絨毯に黒カビが!?自宅でできるカビ取り方法と重曹を使った掃除法を解説
絨毯やカーペットは敷きっぱなしにしていることが多く、裏側を見ることは少ないと思います。
そのため、カビが発生していることに気付かず、発見した時にはカビが広範囲に渡っているというケースもよくあります。
また、絨毯にカビが発生すると、美観を損なうだけでなく、アレルギーや呼吸器系の疾患などの健康被害を引き起こす可能性があります。
特に小さな子供や高齢者、免疫力が低下している人はその影響を受けやすいため、カビが発生した時は迅速に対応することが重要です。
この記事では、自宅でできる絨毯のカビ取り方法と予防策について詳しく解説します。
適切なカビ取りと対策を実践して、清潔で快適な生活環境を維持しましょう。
この記事でわかること |
・自力でできる絨毯のカビ取り方法 ・自力で絨毯のカビ取りが出来なかった場合の対処方法 ・絨毯のカビを防ぐための対策 ・粉末の重曹を使った掃除方法 |
目次
1.自力で絨毯のカビを除去する方法
絨毯にカビが発生していても、シミなどの汚れと同じような感覚で「時間がある時に綺麗にしよう」と後回しする方がいます。
しかし、カビは時間経過とともに広がっていくものなので、放置している間に広範囲に繁殖する恐れがあります。
また、冒頭でお伝えした通り、絨毯のカビは美観を損なうだけでなく、アレルギーや呼吸器系の疾患などの健康被害を引き起こす可能性があるため、迅速に対応することが重要です。
まずは自宅でできる絨毯のカビ取り方法から紹介していきます。
1-1.重曹と消毒用エタノールで除去する
部分的にカビが発生していて、カビが軽度だった場合は、重曹と消毒用エタノールでカビ取りすることが可能です。
重曹は弱アルカリ性であり、酸性のカビに対して中和作用を発揮します。
消毒用エタノールは強力な殺菌作用を持ち、カビの胞子を死滅させるのに効果的です。
これにより、カビの成長を抑制し、効果的に除去することができます。
ただし漂白効果はないため、カビが色素沈着を起こしている場合は落とすことができません。
その場合は、後ほど紹介する1-2.着色したカビを酸素系漂白剤で除去するを参考にしてカビ取りしてください。
用意するもの
- 重曹
- 消毒用エタノール
- 歯ブラシ
- 布
- ドライヤー
- マスク
- ゴム手袋
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出典:Amazon
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出典:Amazon
注意事項
- マスクとゴム手袋を身に付けて、換気をしながら作業しましょう。
- 消毒用エタノールは引火性があるので、火気厳禁です。
- 絨毯の染色方法によっては色落ちしてしまうことがあるため、目立たない場所で試してから行うようにしてください。
手順
- ①重曹ペーストを作る
ぬるま湯に重曹を溶かし、重曹ペーストを作ってください。
割合は重曹とぬるま湯を3:1くらいを目安にしてください。
重曹に少しずつぬるま湯を混ぜていくのがコツです。
- ②重曹ペーストを塗り、歯ブラシでこする
カビの部分に重曹ペーストを塗り、歯ブラシで擦ってカビを除去します。
- ③硬く絞った布で拭き取る
硬く絞った布で絨毯を拭き、重曹ペーストを拭き取ってください。
- ④しっかり乾燥させる
乾いた布で拭いて、絨毯の水分を拭き取ります。
そしてドライヤーを使ってしっかり乾燥させましょう。
- ⑤消毒用エタノールを吹きかける
消毒用エタノールを吹きかけてカビを除菌します。
再度ドライヤーで乾かして終了です。
1-2.着色したカビを酸素系漂白剤で除去する
絨毯に黒カビが発生し、色素の除去をする場合は、酸素系漂白剤を使用しましょう。
洗濯機できる絨毯の場合、酸素系漂白剤を溶かした溶液につけ置きし、洗濯することでカビを除去できます。
洗濯したあとはしっかりと乾燥させましょう。
洗濯できないものは以下の方法でカビ取りを行ってください。
用意するもの
- 酸素系漂白剤(スプレータイプがおススメ)
- スプレーボトル(必要な場合)
- 布
- ドライヤー
- マスク
- ゴム手袋
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注意事項
- マスクとゴム手袋を身に付けて、換気をしながら作業しましょう。
- 色落ちや変色のおそれがあるので、目立たない場所で事前に確認してから作業をするようにしてください。
- 酸素系漂白剤を水に溶かして使う場合、使用後はすぐに捨ててください。
密閉した容器に残したままだと破裂する恐れがあります。
手順
- ①酸素系漂白剤を吹きかける
粉末の酸素系漂白剤の場合は、水に溶かしてスプレーボトルに入れてから作業を行いましょう。
そして、カビが発生している箇所に酸素系漂白剤を吹きかけます。
- ②硬く絞った布で拭き取る
カビの様子を見ながら15分~1時間程度放置してください。
そして固く絞った布で拭き取ります。
漂白剤が残らないように何度も拭き取ってください。
- ③しっかり乾燥させる
乾いた布で水分を拭き取ったあと、ドライヤーでしっかりと乾燥させましょう。
2.自力での除去が難しいならクリーニング業者を利用する
素材によっては自宅でカビ取りできなかったり、今回紹介した方法でやってもカビを落としきれなかったりすることもあると思います。
その場合は、無理に自力でカビを除去しようとせずにクリーニング業者を利用しましょう。
近所のクリーニング店に持っていくという方法が一般的だと思いますが、カビが酷いとクリーニング店によっては受け付けていないことがあります。
また、クリーニング店でも除菌はしてもらえますが、カビの菌は非常にしぶといため、通常の除菌では完全に死滅しないことがあり、そこからカビが再発することも考えられます。
そのためカビが発生している絨毯の場合は、カビ取り専門のクリーニング業者に依頼するのが最善でしょう。
カビ取り専門のクリーニング業者のハーツクリーニングでは、医療器具の滅菌にも使用されているほど強力なエチレンオキサイドガスを用いたガス滅菌を行っているため、カビの菌も害虫の卵も死滅させることが可能です。
さらに老舗のクリーニング店の熟練した技術で絨毯に染み込んだカビの跡も除去してもらえるため、見えないカビも見えるカビも根絶することができます。
また、絨毯は大きくて重いので、クリーニング店に持っていくのは大変ですが、ハーツクリーニングなら段ボールに入れて送るだけなので、とても楽です。
大切な絨毯のカビを何としてでも除去したいという場合は、ハーツクリーニングのご利用を検討してみてはいかがでしょうか。
3.絨毯の白い粉や黒ずみはカビ?対処方法は?
絨毯に白い粉や黒ずみが発生することがありますが、それはカビではなく別の原因が考えられます。
その正体と対処方法について解説します。
3-1.絨毯を洗濯すると出る粉末
絨毯やカーペット、ラグには裏面と表面をくっつけるための接着剤が使用されています。
これが時間の経過で加水分解により劣化して粉末のようなものが出ることがあります。
砂埃のようにも見えますが、これは砂ではなく、劣化した接着剤の残骸です。
また、この白い粉末は、クリーニングに出した場合でも出ることがあります。
接着剤の劣化は避けられないため、こまめに絨毯を裏返して掃除機で粉末を吸い取るようにしましょう。
定期的な掃除で、これらの粉末の蓄積を防ぎ、絨毯を清潔に保つことができます。
3-2.絨毯の黒ずみを落とす方法
カビが生えているわけではないけれど、絨毯が黒ずんでしまっていることがあると思います。
この黒ずみは、足の裏の皮脂汚れが原因であることが多いです。
そんなときは重曹水を使用することで絨毯を綺麗にすることができます。
用意するもの
- 重曹水
- スプレーボトル
- 布
- ゴム手袋
手順
- ①重曹水を作る
スプレーボトルに水100mlと重曹を小さじ1杯入れて重曹水を作ります。
- ②重曹水を吹きかける
絨毯全体に重曹水を吹きかけてください。
- ③固く絞った布で絨毯を拭く
固く絞った布で絨毯を逆立てるように拭きます。
- ④しっかり乾燥させる
乾いた布で水分を拭き取ったあと、ドライヤーでしっかりと乾燥させましょう。
4.絨毯にカビが発生するとどんな悪影響があるの?
絨毯にカビが発生した時に、「カビ取りは面倒だからとりあえず隠しておこう」とカビの部分に観葉植物や家具を置く方がいます。
しかし、カビはただの汚れとは違うため、見えないように隠している間に繁殖して、あらゆる問題を引き起こしている可能性があります。
主な悪影響としては以下のことが考えられます。
4-1.健康被害の発生
絨毯に発生したカビによる最も深刻な悪影響は健康被害です。
カビは空気中に胞子をばら撒くため、それを吸い込むことでアレルギー反応を引き起こすことがあります。
これには、くしゃみ、鼻水、目のかゆみなどの症状が含まれ、特にアレルギー体質の人や喘息を持っている人にとっては症状が悪化する可能性があります。
また、カビの胞子は呼吸器系に入りやすく、気管支炎や喘息を引き起こすリスクがあります。
さらに、カビに直接触れることで皮膚炎を引き起こし、かゆみや発疹が発生することもあります。
特に小さな子供や高齢者、免疫力の低下している人にとって、これらの健康リスクはより深刻な問題となるでしょう。
4-2.生活環境への悪影響
絨毯にカビが発生すると、見た目にも悪影響が及びます。
カビは黒や緑、白などの斑点として現れ、絨毯の美観を大きく損ないます。
また、カビが発生することで不快な臭いが広がり、部屋全体の空気が悪化します。
この臭いは取り除くのが難しく、換気や消臭をしても簡単には消えません。
さらに、カビは絨毯の繊維を分解し、劣化を早めます。
その結果、絨毯の寿命が短くなり、早期の交換が必要になることがあります。
4-3.家具や建物への拡散
絨毯に発生したカビは、そのまま放置すると家具や建物自体にも悪影響を及ぼします。
カビは湿気の多い場所で広がりやすく、絨毯だけでなく、床や壁、家具などにも繁殖することがあります。
これにより、カビが広がった場所の構造材が劣化し、修繕が必要になることがあります。
また、カビの発生は建物の構造部分にもダメージを与える可能性があり、長期的には建物の価値を損なうことも考えられます。
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4-4.経済的な損失
絨毯にカビが発生すると、さまざまな経済的な影響が生じます。
まず、カビの除去には専門のクリーニングサービスを利用するケースが多いです。
特にカビが広範囲に渡っている場合や深く根付いている場合は、高額なクリーニング費用や新しい絨毯の購入費用が発生するでしょう。
他にも、カビが家具や建物の構造部分に広がると、修繕費用がかかることがありますし、健康被害が発生すれば医療費がかかるかもしれません。
このように絨毯の費用だけでなく、あらゆる部分で経済的な損失が発生することが考えられるのです。
5.絨毯にカビが発生する原因とは?
続いて、絨毯にカビが発生する原因について詳しく解説します。
まず、カビが発生する場所には以下の4つの発生条件が揃っているものです。
これらの条件が揃うと、カビは急速に繁殖し、絨毯を汚染することになります。
ここでは、絨毯にカビが発生する具体的な原因について詳しく説明します。
5-1.高湿度の環境
絨毯にカビが発生する主な原因の一つは、高湿度の環境です。
湿度が60%を超えると、カビの繁殖が非常に活発になります。
日本は多湿な気候ですが、特に梅雨などの暖かくて雨の多い時期はカビの発生リスクが高まります。
また、乾燥した時期であっても、キッチンやお風呂の近くに敷かれている絨毯などは、流れてきた湿気を吸い取ってしまう恐れがあるため、注意が必要です。
5-2.水分の吸収
結露やキッチン周りなど、水分が多い環境も絨毯にカビが発生する原因となります。
例えば、窓ガラスの結露が原因で水滴が絨毯に落ちたり、キッチンで飛び散った水が絨毯に吸収されたりすると、湿った環境ができあがり、カビの発生リスクが高まります。
5-3.暖かい環境
カビは20〜30℃の暖かい環境で活発に繁殖しますが、これは人間が快適に生活できる気温と一致しています。
夏季はもちろんですが、冬季でも暖房を使用することで、カビが好む気温になります。
そのため、人がいる時間が長いリビングなどは、カビにとって快適な気温になっていることがほとんどでしょう。
5-4.汚れなどの栄養源
絨毯は埃や汚れなどが蓄積しやすく、カビはそれを栄養にして繁殖します。
例えば、以下のようなものがカビの栄養源になります。
- ホコリ
- 汗
- 皮脂
- 髪の毛
- ペットの毛
- 食べ物のカス
そして絨毯は簡単に洗濯ができないものなので、これらの栄養源が蓄積されやすいです。
普段から掃除機をかけたり、粘着テープのコロコロでホコリや髪の毛などのゴミを取り除いていると思いますが、大体は表面の汚れだけ取り除かれて、絨毯の奥にはダニなどが残っていることが多いです。
そのため、掃除して綺麗にしているつもりでも、知らず知らずのうちにカビの栄養源が溜まっているでしょう。
6.絨毯のカビ予防するための対策
絨毯のカビを防ぐために重要なのは、カビの発生条件である湿気や栄養源を取り除くことです。
そのため、これから紹介する対策を行って、カビが生育しにくい環境を作り上げましょう。
6-1.こまめに掃除をする
絨毯にカビが発生しないようにするためには、こまめな掃除が欠かせません。
こまめに掃除機をかけてホコリや汚れを取り除きましょう。
掃除機をかける時は素早く動かすのではなく、ゆっくりと時間をかけて吸い取るようにしてください。
こうすることで、絨毯の奥に入り込んだゴミやホコリを吸い取ることができます。
また、絨毯の掃除は表面だけやりがちですが、絨毯をめくってしっかりと裏面の掃除も行いましょう。
こまめに絨毯の裏面を見ることで、カビが発生した際にも早期発見することができます。
6-2.部屋の湿度管理をする
カビの発生を防ぐためには、部屋の湿度管理が非常に重要です。
部屋に湿度計を設置し、湿度を常にチェックする習慣をつけると良いでしょう。
また、晴れた日には窓を開けて換気を行い、除湿機やエアコンのドライ機能を使用して湿度が低くなるように調節しましょう。
目安としては、常に湿度60%以下に保つようにしてください。
また、エアコンや除湿機を使う時は、フィルター掃除を定期的に行うことを忘れないようにしてください。
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出典:Amazon
6-3.濡れやすいところには敷かない
結露が発生しやすい窓際や、キッチンやバスルームの近くなど、水分が多い場所にはできるだけ絨毯を敷かないようにしましょう。
特にキッチンマットは敷いている方も多いと思いますが、調理中に水滴が飛び散りやすいため、カビや細菌、ダニが繁殖しがちなので、敷かない方が賢明です。
もし濡れやすい場所や湿気が多い場所に敷く場合は、防水性のあるラグやマットを選び、定期的に乾燥させるようにしましょう。
6-4.年1~2回クリーニングに出す
絨毯の掃除をこまめにしていたとしても汚れが蓄積してしまうので、洗えるものは定期的に洗濯してください。
もし洗濯できない物だった場合は定期的にクリーニングに出すようにしましょう。
カビが発生しやすい梅雨の時期や、暖房を使用することでダニの繁殖が始まる時期の年2回クリーニングに出すのがおすすめです。
絨毯やカーペットのクリーニング料金は素材やサイズによって異なりますが、一般的な絨毯であれば4000円~が目安となっています。
絨毯は大きくてクリーニング店に持っていくのが大変という方には、宅配クリーニングがおススメです。
また、オプションで防ダニ加工などを提供しているクリーニング店もあります。
これらのサービスを利用することで、カビやダニの予防もでき、絨毯を清潔に保つことができるでしょう。
6-5.定期的に乾燥させる
絨毯を定期的に乾燥させることもカビ予防には重要です。
晴れた日には、絨毯を外に干して日光に当てると良いでしょう。
日光には殺菌効果があり、カビの発生を防ぐ効果があります。
特に湿気が多い梅雨時期などは、定期的に絨毯を乾燥させることが効果的です。
6-6.定期的に除菌する
こまめに絨毯を除菌することで、カビが発生するのを防ぐことができます。
カビはアルコールに弱いため、消毒用エタノールを使用しましょう。
布に消毒用エタノールを吹き付け、絨毯の表面をなでるように拭きます。
消毒用エタノールは揮発性が高いため、拭いた後に湿気が残ることがなく安心です。
汚れがひどい場合には、消毒用エタノールを直接スプレーして汚れを浮かせてから布巾で拭き取りましょう。
このように定期的に除菌を行うことで、カビの発生を抑制し、絨毯を清潔に保つことができます。
■関連記事■カビ除去にエタノール消毒剤は有効?!種類や選ぶときのコツとは?!
7.3ヶ月に1回の掃除がおススメ!粉末の重曹を使った掃除方法
重曹は天然の物質のため、環境を汚染せずに、人体にも無害で、洗剤代わりとして使用することができる優れものです。
細かい粒子でクレンザーのように磨いて落とす「研磨作用」や、湿気やにおいを吸着する「消臭作用・吸湿作用」、そして酸性の物質と触れたり、熱を加えると反応して汚れを浮き上がらせることができる「発泡・膨張作用」などがあります。
そのため、重曹を普段の掃除に使用している方も多いでしょう。
そして、実は絨毯の掃除にも重曹を使用することが可能です。
おススメな使い方は、重曹を粉末のまま使用する掃除です。
これから紹介する掃除を3ヶ月に1回程度行うことで、絨毯の奥に潜んでいるカビやダニを除去することができます。
用意するもの
- 重曹
- 掃除機
手順
- ①絨毯に重曹を振りかける
絨毯に粉末の重曹を振りかけて、10分ほど放置します。
- ②掃除機で吸い取る
掃除機を強いモードに設定し、1秒間に20cmを目安に一方向に動かして曹粉を吸い取ります。
ゆっくりと時間をかけて吸引するのがダニを取り除くポイントです。
回転ブラシつきの掃除機の場合には、前に押すのではなく後ろに引くことを意識しましょう。
■関連記事■ナチュラルクリーニングでカビを落とすには?!
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8.まとめ
今回は、絨毯に発生したカビの除去方法やカビの発生を防ぐための対策について解説しました。
絨毯にカビが発生すると、美観を損ない、健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。
特に小さい子供や高齢者がいる家庭では、早めのカビ取りと予防が重要です。
絨毯にカビが発生し、自力でカビを除去する場合は以下の方法で行いましょう。
重曹とエタノールでカビが落ちない場合は、酸素系漂白剤でカビの色素を落としましょう。
これでも難しい場合は、クリーニング業者などのプロに任せるか、買い替えるかのどちらかになるでしょう。
カビが発生した布製品をクリーニングに出す場合は、カビ取り専門のクリーニング業者のハーツクリーニングがおススメです。
カビの菌は非常にしぶといため、通常のクリーニング店で行っている除菌では死滅しないことがあります。
しかし、ハーツクリーニングならガス滅菌の強力な殺菌力でカビを徹底的に除去することができます。
高価なものや思い入れのある大切な絨毯にカビが生えてしまった時は、是非ハーツクリーニングのご利用を検討してみてください。
また、絨毯のカビを放置したことで、床や壁、家具などにもカビが広がってしまった場合はこちらのカビ取りも必要です。
もし自力でのカビ取りが難しければ、これ以上悪化する前にカビ取り業者に依頼しましょう。
料金やサービスなどに不安があれば、まずは無料相談から試してみてください。
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そして絨毯のカビ取りが終わったら、二度とカビが再発しないようにしっかりとカビ対策を行いましょう。
今回紹介した方法を参考にしてカビ対策を行い、カビのない快適な環境で心地よい毎日をお過ごしください。
<参考文献>
・櫻井英一『ちょこっとそうじで家中ピカピカナチュラル素材でエコそうじ』2016年、つちや書店
・谷口直美『重曹の達人が教える重曹そうじ徹底チェック201』2009年、双葉社
・本橋ひろえ『ナチュラルおそうじ大全』2019年、主婦の友社
・松本忠男『カビ・ホコリ・菌を撃退!家の「正しい」掃除ワザ』2019年、宝島社