【2025年版】カビ取り業者の費用相場|間取り・場所別の料金比較&選び方

「カビを除去したいけど、専門業者に頼むと高そう…」
「業者によって料金がバラバラだけど、どこを選べばいい?」
カビは放置すると健康被害や建物の劣化につながるため、早めの対処が重要です。
しかし、「どの業者を選ぶべきか」「相場はいくらなのか」と悩んでしまう人も多いでしょう。
カビ取り費用は、業者の対応範囲やカビの発生状況によって異なりますが、一般的には以下のような料金が発生します。

カビの発生状況や建物の構造によって、費用が大きく変わることもあります。
そのため、相場を知るだけでなく、見積もりの内容をしっかり確認することが重要です。
そこで本記事では、カビ取り業者の料金相場を「間取り・場所別」に比較し、高額な費用を抑えるコツや、失敗しない業者選びのポイントを解説します。
「コストを抑えつつ、しっかりとカビを除去したい!」と考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
この記事でわかること |
・カビ取り業者に依頼した場合の費用の目安 ・自力でのカビ取りと業者依頼のメリットとデメリット ・信頼できるカビ取り業者の特徴と選び方 ・カビの再発を防ぐための対策 |
目次
1. カビの放置は絶対にNG!その理由は?
住宅内にカビが発生しているのに、「忙しいから後でカビ取りをしよう」「見た目が悪いだけだから我慢しよう」と放置する方もいます。
しかし、それは絶対に避けるべき行動です。
なぜなら、カビを放置すると健康被害のリスクが高まり、さらにカビの範囲が広がり状況が悪化する可能性があるからです。
以下に、カビを放置することで起こり得る問題について詳しく解説します。

1-1. 健康被害の発生
カビを放置することで最も深刻な問題は、健康被害です。
カビの胞子は空気中に漂い、これを吸い込むことでアレルギー反応を引き起こす可能性があります。
特に、喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギーを持つ人々にとって、カビは症状を悪化させる大きな要因です。
また、長期間にわたってカビの胞子を吸い込むことで、咳や喉の痛み、さらには肺炎などの呼吸器系の疾患を引き起こす恐れがあります。
一部のカビは、マイコトキシンと呼ばれる有毒な物質を生成し、これが神経系や肝臓にダメージを与えることもあります。
特に免疫力の低い高齢者や子供にとって、カビの存在は大きなリスクとなります。
1-2. カビが拡散してさらに悪化

カビを放置すると、拡散して状況がさらに悪化する恐れがあります。
カビは湿気と栄養分のある環境で急速に繁殖します。
最初は小さな黒い点だったものが、放置することで壁一面に広がることも珍しくありません。
カビが広がると、除去がより困難になり、専門のカビ取り業者に依頼しなければならないケースが増えます。
さらに、範囲が広がるほど施工費用が高くなり、カビが根深くなるとリフォームが必要になることもあります。
そうなると修繕費まで発生し、経済的な負担がさらに大きくなってしまうでしょう。
1-3. カビの不快な臭い
カビは特有の不快な臭いを発生させ、それが家全体に広がることがあります。
カビの臭いは非常に強力で、生活の質を低下させ、住環境の悪化に繋がります。
また、臭いを放置すると、家具や衣類にもカビの臭いが移り、さらに被害が広がる恐れがあります。
カビ臭は換気や市販の消臭剤では完全に取り除くことが難しいため、臭いを消すには根本的なカビの除去が必要です。
1-4. 資産価値の低下
カビが発生している物件は、不動産市場での評価が下がることが多いです。
不動産の査定や売却時にカビが発見されると、価格が大幅に減少することがあります。
また、カビの被害が広がり建材や設備が劣化すると、修繕費用がかさみ、結果的に大きな経済的負担を招くことになります。
他にも、賃貸にお住まいの方の場合、退去時に原状回復義務により退去費用が高額になる可能性があります。
カビの被害が広範囲に及んでいる場合、修繕費用がかさむだけでなく、大家や管理会社とのトラブルになることも考えられるので注意しましょう。
■関連記事■退去時にカビ発見!大家さんからの請求を最小限にする為のテクニック
2. カビ取り業者に依頼すると費用はいくらかかるのか

カビ取りを業者に依頼する際、最も気になるのが費用でしょう。
自分で対処するよりも費用は高くなりますが、プロの技術によって再発防止の効果が期待できます。
ここでは、一般的なカビ取り費用の目安や、料金がどのように決まるのかを詳しく解説します。
2-1. 一般的なカビ取り費用の目安
カビ取り業者の料金は、1㎡あたりの単価で計算されるのが一般的です。
日本建築防黴協会によると、相場は作業面積が1㎡あたり2,000~3,000円程度とされています。
以下に、施工場所ごとの目安をまとめました。(※床面積ではないので注意してください)
施工場所 | 費用相場 |
トイレ | 24,000円~30,000円 |
押入れ(横0.91m) | 10,000円~20,000円 |
押入れ(横1.82m) | 15,000円~30,000円 |
6畳部屋 | 80,000円~120,000円 |
12畳部屋 | 125,000円~190,000円 |
16畳部屋 | 146,000円~219,000円 |
もちろん、業者によってはこれよりも安い場合もあれば、高くなる場合もあります。
大体は最低料金が設定されている
カビ取り業者を利用する際に注意したいのが、最低料金の存在です。
例えば、1㎡あたり2,500円の業者に5㎡のカビ取りを依頼した場合、本来なら以下の料金になります。
- 5㎡ × 2,500円 = 12,500円
しかし、多くの業者では最低料金が設定されており、この金額では施工できないことがほとんどです。
- ハーツクリーンの料金シミュレーションの例
カビ取り業者のハーツクリーンの場合、以下のような料金体系になっています。
最低料金 | 60,000円~ |
1㎡あたり | 2,500円~ |
もし東京にお住まいの方が壁紙のカビ取りをハーツクリーンに依頼した場合の費用の目安は以下の通りです。
壁のサイズ | 作業費用 |
幅3m × 高さ3m | 60,000円 |
幅8m × 高さ3m | 60,000円(料金変わらず) |
幅9m × 高さ3m | 67,500円(7,500円加算) |
このように、一定の広さまでは最低料金の範囲内で施工され、それを超えると追加料金が発生する仕組みです。
また、交通費も別途かかるため、近くに業者がいない地域では費用が高くなる可能性があります。
- 部屋全体のカビ取り費用の例
部屋全体のカビ取りとなると、さらに費用が高くなります。
例えば、3畳の部屋(縦2.7m × 横2.7m × 高さ2.4m)全体のカビ取りを依頼すると、壁や天井を含めた広範囲の施工が必要になります。

あくまで概算ですが、施工場所が東京の場合で93,025円の費用が発生します。
もちろん部屋が大きくなれば、さらに費用は高くなります。
状況によって費用に変動があるので、まずは業者に見積もり依頼することをおススメします。
また、ハーツクリーンの料金シミュレーションを利用すると、おおよそのカビ取り費用を簡単に確認できます。
カビ取り範囲は目視できるカビだけではない
カビ取りは、「見えているカビ」だけを対象にするわけではありません。
カビは目に見えない微細な菌が集まり、コロニーを形成することで視認できるようになります。
そのため、表面に見えているカビの周辺にも胞子が付着している可能性が高いです。
特に天井にカビが発生している場合、その下にある家具や壁にもカビが広がっていることが考えられます。
「業者が広範囲を施工するのは、料金を上げるためでは?」と疑問に思うかもしれませんが、カビの再発を防ぐためには、目に見えない部分のカビ対策も不可欠なのです。
2-2. 追加費用が発生するパターン
カビ取り費用とは別に、追加料金が発生するケースがあります。
その代表的な例が、以下のようにリフォームが必要になる場合です。
カビ発生箇所 | 必要なリフォーム |
壁紙(クロス) | 壁紙の張り替え |
石膏ボード | ボードの交換 |
押入れ | 襖の交換 |
床 | フローリングの張り替え |
例えば、壁の表面にカビが発生している場合、すでに壁紙の裏側にもカビが広がっている可能性があります。
その場合、壁紙を剥がしてからカビ取りを行う必要があり、追加費用が発生します。
3畳の部屋(縦2.7m × 横2.7m × 高さ2.4m)の壁紙を張り替える場合、ハーツクリーンの料金シミュレーションでは以下のような料金になります。

先ほど、東京で3畳のカビ取りを行う場合、93,025円でしたが、クロスの張り替え費用も加わると260,025円と一気に費用が上がります。
また、石膏ボードにまでカビが広がっている場合は、その部分の交換費用もかかるため、さらに費用が追加になります。
- カビの放置はリフォーム費用増加の原因に

1. カビの放置は絶対にNG!その理由は?でも述べたように、カビを放置するとどんどん広がり、最終的にはリフォームが必要になる可能性が高くなります。
特に、壁紙の裏や床下にまでカビが進行すると、カビ取り費用に加えてリフォーム費用も発生し、結果的に大きな出費につながってしまいます。
そのため、カビが軽度のうちに早めに対処することが、余計なコストを防ぐ重要なポイントです。
2-3. 料金が安いだけの業者は選んではダメ!
カビ取り費用は決して安くはないため、できるだけ費用を抑えたいと考える方も多いでしょう。
しかし、料金が安いだけの業者を選んでしまうと、後々余計な費用が発生し、結果的に本来よりも高くなる可能性があります。
- カビの根本的な除去が不十分で再発する
例えば、カビ取りの範囲を最小限にすることで費用を安くする業者もいます。
しかし、カビは目に見えない部分にも広がっているため、表面だけの処理ではすぐに再発する可能性が高いです。
そうなると再度カビ取りを依頼することになり、初回の施工費が無駄になってしまいます。
- アフターフォローが不十分
料金の安い業者の中には、施工後の保証やアフターフォローがないケースもあります。
そのため、施工後すぐにカビが再発しても、追加料金を払って再施工を依頼しなければならないことがあります。
また、知識や技術力が不足している業者に依頼すると、適切なカビ取りができず、何度もカビが再発してしまうこともあるため、注意しましょう。
- 失敗例:カビの上から塗装をした結果…
カビ取り業者のハーツクリーンに依頼があったお客様の事例です。

ハーツクリーンに依頼があった時点で、カビと塗装が層になっており、通常のカビ取りでは対応できない状態でした。
そのため、塗装をすべて剥がしてからカビ取りをする必要があり、費用がかさむ結果に。


最初に適切なカビ除去をしていれば、無駄な費用がかかることはなかったでしょう。
参考:ハーツクリーン「塗装しても直ぐカビが生えるのは塗装の下にカビがいるから!?正しいカビ対策法」
- 信頼できる業者を選ぶことが重要!
以上のことから、料金だけで業者を選ぶのは危険です。
業者選びに失敗しないために以下のポイントを確認し、信頼できる業者を選びましょう。
- カビ取りの技術力・実績があるか
- 施工後のアフターフォローが充実しているか
- 根本的なカビ除去を行うか(表面処理だけで済ませていないか)
最初に適切な業者を選ぶことが、結果的にコストを抑えるポイントになります。
3. 自力でのカビ取りと業者依頼の違い

カビ取り費用は決して安いものではないので、できるだけ自分でやりたいと思う方も少なくないと思います。
また、カビがある程度広がっている状態だと自力でカビ取りできるのか、プロに任せた方が良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。
それぞれの対処にはメリットとデメリットがあり、状況に応じて適切な選択をすることが重要です。
3-1. 自力でのカビ取りのメリット・デメリット
まずは、自力でカビ取りする場合のメリットとデメリットについて解説します。

メリット
- コストが抑えられる
自力でカビ取りを行う場合、業者に依頼するよりも費用を節約できます。
市販のカビ取り剤や掃除道具だけで対処できるため、経済的です。
- 即時対応ができる
カビを見つけたその場で対応できるため、業者のスケジュールに合わすことなく、迅速にカビ取りを行うことが可能です。
これにより、カビの拡大を防ぐことができます。
デメリット
- 完全にカビを除去できないことがある
市販のカビ取り剤では、表面のカビは除去できても、壁の内部や目に見えない部分に残っているカビを完全に取り除くことが難しいです。
その結果、カビが再発する可能性があります。
- 再発するリスクが高い
適切な防カビ対策が不十分な場合、カビが再び発生するリスクが高まります。
再発するたびにカビ取りを行う手間と費用がかかるため、長期的にはコストが増加することもあります。
- リフォームが必要な場合は対応不可
カビが深刻な場合、壁紙や石膏ボードの交換など、リフォームが必要になることがあります。
このような場合、自力では対応できず、業者に依頼する必要があります。
- 作業に相当な労力が必要
カビ取り作業は体力と時間を要するため、広範囲にカビが発生している場合や、カビが頑固な場合は、相当な労力が必要です。
- 作業中の健康被害の恐れ
カビ取り作業中に、カビの胞子を吸い込んだり、強力なカビ取り剤に触れたりすることで、健康被害を受けるリスクがあります。
特に、アレルギー体質の人や呼吸器系が弱い人は注意が必要です。
3-2. 業者に依頼するメリット・デメリット
続いて、業者にカビ取りを依頼する場合のメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット
- 自分で作業しなくていい
カビ取り業者に依頼すれば、自分で労力をかけることなく、カビ取り作業を任せることができます。
これにより、時間と体力を節約できます。
- 徹底的にカビを除去してもらえる
プロの業者は専門的な知識と技術を持っており、カビを徹底的に除去してくれます。
見えない部分や内部までしっかりとカビ取りを行うため、効果的です。
- カビの再発率が低い
業者によるカビ取りは、再発防止策も併せて実施されることが多く、カビの再発率が低くなります。
防カビコーティングなどの処置が施されることで、長期的な効果が期待できます。
- 作業中の健康リスクがない
自分でカビ取りを行う場合、カビの胞子を吸い込んだり、カビ取り剤に触れたりすることで健康被害が生じるリスクがあります。
業者に依頼することで、これらの健康リスクを避けることができます。
- カビ対策などのアドバイスがもらえる
業者はカビの専門家であり、カビの再発を防ぐための対策や日常的なケアのアドバイスを提供してくれます。
これにより、今後のカビ発生を予防するための知識が得られます。
デメリット
- 費用がかかる
カビ取り業者に依頼するには費用がかかります。
カビの範囲や状態によっては、高額になることもあります。
費用対効果を考慮し、自分での対応と比較することが重要です。
- 依頼から作業完了まで時間がかかる
業者に依頼すると、見積もりやスケジュール調整、作業の実施までに時間がかかることがあります。
特に梅雨の時期など繁忙期はすぐに対応してもらえないこともあります。
3-3. 業者に依頼するべき?判断するためのチェックリスト
自力でのカビ取りと業者依頼にはそれぞれメリットとデメリットがあることがお分かりいただけたと思います。
しかし実際にカビが発生した場合、「この範囲のカビは自力でカビ取りできる?それともプロに任せた方がいい?」と迷ってしまうこともあるでしょう。
その時は、以下のチェックリストを活用してください。

この項目に1つでもチェックが入っているようなら、業者に任せた方が良い可能性が高いです。
すでに自力では対処が難しいところまでカビが広がっている可能性が高く、自力でカビ取りしても再発するリスクが高いでしょう。
どうするべきか迷う場合は、一度カビ取り業者に相談してみることをおススメします。
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3-4. プロ仕様のカビ取り剤で自宅でも本格的なカビ取りが可能
自力でカビ取りできると判断した場合、カビ取り剤選びは重要です。
そこでおススメしたいのが、カビ取り業者のハーツクリーンが開発したカビ取りマイスターです。
実際にプロが使用しているカビ取り剤を一般の方でも使いやすいように改良しているため、自宅でもプロレベルのカビ取りが可能になりました。
さらにこの製品は安全性が高いため、水回りだけでなく、壁紙などの水で洗い流せない場所にも使用可能です。
カビ取りマイスター ライトキット

セット内容 | ・除カビ剤 1000ml(250ml×4本) ・除カビ剤(ジェル状)50ml ・防カビ剤 500ml(250ml×2本) ・クリーンプロテクションNFE2 50ml ・刷毛 1本 ・計量カップ 1個 ・取扱い説明書 |
価格 | 21,780円 |
カビ取りマイスターキットは除カビ剤や防カビ剤、刷毛など一式がセットになっています。
21,780円という価格を聞いて「高い」と感じる方もいるかもしれませんが、業者に依頼するよりも費用を大幅に抑えられる点が大きなメリットです。
このキットを使ってカビ取りを試しても、もしうまく除去できなかった場合は、ハーツクリーンのカビ取り施工を依頼すれば、購入代金(21,780円)が施工費用から全額差し引かれるため、無駄な出費を防げて安心です。
カビ取りマイスター 除カビ剤

セット内容 | ・除カビ剤 500ml |
価格 | 2,250円 |
「21,780円はちょっと高い…」と感じる方には、カビ取りマイスターの除カビ剤の単品も販売されています。
防カビ剤はないですし、施工費からお値引きサービスなどもないですが、カビ取りだけしたいということであれば、2,250円でプロレベルのカビ取り剤を使用できるのでお勧めです。

4. 信頼できるカビ取り業者の5つの特徴
カビ取り業者に依頼すると決めたら、次は大事な業者選びです。
料金が安い業者を見つけても、杜撰な施工でカビが再発してしまえば意味がありません。
そこで、信頼できるカビ取り業者の5つの特徴を解説します。
できるだけこれらのポイントを満たしている業者を選びましょう。

4-1. 専門的な知識と技術がある
信頼できるカビ取り業者は、カビに関する専門知識と高度な技術を持っています。
- カビの種類を見極め、適切な除去方法を提案できる
- カビの発生原因を特定し、再発防止策をしっかりアドバイスしてくれる
- 最新のカビ取り技術や専用機器・液剤を駆使し、徹底的に除去できる
ただ表面のカビを落とすだけでは、すぐに再発してしまいます。
「根本からカビを取り除けるか」が重要なポイントです。
4-2. 明確な料金体系

信頼できるカビ取り業者は、料金体系が明確で、詳細な見積もりを提示してくれます。
- 見積もりに、カビ取り作業の費用や追加処理の費用が明記されている
- 追加料金が発生する可能性について事前に説明してくれる
- 料金についての質問にも丁寧に答えてくれる
反対に「あとから追加料金がかかる」など、見積もりが不明確な業者には要注意です。
4-3. 実績が豊富で肯定的な口コミが多い
カビ取りの実績が豊富な業者は、さまざまなケースに対応してきた経験があり、安心して依頼できます。
以下は信頼できる業者の見極め方です。
- ホームページで過去の施工事例を確認する
- 口コミサイトで実際の利用者の評価を見る
特に、具体的な施工内容が書かれた口コミは信頼性が高いです。
「対応が丁寧だった」「再発しなかった」などのポジティブなレビューが多い業者を選びましょう。
4-4. 保証制度がある

信頼できるカビ取り業者は、施工後の保証制度を提供していることが多いです。
事前に以下の内容を確認しておきましょう。
- 保証期間中にカビが再発した場合、無償で対応してくれるか
- 保証制度の内容や期間が明確に説明されているか
保証がある業者は、カビ取りの効果に自信がある証拠です。
また、万が一再発した場合でも、追加費用を気にせず対応してもらえるので安心できます。
4-5. 丁寧な対応と説明をしてくれる
信頼できる業者は、問い合わせや見積もりの段階から丁寧な対応をしてくれます。
以下に当てはまる業者は信頼できるでしょう。
- カビの問題や解決方法を、分かりやすく説明してくれる
- 具体的な作業内容や使用する液剤、防カビ対策について詳しく解説してくれる
- 専門用語ばかりでなく、素人にも分かるように説明してくれる
また、質問や不安に対して誠実に対応してくれるかどうかも大切な判断基準です。
対応が丁寧な業者は施工も丁寧であることが多いため、安心して任せられます。
■関連記事■【2025年版】カビ取り業者の選び方|失敗しない依頼ポイント&おすすめ業者比較
5. カビ取り業者選びを失敗しない!業者選びから施工までの流れ
カビ取り業者を選んで施工してもらうまでの間には、適切な手順を踏むことが重要です。
以下に、業者選びから施工完了までの流れを詳しく説明します。

STEP1:情報収集と業者選定
最初に、信頼できるカビ取り業者を見つけるために情報収集を行います。
インターネットで検索して、いくつかの業者のホームページや口コミを見てください。
以下の項目に当てはまる業者は最低限のレベルをクリアしている可能性が高いです。

それぞれの業者のホームページを隅々まで見て、これらが当てはまる業者なのか確認してください。
STEP2:見積もり比較と現地調査
リストアップができたら、次は複数の業者に問い合わせをして、見積もりを依頼してください。
見積もりは無料で提供されることが多いです。
複数の業者から見積もりを取得し、費用や作業内容を比較します。
料金の内訳や追加費用の有無をしっかり確認しましょう。
また、現地調査をお願いするのも良い方法です。
現地調査では、業者が実際に現地を訪問し、カビの状況を詳しく調査してくれます。
現地調査はお住まいの地域や選んだ業者によっては無料で行われることもあります。
最初の問い合わせや見積もり依頼、現地調査の際には、以下のポイントを意識してください。

これらの項目に当てはまる業者に依頼するのが理想的です。
STEP3:契約と施工準備
カビ取り業者を選定したら、正式に依頼し契約を結びます。
契約後、施工の日程を調整し、必要な準備を進めます。
業者から事前に依頼者が行うべき準備についての説明がありますので、家具の移動や作業エリアの確保などは当日までに済ませておきましょう。
STEP4:施工

業者の専門スタッフが現地でカビ取り作業を開始します。
カビの除去や再発防止策の実施など、見積もりに基づいた作業が行われます。
カビ取り業者は専門の機械や液剤を使用し、安全かつ確実にカビを除去します。
不明点や不安なことがあれば、その都度質問し、確認しましょう。
STEP5:完了確認とアフターフォロー
業者がカビ取り作業を完了したら、依頼者が作業内容を確認します。
作業が見積もり通りに行われたか、カビがしっかり除去されているかを確認しましょう。
また、アフターフォローが充実している業者は、一定期間の保証を提供しています。
カビが再発した場合には、保証期間内であれば無償で再対応してくれることがあります。
■関連記事■見違えるほどキレイ!カビ取り業者に依頼してからカビ除去するまでの手順とQ&A
まずは一度カビ取り業者に相談してみたいという事でしたら、以下のリンクからお問合せください。
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6. 再発を防ぐためのカビ対策
業者に依頼してカビ取りをしてもらっても、日々の生活によっては再発してしまうことがあります。
まず、カビが発生する場所には、以下の4つの条件が揃っているものです。

そのため、カビを防ぐにはこの4つの条件が揃わないようにすることが重要です。
ここでは、部屋、押入れ、浴室のカビ対策をそれぞれ紹介します。
すぐにできるものばかりなので、ぜひ日々の生活に取り入れてください。
6-1. 部屋のカビ対策


- 除湿や換気をする
部屋の湿度を60%以下に保つことがカビ対策の基本です。
雨などで湿度が高い日は、エアコンの除湿機能や除湿機を活用して湿度を管理してください。
また、定期的に窓を開けて換気を行い、新鮮な空気を取り入れることで湿気を逃がし、カビの発生を防ぎましょう。
- こまめに掃除する
カビの栄養源となる埃や汚れを取り除くため、こまめな掃除が重要です。
家具の裏や隅、床の隙間など、見えにくい場所も丁寧に掃除しましょう。
特に湿気の多い季節には頻繁に掃除を行い、清潔な環境を維持することがカビ対策につながります。
- 家具の配置に気を付ける
家具は壁から数センチほど離して配置し、空気の流れを良くしましょう。
これにより湿気がこもりにくくなります。
また、部屋全体に風が通るように扇風機やサーキュレーターを使用して空気を循環させることも効果的です。
- 結露を防ぐ
結露はカビの発生を助長するため、窓や壁に発生したら、すぐに拭き取ったり、扇風機などを回して乾燥させるようにしてください。
また、可能であれば二重窓にしたり、結露防止シートを貼ったりして、結露の発生を防ぐようにしましょう。
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6-2. 押入れのカビ対策


- 物を詰め込みすぎない
押入れに物を詰め込みすぎると、空気の流れが悪くなり湿気がこもりやすくなります。
収納する物の量を適度に調整し、空気が流れるスペースを確保しましょう。
また、収納ケースやラックを使って整理整頓することで、押入れ全体の通気性を向上させることができます。
- 除湿剤を活用する
押入れの中に除湿剤を設置し、湿度を低く保つようにしましょう。
特に湿気が多い季節には、吸湿性の高い除湿剤を使用することが効果的です。
除湿剤は定期的に交換し、常に新鮮なものを使うことで、押入れ内部の湿気を効果的に管理することができます。
- 定期的に換気する
押入れの扉を定期的に開けて換気を行い、内部の湿気を逃がします。
天気の良い日に押入れを開放することで、湿気を効果的に取り除くことができます。
また、換気扇や扇風機を使って押入れ内部の空気を循環させることも有効です。
- 定期的に掃除する
押入れの内部を定期的に掃除し、埃や汚れを取り除くことが重要です。
掃除をする際には、収納物を一旦取り出して、押入れの壁や床をしっかり拭き掃除しましょう。
清潔な状態を保つことで、カビの発生を防ぎ、快適な収納スペースを維持することができます。
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6-3. 浴室のカビ対策


- 24時間換気する
浴室は湿気がこもりやすいため、24時間換気を行うことで湿気を効果的に排出し、カビの発生を防ぎます。
換気扇を常に回しておくか、窓を少し開けて空気の流れを確保しましょう。
特に入浴後は換気を強化し、湿気を早めに外に逃がすことが重要です。
- 吊るす収納にする
浴室内の収納を吊るすタイプにすることで、床に直接物を置かないようにします。
これにより、床の通気性が良くなり、水分が溜まりにくくなります。
シャンプーやボディソープなどを吊るして収納することで、カビの発生リスクを減らし、掃除もしやすくなります。
- 使用後にシャワーで流す
入浴後は、壁や床に残った石鹸カスやシャンプーの泡をシャワーでしっかり流しましょう。
これらの残留物はカビの栄養源となるため、洗い流すことでカビの発生を抑えます。
その後、タオルで水気を拭き取るとさらに効果的です。
- 防カビ剤を活用する
定期的に防カビ剤を使用し、浴室内のカビの発生を予防しましょう。
最近は浴室用の燻煙タイプの防カビ剤なども販売されています。
これをすることで浴室全体のカビの発生を予防してくれます。
また、専門業者による防カビコーティングを施すと、長期間にわたって効果を持続させることができるので、さらに効果的です。
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7. まとめ
今回は、カビ取り業者に依頼する場合の費用相場や、信頼できる業者の選び方について解説しました。
- カビ取り費用の相場は、1㎡あたり2,000円~3,000円
- 多くの業者には最低料金が設定されているため、狭い範囲の施工は割高になりやすい
- カビが広範囲に及ぶと、壁紙や石膏ボードの張り替えなどの追加費用が発生する可能性がある
例えば、カビ取り施工5,000件以上の実績があるハーツクリーンの場合は以下の通りです。
- 1㎡あたり2,500円~
- 最低料金が60,000円~+交通費
ハーツクリーンでは、事前にサイト上で料金シミュレーションを利用し、おおよその費用を把握することができます。
カビにお困りの方は一度シミュレーションだけでも試してみてはいかがでしょうか。
また、信頼できるカビ取り業者を選ぶには、料金だけでなく実績や口コミ、アフターフォローの内容もチェックすることが重要です。
以下の項目に多く当てはまる業者を選ぶようにすると失敗が少ないでしょう。

適切な業者を選ぶことで、カビの再発を防ぎ、健康で快適な住環境を維持することができます。
カビ問題を早く解決するためにも、是非今回の情報を参考にして、信頼できるカビ取り業者を選びましょう。
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