ヨガマットのカビ取り方法
美容や健康のために使うヨガマットは、手や顔などを直接つけて使用するため保管状態が悪いと
カビが発生することがあります。
ヨガマットは、ヨガやストレッチ、筋トレなどをする際に床に敷くマットですが
クッション性があるので、身体への負担や振動を軽減し、滑りにくくしてくれます。
低反発のものから高反発のものもあり、巻いて収納するタイプや折りたたんで持ち運びができるタイプのものもあります。
お布団のように直接触れるものですから、カビが生えてしまうとショックですよね。
そこで、この記事ではヨガマットに生えたカビを取る方法をご紹介します。
目次
ヨガマットにカビが生える原因
カビが発生する条件には、水分、酸素、温度、栄養源が挙げられます。
ヨガマットにカビが発生する理由はいくつか挙げられます。
・保管場所の湿気
・皮脂や汗が付着したまま放置
・水分が付着
汚れや水分が付着したままにしていると、カビや雑菌が繁殖してしまいます。また、窓際など結露などの生じやすい場所で保管していると、湿気によってさらにカビが生えることがあります。
ヨガマット使用後に、そのまま収納したり、お手入れの仕方が甘いとカビの栄養源となりカビが生えてしまいます。水拭きをして乾ききる前に丸めて収納してしまうと水分が残ってしまい、カビの原因となります。
こまめに正しいお手入れをして乾燥させることが大切です。
ヨガマットの素材
マットには、色んな種類があり、定番のポリ塩化ビニルのものから、ポリマーのもの、天然ゴムのものなどがあります。基本的にカビの生えにくい素材ではありますが、管理の仕方が良くないとカビが発生してしまうことがあります。
つまり、ヨガマットにカビが生える原因は「マットの汚れ」そして「保管場所の湿気」の2つが関係しています。
ヨガマットのカビを取る方法
ヨガマットのカビを取るには、70~80%濃度の消毒用アルコールを使用すると良いでしょう。
準備するものは
- 消毒用アルコール
- 布巾
- ゴム手袋
です。手順は以下の通りです。
①ヨガマットに消毒用アルコールを吹きかける
②5分ほど放置し、布巾で拭きあげる
③しっかりと乾燥させる
このようにすると、軽度のカビでしたら除去することができま
す。ただし、黒カビの色素が沈着している場合には消毒用アルコールで落とすことができません。その場合には、一度カビの色素を漂白する必要があります。
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黒カビがヨガマットに生えている場合
ヨガマットに生えているカビが黒カビの場合、また消毒用アルコールでも除去ができない場合にはカビの色素を表額する必要があります。その場合には酸素系漂白剤を使ってカビを除去していきましょう。
使用方法は、消毒用アルコールと同様に
①ヨガマットに酸素系漂白剤を吹きかける
②5~10分ほど時間を置く
③布巾でしっかりと拭きあげ乾燥させる
といった手順です。よくハイターなどの塩素系漂白剤と間違えてしまうケースがありますが塩素系漂白剤はヨガマットの色が変色してしまう恐れがありますので、酸素系漂白剤を使うようにしましょう。
水で薄めて、除菌として使用する場合には換気を必ず行い、塗布後は固く絞った布巾でしっかりと拭きあげて薬剤をマットに残さないようにしましょう。
以上のことを行ってもヨガマットのカビが落ちない場合は、繊維の奥までカビが繁殖している恐れがあります。新しいヨガマットと交換することをおすすめします。
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ヨガマットのカビを防ぐには?!
消毒用アルコールや重曹水でお手入れを
ヨガマットは、皮膚が直接触れるため、皮脂や汗、メイクや手垢などが付着しやすく、また凹凸にこれらの汚れが残ってしまいます。カビ取り方法でご紹介した「消毒用アルコール」でのお掃除もおすすめですが、消毒用アルコールが手に入らない場合には「重曹水」で拭きあげると良いでしょう。
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汚れであれば中性洗剤で落とそう
また、汚れが付着した場合には中性洗剤を薄めて、タオルやスポンジなどで軽くたたきながら汚れを落とすと良いでしょう。洗剤が心配な方は肌を傷めにくい素材のウタマロクリーナーなどを使用すると良いでしょう。
もちろん、お掃除後は洗剤をしっかりとよく拭きとるようにしてください。
また、水洗いができるタイプのヨガマットもありますが、洗った後はしっかりと干して水分を残さないように乾燥させましょう。
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保管方法も大切
皆さんはヨガマットをどこに保管していますか?
押入れの中でしょうか。それとも窓際でしょうか。北側の部屋や倉庫、屋根裏部屋などに収納していると、いざ使おうと思った時にカビが生えているというケースもあるかも知れません。
ヨガマットは、風通しの良い場所に保管し、保管場所もこまめに換気や清掃をして清潔に保ちましょう。また、窓際の結露が原因でカビが発生する場合には、結露をこまめに拭きとったり、窓を開けるなどしてカビが発生しないような環境づくりを行いましょう。
まとめ
ヨガマットは、肌が直接触れるものですので、使用後はしっかりと汚れを拭きとり、乾燥させましょう。
また、カビ対策には保管する場所も重要です。通気性を良くして清潔に保ち、カビの生えにくい環境づくりを行いましょう。