カビのお悩み解決コラム

珪藻土バスマットや珪藻土グッズにカビが生えたら?落とし方と予防策を徹底解説

#カビ#バスマット#珪藻土
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監修者穂苅 英樹

編集長(ハーツリッチ株式会社 代表取締役)

珪藻土のバスマットやコースターなどは、吸水性や速乾性に優れた便利なアイテムです。
しかし、使い方や保管方法を誤ると、カビが生えることがあります。

珪藻土は「すぐ乾くからカビにくい」と思われがちですが、湿気がこもる場所で使い続けたり、皮脂や汚れが蓄積したりすると、カビが発生しやすくなります。
特にバスマットは、足裏の皮脂や脱衣所の湿気が重なりやすく、珪藻土グッズの中でもカビが発生しやすいアイテムです。

この記事では、珪藻土バスマットやコースターなどのグッズに生えたカビの落とし方と、対処時の注意点を解説します。
なお、本記事は珪藻土のバスマットやコースターなどのグッズ類が対象です。壁に施工された珪藻土は対処方法が異なるため、別記事で詳しく解説しています。
■関連記事■珪藻土の壁にカビが生える原因と対処法|結露・湿気対策と再発防止を解説

この記事でわかること
・珪藻土グッズにカビが生える原因
・カビの落とし方と作業時の注意点
・エタノールやカビ取り剤、やすりの使い分け
・買い替えを検討すべき状態
・カビを防ぐためのお手入れ方法

目次

1. 珪藻土グッズにカビが生えるのはなぜ?

珪藻土グッズは吸水性が高く便利ですが、使い方や置き場所によってはカビが生えることがあります。
ここでは、カビが発生しやすくなる主な原因を見ていきましょう。

1-1. 珪藻土は吸水性が高い反面、湿気が残りやすい

珪藻土の大きな特徴は、表面に無数の小さな穴があり、水分を吸収しやすいことです。

しかし、吸収した水分が十分に乾燥しない状態が続くと、内部に湿気が残りやすくなります。
特に、通気性の悪い場所に置いている場合や、使用後にしっかり乾燥させていない場合は、カビが発生しやすくなります。

1-2. 皮脂・石けんカス・飲み物汚れが栄養源になる

カビは水分だけでなく、栄養源となる汚れがある場所で繁殖しやすくなります。
珪藻土グッズでは、バスマットに付く足裏の皮脂や石けんカス、コースターに残る飲み物の糖分などが、カビの栄養源になることがあります。

湿気に加えてこうした汚れが蓄積すると、カビが発生しやすい状態になります。

1-3. 脱衣所やキッチンは高湿度になりやすい

珪藻土グッズが使われる脱衣所キッチンは、もともと湿度が高くなりやすい場所です。

入浴後の蒸気や、調理・洗い物で発生する湿気によって、珪藻土が吸収した水分も乾きにくくなります。
その結果、湿った状態が続き、カビが生えやすくなることがあります。

このように、珪藻土グッズのカビは素材だけでなく、住まい全体の湿気環境にも左右されます。

珪藻土のカビが気になるなら、まずはカビリスク診断

珪藻土は吸湿性が高い分、住まいの湿気環境によってはカビが出やすいことがあります。
カビリスク診断でご自宅がどれくらいカビを招きやすい環境か、一度チェックしてみてください。

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2. カビが生えやすい珪藻土グッズ

珪藻土グッズの中でも、水分や汚れが付きやすいものはカビが発生しやすくなります。
ここでは、特に注意したい代表的なアイテムを見ていきましょう。

2-1. 珪藻土バスマット

珪藻土グッズの中でも、特にカビが生えやすいのがバスマットです。

入浴後の濡れた足で使うため水分を吸収しやすく、脱衣所の湿気も重なって乾きにくくなります。
さらに、足裏の皮脂や石けんカスも付着しやすいため、カビが発生しやすい条件がそろいやすいアイテムです。

2-2. コースター

珪藻土のコースターも、飲み物の水滴を吸収するためカビが生えやすいアイテムです。
特にジュースやコーヒーなどを置くと、糖分や汚れが残りやすくなります。

こうした汚れが湿気と重なることで、カビの栄養源になることがあります。

2-3. 水切りマット・水切りトレー

キッチンで使う水切りマットや水切りトレーも、水滴や食器の汚れが残りやすく、カビが発生しやすいアイテムです。
特にシンクまわりは湿気がこもりやすいため、置き方や乾かし方にも注意が必要です。

珪藻土の水切りに生えたカビの原因や詳しい落とし方、予防策は、以下の記事で詳しく解説しています。
■関連記事■珪藻土の水切りにカビが生えたら?キッチン特有の原因と落とし方・予防策

2-4. 歯ブラシスタンドや小型プレート

歯ブラシスタンドや小型プレートなどの珪藻土グッズも、水回りで使うことが多いためカビが生えることがあります。
歯ブラシから落ちる水滴や洗面所の湿気によって、湿った状態が続きやすいのが特徴です。

また、歯磨き粉の成分や水垢が付着すると、カビの栄養源になることがあります。


3. 珪藻土グッズのカビ取り前に確認したい注意点

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珪藻土グッズにカビが生えた場合でも、正しい方法で対処すれば改善できることがあります。
ただし、方法を誤ると危険なガスが発生したり、素材を傷めたりするおそれがあるため、事前に注意点を確認しておきましょう。

3-1. 塩素系と酸性洗剤は絶対に混ぜない

カビ取りに使われる塩素系カビ取り剤は、強い除菌・漂白効果があります。
しかし、酸性洗剤やクエン酸、食酢、アルコールなどと混ざると、有害なガスが発生する危険があります。

このガスを吸い込むと、目や喉、呼吸器に強い刺激を与えるおそれがあります。
異なる種類の洗剤を同時に使わず、使用前には必ず製品の注意表示を確認しましょう。

3-2. 換気しながら作業する

カビ取り剤を使う場合は、必ず換気しながら作業しましょう。
密閉された空間でカビ取り剤を使用すると、成分の蒸気がこもり、体調不良の原因になることがあります。

窓を開けたり換気扇を回したりして、空気の流れを作ることが大切です。

3-3. アスベスト回収対象品は削らない

過去には、一部の珪藻土製品からアスベスト(石綿)が検出され、回収対象となった事例があります。
該当製品を紙やすりなどで削ると、粉塵とともに有害物質が飛散する可能性があります。

メーカーの回収対象になっている製品は削らず、使用を中止して販売元へ相談することが大切です。
対象製品か分からない場合は、メーカーの案内を確認しましょう。

参考:石綿(アスベスト)含有品の流通と販売者による回収について|厚生労働省

3-4. 石けんや洗剤で洗わない

珪藻土のカビ取りやお手入れでは、石けんや洗剤の使用可否を取扱説明書で確認しましょう。
使用不可の製品では、石けんや洗剤は避けることが大切です。

石けん成分や洗剤成分によって表面の小さな穴が詰まると、吸水性や調湿性が落ちる原因になることがあります。
お手入れは、やわらかい布で軽く拭き取るなど、製品に合った方法で行いましょう。

3-5. ひどい場合は無理せず買い替える

カビが広い範囲に広がっている場合や、何度処置しても再発する場合は、無理に使い続けない方がよいこともあります。
珪藻土は多孔質の素材のため、内部にカビが入り込むと完全に除去するのが難しい場合があります。

特にバスマットなどは比較的買い替えやすいため、衛生面を考えて交換を検討するのもひとつの方法です。


4. 珪藻土グッズのカビを自分で対処する方法

珪藻土のバスマットやコースター、水切りマットなどに生えた軽いカビは、自分で対処できる場合があります。
ここでは、珪藻土の特性に配慮しながら、自分で行える基本的なカビ取り方法を紹介します。

4-1. 作業前に確認しておきたい注意点

カビ取りを始める前に、まずは次のポイントを確認しておきましょう。

  • 塩素系カビ取り剤は、酸性洗剤やクエン酸、食酢、アルコールなどと混ぜない
  • 必ず換気しながら作業する
  • ゴム手袋やマスクを着用する
  • 一度に多く使いすぎない
  • 目立たない場所で変色しないか試してから使う
  • 広範囲のカビや再発を繰り返す場合は無理に続けない

4-2. 軽いカビはエタノールで対処する

表面にうっすらカビや雑菌が気になる程度なら、製品表示で使用できる場合に限り、消毒用エタノールで対処できることがあります。
まずは軽い汚れや表面の変色に対して、この方法を試してみましょう。

用意するもの

  • 消毒用エタノール
  • やわらかい布
  • マスク
  • ゴム手袋

出典:Amazon

カビ取り手順

① 表面の汚れを軽く整える

表面にホコリや汚れが付いている場合は、やわらかい布で軽く拭き取ります。
強くこすると表面を傷めることがあるため、やさしく整える程度にしましょう。

② 消毒用エタノールを吹きかける

カビが気になる部分に消毒用エタノールを吹きかけます。
一度に多くかけすぎず、表面が軽く湿る程度を目安にしましょう。

③ しばらく置いて乾燥させる

吹きかけたあとはしばらく置き、風通しの良い場所で乾燥させます。
ただし、エタノールには漂白効果がないため、黒い色素が残る場合があります。

4-3. 黒ずみはカビ取り剤で対処する

黒カビの色素が目立つ場合や、エタノールだけでは落としきれない場合は、製品表示を確認したうえでカビ取り剤を検討する方法があります。
ただし、珪藻土製品は商品によってお手入れ方法が異なることがあるため、使用前に取扱説明書やメーカー案内を確認しておきましょう。

刺激の強さが気になる場合は、室内でも使いやすいカビ取り剤を選ぶのもひとつの方法です。

ハーツクリーンが開発・販売しているカビ取りマイスターは、実際にカビ取り業者が現場で使用している液剤を、家庭でも使いやすいように改良したものです。
安全性に配慮して開発したカビ取り剤のため、室内でも使いやすいのが特徴です。
業者用液剤をベースにしているため、家庭用でありながら高い除去力も期待できます。

カビ取りマイスター 除カビ剤

カビ取りマイスター 除カビ剤

珪藻土のようなデリケートな素材に使う場合は、まず目立たない場所で試してから使用しましょう。

用意するもの

  • カビ取り剤
  • やわらかい布
  • マスク
  • ゴム手袋

カビ取り手順

① 表面の汚れを軽く整える

ホコリや汚れが付いている場合は、やわらかい布で軽く拭き取ります。
こすりすぎると表面を傷めることがあるため、やさしく整えましょう。

② カビ取り剤を塗布する

気になる部分にカビ取り剤を塗布します。
長時間放置すると素材を傷めるおそれがあるため、製品表示に従って短時間で処理しましょう。

③ 水で洗い流す

カビ取り剤の成分が残ると、変色や傷みの原因になることがあります。
水で洗い流せる製品はしっかりと洗い流し、洗い流せない場合は製品表示に従って拭き取りましょう。

④ しっかり乾燥させる

処置後は、立てかけたり風を当てたりして、十分に乾燥させます。
水分が残ったままだと、カビが再発しやすくなります。


5. 珪藻土グッズのカビ取りで知っておきたい補足ポイント

基本的な対処は「4. 珪藻土グッズのカビを自分で対処する方法」で紹介した方法で進められますが、状態によっては追加で確認しておきたい点もあります。
ここでは、吸水力の低下や再発時の考え方、買い替えの判断目安などを補足的に解説します。

5-1. 吸水力が落ちた場合は紙やすりで整える方法もある

珪藻土グッズは、表面の穴に汚れが詰まると吸水力が落ちることがあります。
製品によっては、紙やすりで表面を軽く整えることで改善が期待できます。

ただし、すべての製品に使える方法ではなく、削りすぎると表面を傷めることもあります。
やすりがけの詳しい判断基準や注意点は、以下の記事で確認してください。
■関連記事■珪藻土のカビ取りでやすりは使える?削ってよい場合・ダメな場合を解説

出典: Amazon

5-2. 何度も再発する場合は内部まで影響していることがある

表面のカビを落としても短期間で再発する場合は、珪藻土の内部まで湿気や汚れの影響が及んでいる可能性があります。
このような状態では、見た目だけきれいにしても根本的な改善につながらないことがあります。

繰り返し同じ状態になる場合は、使い方や保管環境もあわせて見直すことが重要です。

5-3. 状態によっては買い替えも検討する

カビが広い範囲に広がっている場合や、何度対処しても再発する場合は、完全に除去するのが難しいことがあります。
また、吸水力が大きく落ちている場合や、表面が傷んでいる場合も、製品としての機能が低下している可能性があります。

衛生面や使い勝手を考えると、無理に使い続けるより買い替えた方がよい場合もあります。

5-4. 珪藻土の壁は対処方法が異なる

珪藻土のバスマットやコースターなどの小物と、壁材として使われている珪藻土では、カビが生えたときの対処方法が異なります。

壁材は水洗いが難しく、同じ方法で対処するとシミや傷みの原因になることがあります。
また、壁のカビは結露や換気不足など、住環境の影響が関係している場合もあります。

珪藻土の壁のカビ取りや対策については、以下の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。
■関連記事■珪藻土の壁にカビが生える原因と対処法|結露・湿気対策と再発防止を解説


6. 珪藻土グッズのカビを防ぐ方法

珪藻土グッズは、日頃の使い方やお手入れを工夫することで、カビの発生リスクを減らしやすくなります。
吸水性に優れた便利なアイテムだからこそ、湿気や汚れを溜め込まないように使うことが大切です。

ここでは、珪藻土グッズを清潔に長く使うための予防方法を紹介します。

6-1. 使用後は立てかけて乾燥させる

珪藻土バスマットなどは、使用後に床へ置いたままにすると、裏面の湿気が抜けにくくなります。
湿った状態が続くと、内部に水分が残り、カビが発生しやすくなります。

使用後は壁に立てかけるなどして、両面に空気が通る状態を作り、しっかり乾燥させましょう。

6-2. 湿気の多い場所に置きっぱなしにしない

珪藻土グッズは湿気を吸収しやすいため、湿度の高い場所に置きっぱなしにすると乾きにくくなります。
特に脱衣所や浴室の近く、水回りなどは湿気がこもりやすい環境です。

使用後はできるだけ風通しの良い場所に移動させるなど、湿気が溜まりにくい置き方を意識しましょう。

6-3. 定期的に日陰干しする

珪藻土は内部に湿気を溜め込みやすいため、風通しの良い場所で定期的に日陰干しして、しっかり乾燥させることが大切です。
基本は日陰干しが推奨されますが、製品によっては天日干しが可能なものもあるため、取扱説明書も確認しましょう。

定期的に乾燥させる習慣をつけると、カビ予防につながります。

6-4. 汚れをためない

珪藻土グッズに付着した皮脂や石けんカス、飲み物汚れなどは、カビの栄養源になることがあります。
特にバスマットの足裏汚れや、コースターの飲み物汚れはそのままにしないことが大切です。

汚れが付いたら早めに拭き取り、必要に応じて製品表示に従って水洗い・洗浄を行い、清潔な状態を保ちましょう。

6-5. 定期的に除菌する

カビの胞子は空気中にも存在するため、湿気や汚れが重なると再び繁殖しやすくなります。
そのため、製品表示で使用できる場合に限り、定期的に消毒用エタノールで除菌しておくと、カビ予防に役立ちます。

使用後やお手入れのタイミングで除菌を取り入れることで、より衛生的に使いやすくなります。


7. 珪藻土グッズのカビに関するQ&A

珪藻土グッズのカビについては、「本当にカビに強いのか」「削れば使い続けられるのか」など疑問を持つ方も多いです。
ここでは、よくある質問を簡潔に解説します。

7-1. 珪藻土は本当にカビに強いのですか?

珪藻土は湿気を吸収しやすい素材ですが、それ自体にカビを殺菌する働きがあるわけではありません。
湿気が残ったり、皮脂や汚れが溜まったりすると、カビが発生することがあります。

カビを防ぐには、使用後の乾燥定期的なお手入れが大切です。

7-2. やすりで削れば何度でも使えますか?

紙やすりで表面を軽く整えると、吸水力が回復したり汚れが落ちたりすることがあります。
ただし、何度も削ると素材が薄くなり、強度が落ちる可能性があります。

削っても改善しない場合は、買い替えを検討しましょう。

7-3. カビが繰り返す場合は捨てた方がいいですか?

短期間で何度もカビが再発する場合は、内部まで影響が及んでいる可能性があります。
このような状態では、完全に除去するのが難しいこともあります。

衛生面を考えると、無理に使い続けず買い替えた方が安心です。


8. まとめ

珪藻土のバスマットやコースターなどのグッズは、吸水性や速乾性に優れた便利なアイテムです。
しかし、湿気が溜まったままになったり汚れが蓄積したりすると、カビが発生することがあります。

軽いカビであれば、自力で対処できる場合もあります。
その際は、以下の手順で進めましょう。

ただし、カビが広範囲に広がっている場合や、何度も再発する場合は、無理に使い続けず買い替えを検討することも大切です。

また、カビを防ぐためには、使用後の乾燥や定期的なお手入れを行い、湿気を溜めない環境を作ることが重要です。
特に、次のような対策を意識しましょう。

珪藻土グッズは、早めに対処し、湿気や汚れを溜めないように使うことが大切です。
日頃のお手入れを続けながら、清潔で快適な状態を保ちましょう。

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