カビのお悩み解決コラム

ハーバリウムにカビ!?失敗しないための原因とカビを防ぐ5つのポイントまとめ

#カビ#ハーバリウム
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監修者穂苅 英樹

編集長(ハーツリッチ株式会社 代表取締役)

おしゃれで美しいインテリアとして人気のハーバリウム。
ところが、気づいたら瓶の中が白く濁っていたり、カビが生えてしまっていた・・・という経験がある方も多いのではないでしょうか。

実はハーバリウムは、素材やオイルの種類、容器の扱い方を間違えると、カビが生えやすくなってしまうのです。
カラフルで可愛いはずのハーバリウムに、カビが生えてしまったらショックですよね。

この記事では、ハーバリウムにカビが生える原因や、カビを防ぐための5つのポイントをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

この記事で分かること
・ハーバリウムにカビが生える原因
・ハーバリウムのカビを防ぐポイント

ハーバリウムとは?

ハーバリウムとは2016年頃から流行し始めた、オシャレ雑貨のことです。植物標本とも言い、特殊なオイルにドライフラワーやドライフルーツなどを浮かべることで、1年くらい枯れないお花を眺めることができるというアイテムです。プレゼントや手作りで趣味としても人気を集めています。

可愛いカラフルなハーバリウムを並べて、眺めているだけでも癒されますよね。

ですが、そんなハーバリウムも保存状態や原材料によってはカビが生えることもあるのです。そこで、そんなハーバリウムにカビが生える原因と作るときにできる対策についてまとめてみました!

ハーバリウムにカビが出たら、まずはカビリスク診断

ハーバリウムのカビは材料や作り方が主因ですが、部屋の湿気環境によって起こりやすくなることもあります。
カビリスク診断でご自宅がどれくらいカビを招きやすい環境か、一度チェックしてみてください。

穂苅式10秒カビリスク診断

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ハーバリウムの状態別・対処方法の早見表

ハーバリウムに異変が見られたときは、カビの有無や容器の状態を確認し、無理に開封せずに適切に対応しましょう。

状態確認・対処方法注意・相談の目安
見た目や臭いに異常がない直射日光や高温を避けて飾る液漏れや濁りがないか定期的に確認する
白く濁っている使用オイルや花材の変色、水分混入の可能性を確認する濁りが続く場合は、開封せず販売店や制作者へ相談する
綿状・斑点状のものが見えるカビの可能性があるため、密閉したまま使用を中止する再利用せず、自治体の分別方法に従って処分する
異臭や液漏れがある素手で触らず、周囲を汚さないように隔離する容器が破損した場合は、手袋を着用して安全に処理する
高価・思い入れのある作品自分で分解せず、販売店や制作者へ相談するカビが確認された場合は再利用が難しいことがある

カビが疑われるハーバリウムを開封すると、オイルやカビが周囲に付着するおそれがあります。
処分する場合も無理に分解せず、自治体の分別方法を確認してください。


ハーバリウムにカビが生える原因

①花材にカビや湿気が付着していた

お花屋さんの密閉されていないドライフラワーなどを購入してハーバリウムに使用した場合ドライフラワー自体にカビが付いている可能性があります。

また、湿ったドライフラワーを使用してしまった場合も、のちにハーバリウムがカビてしまう原因となりますので、花材の保存状態もチェックしましょう。

(ハーバリウムを製作する場合に、なるべく素手で扱わないのもポイントです。ピンセットや手袋を使用し手の湿気が花材に付着しないようにしましょう)

②ドライフルーツにカビや湿気が付着していた

ハーバリウムには、レモンやオレンジなどのドライフルーツを使用する場合もあります。この時に使用するドライフルーツにもカビが最初から付着していたという可能性もあります。

目には見えないカビが付着して、ハーバリウム完成後に容器内の水分を栄養分にカビが増殖するということも有り得るため、使用前にカビや湿り気がないか確認し、十分に乾燥したハーバリウム用のドライフルーツを使用しましょう。

また、ハーバリウム用のドライフルーツではなく食用の砂糖入りドライフルーツを使用してカビが生えたという事もあるようですので、ハーバリウム専用のものを使うようにしましょう。

③容器に湿気があった

ハーバリウムを製作する際に、最初からガラスの中に水滴が付着していたりカビの胞子が付着していたという可能性もあります。
自分で作る際は、容器を十分に洗浄・乾燥させ、製品表示に従ってアルコールで拭いた後、完全に乾いてから制作を始めましょう。
食品用の瓶を再利用する場合は十分に洗浄し、耐熱表示を確認してから消毒してください。耐熱性が不明な場合、煮沸消毒は避けましょう。

ちょっとしたひと手間でカビの発生を抑えることができます。

■関連記事■食器にカビが!?原因と熱湯消毒での安全な除去・予防法を徹底解説

④ハーバリウム専用のオイルを使わなかった

ネットなどで「ハーバリウム オイル 代用」などで検索すると、ベビーオイルや食用オイルを使った方法なども見つけられます。

ですが、これらのオイルはハーバリウムづくりの為に作られたオイルではないため、他の花材や容器などと組み合わせることでカビが発生してしまう恐れがあります。

ハーバリウムを作る際にはハーバリウム専用の特殊オイルを使用するようにしましょう。

⑤保存状態が悪かった

例えば、ハーバリウムはオイルを使って花材を保存しますが、その際に直射日光の当たる場所や湿気の多い場所ですと外気温との差で結露が発生することで容器内に水滴ができてしまい、ハーバリウムがカビる原因になることがあります。

ですので、ハーバリウムを飾る場合には直射日光に当たらない通気の良い場所に置くようにしましょう。

また、ハーバリウムの保存期限は「約1年」と言われています。植物をオイルに漬けるからといって永久的に使えるわけではありません。ですので、保管状態と保管期限もちゃんと守って飾るようにしましょう。


自分でハーバリウムを作るときの注意点

ハーバリウムをカビさせない5つのポイント

では、おうちでハーバリウムを作る際にカビを発生させないために必要なポイント5つをまとめてみました。

まず、最初にカビの増殖条件は

「栄養素」「水分(湿度)」「温度」「酸素」です。

ハーバリウムのカビを防ぐには、花材や容器に水分や汚れを残さず、適切な材料を使用することが重要です。

  1. 容器はしっかりと洗浄する(栄養を残さない)
  2. 洗浄後は十分に乾燥させ、製品表示に従ってアルコールで拭く(汚れや微生物の付着を減らす)
  3. アルコール消毒後も水分をしっかりと乾燥させてから花材を入れる(水分を残さない)
  4. ハーバリウム専用オイルを容器に合った量まで入れ、大きな気泡が残らないように調整する
  5. 容器の口にオイルや花材が付着していないことを確認し、蓋をしっかりと閉める

これらのことに気を付けて、直射日光を避けた場所でハーバリウムを保管するようにしましょう。


【カビ最新ニュース】植物素材は「わずかな湿気」でカビが発生しやすいと指摘


海外での研究によると、植物由来の素材は見た目が乾いていても、微量の湿気が加わることでカビが増殖しやすいことが報告されました。

とくにドライフラワーや、植物を密閉された容器などで保管した場合、内部に残った水分や結露が原因となり、カビが発生するケースが確認されています。
この傾向は、植物をオイルとともに瓶に収めるハーバリウムにも共通しており、制作前の十分な乾燥や、容器内に湿気を残さない工夫が重要であることを改めて示しています。

参考:Garden Safety: How to Reduce Health Risks | RHS Advice


ハーバリウムのカビに関するQ&A


ハーバリウムは密閉されているように見えても、素材や作り方によってはカビが発生することがあります。よくある疑問を簡潔にまとめました。


Q1. ハーバリウムにカビが生えたら、直して使えますか?


基本的には処分が安心です。
一度カビが出ると容器内に胞子が残りやすく、オイルを入れ替えても再発する可能性があります。


Q2. 白く濁っているだけなら問題ありませんか?


ハーバリウムの白濁は、水分の混入だけでなく、オイルと花材の相性や素材の劣化でも生じます。
白濁だけでカビとは断定できませんが、異臭や綿状・斑点状のもの、液漏れがある場合は使用を中止してください。


Q3. カビを防ぐ一番のポイントは何ですか?


花材と容器をしっかり乾燥させることです。
制作前の乾燥と消毒、専用オイルの使用でカビのリスクを大きく減らせます。


まとめ

色鮮やかなハーバリウムは、飾るだけでもテンションが上がりますし作るときも楽しいですよね。貰っても嬉しいですし作るのも楽しいです。

ですが、せっかくハーバリウムを作るのであればカビにくく長持ちしやすいものにしたいですよね。上記のことを守って、カビない可愛いハーバリウムを楽しみましょう。

■関連記事■室内の植木にカビが生える原因と対処法!水やり・土・日当たりの正しい管理方法とは?

■関連記事■花瓶や観葉植物にカビが発生する原因は?効果抜群の対処法&予防テクニックを紹介

更新履歴
2026年7月更新:状態別の判断早見表を追加し、容器の消毒方法や乾燥、密閉、白濁時の判断に関する説明を一部見直しました。

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