木製テーブルのカビ取り方法
普段、食事をしたり、作業をしたり、仕事をしたりなど、私たちの生活に欠かせない木製のテーブル。そんなテーブルにある日突然カビが生えていたら...一刻も早く何とかしたいですよね。
そこで、今回は木製テーブルに生えたカビの対策方法を解説していきます。
目次
どうして木製テーブルにカビが生えた?
①水拭きして乾燥
準備するもの
- 雑巾
- マスク
- ゴム手袋
- (洗剤)
軽度のカビであれば、固く絞った雑巾で水拭きをしてカビを除去し、日光に当てて乾燥させます。水分だけを使用するのが心配な場合は、食器用洗剤を少し薄めて雑巾に染み込ませても良いでしょう。
ポイントは、日光に当てることで紫外線消毒をすることです。テーブルのカビが気になる部分にお日様が当たるよう、2~3時間当てましょう。日当たりの良い10~14時くらいまでの間がおすすめの時間帯です。
②消毒用アルコール
準備するもの
- 消毒用アルコール(70~80%濃度がおすすめ)
- マスク
- ゴム手袋
消毒用アルコールを使って、カビ取りをする方法は手軽です。カビの色素が沈着する前に行うと取り除くことができます。また、カビ予防にもなりますので、日ごろのお掃除に活用するのもおすすめです。
ただし、カビの色素が沈着してしまっている場合や木の繊維の奥の方までカビが生えている場合には、消毒用アルコールでは除去が難しい場合があります。表面の色素でしたら酸素系漂白剤を使用するという方法もありますが、心配な場合は家具の修正業者などに依頼して、早めに対処してもらうというのも良いでしょう。
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③木製用のカビ取り剤
木材にも使用可能なカビ取り剤を使用するという方法があります。木材以外にも畳や壁などでも使用ができますので、カビが生えやすいお家の場合はストックしておくのも良いですね。
使用方法は、ゴム手袋とマスクを着用した状態で、カビ取り剤を吹きかけて雑巾で拭きとります。いずれのカビ取り方法も、窓を開けて必ず換気をした状態で行いましょう。
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④プロレベルのカビ取り剤
カビ取り業者のハーツクリーンが開発したカビ取り剤のカビ取りマイスターキットは、実際に業者が使用している液剤を誰でも使えるように改良した商品です。
そのため自宅でプロレベルのカビ取りができますし、危険な成分は含まれていないため木製品のカビ取りにも使用できます。
カビではなく木の腐敗かも?
これらの方法で木製テーブルのカビが除去できなかった場合は、もしかしたら木材が腐敗したことによる黒ずみである可能性もあります。このような場合はサンドペーパーなどでやすって除去しなければなりません。1~3の方法を取り入れつつ、黒ずみの可能性も視野に入れてみましょう。
また、自力でのカビ除去が難しかった場合には、家具の修理業者に依頼してみるのも良いでしょう。
テーブルのカビを防ぐには?
木製のテーブルは、一度カビが生えるとなかなか元の状態に戻すのが難しい素材の1つです。できればカビが生える前に防ぎたいところ。そこで、テーブルのカビを防ぐために日ごろからできるポイントをまとめてみました。
①水分や汚れをそのまま放置しない
テーブルの水分や汚れをそのままにしておくと木材に浸透し、カビの原因となります。水分や汚れはすぐにふき取り、しっかりと乾燥させましょう。また、傷があるとその部分に水や汚れが入り込み、簡単に除去ができなくなります。傷部分はやすりがけするなどして、なるべく凹凸のないようにケアしましょう。
②壁や窓際から離して使う
壁や窓際の結露が原因で、その水滴が木製テーブルに蓄積してカビが生えるというケースもあります。通気性をよくするためにもなるべく壁や窓から離して使うようにしましょう。間取りなどの問題で壁に密着せざるを得ない場合は、換気扇を回したりサーキュレーター、除湿機を設置するなどして湿気を溜めないようにしましょう。
③消毒用アルコールを使ってお掃除をする
カビ取り時に使用した消毒用アルコールは、日ごろのカビ予防としてお掃除に活用できます。テーブルを吹く際に消毒用アルコールを吹きかけたりお掃除の際にテーブルの裏に吹きかけるなどして、カビを防ぎましょう。
また、カビが生えていない状態でも定期的に日光に当てて乾燥させましょう。
まとめ
木製テーブルは、水気を含みやすく汚れやホコリなどが原因でカビが生えることがあります。またカビは木材自体を栄養源にすることができるので、換気を行いこまめな掃除と除湿がカビを防ぐポイントです。
テーブルをこまめに日光で干して乾燥をさせたり、消毒用アルコールで除菌したり、壁から離すなどして水滴を防ぐことでカビを防ぎ清潔に保ちましょう。