脱衣所のカビをキレイに除去し再発を防ぐコツをカビ取りのプロが伝授

ある日ふと見上げると脱衣所の壁が黒くなっていることに気が付く。

カビだということはすぐにわかったためカビ取り剤を購入してカビ取りをしたが、1ヶ月したらまた同じようにカビが生えていた。

「カビってこんなにすぐに生えるものなの…?忙しいからカビ取りに時間なんてあまりかけたくないのに!」

と 脱衣所のカビにお悩みの方のために                    

この記事では

  • 脱衣所にカビが生える原因
  • 脱衣所のカビを取る方法
  • お掃除の際に注意すべきこと
  • カビを防ぐ方法

について解説していきます。

1.脱衣所にはどうしてカビが生えるの?

なぜカビは脱衣所に生えてしまったのでしょうか?それは、湿気と汚れが特に溜まりやすい場所だからです。カビは湿気やホコリ、汚れなどを好むため、換気や掃除を怠ると発生しやすくなります。

1-1.カビが生えてしまう条件とは?

カビは、微生物の一種。嫌われがちなカビですが、私たちがよく食べているキノコと同じ仲間であることをご存知でしょうか?ただ、普段は目に見えない小ささで空気中を漂っています。私たちがよく言う「カビ」とは、実は「カビが増殖した集合体」なんです!

カビはキノコと同じように胞子を作って繁殖しますが、ある条件がそろうと驚異のスピードで増殖していきます。その主な条件とは4つ!

酸素:ふつうの生物と同じように酸素は欠かせません。

水:カビにとっては湿気も大きな水源です。湿度80%以上は要注意!

栄養分:食品はもちろん、ホコリや皮脂汚れなどもカビの栄養になります。

温度:人間が過ごしやすい20〜30℃をカビも好む傾向があります。

カビの種類によっても異なりますが、脱衣所によく生えるカビには上記の条件があてはまります。

以下の記事では、カビが生えてしまう要因をさらに詳しく解説しています。あわせてチェックしてみてくださいね!

【参考記事】カビの発生要因

1-2.脱衣所は湿度が高い

脱衣所はその名前の通り入浴前に服を脱ぐ場所ですから、浴室と隣接していることがほとんどですよね。入浴後、浴室のドアを開けっ放しにしてはいないでしょうか?入浴中に立ち込めた蒸気を開け放ってしまうと、脱衣所の湿度が一気に上がります。

実際にお風呂上りの脱衣所の湿度を簡易湿度計でチェックしてみたところ、カビ注意の80%になっていました。浴室だけでなく脱衣所も蒸気が移動し、カビの発生しやすい環境になってしまいます。

また、脱衣所には洗面台が設置されていることも。朝の身支度や手洗いなど、洗面台では水を頻繁に使いますよね。ただ、使った後の洗面台に水滴を残してはいけません。

その水滴自体も、水滴が蒸発して湿気になることも、カビが生えてしまう原因となります。

さらには、脱衣所に洗濯機を置いている場合も要注意です。洗濯には大量の水を使っていますから、それだけ湿度が高まります。

入浴後の湿気だけでなく、水を使う洗面台や洗濯機も、脱衣所の湿度を高めてしまう原因なのです。要するに、脱衣所はカビが好む湿気を集めやすい場所と言えますね!

1-3.脱衣所の汚れがカビのエサに?!

ところで、ご自宅の脱衣所はどのくらいの頻度でお掃除をおこなっているでしょうか?キッチンやお風呂と違って、脱衣所を日々きちんとお掃除している人は少ないと思います。しかし、脱衣所は放っておくとすぐに汚れてしまう場所です。なぜなら、脱衣所にはホコリや汚れが溜まりやすい隙が多いから!

特に、なかなか掃除できない洗濯機の裏や、洗面所の凹凸、床・天井の角には注意しましょう。気づきにくい部分にカビの栄養源となる汚れやホコリが溜まっていくことで、

また、浴室前に置いているバスマットもカビの温床になりがちです。足の裏の皮脂汚れ・汗汚れと、入浴後に足元から吸い取った水滴が、バスマットのカビの増殖を活発にさせているのです。

1-4.脱衣所のカビを放置するとどうなる?!

脱衣所のカビを放置すると、風呂や隣の部屋にまでカビ被害が広がる恐れがあります。例えば、脱衣所の横がクローゼットや押入れといった場合には、収納している衣類にまでカビ被害が及び、全て処分せざるを得ないこともあります。

放置せず、気付いた段階で早めに対処する必要があります。

カビ取り業者よりコメント

脱衣所は実はそれほど問合せとして多くないのですが、一度カビが生えると一気に酷くなることがあります。発生するカビのほとんどが、黒カビであるため、大きな原因としてはおふろの換気がされてなかったことが考えられます。

お風呂の換気や蓋をするだけで黒カビは抑えることができます。

2.脱衣所にカビが生えた場合の対策方法

大きく分けて「自力で除去する方法」「業者に依頼する方法」があります。

  • カビの範囲が1㎡以内
  • 手の届く高さにある
  • カビの色素が沈着していない

場合には、自力で落とせる可能性が高いですが、一方

  • 1㎡以上に広がっている
  • 壁紙の裏からカビがシミのように広がっている
  • 天井や壁の高いところなど手の届かない場所に生えている
  • 何度カビ取りをしても再発している

これらの場合には、業者へ早めに相談しましょう。

2.自力で除去する場合

2-1.カビ取り掃除の基本アイテム!と準備

カビ取りをおこなう際、必ず用意して欲しいアイテムが3つあります。それは

  • 使い捨てマスク
  • 使い捨て手袋
  • ゴーグル

この3つがカビ取り掃除の基本のキです!なぜこの基本アイテムがカビ取りに必須なのかと言うと、まず、カビを除去するために強力な薬剤を使用するからです。

特に、塩素系の薬剤を使う時には注意してください。薬剤が何かの勢いで目に入ってしまわないようゴーグルを装着し、皮膚に直接触れるのを防ぐために両手に手袋をはめます。

また、空気中に舞ったカビの胞子を吸い込んでしまう危険性もあるので、マスクは欠かせません。ハウスダストと同じように、カビに対してアレルギーの症状を発症してしまう方もいます。カビの種類によっては強力な「カビ毒」を産生しており、アレルギーでなくても人体へ危険が及ぶことも。

自身を薬剤やカビから守るためにも、まずはこの3つを揃えておきましょう。

2-2.アルコールスプレーで拭き取る方法(カビ度★)

アルコールスプレーでの掃除がおすすめな箇所は、壁・天井・珪藻土のバスマットなど。塩素系のカビ取り剤だと素材が傷ついてしまう恐れがある箇所は、アルコールスプレーでカビ取りをおこなっていきましょう。

〈用意するもの〉

  • アルコールスプレー
  • 使い捨ての雑巾
  • 掃除用の歯ブラシ

〈カビの取り方〉

①カビが生えている部分へ全体的にスプレーを吹きかける

※スプレーの勢いでカビが飛散しないよう、50センチほど離して吹きかける

②雑巾で全体に塗布する

特にカビがひどい所を、スプレーを吹きかけながら歯ブラシでこする

※壁紙や素材を傷つけないように注意

目に見えるカビが取れたら、抗菌のためにもう一度全体にアルコールスプレーを吹きかける(拭き取らなくてOK!)

※カビ取りに使用した雑巾や歯ブラシは速やかに廃棄する

カビによく効くアルコールスプレーの選び方は、コチラの記事を参考にしてみてくださいね!

2-3.塩素系のカビ取り剤を使って除去する方法(カビ度★★)

塩素系のカビ取り剤は漂白効果があるので、カビによって黒ずんでしまった部分もキレイに元通り!ただし、塩素系の薬剤によって色落ちの恐れがある箇所や、素材の損傷につながる恐れがある場合は使用できません。洗面台や、塩素系にも耐えうる素材の床で使用しましょう。

〈用意するもの〉

  • 塩素系のカビ取り剤
  • 雑巾
  • ラップ

〈カビの取り方〉

カビにカビ取り剤を吹きかける

その上からラップをふんわりかけて

5〜10分ほど放置(カビ取り剤の用法に従う)

ラップを取り水で薬剤を流す。もしくは、濡らした雑巾で拭き取る。

乾いた雑巾で拭き上げ、完了!

参考記事:カビキラーが効果的な理由

2-4.カビ取り業者と同レベルの除カビ剤を使う(カビ度★★★)

市販のカビ取り剤を使っても、脱衣所のカビが落とせない、カビが再発した...という場合には、カビ取り業者と同レベルの液剤を使って、カビ取りをするという方法もあります。

カビ取りマイスターキット」は、安全性やカビ取りを追求し作られたプロ用の薬剤を、家庭用に使いやすくセットにしたものです。

計量カップや刷毛も入っていますので、すぐにカビ取りしたい!おうちに赤ちゃんや高齢者がいて市販のカビ取り剤を使う事に抵抗がある...という方に喜ばれています。

2-6.広範囲のカビは業者に依頼する

範囲が広すぎる場合には、業者へ相談した方が結果的に早く解決する場合もあります。

  • 1㎡以上に広がっている
  • 壁紙の裏からカビがシミのように広がっている
  • 天井や壁の高いところなど手の届かない場所に生えている
  • 何度カビ取りをしても再発している

これらの項目に当てはまる場合には、カビ取り業者に依頼しましょう。

2-7.依頼する業者の選び方

とはいっても「どんな業者を選んで良いのか分からない」という方も多いのではないでしょうか。業者を選ぶ基準は、再発を防ぎ安全にカビ取り施工をするために、お

  • カビに関する知識が豊富
  • 明朗会計
  • なるべく早く来てくれる
  • 液剤にこだわっている

これらのこをに意識して選ぶようにしましょう。

また、脱衣所のカビ取りと同時にリフォーム工事を検討している場合にはリフォームに関しての知識が豊富な業者を選ぶようにしましょう。順番を間違ってしまうと、カビがしっかりととり除けないばかりか、再発しまた工事が必要になってしまうからです。

3.脱衣所のカビを予防するには?

冒頭でご紹介した「カビが生えてしまう条件」の中で、私たちにとって対策しやすいのが「水(湿気)」と「栄養分(汚れ)」の2つです。そこで、以下ではその2つに着目したカビの予防方法をいくつかお教えします!

3-1.入浴後は浴室の扉を閉める

入浴後は、浴室いっぱいに蒸気が立ち込めています。そのため、入浴後に浴室の扉を開け放ったままにしてしまうと脱衣所へ蒸気が流れ、あたたかい蒸気は天井へどんどんのぼっていきます。蒸気が冷やされて水滴に変わり、天井に住み着いているカビの水源に…!脱衣所の天井付近にカビが生えやすいのは、このような理由があるからなんです。

脱衣所の湿気を防ぐにはまず、入浴後には浴室の扉をきっちり閉めることが吉!

もし閉めていないとしたら、天井のカビへ毎日水を与えて育てていることと同じです。まずはこの簡単な動作を習慣にし、家族全員に守ってもらいましょう!

3-2.浴室の換気をしっかりおこなう

入浴後にはすぐに扉を閉めて、脱衣所へ蒸気が流入してしまうのを防ぎます。ただし、浴室の扉には排気口などの隙間が空いている場合があります。そのため、さらに蒸気の流入を防ぐには浴室内の蒸気そのものを解消しなくてはいけません。

浴室内の蒸気を逃すには、

  • 浴室内の換気扇を回す
  • 浴室の窓を開ける

この2つが一般的ですよね。

窓を開ければ一気に蒸気を逃せますが、防犯上の理由で控えたい場合は、入浴後すぐに換気扇を回すようにしましょう。ただし、これらの方法は「内外の空気の入れ替え」であり、実は「乾燥させている」わけでは無いのです。外気の湿気が多い日には、換気扇を回し続けていても「乾燥させる」効果薄くなります。

3-3.浴室の乾燥機能を活用する

浴室や脱衣所をカラっと乾燥させて湿気を絶ちたい時には、どうすればいいのでしょうか?自宅の浴室に「乾燥機能」がある場合は、換気である程度の蒸気を逃した後に乾燥機能をONにしてみましょう。このとき、可能であれば浴室の扉は開けたままで利用しすると脱衣所まで乾燥できるのでおすすめです。

通常、洗濯した後の衣類を乾かすために使う乾燥機能ですが、カビ対策にも一役買ってくれるので覚えておきましょう!

浴室や脱衣所に設備が無い場合は、このような乾燥除湿機が一台あると便利ですよ。こちらのアイテムは小型なので狭い脱衣所でも邪魔にならず、また持ち運びもしやすいです。脱衣所だけでなく、トイレやクローゼットといったカビの生えやすい場所でも活躍してくれそうですね!

3-4.換気は常にON!

また、浴室の乾燥システムに”24時間換気”の機能がある場合には、必ずONにしておきましょう。これをOFFにしてしまうと湿気のたまりやすい浴室内に換気が行きわたらず、カビの繁殖しやすい環境になってしまいます。

24時間換気は、乾燥機能やパワー換気と併用できますので(乾燥機能が切れても、24時間換気システムは起動という風に)

常にONにしながら、湿気をコントロールしましょう。

3-5.洗面台に水滴を残さない

脱衣所に洗面台が設置されている場合は、洗面所に残った水滴にも注意!水滴が乾く時は必ず空気中の蒸気となるのですが、狭い脱衣所ではその微量の水滴も湿気の原因となります。また、洗面台そのものにカビが生えてしまう原因にもなりうるので、使用後には残った水滴を拭き取りましょう

余談ですが、洗面台の排水口に溜まった汚れやぬめりもカビのエサになります。また、洗面台に生えたカビを放っておくと、脱衣所全体に胞子を飛ばしてしまうので速やかな除去が大切です。毎日使って汚れやすい場所だからこそ、汚れを防止してくれるコーティング剤を利用してみてはいかがでしょう?

3-6.ホコリや水滴はこまめに拭きとる

脱衣所は結露による水滴が付着しやすく、また衣類を着脱するためにホコリの溜まりやすい場所でもあります。

そのため、結露はこまめに拭きとり、ホコリも掃除機を使ってこまめに除去しましょう。

4.脱衣所のリフォーム工事で解決するという方法も

これまで、脱衣所の設備内でできるカビ対策方法をご紹介しましたが、脱衣所に発生したカビを自力で何度カビ取りしても、再発する場合には、リフォーム工事で解決する場合もあります。

換気を良くしたい場合や結露を防ぎたい場合には一度業者へご相談ください。

4-1.換気扇を設置

浴室には換気扇が付いていても、脱衣所には換気扇が付いていないというケースもあります。また、通気口はあっても、なかなか湿気が逃げにくい為、結露が発生してカビが生えやすい状況になっているという場合も。

一時的にカビ取りをしても、湿気が多い状態が継続するとカビは再発してしまう可能性が高いため、この場合には、リフォーム工事を取り入れて換気扇を設置するという方法がおすすめです。換気を積極的に取り入れることで、カビを防ごうという目的です。

予算的に換気扇を設置できない場合には、サーキュレーターを24時間回して通風を行いましょう。

4-2.壁紙や床材の貼り換え

脱衣所の壁紙の裏や床材の下にまでカビが浸食している場合、表面だけカビ取りをしてもカビが再発してしまいます。放置していると、脱衣所全体がカビだらけに...ということも、

そのため、広範囲で脱衣所内のカビが広がっている場合には、カビ取りをした後に床材や壁紙も貼り換えることをおすすめします。

ただし、カビの生えた部分だけ貼り換えるとどうしても不自然な印象になってしまうため、床材や壁紙を統一した方が良いでしょう。

4-3.塗装の除カビ

塗装壁の場合、カビの上から塗装を塗り重ねた結果、カビと塗装がミルフィーユ状態になり、何度表面のカビ取りをしてもカビが再発してしまう...といったケースも多くあります。

この場合には、一度塗装を全て剥がしてから、カビ取りをする必要があり、キレイにした後、塗装をやり直す必要があります。リフォームとカビ取りなので、一時的な費用はかかりますが

何度もカビが再発し、その度に業者に依頼してカビ取りをすることと比べると、トータル的には費用を抑えることができます。

ハーツクリーンでは、4000件以上のカビ取り実績をもとにカビ取り&カビ再発を防ぐリフォーム工事の提案を行っております。カビ取りしつつ、壁紙やフローリングを新しくしたい方も是非ご相談ください。

4-4.リフォーム業者の選び方

カビの知識がない業者に依頼すると、上から塗装を重ねたり、カビを殺菌しないまま施工することで再発の恐れあります。

  • カビに関る正しい知識を持っている
  • 明朗会計である

また、カビは条件が重なるとあっという間に広がることから、なるべく早く来てくれる業者が良いでしょう。

まとめ

・脱衣所にカビが生えやすい理由は湿気、ホコリ、汚れなどカビの発生条件が重なるため

・脱衣所にカビが生えてしまった場合、大きく分けて自力で取るか業者に依頼するか方法がある

・自力で除去する場合には、消毒用アルコール、塩素剤、カビ取りマイスターキットを使う

・範囲が広すぎる場合、再発を繰り返す場合には早めにカビ取り業者へ依頼する

・脱衣所のカビを防ぐためには、換気と乾燥、こまめな掃除、結露対策を行う

・リフォーム業者へ相談するという方法もあるが、カビに関する知識が豊富な業者を選ぶ

最後に、ハーツクリーンでは、これまで4000件以上のカビ取り実績があります。カウンセリングは無料ですので、カビにお困りの方はお気軽にご相談ください。

脱衣所のカビをキレイに除去し再発を防ぐコツをカビ取りのプロが伝授