お風呂の天井のカビは危険!10倍速く増殖する理由と最強のカビ取り方法

お風呂や浴室の天井に生えたカビが、なかなか取れずにお困りではありませんか?
天井のカビは、除去しにくいだけでなく、放置することでカビの胞子が浴室全体に広がる恐れがあります。

実は、カビ取り業者のハーツクリーンが行った実験によると、天井に発生したカビは壁のカビに比べて10倍以上も拡散しやすいという結果が出ています。
つまり、天井のカビは見た目以上に危険で、放置すると浴室全体に一気に広がってしまう恐れがあるのです。

そこで本記事では、浴室の天井に発生したカビの効果的な除去方法や、再発を防ぐための予防策、自分では対応しきれない場合のカビ取り業者への依頼方法まで、幅広く解説していきます。

「お風呂の天井のカビをしっかり除去したい」「二度とお風呂にカビを生やしたくない」という方は、ぜひ最後までチェックして、清潔で快適なバスタイムを取り戻しましょう。

この記事でわかること
・天井のカビが拡散しやすい理由
・天井のカビの除去方法
・天井以外の浴室でカビが発生しやすい場所と対処法
・お風呂のカビ対策&おススメの防カビグッズ

目次 [非表示]

1. お風呂の天井のカビを放置するのは危険!その理由は?

天井にカビが発生すると、そこから胞子が浴室全体に広がり、気づかないうちに汚染が進行してしまうことがあります。
「壁や床はこまめに掃除しているのに、なぜかすぐカビが再発する…」と感じる場合、原因は見落とされがちな天井のカビにあるかもしれません。

1-1. 天井のカビが10倍速く増殖する理由

天井に発生したカビは、壁や床に比べて拡散しやすいという特徴があります。

その最大の理由は、カビの胞子が重力によって上から下へと落下しやすい性質を持っているからです。
天井にカビができると、胞子が浴室全体に降り注ぎ、壁や床、排水口、ゴムパッキンなどに次々と広がっていきます。

以下の動画は、LION(ライオン株式会社)がカビがどのように浴室内に広がるかを検証した実験の映像です。
このように数日であっという間にカビは広がります。

さらに、カビ取り業者のハーツクリーンによる実験でも、天井のカビは壁のカビの10倍以上のスピードで拡散するという結果が報告されており、いかに天井のカビが厄介なのかがわかります。

参考:ハーツクリーン「天井のカビは壁の13.5倍危険!?天井のカビを一瞬で除去する方法を徹底解説」

また、お風呂は高温多湿な環境のため、カビの繁殖が進みやすい場所です。
湯気や水滴が天井にたまりやすく、常にカビにとって理想的な湿度が保たれています。

さらに、天井は掃除がしにくく、視界にも入りづらい場所のため、気づいたときにはすでに広範囲に広がってしまっているケースも少なくありません。

1-2. 天井のカビが引き起こす健康リスク

カビは見た目だけでなく、健康被害を引き起こす点でも非常に注意が必要です。
カビの胞子を吸い込むことで、以下のような症状を引き起こす恐れがあります。

  • アレルギー反応(鼻水、くしゃみ、目のかゆみなど)
  • 気管支炎やぜんそくなどの呼吸器疾患
  • 免疫力の低下による体調不良

特に、小さな子供や高齢者、アレルギー体質の方はカビの影響を受けやすいため、早めの対応が不可欠です。

また、黒カビ特有のイヤなニオイが浴室に充満すると、入浴がストレスとなり、本来リラックスすべき時間を損なう原因にもなります。

2. カビ取りの前に知っておきたい!事前準備と注意点

天井のカビ取りは高所での作業になるため、いつもの壁や床掃除とは異なるリスクを伴います。

安全にカビ取りする為に、しっかりと事前準備を行ってから作業するようにしましょう。

2-1. カビ取りで必要な道具

カビ取りを始める前に、まずは必要な道具を準備しましょう。
安全性と作業効率を高めるためにも、次のアイテムを揃えておくことが大切です。

  • 塩素系カビ取り剤
    黒カビには塩素系洗剤が効果的です。
    ただし酸性洗剤と混ざらないように注意しましょう。

  • フロアワイパーまたは柄つきスポンジなど
    高所の天井を掃除するときは、直接手を伸ばすよりも安全・効率的に作業できます。

  • ドライシート・雑巾(複数枚)
    洗剤の拭き取り、仕上げの乾拭きに使用します。

  • ゴム手袋・マスク・ゴーグル
    塩素系洗剤やカビ胞子から身体を守るための必須アイテムです。
    目や肌に付かないようにしましょう。

  • 長袖・長ズボン・バスブーツ三角巾など
    カビ取り剤が直接肌に触れないようにするため、できるだけ肌を露出しない服装を選んでください。
    特に天井の掃除では、頭上からカビ取り剤が落ちてくる可能性があるため、三角巾やタオルを頭に巻いて保護するのがおすすめです。

花王 クイックルワイパー フロア用掃除道具 本体

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出典: Amazon

2-2. 安全対策のポイント

天井のカビ取りは、高所かつカビ取り剤を使う作業のため、安全対策が非常に重要です。
以下のポイントを必ず守りましょう。

  • マスクやゴーグルなどの着用

天井のカビの除去作業では、落下してくるカビ胞子やカビ取り剤の飛沫が顔にかかる危険があります。
必ずマスクやゴム手袋、ゴーグルなどを着用して体を保護しましょう。

  • 十分な換気

塩素系洗剤を使うと塩素ガスが発生する可能性があります。
作業中は窓を開けたり換気扇を回すなどして、浴室内に空気がこもらないようにしてください。

  • 脚立の使用は慎重に

天井に手が届きにくい場合は脚立を使うこともありますが、滑りやすい浴室内での使用は転倒リスクが高まります。
フロアワイパーなどの柄が長い道具で対応するのが望ましいです。

2-3. 「塩素系×酸性洗剤NG」の理由

塩素系洗剤と酸性洗剤が混ざると、有毒なガス(塩素ガス)が発生し、大変危険です。

例えば、「カビ取り剤(塩素系)」を使ったあとに「クエン酸スプレー(酸性)」で仕上げ掃除をすると、浴室内の残留成分が混ざる場合があります。
万が一混ざってしまうと、目やのどを強く刺激し、呼吸困難を引き起こす恐れもあります。

同じ場所を掃除する際は、洗剤をしっかり洗い流し、次に使う洗剤との相性を考えるようにしましょう。
誤って同時に使用することは絶対に避けてください。

3. プロ直伝!お風呂の天井のカビを安全・確実に除去する方法

ここからは、プロの視点から見たカビ取り剤の選び方と、天井のカビを安全に取り除くための具体的な手順をご紹介します。

はじめての方でも実践しやすいよう、わかりやすく解説していきます。

3-1. カビ取り剤の選び方(市販品vs.専門製品)

お風呂の天井に発生した黒カビを効果的に除去するには、市販の塩素系カビ取り剤を使うのが一般的です。

一方で、より高い効果や安全性を求める場合は、カビ取り業者が独自に開発・販売している専門製品を使うという選択肢もあります。

市販の塩素系カビ取り剤

ドラッグストアなどで手軽に購入できる市販のカビ取り剤は、コストを抑えながら試せる手軽さが魅力です。
まずは市販品から始めてみたいという方にとって、身近で選びやすい選択肢といえるでしょう。

ただし、成分の刺激が強く、塩素臭も強烈なものが多いため、使用時には注意が必要です。
目や喉への刺激が気になる方、小さなお子様やペットがいるご家庭では特に慎重に扱う必要があります。

また、天井のような高所では、液だれによってカビ取り剤が顔にかかるリスクもあるため、使用する際には十分な注意と安全対策が求められます。

出典:Amazon

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専門製品(業務用・プロ監修の製品など)

より高い効果や安全性を求める方には、カビ取りの専門業者が監修・開発した製品が適しています。

たとえば、市販品よりも強力にカビを落とせるものや、部屋の壁などにも使えるほど安全性の高い製品など、用途や性能に応じたさまざまなタイプがあります。
価格はやや高めですが、「安全性を重視しつつも、しっかり除去したい」という方におススメです。

  • カビ取りマイスター

専用の製品を使用したいとお考えの方は、カビ取り専門業者のハーツクリーンが開発した『カビ取りマイスターライトキット』をご検討ください。

この製品は、プロのカビ取り技術を家庭でも安全に再現できるように設計されており、強力な除去力と高い安全性を両立しています。

使用できる場所も幅広く、浴室の天井や排水口はもちろん、部屋の壁や収納家具など住宅全体のカビに対応可能です。
さらに、付属の防カビ剤を使用することで再発防止までカバーできるため、湿気がこもりやすいお風呂場にもピッタリなアイテムです。

また、「できるだけ費用を抑えたい」「防カビ剤までは不要」という方には、除カビ剤のみの単品購入も可能です。
安全に確実にカビ取りしたいという方は、ぜひ『カビ取りマイスターライトキット』をご検討ください。

3-2. お風呂の天井のカビ取り手順

ここからは、お風呂の天井のカビ取り手順をステップごとに解説します。
事前の安全対策(保護具の着用・換気)は必須ですので、準備を整えてから作業を始めてください。

  • ①事前準備をする

天井に水滴や湿気が残っていると、カビ取り剤が希釈されて効果が弱まります。
まずはドライシートを取り付けたフロアワイパーで天井全体の水気を拭き取っておきましょう。

  • ②カビ取り剤を塗布する

フロアワイパーに取り付けたドライシートにカビ取り剤をスプレーします。
フロアワイパーを使い、カビが発生している箇所とその周辺をカビ取りしていきます。
それから20分ほど放置してください。

  • ③カビ取り剤を拭き取る

フロアワイパーに濡れた布を取り付け、カビ取り剤を丁寧に拭き取ります。
薬剤の成分を残さないように、複数回拭き取りましょう。

  • ④乾燥させる

最後に乾いたドライシートを使って天井全体の水気を拭き取り、完全に乾燥させて終了です。

4. 天井だけじゃない!浴室でカビが発生しやすい4つの箇所

天井のカビ取りが終わったら、次は浴室内の他のカビ発生箇所もしっかりチェックしましょう。
実は、天井以外にもカビが生えやすい場所はいくつもあり、放置すると再発の原因になります。

特に注意したいのは、以下の4つのポイントです。

また、浴室のカビを落とすときは、上から下へが基本です。
例えば「天井 → 換気扇周辺 →壁・床 → 排水口」といったような順番で掃除すると、上部から落ちた汚れを後から拭き取れるため、効率よく清掃でき、二度手間も防げます。

4-1. 壁や床

壁や床は、入浴中に飛び散った水滴や石鹸カスが残りやすく、湿気と相まってカビの温床になります。
これらの部分を放置すると、黒カビやピンク汚れが広がり、掃除がますます大変になります。

カビ取り方法としては、塩素系カビ取り剤を壁や床に吹きかけてください。
しばらく放置したらシャワーで洗い流し、水気をしっかり拭き取りましょう。

詳しいカビ取り方法は、以下の記事を参考にしてください。

■関連記事■お風呂の赤カビ対策!簡単お掃除法と予防のコツ&おすすめアイテムベスト5
■関連記事■浴室のカビを除去する方法

4-2. 排水口

排水口は髪の毛や石鹸カスが集中し、ヌメリや黒カビが発生しやすい場所です。
目に見えない奥のほうまで汚れが溜まると、嫌なニオイの元になります。

排水口のカバーや受け皿は毎回の入浴後に髪の毛を取り除き、定期的に塩素系カビ取り剤で掃除しましょう。
5~10分ほど放置してからお湯でしっかりすすぐだけでも、ヌメリとカビがかなり防げます。

排水口の詳しいカビ取り方法は、以下の記事を参考にしてください。

■関連記事■風呂場の排水口に生えた黒カビを取る方法

4-3. エプロン内部

エプロンとは、浴槽の外側に取り付けられているカバーのことです。

このカバーを外すと、浴槽の裏側や内部にアクセスできるようになります。

エプロンの内部は髪の毛や石鹸カスが溜まりやすく、湿気がこもりやすいため、カビが繁殖しやすい環境です。
エプロンが取り外し可能な浴槽なら、定期的に外して内部を洗うことをおススメします。

ここにカビが繁殖すると、独特のカビ臭が浴室全体に漂う原因になるため、塩素系カビ取り剤で根こそぎ洗浄しましょう。

ただし、メーカーによっては取り外しを推奨していない場合もあるので、不安であれば業者に依頼することも検討してみてください。

エプロン内部のカビ取りの詳しい手順については、以下の記事を参考にしてください。

■関連記事■お風呂がカビ臭い原因は「エプロン」?!スッキリ綺麗にするための除カビ方法をカビ取りのプロが伝授

4-4. シリコン目地やゴムパッキン

浴槽やドア周辺のシリコン目地やゴムパッキンは、カビの根が深く入り込みやすい厄介な場所です。
一度カビが生えると根が深くなり、再発しやすいため、定期的なケアが欠かせません。

ここはジェルタイプのカビ取り剤を使い、塗布した後にラップで覆ってしばらく放置する方法がおすすめです。
そうすることで、洗剤がしっかり浸透し、根元まで除去しやすくなります。

具体的な手順やコツについては、以下の記事を参考にしてください。

■関連記事■お風呂のパッキンのカビが取れない!しっかり落とすコツをプロが解説
■関連記事■タイル目地に生えたカビをスッキリ落とす!注意点と再発防止法をプロが解説

出典:Amazon

5. カビが取れない・広範囲のときは業者へ依頼を検討

お風呂のカビ取りを何度行っても取り切れない場合や、カビが広範囲に広がっている場合は、専門業者に依頼することも検討してみてください。

家庭用のカビ取り剤では、表面的なカビを取ることはできても、根を張った頑固なカビや見えない奥深くに繁殖しているカビまで除去するのは難しいのが現実です。
特に、浴室全体に広がったカビや、天井、エプロン内部など手が届きにくい箇所は、安全に取り除くためにプロの技術と専用機材が必要です。

例えば、以下のようなカビだらけの浴室でも…

業者に任せれば、以下のように驚くほど綺麗になります。

プロ仕様の薬剤や高性能な機材を使用すれば、浴室全体のカビを根からしっかり除去できるため、再発リスクを大幅に減らすことができます。
また、防カビコーティングを併用すれば、浴室をカビが発生しにくい環境に整えることも可能です。

業者を選ぶ際は、カビ取りの実績が豊富で、口コミ評価が高い業者を選ぶと安心です。
さらに、以下のような特徴を持つ業者は信頼できる可能性が高いので、チェックしてみてください。

どの業者が良いのかわからない場合は、複数の業者に見積もりを依頼し、料金やサービス内容を比較するのがポイントです。
料金が安いだけで選ぶのではなく、口コミや施工内容、アフターフォローなどを含めて総合的に判断することをおすすめします。

6. お風呂のカビを防ぐ5つの習慣

お風呂は高温多湿になりやすい場所のため、日々の使い方によってはカビが再発しやすくなります。
以下の5つの習慣を心がけることで、カビの発生をぐっと抑えることができます。

6-1. 換気を徹底する

お風呂場で最も大切なのは、こもっている湿気を逃がすことです。
入浴後は、換気扇を回してしっかり乾燥させるようにしましょう。

可能であれば、24時間換気扇をつけっぱなしにすることで、湿気がこもりにくくなり、カビの発生リスクを大幅に減らせます。
窓がある場合は、入浴後に窓を開けて外気を取り込むのも効果的です。

また、換気扇のフィルターが汚れていると効率が落ちるため、1ヶ月に一度換気扇の掃除をすることをおススメします。

くらしのマーケット

6-2. 使用後にシャワーで洗い流す

入浴後、壁や床、浴槽に付いた石鹸カスや皮脂汚れをそのままにしておくと、カビの栄養源になります。

シャワーでお湯をかけて汚れをさっと洗い流すだけでも、カビが繁殖しにくい環境を作りやすくなります。
最後に冷たい水で仕上げると浴室内の温度が下がり、さらにカビの発生を抑制しやすくなります。

6-3. 浴室内の水気を拭き取る

壁や天井、床の水滴をそのままにしておくと、カビの温床になりやすいです。

スクイージーや吸水タオル、天井の場合はフロアワイパーなどを使って、できるだけ水気を拭き取る習慣をつけましょう。
特に天井や壁の四隅、床の角などは拭き残しが多いので注意が必要です。

「面倒くさい」と思うかもしれませんが、このひと手間がカビ予防のカギになります。

6-4. 吊るす収納にする

シャンプーやボディソープなどのボトルを床に直置きすると、そこに水分や石鹸カスが溜まりやすくなります。

ボトル周辺がいつもヌメリやカビに悩まされる場合は、吊るす収納グッズやラックを活用し、浮かせる収納を心がけましょう。

通気性が良くなり乾きが早い分、カビやピンク汚れの予防にもつながります。
掃除するときも、物をどかす手間が減り、楽になるのでおすすめです。

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6-5. こまめに掃除する

カビの発生要因には必ず湿度と汚れ(栄養源)があります。
いくら換気を頑張っても、石鹸カスや皮脂汚れが長期間放置されていれば、カビは根付いてしまうでしょう。

  • 入浴後の排水口掃除は毎日、週1回は壁や床を洗剤でさっと洗う
  • 月に一度は天井を乾拭き・消毒用エタノールで除菌する
  • エプロン内部の点検は半年に一度など、定期的に行う

こまめな掃除を習慣化することで、カビの栄養源を絶ち、結果的に大がかりな掃除も減らせます。

7. さらに効果UP!おすすめの防カビグッズ3選

こまめな掃除や換気などの基本的な習慣に加えて、防カビグッズを活用することで、より効果的にカビの発生を防ぐことができます。
ここでは、日常的に取り入れやすいカビ予防に役立つアイテムを3つ厳選してご紹介します。

なお、これらのアイテムは「カビを除去するもの」ではなく、「発生を防ぐための予防アイテム」です。
すでにカビが繁殖している場合は、事前にカビ取り剤でしっかり除去したうえで使用するようにしましょう。

ルック おふろの防カビくん煙剤

ルック おふろの防カビくん煙剤 フローラルの香り

ルック おふろの防カビくん煙剤 フローラルの香り

出典:Amazon

「おふろの防カビくん煙剤」は、2ヶ月に1回の使用でお風呂の黒カビを防ぐ燻煙剤タイプのアイテムです。
銀イオンを含んだ煙が浴室の隅々まで行き渡り、目に見えない黒カビの原因菌をしっかり除菌します。
使い方は、水を入れて置くだけなので簡単です。

効果を最大限に発揮する為に、事前にカビ取りしてから燻煙剤を使用するようにしましょう。

コジット パワーバイオ お風呂のカビきれい

コジット パワーバイオ お風呂のカビきれい

コジット パワーバイオ お風呂のカビきれい

出典:Amazon

「パワーバイオお風呂のカビきれい」は、お風呂の天井に貼るだけで防カビ効果を発揮する便利なアイテムです。
シリーズ人気No.1のこの製品は、バイオ技術を利用して浴室内を酵素でコーティングし、赤カビ、黒カビ、青カビなど5種類のカビに効果的に作用します。

微生物(バイオ)が浴室環境を整え、カビの繁殖と臭いを抑えるため、掃除の回数を減らすことができます。

使い方も簡単で、天井や高い位置に貼るだけでOKです。
交換目安は約6ヶ月と長期間にわたって防カビ効果が続くため、手間をかけずにカビ対策を行いたい方に最適です。

アース製薬 らくハピ 水まわりの防カビスプレー ピンクヌメリ予防

アース製薬 らくハピ 水まわりの防カビスプレー ピンクヌメリ予防

アース製薬 らくハピ 水まわりの防カビスプレー ピンクヌメリ予防

出典:Amazon

「水まわりの防カビスプレー」は、お風呂や洗面台、トイレなどのピンクヌメリや黒カビの発生を予防するスプレータイプのアイテムです。
有効成分IPMP(イソプロピルメチルフェノール)が汚れや湿った場所に浸透して除菌し、カビの発生を抑制します。

使用後の拭き取りや水洗いが不要で、週1回程度のスプレーで効果を発揮するため、手軽に取り入れられます。
ただし、既に発生したカビやヌメリには効果がないため、事前に掃除をしてから使用しましょう。

8. 【Q&A】天井のカビに関するよくある疑問

いざ天井のカビ取りを始めようとすると、「安全に掃除するにはどうしたらいい?」「天井の掃除頻度はどのくらい?」といった疑問が出てくることもあると思います。

ここでは、よく寄せられる質問をわかりやすくお答えします。

8-1. 天井に直接カビ取り剤を吹きかけてはダメ?

天井に向かってカビ取り剤を直接スプレーすると、重力で液が垂れてきて目や顔にかかるリスクがあるため非常に危険です。
さらに、カビ取り剤の成分を吸い込んでしまう恐れもあります。

安全に作業するためには、フロアワイパーや柄付きモップにドライシートを装着し、そこに洗剤をスプレーしてから天井を拭く方法がおすすめです。

8-2. 塩素系洗剤と酸性洗剤を混ぜるとどうなる?

塩素系洗剤と酸性洗剤(クエン酸・お酢など)を混ぜると、有毒な塩素ガスが発生し、呼吸困難や目・喉の激しい刺激といった重篤な健康被害を引き起こす可能性があります。

また、混ぜるつもりがなくても注意が必要です。
たとえば、カビ取り剤(塩素系)を使った直後に酸性洗剤を使用すると、浴室内に残った成分が反応してガスが発生する可能性があります。

安全に作業するためには、

  • 洗剤を切り替える前に、しっかりと洗い流すこと
  • 使用前後の換気を徹底すること

この2点を必ず守るようにしましょう。

8-3. 天井のカビの掃除頻度はどれくらい?

基本は月に1回の点検&掃除が目安です。
また、湿度が高くなる梅雨〜夏の時期には、2週間に1度のペースでチェックするのが理想的です。

早めにカビを発見して対処すれば、大がかりな掃除をせずに済むケースがほとんどなので、定期的な点検と掃除を習慣にしましょう。

8-4. シリコンに根付いた黒カビはもう取れない?

完全に落とすのは難しい場合もありますが、多くは除去可能です。
シリコンやゴムパッキンに生えた黒カビには、ジェルタイプの塩素系カビ取り剤を使った「ラップパック」が効果的です。
洗剤を塗布した後、ラップで密閉してしばらく放置することで、カビの根までしっかり浸透します。

ただし、長期間放置された黒カビは色素沈着して変色していることもあり、その場合は完全に白く戻すのは難しいこともあります。
変色が目立つ場合は、パッキンの交換を検討する必要があるかもしれません。

9. まとめ

今回は、お風呂の天井に発生したカビの除去方法や予防策について解説しました。

天井のカビは拡散しやすいため、放置することでカビの胞子が浴室全体に広がり、壁・床・排水口など次々に繁殖する原因になります。
再発を繰り返すことで、掃除の手間が増えるだけでなく、健康リスクも高まるため、カビは見つけ次第早めに対処することが何より大切です。

カビ取り剤を使用する際は、以下のポイントを守って、安全に作業しましょう。

  • フロアワイパーやドライシートを活用し、天井に直接スプレーしない
  • 塩素系と酸性洗剤を絶対に混ぜない
  • マスク・ゴム手袋・ゴーグルなどを着用し、安全対策を忘れない

カビ取り手順としては以下の流れで行ってください。

もし、頑固なカビや広範囲に広がったカビにお困りの場合は、専門業者への依頼を検討するのもひとつの方法です。

カビ取り業者であれば、天井やエプロン内部など自分では掃除が難しい場所まで徹底的に除去してくれます。
さらに、業者によっては防カビコーティングまで一括で対応してくれるため、再発防止にも効果的です。

また、お風呂は湿気や汚れが溜まりやすく再発しやすい場所なので、カビ取り後も予防が大事です。
日々の換気や水気の拭き取り、定期的な防カビグッズの活用など、予防対策を習慣化してカビの発生を防ぎましょう。

天井のカビは気づきにくく、再発もしやすいため、「早めの発見」「正しい対処」「継続的な予防」が重要です。

本記事でご紹介したカビ取りの手順や予防策、防カビグッズなどを活用して、カビのない快適なお風呂空間を維持していきましょう。