カビのお悩み解決コラム

赤ちゃんの布おむつにカビ!?原因とすぐ実践できる安全で簡単なカビ取り・予防法

#カビ#布おむつ#赤ちゃん
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監修者穂苅 英樹

編集長(ハーツリッチ株式会社 代表取締役)

赤ちゃんのおむつは紙タイプが主流ですが、肌に優しく経済的な布おむつを愛用している方も多いですよね。
でも、布おむつは汚れや湿気が溜まりやすく、油断すると簡単にカビが発生してしまうアイテムなのです。

この記事では、布おむつにカビが生える原因と、赤ちゃんにも肌にも安心なカビ取り方法をご紹介。
さらに、すぐに実践できる簡単なカビ予防策も詳しく解説します。

おむつは、赤ちゃんのデリケートな肌に直接触れるもの。
きちんとお手入れをして清潔に保ってあげましょう。

この記事で分かること
・布おむつにカビが生える原因
・布おむつのカビを取る方法
・布おむつのカビ予防策

布オムツにカビが生える原因

① 洗濯が不十分

 布おむつに限ったことではありませんが、洗濯が不十分で汚れが残っているとカビが生えてしまいます。特に布おむつの場合、おしっこやウンチが染み込んでおり洗濯が十分でないとカビはそれらを栄養源として繁殖していきます。布おむつは通常、予洗いしてから洗濯機にかけます。

このときの予洗いがしっかりできていないと汚れが残ってしまいカビが生えてしまいます。また、洗剤が多すぎる・少なすぎるといったこともカビの原因になります。洗剤は多く入れた方が汚れはよく落ちると思われるかもしれませんが、布おむつに対して洗剤の量が多すぎるとすすぎ切れず今度は洗剤を栄養源にカビが繁殖していきます。

② 乾燥が不十分

 洗濯後の乾燥が十分でない場合もカビが生えやすくなります。カビは湿気のある所を好むため完全に乾かないうちに再び使用すると布おむつは常に湿った状態となりカビが生えてしまいます。干す場所の日当たりや風通しが悪い場合もカビは生えやすくなります。

③ 布おむつの素材もカビの栄養源になる

 布おむつの素材には、綿やオーガニックコットン、竹、シルク、麻など植物由来の素材を使用していることが多いです。カビにとっては布おむつの素材そのものも豊富な栄養源になります。

ナイロンやポリエステルなどの合成繊維を使った布おむつもあり、そういったものでもカビが生えることはあります。しかし、合成繊維のものと比べると自然由来の素材を使用して作られた布おむつの方がカビは生えやすく、柔らかい分増殖スピードも速くなります。

④ 使用後、洗濯までの時間が長い

 使用済みの布おむつを浸け置かない状態でバケツなどに入れてしばらくそのままにしていませんか。予洗い後、絞ったままに放置してしまっていることはないでしょうか。

小さな赤ちゃんがいるご家庭ではハプニングやイレギュラーなことが頻繁に起こり、すぐに洗濯ができないこともあると思います。後で洗おう、と長時間放置しているとその間にカビが根をはっていきます。浸け置きしている場合は、そのまま置いておくよりもカビのリスクは低いですがあまりにも長時間置いておくとその他の雑菌が繁殖し衛生的に良くありません。

⑤ 洗濯機内にカビが生えている

 予洗いはしっかりやっているはずなのにカビが生えてしまった・・・という方は洗濯機にカビが生えている可能性があります。洗濯槽の中にカビが生えていると洗濯中にカビの胞子が布おむつに移り、布おむつにカビが生える原因になってしまいます。

⑥ 保管場所の通気性が悪い

 洗濯は完ぺきなはずなのに・・・という場合は布おむつの保管場所を見直してみてください。衣類がぎゅうぎゅう詰めになっていて通気性が悪い、クローゼットに入れている場合は日ごろクローゼットの換気、掃除が十分でないなどが考えられます。カビは空気の通りが悪いじめじめしたところに生えるので洗濯・乾燥をしっかりやっているのにカビが生えてしまった、という場合は保管環境に問題がある可能性があります。

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布おむつのカビ取り方法

 カビはおしっこやウンチの汚れだけでなく布おむつの繊維も栄養源に増殖していきます。さらに洗濯機や保管場所の問題など布おむつ以外にもカビの要因があるのです。では、実際に布おむつにカビが生えてしまったらどうしたらよいのでしょうか。ここからは布おむつのカビ取り方法についてお伝えしていきます。布おむつのカビ取りに必要なものは以下の通りです。

~用意するもの~

・ゴム手袋

・布おむつが入る大きさのバケツ

・酸素系漂白剤

・歯ブラシ

~手順~

① 汚れ防止、皮膚の保護のためゴム手袋を着用します。

② バケツに40~50℃程度のぬるま湯を入れ、規定量の漂白剤を投入しかき混ぜます。

③ 布おむつを入れ、10~15分程度浸け置きします。

④ 時間が経ったらカビの状態を確認し、歯ブラシなどを使って細かい部分のカビを落とします。(ここでとりきれないようであれば追加で5~10程度置いてみてください)

⑤ かびが取れたら、きれいな水でしっかりすすぎ洗いします。

⑥ 天日干しして完全に乾かします。

 基本的にこれだけでもカビ取りは可能ですが、より確実にきれいにしたいという場合は、すすぎ後にソフトモードで洗濯機にかけても大丈夫です。

また、赤ちゃん用の布おむつに漂白剤を使用しても大丈夫なのかと思われるかもしれません。基本的には最後のすすぎをしっかりおこなえば漂白剤は大人と同じ衣料用漂白剤を使用してかまいません。

ですが、赤ちゃんが敏感肌であるといった不安要素がある場合は赤ちゃんにも使える漂白剤も出ているのでそういったものを使用するといいでしょう。

布ナプキンに限らず赤ちゃんが身に着ける衣類全般に使用できるので必要であれば持っておいてもいいかもしれませんね。

出典: Amazon

■関連記事■酸素系漂白剤で服のカビ取りをする際の注意点は?漂白剤の種類・使える素材・保管方法の完全ガイド

以上が布ナプキンのカビ取り方法になります。そもそも洗濯機にカビが生えている可能性がある場合は洗濯機のカビ取りが必要になります。最近洗濯槽の掃除をしていないな・・・と感じたら再発防止のためにも洗濯槽のカビ取りも併せておこなうこともおすすめします。

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■関連記事■洗濯機のカビ対策完全ガイド|蓋閉めたままはNG?洗濯槽の黒カビ除去と予防グッズ・送風乾燥を解説

日頃から赤ちゃんのお世話に追われる中、布おむつにカビが生えているのを見つけてしまったらがっくりしてしまいますよね。そうならないためにも普段できる布おむつのカビ対策についてご紹介します。


布おむつのカビ対策方法

対策① 布おむつの予洗いはしっかりおこなう

 布おむつに汚れを残さないためには、予洗いの段階でどれだけ落とせるかがポイントになります。洗濯機で落とすというよりは洗濯機は最後の仕上げとして使うくらいがいいでしょう。あまり汚れておらず、洗濯機にかけるほどでもない、というときには中性洗剤やベビー用の洗剤を使って汚れが残らないようしっかり手洗いましょう。

対策② 使用済み布おむつの浸け置きには重曹を使用する

 使用済みの布おむつをすぐに洗えない、ある程度たまってから洗うようにしているという場合は重曹水に浸け置きます。とくにウンチの汚れに効果的です。

重曹は弱アルカリなため布ナプキン自体の色落ちは防ぎながらもウンチの色素は浮かしてくれる効果があります。ですが、長時間の浸け置きは素材によっては色落ちする可能性もありますし、衛生的にもよくありません。その日使った布おむつはその日のうちに洗うようにしてください。

出典:Amazon

対策③ 干すときは天日干しする

 日光には殺菌作用がありますので干すときは天日干しします。曇りや雨が続いて外に干せない場合でも完全に乾いたことを確認してから片付けるようにします。

■関連記事■日光消毒でカビは本当に死滅する?紫外線と熱の殺菌効果を徹底解説

対策④ 布おむつはスペースにゆとりをもって保管する 

 布おむつの保管はスペースにゆとりを持ちましょう。適度に通気性があることでカビが生えにくくなります。除湿剤などを一緒に入れておくのもおすすめです。

■関連記事■押入れ・クローゼットがカビ臭いときの原因と今すぐできるカビ取り&再発防止ガイド【プロが解説】

対策⑤ 洗濯機・クローゼットの掃除も定期的に行う

 いくら布おむつのカビ取りをしても洗濯機やクローゼットにカビが生えていると再びカビが生えてくる可能性があります。布おむつだけでなく他の衣類にもカビが生えてしまうこともあるので月に1回程度は洗濯槽やクローゼットの掃除もするようにしましょう。


【カビ最新ニュース】妊娠中の「室内カビ環境」と子どもの湿疹リスクが関連


北海道大学では、母親の妊娠中に「カビが発生している部屋で過ごしていた(カビ指数が高い)」ことなどが、子どもの湿疹リスクと関連する可能性があると報告しました。

特に、妊娠中のカビ指数の高さは、赤ちゃんの1歳半時点の湿疹の発症と関連しており、3歳時点でも同様の関連が認められています。
質問票(自己申告)ベースの解析で、環境測定や医師診断に基づく評価ではないものの、「カビを見つけたら早めに減らす」「湿気をためない」など、妊娠中からの湿度管理や清潔な環境づくりが重要であることを改めて示しています。

参考:北海道大学|妊娠中の室内環境要因と 3 歳までの⼩児湿疹の発症リスクとの関連


布おむつのカビに関するQ&A


布おむつは赤ちゃんの肌に直接触れるものだからこそ、カビについて不安や疑問を感じる方も多いと思います。
よくある質問にお答えします。


Q1. 布おむつに少しカビが生えてしまいました。赤ちゃんに使っても大丈夫ですか?


基本的に、カビが確認できる布おむつはそのまま使わない方が安心です。
軽度であれば酸素系漂白剤で除去できる場合もありますが、完全に落ちたか判断が難しいこともあります。
少しでも不安が残る場合は、使用を控えましょう。


Q2. 天日干しだけで布おむつのカビ予防はできますか?


天日干しは効果的ですが、それだけでは十分とは言えません。
大切なのは、完全に乾かすことと、湿気の少ない場所で保管することです。風通しの確保や除湿剤の併用で、再発リスクを下げられます。


Q3. 赤ちゃん用の布おむつに漂白剤を使っても問題ありませんか?


酸素系漂白剤であれば、適切な濃度と十分なすすぎを行えば使用可能です。
肌が敏感な赤ちゃんの場合は、ベビー用品対応の製品を選び、洗剤残りがないようしっかり乾燥させましょう。


まとめ

今回は布おむつのカビ取り方法についてお伝えしてきましたが、まとめますと

●布おむつに残ったおしっこやウンチ、布おむつの繊維がカビの栄養源になる

●布おむつのカビ取りには酸素系漂白剤を使用する

●布おむつは重曹水に浸け置きする

●布おむつのカビを防ぐには特に予洗い・乾燥をしっかりおこない、保管場所の通気性を保つ

となります。

 紙おむつと比べると手間がかかってしまう布おむつですが、その分赤ちゃんとのスキンシップが増えるといったメリットもあります。それぞれに合ったやり方できれいな状態が保てるよう工夫してみてくださいね。

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