タオルに生えたカビを取る方法(オキシクリーン)
白いタオルにポツポツと黒カビが...といった経験はありませんか?!
では、カビが発生してしまったタオルは処分するか雑巾にしてしまうしかないのでしょうか
そこで、この記事ではタオルのカビを自力で取り除く方法をご紹介したいと思います。
目次
タオルのカビを自力で取る方法
まず、タオルのカビを取る為には、カビ取り剤を準備する必要があります。ハイター(塩素系漂白剤)でも可能なのですが脱色やタオル地が痛む可能性もありますので今回は衣類に使用できる「酸素系漂白剤」で行っていきたいと思います。
準備するもの
- 酸素系漂白剤(液体タイプでも顆粒タイプでもOK)
- ビニール手袋
(今回は、顆粒タイプの酸素系漂白剤「オキシクリーン」で実践してみました)
では、早速カビ取りをしていきましょう!
①お湯を溜める
カビを除去したいタオルが1~2枚の場合は、洗面所で行えます。お湯の温度は50℃くらいがおススメです。高温によるヤケドに注意してください。
②酸素系漂白剤を入れる
まず手を保護するためにゴム手袋を装着しましょう。
(酸素系漂白剤は、塩素系漂白剤と比べるとそこまで刺激性が強いわけではありませんが、それでも多少なりとも影響があるので、手袋はしましょう)
タオルをお湯につけたら、酸素系漂白剤を入れます。液体型の酸素系漂白剤の場合はカビの気になる箇所に直接塗布し、時間を置きます。顆粒タイプの場合は、生えたカビの大きさによって、酸素系漂白剤の量を調整します。
↑これは、オキシクリーンの裏の説明ですが「シミ」の場合はお湯80gに対してキャップ1/8で、つけ置き洗いの場合は4Lのお湯に対してキャップ1杯分だそうです。加える量は、カビのひどさやお湯の量、カビ取り剤の説明を参考に調整します。
(今回は、キャップ1/2杯分入れています)
③5~30分ほど時間を置く
あまり長く置き過ぎると、タオルの繊維を傷めてしまうので長時間置かないようにしましょう。
④流水ですすぐ
時間を少し置いたら、流水でよくすすぎます。その後、いつもの洗濯後のようにしっかりと乾燥させたら完成です。
【番外編】洗面台でタオルのカビ取りをするメリット
さて、今回は顆粒タイプの酸素系漂白剤の1つである話題の「オキシクリーン」をカビ取りとして使用しましたが、洗面台で使うメリットが実は1つあるのです。
そのメリットとは、洗面台自体もピカピカになることです。写真では伝わりにくいかも知れませんが、黄ばみやくすみなどもスッキリキレイになるので、タオルや衣類のカビ取りをしながら、洗面台のクリーニングもできるという嬉しい効果があります!
(私も、初めてオキシクリーンでカビ取りをしたときに、この副産物に感動しました!)
注意点
ただし、酸素系漂白剤を使ってタオルのカビ取りをする際にもいくつか注意点があります。
- 長時間つけすぎない
- カビ取り剤を多く入れすぎない
- 換気に気を付ける
タオルのカビをしっかりと取りたいが故に、多くカビ取り剤を入れすぎたり、長時間つけすぎたとしてもカビが取れるどころか生地自体を傷める原因となります。また、多少脱色する恐れもありますのでまずは少量から試しましょう。
また、窓を開け、換気扇をしっかりと回しながらカビ取りをしましょう。
タオルのカビを防ぐ方法
では、最後にタオルにカビを生やさないための方法をまとめていきます。
タオルは手や体の水分をふき取るために使用するのが主な用途ですので、常に湿気を含んでいます。また皮脂や汚れなどもそのまま残りやすく、洗濯槽や洗濯かごの中にそのまま数日放置されることもあります。
これはカビの発生条件である
- 水分
- 温度
- 栄養源
この3つが揃いやすい環境であることから、カビが非常に生えやすいのです。
①よく乾燥させて使用する
タオルは使用した後、床やかごに直置きせず、タオル掛けなどに置くなどして乾燥させるようにしましょう。カビだけでなく雑菌の繁殖を防ぎます。洗濯後も、そのまま洗濯槽に置いたままにせず、すぐに干すようにしましょう。
できるだけ、外で干して日光消毒することをおススメします。
②定期的にコインランドリーを使用する
また、タオルを使用し洗濯→乾燥→収納 という流れの繰り返しではカビや雑菌がそのまま残っていることがあります。そこで定期的にコインランドリーで乾燥させると良いでしょう。
カビは、高温で30分以上乾燥させることで殺菌することができます。タオルのカビだけでなく雑菌繁殖による生乾きのニオイが気になるときにも有効です。
③煮沸消毒をする
大きな鍋にお湯を沸騰させ、タオルを煮沸消毒するという方法です。タオルがカビ臭い場合や、ニオイが気になる際にもおススメです。タオルの煮沸消毒をする際にはヤケドに注意してください。
まとめ
タオルは、水分を含んだ状態で放置されるとカビがあっという間に発生してしまいます。その為、普段から湿気を残さないように
使い終わったらすぐに乾燥させるようにしましょう。
また、カビが生えてしまった場合は、酸素系漂白剤を使用して、お湯で色素を落としましょう。置き時間や濃度にも注意してタオルが痛まないように注意しましょう!
ポイントは「早めにカビ対策を行う」ことです。小さなカビのうちに除去すれば、少しの労力で元に戻るので、タオルのカビやカビ臭さが気になったら早めに対処することをおススメします。