大事なのはカビが発生する前に予防することです。

カビは発生することで健康に悪影響を及ぼしたり、高額なカビ取り費用が掛かったりするケースもあります。
そのため防カビコーティングをすることで、それらを防ぐことが可能なのです。

4-1.防カビコーティングのメリットはたくさんある

防カビコーティングには多くのメリットがあります。

  • 健康被害の予防

カビは、喘息やアレルギーなどの健康被害を引き起こすことがあります。
防カビコーティングを施すことで、これらのリスクを大幅に減らし、家族全員の健康を守ることができます。

  • 美観の維持

カビは見た目にも悪影響を与えます。
防カビコーティングを施すことで、壁や天井の黒ずみや変色を防ぎ、常に清潔で美しい状態を保つことができます。

  • メンテナンスの手間の削減

一度施工すれば長期間にわたってカビの発生を防ぐことができるため、頻繁な清掃やカビ取り作業の手間を減らせます。

  • コストの削減

一度の施工で長期間カビの発生を防ぐことができるため、何度も施工する必要がなく、コストの削減が可能です。

  • 物の長寿命化

カビは建材や家具、家電製品を劣化させる原因にもなります。
防カビコーティングを施すことで、これらの物の寿命を延ばし、結果的に長期的なコスト削減にもつながります。

4-2.防カビコーティングは入居前やカビ取り後がおススメ

防カビコーティングを施工するタイミングも重要です。
特におススメなのが以下のタイミングです。

  • 入居前

マンションや戸建てを購入した時、もしくは自宅をリフォームした後に行うのがおススメです。
入居前の状態で防カビコーティングを施すことで、建物全体を保護し、カビの発生を未然に防ぐことができます。

  • カビ取り後

既にカビが発生している場合は、まずカビを取り除き、その後に防カビコーティングを施すことが理想的です。
これにより、再発を防ぎ、清潔な状態を長期間維持することができます。

  • 湿気の多い季節の前

梅雨や夏場の高湿度の時期の前に防カビコーティングを施工することで、カビの繁殖を防ぎやすくなります。
湿気が多くなる前に予防することで、より効果的なカビ対策が可能です。

5.防カビコーティングを業者に依頼するには

住居やオフィスの防カビコーティングを最大限に生かすためには、業者に依頼して、プロの技術を活用するのが一番です。
以下に、業者選びのポイントを解説します。

5-1.目的に合った業者を選ぶ

防カビコーティングの効果を最大限に引き出すためには、施工場所に適したコーティング方法を選ぶことが重要です。
例えば、日当たりの悪い部屋では通常の光触媒コーティングは効果が限定的になるため、LED光にも反応するタイプの光触媒や、別の防カビ技術を持つ業者を選ぶ必要があります。

施工対象となる部屋や施設の特性に合わせた提案ができる業者を選ぶことで、効果的なカビ対策が実現できます。
事前に業者に施工場所の詳細を伝え、最適な方法を提案してもらうことが成功の鍵です。

5-2.業者の評判と実績

防カビコーティング業者を選ぶ際には、評判と実績を確認することが大切です。

インターネットのレビューサイトやSNSでの口コミ、過去の施工事例をチェックし、信頼できる業者を見つけましょう。
長期間にわたる防カビ施工の経験がある業者は、技術力が高く、信頼性もあります。

特に、顧客から高評価を受けている業者や、施工実績が豊富な業者を選ぶと安心です。
また、業者のウェブサイトやカタログで、具体的な施工事例や成功事例を確認することも有効です。

さらに、業者が提供する保証やアフターサービスの内容を確認することで、施工後のトラブルにも安心して対応できる業者を選ぶことができるでしょう。

5-3.見積もりと契約の注意点

業者に依頼する前に、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。

見積もりには、施工範囲、使用するコーティング剤の種類、施工日程、価格、保証内容などが詳細に記載されていることを確認しましょう。
価格だけでなく、提供されるサービスの内容や品質も比較することが必要です。

契約前には、契約書をしっかりと読み込み、追加費用が発生する条件や施工後の保証内容についても確認します。
特に、施工後のメンテナンスやアフターケアの内容については明確にしておくことが重要です。
これにより、予期しないトラブルを防ぎ、安心して防カビコーティングを任せることができます。

防カビコーティングを依頼する

6.自力で防カビコーティングをやるには

業者に依頼すると費用が高くなるため、自力で防カビコーティングを行いたいと考える方もいるでしょう。

やはり業者が行う防カビコーティングと比べると劣ってしまいますが、それでも一定の効果は期待できます。

6-1.市販のコーティング剤を使用する

市販の防カビコーティング剤は、自宅で簡単にカビ対策を行うための便利なアイテムです。
使用する場所に適した製品を選び、適切に使用することで効果的なカビ予防が可能です。

これらのコーティング剤は、スプレータイプや塗布タイプなど様々な形式で提供されており、手軽に使用できるのが特徴です。
また、定期的なメンテナンスを行うことで、カビの再発を防ぎ、清潔な環境を保つことができます。

出典:Amazon

横浜油脂工業 防カビ抗菌コーティング剤 防カビ抗菌コートJET

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6-2.超音波噴霧器で行う

先ほど3.紫外線が当たらなくても効果がある!最新の光触媒とは?で紹介した「コパリン®PRO」は、自力で防カビコーティングすることも可能です。

ドアノブや机などを部分的に除菌・抗菌するなら、スプレーボトルに入れて噴霧するという方法があります。
しかし部屋全体をその方法で行おうとすると、手間が掛かりますし、ムラができやすいというデメリットがあります。

そこでおススメしたいのが、超音波噴霧器を使用した方法です。

噴霧器はコーティング剤を細かい霧状にして均一に拡散させるため、壁や天井などの手の届きにくい場所の施工も容易してくれます。
特に大きな部屋や複雑な形状の空間では、手作業よりも効率的に作業が進むため、時間と労力を節約できるでしょう。

また、噴霧器による施工はムラが少なく、均一な仕上がりが期待できるため、専門業者の施工に近い効果が期待できます。

↑※現在、旧製品名の「クリーンプロテクション®CU2+」と表示されますが、コチラから「コパリン®PRO」をご購入いただけます。

出典:Amazon

GHDVOP ナノスプレーガン 消毒剤ミストガン 噴霧器

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7.まとめ

今回は、防カビコーティングの効果や最新の光触媒コーティングについて詳しく解説しました。

日本の湿気の多い気候では、防カビコーティングはカビの発生を未然に防ぐために非常に有効な手段です。
防カビコーティングには、健康被害の予防、美観の維持、メンテナンスの手間とコストの削減、物の長寿命化など多くのメリットがあります。

特に、光触媒コーティングは高い抗菌効果と持続性を持っていて、非常に注目されている技術です。
カビ取り業者のハーツクリーンで販売している「コパリン®PRO」は、「銅イオン×光触媒×銀イオン」によって、以下の効果が期待できます。

除菌・抗菌だけでなく、消臭、防汚、防虫の効果もあるため、新築やリフォーム後の入居前に防カビコーティングを行うことで、カビの発生だけでなく、住宅を綺麗に保つこともできるでしょう。

また、防カビコーティングを業者に依頼する際には、目的に合った業者を選び、評判や実績を確認し、見積もりと契約内容を詳細にチェックすることが重要です。
もし自力で行う場合は、超音波噴霧器を使うと、ムラなく部屋全体の防カビをすることができるのでお勧めです。

防カビコーティングは、見えないところで健康を守り、住環境を向上させるための重要な対策です。
家族や自分の健康を守るため、そして美しい住環境を保つために、防カビコーティングを積極的に取り入れてみてください。