木材のカビを除去する方法と灰汁とカビの違いについて

湿りやすい場所にある木材にはカビが生えやすいものです。また、一度生えてしまうとなかなか落とせないことも。特に窓付近の木材などは、結露などが原因でカビが発生しやすくなっているので、何とかしておきたいところでしょう。

こちらでは、木材のカビの除去する際に役立てたい方法、予防するためにやっておきたいこと、また、カビではない灰汁の存在と違いについて説明していきます。

木材にできたカビを除去する方法とコツ

窓枠や家具など、木材でできたものは家の中に何かと多いものでしょう。でも、よく見てみると汚れがありませんか?もしかしたら、その汚れの正体はカビという場合もあります。移動することが少ない家具の場合、壁と家具の間がカビの温床になっていることもあるほど。

そのまま放置してしまうと、当然ながらカビを吸い込みながら生活することになります。人体に有害となる場合もあるので、以下の方法で除去をしていきましょう。

エタノールやオキシドールの使用

滅菌効果のあるエタノールやオキシドールをカビに直接スプレー。乾いたことを確認できたら、乾いた雑巾で拭きとっていきます。濡れた雑巾を使うとカビが広がるので注意してください。特に窓枠などは、結露によって水が多いことも。必ず乾いた状態で拭きとるようにしてください。

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漂白剤の使用

酸素系漂白剤を使用して、サンドペーパーでカビを削ってみるのも良いでしょう。酸素系漂白剤はエタノールやオキシドール以上に強力です。もし、エタノールやオキシドールを使ってもカビがとれない!という場合に試してみてください。

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しかし、この方法を取った場合、木材の表面がザラザラとした手触りになったり、変色したりする可能性もあります。これは、木材の繊維が破壊されてしまうことが原因です。また、削ってしまうことによって、周りと見た目に違いが出てしまうことも考えられます。そのため、この状態になることを覚悟できている場合、DIYが趣味でこれらの状況を活かすことができる人向けの対策といえるでしょう。見た目に違いが出るのは避けたい場合は、別の方法を選んだほうが無難です。

木材専用のカビ取り剤を使用

木材専用のカビ取り剤はネット通販などで入手できます。

スプレーして30分間放置、これを何度か繰り返していくことでカビを除去します。木材をできるだけ傷めたくない場合に使用するのが良いでしょう。ただし、使用する際には目立たない部分にスプレーするなどして、テストを行うようにしてください。もちろん使用上の注意は必ず守ったうえで除去を行っていきましょう。

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カビのプロ

木材のカビを取る際、薬剤を使用したら必ず換気をしてマスクを着用するなど直接吸い込まないように防備しましょう。

木材のカビを予防するための方法

木材のカビの除去ができたら、次は予防することを心がけましょう。一度気をつけてしまえば、意外と簡単にできますよ。

木材のカビ予防のポイント:木枠(窓枠)

木材の窓枠のカビは広範囲におよび、生活に影響が出たり除去が面倒に感じたりする場合も。また、他の場所にカビが広がることも多いです。下記の対策を心がけてみてください。

  1. 窓の部分に結露防止フィルター、結露給水テープを貼りつけておく
  2. こまめに窓の結露を拭きとるようにする
  3. 除湿機の使用
  4. 窓を開けて換気をしっかりと行う
  5. カビの発生に気づいたら、放置せずにすぐ拭きとる
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カビのプロ

特に、結露防止フィルターは貼るだけでできるカビ対策なので、ぜひ活用してみてください

木材のカビ予防のポイント:家具

湿気のたまりやすい場所や太陽の光が入ってこないような場所に家具を置いていることもあるでしょう。ただ、長い間そのままにしてしまうと、壁紙や家具の後ろ側にカビが生えていたということも。家具は壁から少し離して置くようにし、密集させないようにすると空気の流れができ、カビ予防につながります。

実は違う?!カビではない灰汁の存在とは?!

木材の灰汁という言葉を聞いたことはありますか?中にはカビと間違える場合もあるという灰汁ですが、一体どんなものなのでしょうか?

カビと灰汁はココが違う!

木材に薄くて黒っぽいシミが見られることがあります。場合によってはシミがマダラになっていたり、縦にスジのようなものが入っていたりすることもあるでしょう。これをカビと思う方も多いかもしれませんが、灰汁の場合もあるのです。

木材は伐採後製材しますが、すぐに使えるものではありません。灰汁抜きという作業をしないと、木材として使えないのです。雨風にさらして、太陽の光で乾かしてということを繰り返し、2~3年ほどかけて天日干しをします。そうやって木材の灰汁を抜いていくのですが、どれだけこの灰汁抜きの作業をしっかりと行ったとしても、年月が過ぎることで木材に灰汁が再び出てきてしまうこともあります。

もしかしたら灰汁はカビと同様に何か害があるのでは?と思われたかもしれません。しかし灰汁が人体に害を及ぼすことはありません。それどころか、防虫効果があるともいわれています。たとえば桐タンスは虫に食われにくいというのはご存知の方も多いと思いますが、これは木材に灰汁が含まれているからなのかもしれません。

灰汁が出た場合の対処法

木材が古くなるにつれて、灰汁は出やすくなってくるものです。灰汁が出ることで見た目が気になるという場合は、専門の業者に依頼して修理をお願いするとよいでしょう。また、新しい木材は灰汁が出にくいので、貼りかえを行うなどすればキレイにすることができます。

まとめ

木をつかった窓枠や家具など、木材は暮らしの中で多く目にする機会があります。そんな木材にカビが生えてしまった場合に何をすべきなのか?あらかじめ予防するにはどうしたらいいのか?からカビ以外にも木材に発生する灰汁についてまで説明しました。

カビなんて少しくらい大丈夫などと思っていたら、気づいた時には手がつけられなくなった!なんてこともよくあります。また、カビによる被害は見た目だけでなく、健康面におよぶ場合も。しっかりと対策して、カビによる不安のない生活をしてください。

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