日当たりの悪い北向きの部屋のカビ対策

家の中でも特に北向きの部屋は日当たりが悪くジメジメとしています。そのため、気を付けていても、ある日「壁にびっしりとカビが生えていた!!」というケースも。

例えば、新築物件であっても住んで1年未満で北向きの部屋にカビが生えたという例も多くあります。

今回はそんな北向きの部屋にカビが発生してしまった場合のカビ対策方法をご紹介していきたいと思います。

北向きの部屋にカビが生えやすい理由

皆さんは「カビの生えやすい部屋」はどのようなところのイメージでしょうか。きっと

  • ジメジメしている
  • 暗い
  • ゴミや汚れが溜まっている

そんな部屋をイメージするのではないでしょうか。

そのイメージの通り、北向きの部屋は朝日が入りにくいため特に午前中の日当たりが悪くなります。日当たりが悪いと、室内の湿気が乾燥せずたまってしまう為、カビの発生条件である

  • 湿度(60%以上)
  • 酸素
  • 温度(20~30度)
  • 栄養源

の条件と重なり、カビが発生しやすくなります。また日光には、紫外線による殺菌効果もありますが日当たりの悪い北側の部屋は、これらの殺菌効果も得にくいため、よりカビが発生しやすいと考えられます。

カビ臭い時点でカビはかなり増殖している

また、カビと言えば何となく「黒いカビ」や「青いカビ」など目に見えるポツポツと生えたカビをイメージする方も多いかと思います。

しかし実は、カビが目で確認できるという時点でかなり増殖しています。

カビの胞子は空気中を浮遊し、良い生息条件を常に探しているのですが、カビ臭いということはカビ毒が産生されていたり、目視はできないまでもかなり増えている可能性はあります。

ですので

「北向きの部屋がなんとなくカビ臭いかも?」

「北向きの部屋のクローゼットに入れていた衣類がカビ臭い」

といった程度でも、早めにカビ対策をされることをおすすめします。

部屋のカビをそのまま放置するとどうなるの?

もしも、北向きの部屋に発生したカビを放置していると、どんなことが起こるのでしょうか。

カビの性質として、生息しやすい好条件な場所を発見すると、発芽し菌糸を作ります。その菌糸が枝分かれしさらに胞子を飛ばして増殖していきます。

つまり、カビがどんどん増殖してしまいます。またカビの中にはカビ毒を産生するものもあり、カビ毒によるアレルギーや呼吸器症状の原因となることもあります。そのため、カビは放置せずにすぐに取り除き再発しないよう対策を行いましょう。

では、次の章で実際に北向きの部屋にカビが生えてしまった場合、もしくはカビ臭い場合のカビ対策方法をご紹介します。

北向きの部屋のカビ対策方法

北向きの部屋は方角的にカビが発生しやすいことは変えようがありません。しかし、ちょっとしたひと手間で環境を変えてカビを生えにくくすることは可能です。そこで、以下では北向きの部屋にカビが発生してしまった場合に取るべき対策方法をまとめております。

なるべく再発を防ぐためにも全て行うことをおススメしますが、できる範囲で試してみてください。

①除カビをする

まずは、北向きの部屋にカビが発生してしまった場合、カビ自体を殺菌し取り除きましょう。除カビしないと、いくらカビ対策を行ってもまた発生してしまいます。そこで4つのカビ取り方法をご紹介します。

1:消毒用エタノールで除カビする方法

消毒用エタノールで除カビする場合は、ハイターを使用する場合と比較して効果は落ちますが、比較的安全にそして簡単に除カビすることができます。

方法は、スプレータイプの消毒用エタノールを用意し、北側の部屋の壁や天井、押入れやカーテンなど全体的に吹きかけるという方法です。

消毒用アルコール以外にも、次亜塩素酸水や重曹水(水100ccに重曹を5g薄める)などで代用することも可能です。ただし、どれもカビの色素を漂白する効果はありませんので、

2:逆性石けんで除カビする方法

ドラッグストアなどで手に入れることのできる「逆性石けん」を使って、カビを殺菌することも可能です。ただし、逆性石けんは漂白効果がないので、白カビや表面に生えたカビの除カビに有効です。

逆性石けんを、水で希釈し、溶液を雑巾に浸しカビ部分に塗布して除去していきます。その後、乾拭きをしてしっかりと乾燥させます。

逆性石けんを扱う際には、ゴム手袋を着用し、必ず水でうすめてから使用するようにしましょう。

3:ハイターで除カビする方法

手の届く範囲のごく一部のカビであれば塩素系漂白剤のハイター(キッチンハイター)で除カビすることができます。

キッチンハイターはドラッグストアやスーパーなどで簡単に手に入れることができますが、塩素ガスが発生しますのでマスクやゴーグル、ゴム手袋を着用して皮膚をガードしてから使用しましょう。

また必ず換気を行った状態で除カビ作業を行うように注意してください。

目や皮膚に付着しケガをする恐れを考慮し、天井や壁の高い位置のカビ取りはおすすめしません。手の届かない範囲のカビはカビ取りの専門業者へ依頼されることをおすすめします。

用意するもの
  • キッチンハイター
  • バケツ
  • 刷毛(もしくは雑巾)
  • ゴム手袋
  • マスク(防毒マスクがおススメ)
  • ゴーグル(水泳のゴーグルでもOK)
  • 長袖長ズボン

手順は以下の通りです。

  1. ハイターをバケツに入れ水を1:1で薄める
  2. 刷毛(もしくは雑巾)で壁や窓際、床など全体的に塗布していく
  3. 30分ほど放置して、固く絞った雑巾で拭き上げる
  4. よく乾燥させる

放置している間は、別の部屋に移動するなどしてなるべく塩素ガスを吸い込まないようにしましょう。また、ハイターを原液で塗るのはキケンです。必ず水で薄めて使用してください。

柄のある壁や着色のある布製品は脱色してしまう恐れがあります。目立たない端の部分で一度試してから使用するようにしましょう。

ハイターを薄める手間を省きたい場合は、壁用の市販のカビ取りスプレーなどを使用するのもおススメです。この際もゴーグルやマスクは着用しましょう。

4:カビ取り業者と同レベルの液剤で除カビする方法

カビ取りマイスターキットは、ハーツクリーンが安全性とカビ除去力を追求し、独自開発したカビ取り剤です。

「市販のカビ取り剤を使ったが、カビが再発してしまった」という方は、プロ仕様の液剤で除カビされることをおすすめします。

カビ取りマイスターキットの使い方は、壁や床などのカビに、刷毛で塗布し、時間を置いた後拭きあげます。また、カビ取りマイスターキットは、カビ取り剤だけでなく、カビの再発を防ぐための防カビコーティング剤もセットになっているため

「除カビ」+「防カビ」といった、プロの工程を自分で行うことができます。北側の部屋にカビが生えてしまったが、カビ取り業者を呼ぶよりも低予算で除カビしたいという方に人気です。

カビが生えたらすべきこと

北側の部屋は湿気が多く日当たりが悪いため、カビが発生するとあっという間に広がってしまう可能性があります。特に湿気の多い梅雨時期や、窓の結露が生じやすい冬場など要注意です。

そのため、カビを発見してしまったら早急に対策し、これ以上カビによる被害が大きくならないよう食い止める必要があります。

①モノを減らす

「北側の部屋を物置にしている」という方も多くいらっしゃいます。しかし、所狭しと家具や衣類、使わなくなったおもちゃや書類などをたくさん置いていると、部屋全体の通気性が悪くなるためカビが生えやすくなります。

不用品は、処分し床に直置きをせずに吊るして湿気を溜めないよう工夫をしたり、大きな家具は壁から離して設置し、通気性を良くしましょう。

②換気をする

北側の部屋の除カビをしてからは、こまめに換気をするようにしましょう。晴れた日は窓を開けて部屋中の空気を流します。北側の部屋の窓だけを開けても意味がありません。全ての窓を開けて、換気します。

家にいないことが多い人は、朝起きてからと帰宅してからの1日に2回を目安に換気を行うようにしましょう。換気を行ってもカビが発生してしまう場合には、北向きの部屋に空気清浄機を設置しましょう。

③除湿をする

換気と同時に、除湿も行います。北向きの部屋は日当たりが悪く、湿度がたまりやすいので機械の力を借りて除湿します。

部屋にエアコンがある場合には、ドライ機能を活用しますが無い場合には除湿機を置いてこまめに湿気を取り除きます。

④ホコリを取り除く

北側の部屋のお掃除はこまめにしていますか?

ホコリや汚れ、髪の毛などのゴミがたまっているとカビの栄養源となります。こまめに掃除をして、カビの栄養源を取り除きましょう。掃除機をかけたり、窓枠のホコリを取り除く。床は拭き掃除するなどして、汚れを残さないようにしましょう。

忙しい場合は、ロボット掃除機などを活用しても良いでしょう。

⑤ダニ対策をする

北向きの部屋を寝室にしている方も多いかもしれません。ベッドや布団などの寝具を置いている場合には、ダニが発生しやすくなります。ダニの死骸はハウスダストの原因になるため、寝室はより清潔に保ちたいですよね。

ダニはカビをエサとして増え、またダニの死骸はカビの栄養源となるので、カビ対策とダニ対策を同時に行うことも大事です。

その為にできることは

  • 布団カバーやシーツをこまめに洗濯する
  • 布団を日光で干す
  • 布団をダニ専用掃除機で掃除する
  • ベッドのマットレスに消毒用エタノールを吹きかけて殺菌する
  • ベッドフレームの位置を壁から離す

などして、ダニ除去をしましょう。

⑥衣類や収納庫のカビ取り

また、北側の部屋に収納している衣類にカビが生えている場合、カビ臭い場合にはカビ再発を防ぐために衣類自体のカビ取りを行いましょう。

忙しい場合には、ガス滅菌などまとめて衣類や小物類のカビ取りをするという方法もあります。

カビの予防方法

北向きの部屋のカビを取り除いたら、次はカビを発生させないように予防することも大事です。また、カビ取りの手順を全て行うのは大変ですよね。そのためにも「予防する」ことが最も大事です。

ここからはカビ予防の方法をご紹介します。

北向きの部屋のカビを防ぐために、私たちがまずできることは「除湿」です。例えば

  • 換気をこまめに行う
  • エアコンの除湿機能を使う
  • 除湿機や空気清浄機を稼働させる
  • サーキュレーターや扇風機を回して通気性を上げる
  • こまめに掃除をしてカビの栄養源をカットする

このようなことに気を付けて、カビのリスクを減らしましょう。

北向きの部屋のカビが広がってしまったら

  • カビが自力では対処できないほど広がってしまった場合
  • 天井や壁の高い位置など手の届かない場所に生えてしまった場合
  • カビが壁の奥にまで浸透し、何度カビ取りをしても再発する場合
  • カビアレルギー症状が出て心配な場合

など、自分で除カビすることが難しいときには、カビ取りの専門業者に相談されることをおすすめします。

カビ取り業者の選び方は、地域や予算、スケジュールなどご自身の優先したいこととマッチする会社を選びましょう。

プロがカビの原因を徹底分析

ハーツクリーンは、4000件以上のカビ取り実績があるカビ取り会社です。

特にカビの再発を極力防ぐための根本的なカビ取り提案が強みです。そのため、専門知識を有するスタッフが詳しくヒヤリングを行い、カビの発生原因を分析しています。

また、安全性を追求した独自開発の薬剤を使って、施工していくため、家族の健康を守りながらしっかりとカビ取りをしたい方に喜ばれています。

カビが浸食してしまい、床材の貼り換えや、壁紙の貼り換えなどの小規模リフォーム工事から、大規模なリノベーション工事まで対応可能です。ぜひカビをキレイに除去して住み心地の良い理想の住まいを手に入れましょう。

まとめ

北向きの部屋は、日当たりの関係でどうしても湿気が溜まりやすくカビが生えやすい場所にあります。カビの好む環境であるため気を抜くとすぐにカビが生えてしまいますが

  • 換気
  • 除湿
  • 掃除
  • モノの断捨離
  • 早めの除カビ

などカビの害が広がる前に対策しましょう。また、塩素剤で除カビをする際には換気をしっかりと行い粘膜の保護を行った上で、充分注意しながら行いましょう。

もしも、除カビを行ったとしても北向きの部屋にばかりカビが再発してしまう場合には、手の届かない場所にもカビが生えてしまっている可能性があります。

この場合は一度、天井や壁の裏などをカビ取りの専門業者でしっかりと念入りに除カビしましょう。何度もカビ取りをするのが困難になり、手に負えないひどいカビは、一度ご相談ください。