カビが発生した部屋は病気になる危険性が!病気を防ぐ方法を徹底解説
「部屋にカビが生えている…。カビを吸い込むと病気になるの?」
「カビって体に良くないのは知っているけど、どんな健康リスクがあるの?」
日本は湿度が高く、特に梅雨の時期はさらに湿度が上がり、カビが生えやすくなります。
カビは高湿度の場所を好むため、知らぬ間に一気にカビが繁殖してしまうこともあるでしょう。
そしてカビは様々な不調や病気を引き起こし、持病のある方にはその症状を悪化させるリスクがあります。
この記事では、カビによる健康被害とすぐにできる健康対策について詳しく解説します。
ご自身と大切なご家族の健康を守るためにも、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
1.カビによって引き起こされる健康被害
カビはさまざまな不調や病気を引き起こし、症状を悪化させます。
ここでは、カビによって引き起こされる可能性がある症状について詳しく解説します。
1-1.喘息
カビは喘息の発作を引き起こしたり、症状を悪化させたりすることがあります。
カビの胞子を吸い込むことで気道が炎症を起こし、激しい咳や痰、呼吸困難、空咳、「ゼーゼー、ヒューヒュー」といった喘鳴などの症状が発生します。
特に、アスペルギルスやペニシリウムなどのカビが多い環境では、喘息の症状が悪化しやすいです。
これらのカビは湿気の多い場所に繁殖しやすく、環境を大きく悪化させるため、喘息の症状がある人にとって非常に危険です。
また、小児喘息の場合、カビの影響はさらに大きくなります。
子どもは大人よりも免疫系が未発達であり、気道も狭いため、カビの胞子に対して敏感に反応します。
そのため、カビが小児喘息の原因や症状悪化の一因となることは少なくありません。
カビによるアレルギー反応や気道の炎症によって、小児喘息の発作を頻繁に引き起こす可能性が高くなるため、注意が必要です。
1-2.気管支炎
長期間カビにさらされると、呼吸困難になり、気管支炎や肺の感染症を引き起こすことがあります。
カビの胞子やカビが放出する有害物質を吸い込むことで、気道に炎症が起こり、気管支炎が発症します。
特に、免疫力が低下していたり、呼吸器系に問題を抱えていたりする場合はリスクが高まります。
また、カビを吸い込むことで肺の感染症のリスクも高まります。
私たちは日常的にカビや菌を吸い込んでいますが、健康な場合は免疫力で感染を抑えることができます。
しかし、免疫や肺の機能が低下していると、肺の感染症を引き起こしやすくなります。
これが悪化すると、肺炎などの重篤な呼吸器系の病気をもたらす危険があるのです。
1-3.アレルギー
カビは強力なアレルゲンであり、カビの胞子を吸い込むことで様々なアレルギー反応を引き起こします。
代表的な症状としては、咳、くしゃみ、鼻水や鼻づまりなどの鼻炎、目のかゆみ、皮膚の発疹などがあります。
アレルギー反応は個人差があり、免疫力が低下している人は症状が重くなることがあります。
1-4.皮膚の病気
カビに直接触れたり吸い込んだりすることで、アトピー性皮膚炎、黒色真菌症、白癬(はくせん)などの皮膚炎や発疹が生じることがあります。
特に、汗をかいた状態や湿度が高く通気性が悪い環境では、カビが繁殖しやすく、皮膚トラブルを起こす可能性が高まります。
免疫力が低下している人やアレルギー体質の人は、カビの繁殖を防ぐために、こまめな掃除や通気性の確保を心掛けるようにしましょう。
1-5.免疫系の病気
長期間カビにさらされると、免疫系が弱まることがあります。
カビが放出する毒素や胞子が継続的に体内に入ると、免疫系が過剰に反応し、次第に弱まっていきます。
そうすると、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなるだけでなく、自己免疫疾患(関節リウマチや多発性硬化症など)が引き起こされる可能性があります。
1-6.疲労感や頭痛
カビの胞子が空気中に拡散し、これらを吸い込むことで、頭痛や疲労感、集中力の低下を引き起こすことがあります。
特に、免疫力が低下している人やアレルギー体質の人に見られます。
強い頭痛が1週間以上続く場合は髄膜炎の可能性も考えられるので、医師の診断を受けることが重要です。
2.すぐにできる健康対策 【環境編】
カビによる不調や病気で悩まないためにも、カビが生息しにくい環境に整えることが大切です。
そこで以下の3つの対策を実践しましょう。
2-1.湿度管理
カビは湿度60%以上になると急速に成長します。
そのため、湿度を60%以下に保つように心がけましょう。
梅雨から夏にかけての季節は特に湿度が上昇するので、カビの発生リスクが高まります。
湿度が60%を超えている時は、除湿機やエアコンのドライ機能を駆使して湿度をコントロールしましょう。
家を空けることが多い場合でも、エアコンのタイマー機能を利用して、湿度を適切に管理することが可能です。
また、雨の日は部屋干しをする家庭も多いと思いますが、湿度が上昇しやすいため、除湿機を併用するのがおすすめです。
クローゼットや押し入れなどの閉めきった空間には除湿剤を配置して、カビを防ぎましょう。
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2-2.換気の徹底
室内に湿気がこもらないように、積極的に換気することも大事です。
室内の空気を循環させることで湿度を下げ、カビの繁殖を抑えることができます。
外の湿度が室内より低い日中に窓を開けて、5〜10分程度の換気を数回実施することで、室内のジメジメした空気を外に出し、新鮮な空気を取り入れることができます。
また、料理やお風呂の後など湿度が上昇しやすい時には、換気扇を忘れずに使用しましょう。
2-3.定期的な掃除
室内を常に清潔に保つことは、カビ対策においてとても大切です。
ホコリやゴミはカビの栄養源になり得るため、定期的に掃除しましょう。
カビは湿気の多い場所や汚れが溜まりやすい場所に繁殖しやすいため、隅々まで丁寧に掃除することでカビ予防になります。
また、空気清浄機を活用することも室内の空気を清潔に保つことができるのでおすすめです。
空気清浄機はホコリやカビの胞子を除去し、清潔な空気を保つのに役立ちます。
3.すぐにできる健康対策 【生活習慣編】
カビによる不調や病気に悩まないために、今日からできる健康対策を4つご紹介します。
カビの影響を最小限に抑えるためには、免疫力を高めることが重要です。
3-1.免疫力を高める食事
免疫力を高めるためには、腸内環境を整えておくことが欠かせません。
腸には免疫細胞の約7割が存在し、栄養の吸収や不要な物質の排出を担っています。
健康な腸内環境は有害物質の再吸収を防ぎ、便通を促して老廃物を排出します。
そのため、腸内環境を整える食事が大切です。
例えば、朝食にパン、昼食にはコンビニでご飯を購入する人も多いと思います。
しかし、精製された小麦粉を使ったパンや保存料・添加物が多く含まれるコンビニ食は、身体の炎症を引き起こし腸内環境を悪化させる可能性があります。
特にコンビニのサラダは保存のために殺菌処理が行われているため、注意が必要です。
このような食生活をしている方は、ぜひ和食に変えてみてください。
和食は栄養バランスが良く、免疫力を高めます。
手の込んだものでなくて大丈夫です。
ご飯に納豆、具だくさんのお味噌汁だけでも十分に健康的な食事となります。
さらに、サーモンやマグロ、サバなどオメガ3脂肪酸を含む魚を追加すると、さらに健康に良いです。
オメガ3脂肪酸は抗炎症作用があり、免疫力向上に役立ちます。
特に、以下の栄養素を意識的に摂取しましょう
ビタミンC
オレンジ、キウイ、パプリカ、ブロッコリーなどの野菜や果物に多く含まれ、免疫機能をサポートする抗酸化作用があります。
ビタミンD
魚(サケ、マグロ、サバなど)、卵黄、きのこ類に含まれ、免疫系の調整や強化に役立ちます。
また、日光を浴びることで体内で生成されるため、適度な日光浴もおすすめです。
亜鉛
牡蠣、牛肉、かぼちゃの種、豆類に多く含まれ、免疫細胞の生成と機能をサポートします。
特に感染症に対する抵抗力を高める効果があります。
3-2.適度な運動
適度な運動は、免疫力を高めるために重要です。
運動はストレスを軽減し、体力を向上させるだけでなく、免疫系の機能を活性化します。
ここでは、気軽にできる運動をご紹介します。
ウォーキング
毎日30分程度のウォーキングを習慣化しましょう。
1日30分の有酸素運動は心肺機能を向上させ、血液の循環を促進してくれます。
また、外に出ることで日光を浴び、ビタミンDの生成も促進されます。
特に家やオフィスに長時間いる方は、外に出て体を動かすことを心がけてください。
ストレッチ
家の中でもできる簡単なストレッチを行い、血行を促進し、筋肉をリラックスさせます。
朝や寝る前に取り入れると効果的です。
ストレッチは筋肉を伸ばすことで血行を促進し、酸素や栄養素を全身に運びやすくします。
そうすると、免疫細胞がより効率的に働く環境が整います。
また、ストレッチは副交感神経を活性化し、リラックス状態を促進します。
これがストレスホルモンの低下を助け、免疫機能を高めることに繋がります。
ヨガ
家でもできる運動として、ヨガもおすすめです。
ヨガは体をほぐし、心身のバランスを整える効果があります。
ヨガのポーズは、筋肉を柔軟にし、内臓機能を高める効果があります。
また、呼吸法は肺活量を増やし、新鮮な酸素を取り込むことができます。
深い呼吸は自律神経を整え、ストレスを軽減し、リラックス効果をもたらします。
心身のバランスを整えることで、身体全体の調和を取り戻し、免疫力を向上することができます。
注意してほしいのは、ストイックになりすぎないことです。
運動は継続することが大切です。最初に頑張りすぎて、すぐにやめてしまっては意味がありません。
まずは、5分でも10分でもいいので、楽しみながら毎日体を動かしましょう。
運動することにストレスを感じてしまうと逆効果です。
3-3.入浴
40度のお湯に15分間浸かることで、体の深部温度が約0.5度上昇することが研究で明らかになっています。
体温が1度下がると、免疫力は30%低下するため、体温を適切に保つことが重要です。
40度のお湯に15分間浸かると、筋肉がほぐれて血流が良くなり、免疫細胞が効率的に体内を巡り、酸素や栄養素の供給と老廃物の排出が促進されます。
また、全身浴と半身浴を交互に行うことをおすすめしています。
首や肩まで浸かる全身浴は、特に全身の血流を促進するのに効果的です。
季節によっては途中でお湯が冷めてしまう場合があります。
寒さを感じたら逆効果のため、追い焚きをして適温を保ちましょう。
額に汗がにじむ程度に温まれば、入浴の効果を最大限に引き出せています。
3-4.睡眠
良質な睡眠は、体の回復を助け免疫系の機能を向上させます。
適切な睡眠時間は個人差がありますが、睡眠時間が6時間以下の人は、7〜8時間の人と比べて死亡率が2.4倍高くなるという研究結果があるため、十分な睡眠は大切です。
7時間とれていない人はしっかり睡眠をとるようにしてください。
また、睡眠時間と同様に、睡眠の質も重要です。
質の良い睡眠をとるためには、寝る1時間前には入浴を終えて、パソコンやスマホを見ないように心がけましょう。
もしそれが難しい場合は、画面の照明を落としたり、ブルーライトカットのシートを貼ったりして、脳が覚醒しないよう気をつけてください。
お風呂から上がったら、ストレッチや読書などリラックスできることを行うのもおすすめです。
4.さらに免疫力を高めたい人におすすめの海水温熱とは?
より効果的に免疫力を高めたい方におすすめな温活「海水温熱」をご紹介します。
海水温熱とは、「海水で蒸した熱々のタオルを使って、全身を温めていくもの」です。
発祥地である沖縄では約30年愛され続けており、悩みを抱えたお客様が全国から訪れています。
私たち人間に必要不可欠なミネラルと冷えを残さない職人の技で、つま先から頭まで順番に全身をくまなく温めることで、身体の芯まで温まり、身体が本来持つ自然治癒力を高めることができます。
リラックスした空間で1時間かけてしっかり温めていくので、「究極の湯治」と言われています。
4-1.海水温温熱が注目されている理由
海水温熱が注目されている理由は以下の5点です。
1.ミネラル豊富な海水の使用
海水は私たちに必要不可欠なミネラルが豊富です。
特に、海水に含まれるマグネシウムは皮膚から効率よく吸収することができ、筋肉を和らげ、神経を正常化し、ストレスを減少させる効果があります。
海水温熱ではミネラルを効果的に取り入れることができるので、健康増進が期待できます。
2.均一で深い体内温熱効果
海水で蒸したタオルを使用して身体を温める方法は、身体の表面だけでなく深部まで均等に温めることができます。
深い温熱効果によって血行が促進され、筋肉の緊張がほぐれるとストレスや疲労の軽減につながります。
3.自然治癒力の強化
温めることで血流が良くなると、身体の隅々まで酸素や栄養が行き渡ります。
そうすると、傷ついた細胞が修復されやすくなり、代謝が上がって、自分で治す力が強まります。
その結果、痛みが減ったり、風邪をひきにくくなったり、体全体の健康が高まります。
4.アレルギーや敏感肌も安心
化学物質を使用しない自然由来の海水は、敏感肌やアレルギーを持つ方にも安心です。
天然成分のみで行う施術は、副作用のリスクを最小限に抑えつつ、健康を促進します。
5.心身のリラックス効果
海水温熱は、リラックス効果も非常に高いです。湯気立ちのぼる熱々のタオルで体を温めていくので、副交感神経優位な状態へと導き、乱れた自律神経を整えます。
全身の血流が良くなると、体がほぐれてリラックス状態が促進され、心のストレスや疲れも癒します。
施術中にお休みになられる方もいますし、施術後は眠くなる方が多いです。
4-2.海水温熱が免疫力を高めるのに最適な理由
海水温熱が免疫力を高めるのに最適な理由は以下の4点です。
1.血行促進
海水温熱による熱効果は血管を拡張し、全身の血行を促進します。
そうすると、末端まで栄養素や酸素が行き渡り、免疫細胞が効率よく働ける環境が整います。
血流が改善されると、体内の老廃物や毒素が速やかに排出され、免疫系の負担が軽減されるため、免疫力が高まります。
2.身体の深部まで温めることができる
海水温熱は、湯気立ちのぼる熱々のタオルを用いて、身体の深部までじっくりと温めます。
特に冷えている箇所を集中的に温めることで、体の内側からしっかり温まり、施術後は全身が温泉に入った後のように温かくなります。
施術前後で体温が0.5~1度上がる人が多く、免疫細胞の活動が活発になり、病気に対する抵抗力が強化されます。
3.内臓機能のサポート
海水温熱は内臓の血流を促進し、代謝を活性化させます。
特に、腸の免疫機能を高めることで、全体の健康を支えます。
腸には免疫細胞の約70%が存在し、その健康状態が全身の免疫力に直接影響します。
海水温熱は、内側から免疫力をサポートします。
4.免疫力の向上
体温がしっかり上がると、基礎代謝が向上し、免疫機能も強化されます。
海水温熱はこの効果を最大限に引き出し、カビによる病気や感染症に対する抵抗力を高めます。
4-3.海水温熱に興味がある方は
海水温熱は、カビに負けないよう免疫力を高める効果が期待できます。
ご興味のある方は、ぜひ当サロンのホームページをご覧ください。
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5.まとめ
カビによる病気や不調を防ぐためには、適切な環境と生活習慣の改善が不可欠です。
換気や湿度管理、掃除を徹底することでカビの発生を抑え、免疫力を高めるためのバランスの取れた食事や適度な運動、良質な睡眠を心がけましょう。
すでに免疫力の低下を感じている方やより効果的に高めたい方には海水温熱を取り入れることをおすすめします。
海水温熱は、全身の血行を促進し、深部まで温めることで、体内の免疫細胞を活性化させる効果があります。
梅雨時期、しっかり対策を行って、カビに負けない健康な身体を作り上げましょう!