箸にカビが・・・処分すべき?!

食器棚を整理しているとき、洗い物をしているときふと箸先に目をやると小さな黒い斑点がついている・・・。

食器用洗剤で洗っても落ちない黒い斑点の正体はカビです。口に入るものですから箸にカビが生えているというのはあまり気持ちのいいものではありませんよね。そこで今回は箸にカビが生えたときの対処法についてお伝えしていきたいと思います。

どうして箸にカビが生えたのか

そもそもなぜ箸にカビが生えてしまうのでしょうか。

カビは一定の湿度と温度、そして栄養分があるところに繁殖します。

箸はキッチン周りにあることが多いため水気を帯びて湿気を含みやすいです。また、カビは人間が快適と感じる20~30℃で最も繁殖します。そのため常温で保管される箸にはカビが生えやすくなります。

また、箸の素材自体カビが繁殖しやすいものであることや箸にはカビの栄養源も豊富に付いているといったこともカビが生え、広がりやすい原因となります。具体的に以下のようなことがあげられます。

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当てはまるものがないかチェックしてみてください。

お箸にカビが生えやすくなるチェックリスト

  1. 食事後すぐに洗わず浸け置きしている
  2. 洗った後は自然乾燥、または拭いてすぐに食器棚に片付けている
  3. 洗った後も洗剤や食べ物汚れが残っている
  4. 保管場所の通気性が悪い、掃除が不十分
  5. 木製、竹製の箸を使っている

どうでしょうか。当てはまるものが多いほどカビ発生のリスクは高まります。食後すぐに洗わずシンクに浸け置きしているとシンクの中に雑菌が繁殖して不衛生になるだけでなく、箸が中心部まで水を吸収してしまい根強いカビが生えやすくなります。

水気はきちんと乾燥させよう

洗った後、水切りかごに入れての自然乾燥もカビが生えやすくなります。これは普段やっている方多いのではないでしょうか。しっかり乾かすことはとても大事ですが自然乾燥のようにゆっくり乾かす場合、蒸発する水分だけでなく箸に吸収される水分もあります。

また、洗浄後水気を拭いても、すぐに食器棚に入れてしまう行為もカビが生える要因になります。自然乾燥も、洗浄後水を拭いた場合も表面的には乾いたように見えますが箸の深部は水で湿った状態になっているのです。そのような状態で食器棚等に入れてしまうことで箸にカビが生えてしまいます。

洗浄が不十分な場合も箸にカビが生える原因になります。きちんと洗えておらず食べ物が箸に残っていたり、すすぎが不十分で洗剤が箸に残っていたりするとそれらがカビの栄養源になりカビが繁殖してしまいます。

食器棚のホコリにも注意

また、箸をきちんと洗って乾燥させていても保管場所の通気性が悪かったり、物が入れすぎている、あまり掃除をしておらずホコリがたまっているといった場合もカビが生えやすくなります。

カビは通気性の悪い場所を好むうえ、ホコリはカビの格好の栄養源です。箸をどのように保管しているのかということも箸にカビの生えやすさにつながります。

その他にも箸の素材自体にカビが生えやすいということがあります。

木や竹、プラスチックや金属など様々な種類の箸がありますが日本の一般家庭の箸のほとんどは木製です。小さなお子様がいらっしゃる場合はプラスチックの箸があったり、食にこだわりのある方は料理によって竹箸を使い分けている方もいるかもしれません。ですが多くのご家庭にある箸は塗り箸と呼ばれる木に漆を施したものになります。

木材は自然素材のものでありプラスチックや金属と比べて柔らかくカビにとっては繁殖しやすい環境なのです。加えて、木の箸は水を吸収しやすいということもカビの発生要因となります。同様の理由で竹製の箸にもカビが生えやすいです。

カビが生える原因には上記に挙げたような要素がありますが、そもそも箸はそれ自体にカビが生えやすいということを覚えておきましょう。

箸にカビが生えた場合の対処法

では箸にカビが生えてしまったらどうしたらよいのでしょうか。

結論からお伝えすると、処分した方がいいです。酸素系の漂白剤やサンドペーパーを使ってカビを除去することも可能ですが、漂白剤を使うと箸を傷めてしまい後々割れやすくなってしまいます。

漂白液に浸けることで箸の深部にまで水分が浸透してしまうため乾燥に時間がかかり、さらにカビを繁殖させることにもなりかねません。

また漂白剤は表面のカビは除去できてもカビの色素は残ってしまったり箸の中心部にあるカビやカビの胞子は除去しきれません。きちんと除去できているかどうかの確認もできないため漂白剤の使用はあまりおすすめしません。

サンドペーパーを使ってカビ部分を削ることでカビの色素をなくすこともできますが、箸の塗装が剥がれてしまい見た目や形が悪くなってしまうことや、塗装が剥がれた部分から新たにカビが生えやすくなるといったデメリットもあります。

何より、一度カビの生えた箸を再び利用することは衛生的によくありません。すぐに身体に影響が出ることは少ないですが、使い続けることで体にどのような影響がでるかわかりません。

おいしい食事のはずが食べ物と一緒にカビも食べてしまう、というのはせっかくの食事を台無しにしてしまいます。カビ取りにかかる労力と衛生面を考えるとカビの生えた箸は処分して新しいものに買い替えることをおすすめします。

もし、頂き物や思い入れのある箸で処分するのに抵抗がある場合は大切に保管して、食事には使わないようにしましょう。

保管の際は次の作業を行った後に保管するようにしましょう。

箸を長期で保管する前に

① 通常通り食器用洗剤で洗う

② すぐに水気をふき取り、直射日光の当たらない風通しの良い場所で乾かす

③ 消毒用エタノールを吹きかける

④ 通気性の良い清潔な場所や入れ物に入れて保管する

となります。洗剤で洗ってしっかり乾燥させ、消毒用エタノールを使うことで表面のカビを殺菌することができます。ですが、箸についたカビの色素や深部に生えているカビまでは除去できません。

そのため長期で保管をする場合もずっと眠らせておくのではなく定期的に様子をみて必要に応じて掃除や洗浄、乾燥、消毒をおこなってください。

また、カビの生えている箸と同じ場所に置いてある他のものにカビの胞子が飛んでしまうことがあります。他の食器等にカビが生えるのを防ぐために、カビが生えた箸は普段使う箸と一緒に入れず別の場所に保管するようにしてください。

以上が箸にカビが生える原因とその対処方法になります。では、箸にカビが生えるのを防ぐことはできないのでしょうか。ここからは箸に生えるカビ対策についてお伝えしていきます。

箸のカビを防ぐ方法

対策1 食後は浸け置きせずにすぐに洗う

忙しいと洗い物が後回しになってしまうかもしれませんが、カビが生えやすい箸だけでも優先的に洗っておくようにしましょう。それでも難しい場合は水には浸けずにおいておくようにします。

対策2 洗った後はすぐに水気をふき取り風通しの良い場所で乾かす

洗浄後の水が箸に吸収されないように洗った後はなるべく早く水気をふき取りましょう。そうすることで水が奥まで染み込むことはなくなるので、表面が乾けばすみやかに片付けることができます。

対策3 洗浄後は消毒用エタノールで除菌する

箸を洗った後、片付ける前に消毒用エタノールを吹きかけることもカビ対策としては効果的です。殺菌効果のある消毒用エタノールを使うことで箸にカビが生えるのを防ぐことができます。

対策4 洗い残し・すすぎ残しがないようにする

急いで洗い物をすると食べ物や洗剤のすすぎ残しがでてしまいやすいですが、きちんと汚れが落ちて洗剤も洗い流せたことを確認してから水切りラックに入れるようにしましょう。日頃慌てて作業しがちな方は特に気をつけましょう。

対策5 通気性の良い場所で保管する

保管は通気性の良い場所で保管します。食器棚の引き出し部分に保管しているご家庭も多いのではないでしょうか。その際は中にものを入れすぎず隙間を作って保管するようにしましょう。汚れはこまめに掃除しホコリなども溜まらないようにします。

以上が箸にカビが生えるのを防ぐ方法になります。注意点として、洗浄後に箸を乾燥させる際には直射日光には当てないようにします。日光には殺菌効果がありますが、木製の箸を直射日光に当てると塗装が変色してしまう、乾燥しすぎて割れてしまうといったことがあります。箸を洗った後乾燥させる際は、風通しの良い日陰で乾かすようにしましょう。

まとめ

今回は、箸にカビが生えたら処分すべき?!というテーマでお伝えしてきましたが、まとめると

  • 習慣的に浸け置き、自然乾燥、洗い残しをしていると箸にカビが生えやすい
  • 保管場所の通気性が悪いことや木製の箸の場合にもカビは生えやすい
  • 箸にカビが生えたら処分する。捨てずに保管する場合も食事には使用しない
  • 漂白剤やサンドペーパーでカビの除去は可能だが完全ではなく、デメリットも多い。
  • 普段から丁寧に洗浄・ふき取り・乾燥をすることでカビが防げる。洗浄後消毒用エタノールを使うことでカビ予防が可能。

となります。箸は毎日使うものです。だからこそ日々の扱いは丁寧におこない気持ちよく食事をしましょう。

【参考】

農林水産省 日本の箸いろいろ

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