カビのお悩み解決コラム

梅雨時期のタオル生乾き臭対策|重曹と酸素系漂白剤の活用方法

#カビ#カビ臭い#タオル#梅雨
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監修者穂苅 英樹

編集長(ハーツリッチ株式会社 代表取締役)

梅雨の時期になると、洗濯しているはずのタオルが生乾き臭くなることはありませんか。

この独特の嫌な臭いは、主にタオルに残った水分や皮脂汚れをもとに、雑菌が増えることで発生します。
一度タオルに生乾き臭がついてしまうと、普通に洗濯しただけではなかなか取り除けないことがあります。

そこでこの記事では、重曹と酸素系漂白剤を使った、生乾き臭を軽減する洗濯方法を詳しく解説します。
生乾き臭が発生する原因や、臭いを防ぐためのコツまで紹介するので、日々の習慣に取り入れてみてください。

この記事で分かること
・タオルの生乾き臭を軽減する洗濯方法
・生乾き臭の原因
・タオルの臭いを防ぐコツ

1. タオルの生乾き臭を解決する洗濯方法

タオルの生乾き臭が気になる場合は、お湯でのつけ置きや重曹、酸素系漂白剤を使った洗い方が効果的です。

ただし、タオルに黒い斑点やカビが生えている場合は、臭い対策だけでは不十分なことがあります。
カビそのものを落としたい場合は、以下の記事も参考にしてください。
■関連記事■タオルに生えたカビを落とす3つの方法|お湯・エタノール・酸素系漂白剤で対処

1-1. お湯でつけ置きをする

ニオイのもととなる雑菌は、50〜60℃程度のお湯につけ置きすることで減らしやすくなります。
手順は以下の通りです。

  1. 洗面所のボウル、またはバケツに50〜60℃程度のお湯をためる
  2. タオルを入れて、お湯に漬ける
  3. 20〜30分ほど置いたら、お湯を抜き、軽く水気を絞ってから洗濯機で通常通り洗う

注意点

温度の高いお湯を使用するため、やけどには十分注意してください。

1-2. 重曹を入れる

お湯でタオルをつけ置きする際に、弱アルカリ性の重曹を加える方法もあります。
重曹には消臭効果や皮脂汚れを落としやすくする効果があるため、タオルの臭い戻りが気になる場合に役立ちます。

手順は以下の通りです。

  1. 洗面所のボウル、またはバケツに50〜60℃程度のお湯をためる
  2. 30Lのお湯に対して、大さじ1〜2杯程度の重曹を入れて溶かす
  3. タオルを入れて、20〜30分ほどつけ置きする
  4. 軽く水気を絞ってから、洗濯機で通常通り洗う

お好みで精油を加えることもできますが、入れすぎるとシミの原因になることがあります。
使用する場合は、1〜2滴程度にとどめ、汚れの目立ちにくい布類で試してから使うと安心です。

重曹は水よりもお湯の方が溶けやすいため、つけ置きにはお湯を使うのがおすすめです。
ただし、金属製の容器は変色することがあるため、使用する容器にも注意しましょう。

■関連記事■キッチンのカビ・焦げ・ヌメリ対策|重曹と熱湯重曹水の正しい使い方【専門家監修】

出典:Amazon

1-3. 酸素系漂白剤に漬けて洗う

タオルの臭い戻りや黄ばみが気になる場合は、酸素系漂白剤を使ったつけ置きも有効です。
酸素系漂白剤は、水よりも40〜60℃程度のお湯に溶かした方が効果を発揮しやすくなります。

手順は以下の通りです。

  1. 洗面所のボウル、またはバケツに40〜60℃程度のお湯をためる
  2. 30Lのお湯に対して、大さじ1杯程度の酸素系漂白剤を入れて溶かす
  3. タオルを入れて、20〜30分ほどつけ置きする
  4. 軽く水気を絞ってから、洗濯機で通常通り洗う

一方で、黒い点々や黒カビの色素が目立つ場合は、臭い対策だけでは落としきれないことがあります。

白いタオルの黒カビ・黒ずみを漂白したい場合は、以下の記事も参考にしてください。
■関連記事■タオルの黒カビ・黒ずみにキッチンハイターは使える?白いタオルの漂白方法と注意点

酸素系漂白剤は、ウールやシルクなど使用できない素材もあります。使用前に必ず洗濯表示や製品ラベルを確認しましょう。

出典:Amazon

注意点

酸素系漂白剤を使う際は、手荒れを防ぐためにゴム手袋を着用しましょう。
また、色柄物や濃い色のタオルは色落ち・色移りすることがあるため、白いタオルとは分けてつけ置きしてください。

タオルのニオイが戻るなら「住まいの湿気リスク」もチェック

生乾き臭は、洗い方だけでなく、部屋干し環境や室内の湿度・換気など、住まいの条件が重なることで繰り返しやすくなります。
次のカビリスク診断では、ご自宅の状態から、湿気トラブルが起きやすい住環境かどうかを手軽に確認できます。

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2. タオルの生乾き臭の原因は?

タオルの生乾き臭は、洗濯不足だけが原因ではありません
湿った状態が長く続いたり、皮脂汚れや洗剤成分が残ったり、洗濯槽に汚れがたまっていたりすると、洗濯後でも臭い戻りが起こることがあります。

2-1. タオルの雑菌によりニオイが発生

洗濯をしてもタオルが臭う原因のひとつに、「臭い戻り」があります。

タオルに残った水分や皮脂汚れをもとに雑菌が増えることで、ニオイが発生しやすくなります。
通常の洗濯だけではニオイが落ちにくい場合があるため、お湯や酸素系漂白剤を使ったつけ置きが効果的です。

また、梅雨や雨が続く時期はタオルが乾くまでに時間がかかり、雑菌が増えやすくなります。
晴れた日にはしっかり干し、日光と乾燥によってニオイを抑えましょう。

■関連記事■【2026年版】梅雨のカビ&湿気対策完全ガイド|春から梅雨明け後まで快適に過ごせるカビ対策をプロが伝授
■関連記事■日光消毒でカビは本当に死滅する?紫外線と熱の殺菌効果を徹底解説

2-2. 洗濯機内のカビが原因となることも

洗濯槽のカビや雑菌の繁殖が、洗濯物のニオイの原因になることもあります。
洗濯槽は清潔に見えても、裏側やゴムパッキンの周辺に水滴・洗剤カス・皮脂汚れなどが残りやすく、カビや雑菌が増える原因になります。

タオルの臭い戻りが続く場合は、洗濯槽用クリーナーなどを使って定期的に洗濯槽を掃除しましょう。

2-3. 室内干しもニオイやカビの原因に

雨が続くと、外で洗濯物を乾かせず、室内干しになることも多いでしょう。
しかし、室内は屋外に比べて風通しが悪く、洗濯物が乾くまでに時間がかかるため、生乾き臭が発生しやすくなります。

また、生乾きのままクローゼットやタンス、押入れに収納すると、収納場所の湿気が高まり、カビの原因になることもあります。
タオルは完全に乾いてから収納しましょう。

■関連記事■カビ臭・生乾き臭を防ぐ!部屋干しの正しいやり方と除湿・換気のコツ
■関連記事■洗濯物のイヤなニオイを防ぐ!浴室での干し方・掃除・除湿の正しいポイント

2-4. 洗剤の入れすぎが原因ということも

洗剤を多めに入れると洗浄力が上がるように感じるかもしれませんが、実際には逆効果になることがあります。

洗剤を入れすぎると、すすぎで落としきれなかった成分がタオルに残り、ニオイや雑菌繁殖の原因になることがあります。
洗剤は目分量で入れず、使用量の目安を守って使いましょう。

また、洗濯機に自動投入機能がある場合は、適量で洗えるよう設定を確認しておくと安心です。
何度洗ってもタオルや衣類が臭くなる場合は、洗剤量だけでなく、洗濯槽の汚れや乾燥環境も見直してみましょう。

2-5. コインランドリーで高温乾燥する

近くにコインランドリーがある場合は、定期的に高温乾燥を利用する方法もあります。

コインランドリーの乾燥機で高温乾燥させることで、ニオイの原因となる雑菌を減らし、タオルをしっかり乾かす効果が期待できます。
また、家庭で乾きにくいバスタオルも短時間で乾かしやすくなります。

タオルをふんわり仕上げたい場合や、梅雨時期に乾きにくい場合にも活用しやすい方法です。

■関連記事■洗面所のタオル掛けの壁にカビ発生!カビが生える原因&自宅でできる除去方法や対策を解説


3. タオルのニオイを防ぐための注意点

タオルの生乾き臭は、毎日の使い方や洗濯後の乾かし方によって発生しやすくなります。
ここでは、タオルのニオイを防ぐために日頃から意識したい扱い方や干し方、収納時の注意点を紹介します。

3-1. 濡れたタオルを長時間放置しない

濡れたタオルを洗濯カゴや洗濯機の中に長時間放置すると、雑菌が増えやすくなり、洗濯してもニオイが落ちにくくなることがあります。
使用後はできるだけ早めに洗い、濡れた状態を長く続けないようにしましょう。

すぐに洗濯できない場合は、洗濯カゴや洗濯機に入れっぱなしにせず、ハンガーなどに掛けて少しでも乾かしておくことが大切です。

3-2. 室内干しの際には除湿する

雨が続くと室内干しになることも多くなりますが、室内に多くの洗濯物を干すと湿度が上がり、乾きにくくなります。
また、室内の湿度が高い状態が続くと、部屋のカビの原因になることもあります。

浴室乾燥機などがない場合は、エアコンのドライ機能や除湿機を活用し、湿気を取り除きながら干しましょう。
通気性を良くするために、サーキュレーターや扇風機で風を当てるのも効果的です。

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3-3. 完全に乾いてから収納する

半乾きの状態で収納すると、タオルに湿気がこもり、雑菌が増えやすくなります。
その結果、生乾き臭や臭い戻りの原因になることがあります。

収納する前に、タオルの厚い部分までしっかり乾いているか確認しましょう。

3-4. 定期的に洗濯槽を掃除する

洗濯槽の汚れが原因で、タオルにニオイが移ることがあります。
洗濯槽の裏側では、洗剤カスや皮脂汚れをもとに、雑菌やカビが増えていることもあります。

洗濯槽用クリーナーを使う方法や、酸素系漂白剤とお湯を使ってつけ置きする方法があります。
洗濯機の種類や汚れの状態に合わせて、適した方法を選びましょう。

■関連記事■洗濯機のカビ対策完全ガイド|蓋閉めたままはNG?洗濯槽の黒カビ除去と予防グッズ・送風乾燥を解説

出典:Amazon

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3-5. お湯洗いを習慣化する

梅雨時期などタオルが乾きにくい時期は、数回に1回程度、お湯でつけ置きしてから洗う習慣を取り入れると、臭い戻りを防ぎやすくなります。
方法は、タオルだけを分けておき、洗濯する20〜30分ほど前に50〜60℃程度のお湯につけてから、通常通り洗濯するだけです。

高温のお湯を使うため、作業時はやけどに十分注意しましょう。
また、素材によっては高温に適さないものもあるため、必ず洗濯表示を確認し、お湯が使えない素材には行わないようにしてください。


4.【カビ最新ニュース】素材と湿気の組み合わせでカビの出やすさは変わる

最新の研究では、同じような湿度や保管環境でも、素材の違いによってカビの増えやすさに差が出ることが報告されました。
特に綿など湿気を含みやすい素材はカビが発生しやすく、湿った状態が続くと増殖のリスクが高まります。

タオルも湿気をためやすい布製品のため、梅雨時期は「しっかり洗うこと」に加えて、「早く乾かすこと」が生乾き臭予防やカビ対策の重要なポイントになります。

参考:EurekAlert!|繊維素材ごとのカビ増殖リスクを調査した最新研究


5. タオルの生乾き臭に関するQ&A

タオルの生乾き臭は、ただの嫌なニオイではなく、雑菌やカビが増えやすい状態のサインでもあります。
ここでは、タオルの生乾き臭についてよくある疑問をまとめました。

Q1. タオルの生乾き臭は洗い直せばすぐ取れますか?

通常の洗濯だけでは落ちにくいことがあります。
ニオイの原因となる雑菌やカビが残っている場合は、お湯でのつけ置きや酸素系漂白剤を使った洗濯が効果的です。

Q2. 梅雨時期に特にタオルが臭いやすくなるのはなぜですか?

湿気が多く乾くまでに時間がかかるためです。
乾燥が遅いと、タオルに残った水分をもとに雑菌やカビが増えやすくなります。

Q3. タオルの生乾き臭を防ぐには何が一番大切ですか?

一番大切なのは、できるだけ早くしっかり乾かすことです。
洗濯後は風通しを良くし、室内干しのときは除湿機やサーキュレーターを使って乾燥時間を短くすると、ニオイやカビを防ぎやすくなります。


6. まとめ

雨が続く時期は洗濯物が乾きにくく、直接顔や手に触れるタオルのニオイが気になりやすくなります。
生乾き臭は、タオルに残った水分や皮脂汚れをもとに雑菌が増えることで発生しやすくなります。

臭い戻りを防ぐには、定期的にお湯でつけ置きしたり、重曹や酸素系漂白剤を使って皮脂汚れやニオイの原因に対処したりすることが大切です。
また、洗濯槽の汚れもニオイの原因になるため、洗濯槽クリーナーなどを使って定期的に掃除しましょう。

タオルの生乾き臭を防ぐには、洗い方だけでなく、干し方や収納方法も重要です。
使用後は濡れたまま放置せず、洗濯後はできるだけ早く乾かし、完全に乾いてから収納するようにしましょう。

■関連記事■【完全保存版】ナチュラルクリーニングで家中のカビをスッキリ除去する方法とコツ
■関連記事■ナチュラルにカビ対策!アロマで作る防カビスプレーと精油選びのコツ

<参考文献>
・本橋ひろえ『ナチュラル洗剤そうじ術』2017年、ディスカヴァー・トゥエンティワン
・『NHKまる得マガジン万能セスキと強力過炭酸塩で家じゅうすっきり』2018年、NHK出版
・齋藤勝裕『汚れの科学』2018年、SBクリエイティブ株式会社
・松本忠男『カビ・ホコリ・菌を撃退!家の「正しい」掃除ワザ』2019年、宝島社

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