
排水口やフタにカビが生えやすいのは、「水・汚れ・温度」というカビの3大好条件が常に揃っているためです。
キッチンやお風呂の排水口は、生ゴミや石けんカス、皮脂などカビの栄養源が豊富なため、定期的なお掃除が欠かせません。
フタの裏側やゴムパッキンなど、普段見えにくい場所ほどカビが繁殖しやすいので、特に注意するようにしましょう。

この記事では、排水口やフタにカビが生える主な原因と、家庭で簡単にできる3つの除去方法を紹介します。
放っておくと悪臭や詰まりが発生し、衛生的にも悪影響を及ぼします。
常に水回りを清潔に保てるよう、ぜひ実践してみてくださいね。
■関連記事■ナチュラルクリーニング専門家直伝!過炭酸ナトリウムを使った排水口カビ取り&予防法
| この記事で分かること |
| ・排水口やフタにカビが生える原因 ・排水口のカビを除去する方法 ・おすすめのカビ取り剤 |
目次
どうして排水口やフタにはカビが生えやすいのか
まず、キッチンの排水溝(排水口)やフタがカビやすい理由を説明する必要があります。そもそもカビの増殖条件は
1:温度(特に30℃前後)
2:水分
3:栄養分
なのですが、キッチンの排水溝にはこの条件が揃っているのです。カビたちにとってキッチンまわりは最高の条件なのです。
排水口の生ゴミ、しっかり除去していますか?!
ちゃんと生ゴミを毎日綺麗に除去していますか?!しっかりと捨てたと思っていても、網目の間にまだ食べかすなどが残っていて取り切れなかったこれらの生ごみを栄養素として、カビはどんどん増殖していくのです。
排水口のカビが気になるなら、まずはカビリスク診断
排水口は汚れが集まりやすい一方で、住まいの湿気環境によってカビの出やすさも変わります。
カビリスク診断でご自宅がどれくらいカビを招きやすい環境か、一度チェックしてみてください。
カビを取る3つの方法
では、さっそくですが排水口やフタのカビを除去する3つの方法をご紹介します!今回はカビの酷さ(難易度)によって分けておりますので、自宅にあるものやカビの範囲などからご自分で判断して取り除いてくださいね。
①アルコール(カビの酷さ度★)

まだカビがそこまで大きく広がっていない場合や、予防目的の場合は「アルコール消毒」すると良いでしょう。
70%濃度のアルコールがおススメです。パストリーゼは77%濃度のアルコール消毒液で、カテキン配合なので除菌効果もあります。アルコール濃度は濃ければ濃いほど良いのではなく、実は70%前後の濃度がもっとも効果が高いと言われています。また、アルコールのカビ除去効果は水に濡れることで軽減しますので、一度布やクッキングペーパーで水分をふき取った後の排水口やフタに吹きかけると良いでしょう。
カビの色素が沈着してしまっている場合は、アルコールで除去しきれない場合がありますので、除去しきれなかった場合はSTEP2か3へ進みましょう。

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出典:Amazon
②重曹×お酢(カビの酷さ度★★)
続いて使用するのが、鍋の焦げとりや柔軟剤代わりに使用できる「重曹」に食用の「お酢(クエン酸)」を組み合わせたワザです。

重曹=炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)です。これにお酢の中に含まれるクエン酸(C6H8O7)を組み合わせることにより、二酸化炭素(CO2)が発生するため、そのシュワシュワ=発泡成分により排水溝のドロドロと一緒にカビも除去しやすくしてくれます。またクエン酸には殺菌効果があるため、同時にカビも殺菌できるという原理です。特にこの「重曹」と「お酢」(クエン酸)の方法は手荒れが気になる方におススメの方法ですね。
注意点:お酢を使用する際にはシンプルな米酢、玄米酢、穀物酢を使用すること。砂糖入りの寿司酢などは×

レック 激落ちくんの重曹
出典:Amazon

レック クエン酸の激落ちくん
出典:Amazon
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■関連記事■クエン酸でカビ取りは可能?水アカやカルキ汚れに効くナチュラル掃除法と注意点
③塩素系漂白剤(カビの酷さ度★★★★★)
さてもっとも強力に排水口やフタのカビを取り去りたい場合には「塩素系漂白剤」で消毒するという方法がおススメです。塩素系漂白剤というとキッチンハイターなどのことですね。この塩素系漂白剤は市販のカビ取り剤にも含まれる成分ですので、カビキラーやカビハイターのようなスプレー式のものでも、キッチンハイターのような液状のものでもどちらでも構いません。
使い方は、排水口やフタに生えたカビ部分にこれらの液を吹きかけて数十分ほど待つだけです。
(置き時間は、商品の用法を参照してください)
塩素系漂白剤のメリットは「漂白効果」があること。その為、排水口やフタに付着してしまったカビの色素まで綺麗に取り除きたい場合には、この方法が良いでしょう。

注意点:ただし塩素系漂白剤を使用する際にはとくに「換気」をしっかり行うこと。また、できれば手袋やマスクをして成分をできるだけ吸い込まないようにした方が良いでしょう。
■関連記事■次亜塩素酸ナトリウムでカビ取りする方法|濃度・注意点・使えない場所まで解説

塩素系漂白剤を吹きかけて、10分ほど放置した後、お水で洗い流すとここまで綺麗になりました!すごく手軽に出来るので、キッチンの排水口や排水溝のフタにカビが発生したら、ぜひお試しください。

ジョンソン カビキラー
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花王 キッチンハイター
出典:Amazon

また、安全な液剤で徹底的にカビ取りしたいのであれば、カビ取り業者のハーツクリーンが開発したカビ取り剤のカビ取りマイスターをおススメします。
こちらは水回りだけでなく、壁や家具のカビ取りにも使用できるので、一家に1つあると便利でしょう。

【カビ最新ニュース】黒カビが水回りのピンク汚れを広げる可能性
ライオン株式会社は、浴室に生育する複数種の黒カビが、ピンク汚れの原因菌であるロドトルラの生育を促進することを明らかにしました。
冬場の浴室を想定した低温環境でも黒カビが生存し、ピンク汚れが広がる可能性があるとされています。
排水口やフタの周辺は、水分や石けんカス、皮脂汚れなどが残りやすい場所です。
見える汚れやカビだけでなく、排水口のフタの裏側や細かいすき間まで定期的に掃除することが大切です。
参考:ライオン株式会社|冬場にも浴室に生育する「複数種の黒カビ」がピンク汚れの原因菌を促進することを明らかに
排水口やフタのカビに関するQ&A
排水口やフタ周辺は、汚れや水分が残ることで繰り返しカビが発生しやすくなります。
ここでは、排水口のカビ対策でよくある疑問をまとめました。
Q1. 排水口のフタの裏にカビが生えやすいのはなぜですか?
フタの裏側は水分が残りやすく、汚れも見落としがちな場所です。
生ゴミ、石けんカス、皮脂汚れなどが残ると、それを栄養にしてカビが繁殖しやすくなります。
Q2. 排水口のカビはアルコールだけで落とせますか?
軽度のカビや予防目的であれば、アルコールでも対応できます。
ただし、水分が残っていると効果が弱まりやすいため、使用前にしっかり水気を拭き取ることが大切です。
Q3. 排水口のカビを防ぐには何をすればいいですか?
毎日、生ゴミやぬめりを取り除き、水気と汚れを残さないことが大切です。
週に1回程度はフタの裏やゴミ受け、排水口まわりを掃除し、カビが広がる前にリセットしましょう。
まとめ
一番大事なのはカビを発生させない環境づくり

さて、今回はキッチンの排水口や排水溝のフタに生えたカビを手軽にとう方法を3つご紹介しましたが、もっとも大事なことは
「カビが発生しないようにこまめに掃除をしておくこと」です。
キッチンだけでなくお風呂や壁にもカビ生えていませんか?!
カビが発生しやすいお家ということは…お家の全体的にカビが発生しやすい環境ということ。もし、今回ご紹介したキッチン回りだけでなくお風呂やお部屋にもカビが発生している場合は、もっとひどくなる前に一度カビ取りの専門家にご相談してみることをおススメします。

普段から換気をこまめに行い、生ゴミや水気、ぬめりが残らないように毎日キッチンまわりを清潔にしておくことを心がけましょう。
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