脱衣所はなぜカビが生えやすいの?しつこいカビの落とし方とは?

お風呂に入ろう脱衣所で服を脱いでいる時、ふと天井に目をやるとカビが・・・!!

ふだん忙しなく生活していると気づきにくい脱衣所のカビ。ここでは脱衣所に生えてしまったカビの取り方をくわしく解説するので、一緒に綺麗な脱衣所を目指しましょう!

脱衣所にはどうしてカビが生えるの?

なぜカビは脱衣所に生えてしまったのでしょうか?それは湿気と汚れが特に溜まりやすい場所だからです。まずは、脱衣所にカビが生えてしまう原因をひとつずつ突き止めていきましょう。

カビが生えてしまう条件とは?

カビは、微生物の一種。嫌われがちなカビですが、私たちがよく食べているキノコと同じ仲間であることをご存知でしょうか?ただ、普段は目に見えない小ささで空気中を漂っています。私たちがよく言う「カビ」とは、実は「カビが増殖した集合体」なんです!

カビはキノコと同じように胞子を作って繁殖しますが、ある条件がそろうと驚異のスピードで増殖していきます。その主な条件とは4つ!

  • 酸素:ふつうの生物と同じように酸素は欠かせません。
  • 水:カビにとっては湿気も大きな水源です。湿度80%以上は要注意!
  • 栄養分:食品はもちろん、ホコリや皮脂汚れなどもカビの栄養になります。
  • 温度:人間が過ごしやすい20〜30℃をカビも好む傾向があります。

カビの種類によっても異なりますが、脱衣所によく生えるカビには上記の条件があてはまります。

以下の記事では、カビが生えてしまう要因をさらに詳しく解説しています。あわせてチェックしてみてくださいね!

【参考記事】https://kabipedia.com/33(カビの発生要因)

脱衣所は湿度が高い

脱衣所はその名前の通り入浴前に服を脱ぐ場所ですから、浴室と隣接していることがほとんどですよね。入浴後、浴室のドアを開けっ放しにしてはいないでしょうか?入浴中に立ち込めた蒸気を開け放ってしまうと、脱衣所の湿度が一気に上がります。

実際にお風呂上りの脱衣所の湿度を簡易湿度計でチェックしてみたところ、カビ注意の80%になっていました。浴室だけでなく脱衣所も蒸気が移動し、カビの発生しやすい環境になってしまいます。

また、脱衣所には洗面台が設置されていることも。朝の身支度や手洗いなど、洗面台では水を頻繁に使いますよね。ただ、使った後の洗面台に水滴を残してはいけません

その水滴自体も、水滴が蒸発して湿気になることも、カビが生えてしまう原因となります。

さらには、脱衣所に洗濯機を置いている場合も要注意です。洗濯には大量の水を使っていますから、それだけ湿度が高まります。

入浴後の湿気だけでなく、水を使う洗面台や洗濯機も、脱衣所の湿度を高めてしまう原因なのです。要するに、脱衣所はカビが好む湿気を集めやすい場所と言えますね!

脱衣所の汚れがカビのエサに?!

ところで、ご自宅の脱衣所はどのくらいの頻度でお掃除をおこなっているでしょうか?キッチンやお風呂と違って、脱衣所を日々きちんとお掃除している人は少ないと思います。しかし、脱衣所は放っておくとすぐに汚れてしまう場所です。なぜなら、脱衣所にはホコリや汚れが溜まりやすい隙が多いから!

特に、なかなか掃除できない洗濯機の裏や、洗面所の凹凸、床・天井の角には注意しましょう。気づきにくい部分にカビの栄養源となる汚れやホコリが溜まっていくことで、

また、浴室前に置いているバスマットもカビの温床になりがちです。足の裏の皮脂汚れ・汗汚れと、入浴後に足元から吸い取った水滴が、バスマットのカビの増殖を活発にさせているのです。

脱衣所に生えたカビの取り方

脱衣所にカビを見つけたら、それ以上増殖してしまう前に除去する必要があります。ここでは、脱衣所の中でもカビが生えやすい場所別にカビの取り方を紹介していきます!

カビ取り掃除の基本アイテム!

カビ取りをおこなう際、必ず用意して欲しいアイテムが3つあります。それは、

  • 使い捨てマスク
  • 使い捨て手袋
  • ゴーグル

この3つがカビ取り掃除の基本のキです!なぜこの基本アイテムがカビ取りに必須なのかと言うと、まず、カビを除去するために強力な薬剤を使用するからです。

特に、塩素系の薬剤を使う時には注意してください。薬剤が何かの勢いで目に入ってしまわないようゴーグルを装着し、皮膚に直接触れるのを防ぐために両手に手袋をはめます。

また、空気中に舞ったカビの胞子を吸い込んでしまう危険性もあるので、マスクは欠かせません。ハウスダストと同じように、カビに対してアレルギーの症状を発症してしまう方もいます。カビの種類によっては強力な「カビ毒」を産生しており、アレルギーでなくても人体へ危険が及ぶことも…。

自身を薬剤やカビから守るためにも、まずはこの3つを揃えておきましょう。

アルコールスプレーで拭き取る方法

アルコールスプレーでの掃除がおすすめな箇所は、壁・天井・珪藻土のバスマットなど。塩素系のカビ取り剤だと素材が傷ついてしまう恐れがある箇所は、アルコールスプレーでカビ取りをおこなっていきましょう。

〈用意するもの〉

  • アルコールスプレー
  • 使い捨ての雑巾
  • 掃除用の歯ブラシ

〈カビの取り方〉

  1. カビが生えている部分へ全体的にスプレーを吹きかける

※スプレーの勢いでカビが飛散しないよう、50センチほど離して吹きかける

  1. 雑巾で全体を吹いていく
  2. 特にカビがひどい所を、スプレーを吹きかけながら歯ブラシでこする

※壁紙や素材を傷つけないように注意

  1. 目に見えるカビが取れたら、抗菌のためにもう一度全体にアルコールスプレーを吹きかける(拭き取らなくてOK!)
  2. カビ取りに使用した雑巾や歯ブラシは速やかに廃棄する

カビによく効くアルコールスプレーの選び方は、コチラの記事を参考にしてみてくださいね!

参考記事:https://kabipedia.com/1710(エタノール消毒の選び方)

塩素系のカビ取り剤を使って除去する方法

カビを除去するにはアルコールでの掃除でも十分ですが、黒カビの色素が気になる場合は塩素系のカビ取り剤を使うといいでしょう。

塩素系のカビ取り剤は漂白効果があるので、カビによって黒ずんでしまった部分もキレイに元通り!ただし、塩素系の薬剤によって色落ちの恐れがある箇所や、素材の損傷につながる恐れがある場合は使用できません。洗面台や、塩素系にも耐えうる素材の床で使用しましょう。

〈用意するもの〉

  • 塩素系のカビ取り剤
  • 雑巾
  • ラップ

〈カビの取り方〉

  1. カビにカビ取り剤を吹きかける
  2. その上からラップをふんわりかけて
  3. 5〜10分ほど放置(カビ取り剤の用法に従う)
  4. ラップを取り水で薬剤を流す。もしくは、濡らした雑巾で拭き取る。
  5. 乾いた雑巾で拭き上げ、完了!

参考記事:https://kabipedia.com/70(カビキラーが効果的な理由)

脱衣所のカビを予防するには?

冒頭でご紹介した「カビが生えてしまう条件」の中で、私たちにとって対策しやすいのが「水(湿気)」と「栄養分(汚れ)」の2つです。そこで、以下ではその2つに着目したカビの予防方法をいくつかお教えします!

入浴後は浴室の扉を閉める

入浴後は、浴室いっぱいに蒸気が立ち込めています。そのため、入浴後に浴室の扉を開け放ったままにしてしまうと脱衣所へ蒸気が流れ、あたたかい蒸気は天井へどんどんのぼっていきます。蒸気が冷やされて水滴に変わり、天井に住み着いているカビの水源に…!脱衣所の天井付近にカビが生えやすいのは、このような理由があるからなんです。

脱衣所の湿気を防ぐにはまず、入浴後には浴室の扉をきっちり閉めることが吉!

もし閉めていないとしたら、天井のカビへ毎日水を与えて育てていることと同じです。まずはこの簡単な動作を習慣にし、家族全員に守ってもらいましょう!

浴室の換気をしっかりおこなう

入浴後にはすぐに扉を閉めて、脱衣所へ蒸気が流入してしまうのを防ぎます。ただし、浴室の扉には排気口などの隙間が空いている場合があります。そのため、さらに蒸気の流入を防ぐには浴室内の蒸気そのものを解消しなくてはいけません。

浴室内の蒸気を逃すには、

・浴室内の換気扇を回す

・浴室の窓を開ける

この2つが一般的ですよね。

窓を開ければ一気に蒸気を逃せますが、防犯上の理由で控えたい場合は、入浴後すぐに換気扇を回すようにしましょう。ただし、これらの方法は「内外の空気の入れ替え」であり、実は「乾燥させている」わけでは無いのです。外気の湿気が多い日には、換気扇を回し続けていても「乾燥させる」効果は無いので注意してくださいね!

浴室の乾燥機能を活用する

浴室や脱衣所をカラっと乾燥させて湿気を絶ちたい時には、どうすればいいのでしょうか?自宅の浴室に「乾燥機能」がある場合は、換気である程度の蒸気を逃した後に乾燥機能をONにしてみましょう。このとき、可能であれば浴室の扉は開けたままで利用しすると脱衣所まで乾燥できるのでおすすめです。

通常、洗濯した後の衣類を乾かすために使う乾燥機能ですが、カビ対策にも一役買ってくれるので覚えておきましょう!

浴室や脱衣所に設備が無い場合は、このような乾燥除湿機が一台あると便利ですよ。こちらのアイテムは小型なので狭い脱衣所でも邪魔にならず、また持ち運びもしやすいです。脱衣所だけでなく、トイレやクローゼットといったカビの生えやすい場所でも活躍してくれそうですね!

【乾燥除湿機】

24時間換気は常にON!

また、浴室の乾燥システムに”24時間換気”の機能がある場合には、必ずONにしておきましょう。これをOFFにしてしまうと湿気のたまりやすい浴室内に換気が行きわたらず、カビの繁殖しやすい環境になってしまいます。

24時間換気は、乾燥機能やパワー換気と併用できますので(乾燥機能が切れても、24時間換気システムは起動という風に)

常にONにしながら、湿気をコントロールしましょう。

バスマットは珪藻土が良いの?!

ご自宅ではどんなバスマットを使っているでしょうか?布製のバスマットを使っているのなら、要注意です。入浴後、足元の水気を吸い取ってくれるバスマットを、置きっぱなしで何日もずっと使っていませんか?特に床と接している部分は乾きにくく、毎日繰り返し濡れることで湿った状態が続いていることも…。今すぐ、裏面や起毛の隙間をチェックしてみてください。

すでにカビが生えているかもしれません。

湿気だけでなく、バスマットには入浴前の足汚れも付着しています。カビの増殖を促す要素が十分にそろっており、足元はなかなか目につかないので、気づかぬうちにカビが増殖している可能性が高いのです。

そんなバスマットのカビや汚れを防ぐため、我が家では珪藻土のバスマットを使っています。

風呂あがりのびちゃびちゃな足元が、一瞬でサラッと乾きます。安価で手に入れられますし、お手入れも楽チン。家族が連続で入浴しても、濡れたままのバスマットでいや〜な思いをすることはありません。

ただし、珪藻土は吸水性の高い素材ですので定期的に乾燥させるなどケアをしないと珪藻土自身がカビてしまう可能性も!下記のリンクで珪藻土バスマットのお手入れ方法やカビ取り方法も掲載しておりますので、参考にしてみてください。

【防カビ加工の 珪藻土バスマットもあります】

洗面台に水滴を残さない

脱衣所に洗面台が設置されている場合は、洗面所に残った水滴にも注意!水滴が乾く時は必ず空気中の蒸気となるのですが、狭い脱衣所ではその微量の水滴も湿気の原因となります。また、洗面台そのものにカビが生えてしまう原因にもなりうるので、使用後には残った水滴を拭き取りましょう

余談ですが、洗面台の排水口に溜まった汚れやぬめりもカビのエサになります。また、洗面台に生えたカビを放っておくと、脱衣所全体に胞子を飛ばしてしまうので速やかな除去が大切です。毎日使って汚れやすい場所だからこそ、汚れを防止してくれるコーティング剤を利用してみてはいかがでしょう?

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まとめ

脱衣所にカビを生やさないためには、普段からカビ対策をおこなう意識が大切です。特に効果のあるカビ対策のポイントは3つ。

  • 換気をする!
  • 水滴を残さない!
  • ホコリをためない!

脱衣所を清潔に保ち、快適なバスタイムを過ごすためにも脱衣所のカビ対策を徹底していきましょう。手に負えないほどのカビが大量発生してしまったら、カビ取りの専門家へ相談してみましょう!カビ取りのプロが専門的な知識を用いて徹底的にカビ施工を行います。

カビ取りのプロに相談

ライター:小泉きょん
東京で猫と暮らすWebライター本と映画をこよなく愛し、酒場に生きる。趣味はカフェ巡りと、京都ひとり旅。
食品衛生責任者の資格を持つ。
https://twitter.com/___kkk0518

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