絨毯に生えた黒カビを自力で落とす方法はある?!

清潔な絨毯は、家の中で快適に過ごすための必須条件です。

絨毯についた汚れはすぐに落とすことが肝心です。

汚れたままにしているとカビが発生してしまうことがあります。

絨毯は敷いたままで動かしたり裏をひっくり返して見ることもあまりないですよね。

すると、絨毯の裏にカビが生えているのを見落としてしまい、かなりカビが繁殖して目につくようになってから発見ということになってしまいます。

裸足で絨毯の上を歩いてなんだかベタベタすると思ったらカビが繁殖している可能性があります。

肌で直接触れる機会の多い絨毯を清潔に保ちカビを予防していきましょう。

絨毯にカビが発生する原因とは?

カビが繁殖するには、20℃以上の温度、60%以上の湿度、汚れやゴミなどの栄養源の3つが必要です。

カビの胞子は室内に浮遊しており、このような条件がそろったところを見つけると繁殖していくのです。

絨毯はリビングや玄関やキッチンなどに敷いているご家庭が多いと思います。

高温多湿な日本では、室内の温度は年間を通して20℃程度は保たれていることが多いです。

冷房の冷気や料理をした際の水蒸気などの湿気を絨毯が吸い込んでしまい、そこに

  • ホコリ
  • 皮脂
  • 髪の毛
  • ペットの毛
  • 食べ物のカス

などの栄養分がそろうとすぐにカビが発生してしまいます。

また、絨毯は気軽に洗濯できない物のひとつでもあります。

そのため、普段の絨毯の手入れは掃除機をかけたり、粘着テープのコロコロでホコリや髪の毛などのゴミを取り除くだけになりがちです。

粘着テープは表面の汚れしか取り除くことができません。

ダニやウイルスは絨毯の毛の奥に隠れているので、奥の汚れまでしっかり吸い取ることが大切です。

キッチンの絨毯は敷かない方が〇

キッチンの下に絨毯やマットを敷いているというご家庭もいらっしゃるかと思います。

キッチンの床は食材や水滴が飛び散り汚れやすい場所です。

絨毯やマットを敷くとカビや細菌、ダニが繁殖しがちなので、できれば敷かない方が賢明です。

3か月に1回はしたい絨毯の掃除方法

日々の掃除は掃除機を使用してなるべくこまめにするようにしましょう。

さらに3か月に1回程度は重曹粉を使用した掃除がカビとダニを除去するのに有効です。

用意するもの

・重曹粉

・掃除機

①絨毯に重曹粉を振りかけ、10分ほど放置します。

②掃除機を強いモードに設定し、1秒間に20cmを目安に一方向に動かして重曹粉を取り除きます。

※ポイント※

ゆっくりと時間をかけて吸引するのがダニを取り除くポイントです。

回転ブラシつきの掃除機の場合には、前に押すのではなく後ろに引くことを意識しましょう。

重曹の性質と使い方

重曹は弱アルカリ性で、油や皮脂などの酸性汚れを中和して落とすことができます。

人体や海にも含まれている天然の物質で、環境を汚染することなく人体にも無害なので、洗剤の代わりとして安心して使用することができます。

重曹には、細かい粒子でクレンザーのように磨くものの表面を傷つけずに削り落とす研磨作用、湿気やにおいを吸着する働きである消臭作用・吸湿作用、酸性の物質と触れたり、熱を加えると反応して汚れを浮き上がらせることができる発泡・膨張作用があります。

1、粉のまま使う

掃除したい場所や物に振りかけて使用します。

湿気を吸収し、消臭効果があります。

2、重曹水にして使う

65℃以上のお湯に重曹を溶かしたものが重曹水です。

熱を加えることで、重曹のアルカリ度が上がり、汚れが落ちやすくなります。

3、ペーストにして使う

酸素系漂白剤と1:1の割合で混ぜて水に溶かして使用します。

ペーストにすることでカビなどの汚れに密着し、長く留まることができます。

ゴムパッキンや壁など垂れ流れてしまいやすい場所の掃除に適しています。

※注意点※

重曹が使えない製品は、アルミ製品、畳、加工されていない木です。

いずれも変色やシミの原因となりますので、これらの製品には重曹は使用しないようにしましょう。

絨毯のカビの落とし方(狭い範囲のカビの場合)

用意するもの

  • 重曹ペースト
  • 消毒用エタノール
  • スプレーボトル
  • 歯ブラシ
  • ドライヤー

①カビが生えた部分に重曹ペーストを塗りつけて、歯ブラシでこすります。

②カビが落ちたら、重曹ペーストを乾いた布で拭き取ります。

③ドライヤーで絨毯を乾かし水気がなくなったら、消毒用エタノールをスプレーします。

※注意点とポイント※

換気をしながら作業しましょう。

消毒用エタノールは引火性があるので、火気厳禁です。

絨毯の染色方法によっては色落ちしてしまうおそれがありますので、目立たない端などで試してからおこなうようにしてください。

重曹ペーストと消毒用エタノールの代わりにジェル状のアルコールでも代用できます。

この方法ではカビの除菌ができますが、黒カビなどのカビによる着色を落とすことはできません。

絨毯のカビによる着色を落とす方法

洗濯機で洗えるサイズのものは酸素系漂白剤を入れて洗濯をすることでカビを除去できます。

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洗濯したあとはしっかりと乾燥させましょう。

湿気が残ったままだとカビが発生する原因となってしまいます。

洗濯できないサイズのものは以下の方法でカビを除去していきましょう。

用意するもの

  • 酸素系漂白剤
  • ぞうきん
  • ゴム手袋

①漂白剤に記載されている分量をカビが生えている絨毯に塗布します。

②カビの様子を見ながら15分~1時間程度放置し、固く絞ったぞうきんで拭き取ります。

③ドライヤーや扇風機または陰干しで絨毯をしっかり乾燥させて完了です。

※注意点※

肌が荒れてしまうおそれがありますので必ずゴム手袋をしてください。

色落ちや変色のおそれがありますので必ず目立たない場所で事前に確認してから作業をするようにしましょう。

塩素系漂白剤を使用すると脱色してしまいますので必ず酸素系漂白剤を使用してください。

絨毯を洗濯すると出る粉末

絨毯やカーペット、ラグには裏面と表面をくっつけるための接着剤が使用されています。

これが時間の経過で加水分解により劣化して粉末のようなものが出ることがあります。

砂埃のように見えますが砂ではありません。

また、クリーニングに出した場合でも同様に出ることがあります。

接着剤の劣化は対処できないのでこまめに裏返して掃除機で吸い取るようにしましょう。

絨毯の黒ずみを落とす方法

カビが生えているわけではないけれど絨毯が黒ずんでしまっていることはありませんか?

それは足の裏の皮脂汚れによるものです。

そんなときは重曹水を使用すると絨毯がキレイになります。

用意するもの

  • 重曹水
  • スプレーボトル
  • ぞうきん

①絨毯全体にスプレーを吹きつけます。

②固く絞ったぞうきんで絨毯を逆立てるように拭きます。

③ドライヤーや扇風機、陰干しでしっかりと乾燥させて完了です。

絨毯やカーペットのクリーニングを利用する方法

絨毯にカビが発生したらすぐに対処することが大切です。

一般的に絨毯やカーペットをクリーニングに出す目安は、3か月に1回程度、小さなお子様やペットがいるご家庭では1~2ヶ月に1回程度が良いとされています。

絨毯やカーペットは一見目立った汚れがないように見えても毎日直接肌に触れるものでもありますので意外と汚れているのです。

こまめに掃除や洗濯を心がけたいですが、忙しいという方やそんなにこまめにクリーニングに出せないという方も多いと思います。

そこで、カビが発生しやすい梅雨の時期や暖房を使用することでダニの繁殖が始まる時期の年2回はクリーニングをするのがおすすめです。

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絨毯やカーペットのクリーニング料金は材質などによっても変わってきますが一般的な絨毯であれば4,000円~が目安となっています。

絨毯は大きいしクリーニング店に持っていくのが大変という方には宅配サービスを実施している店舗もあります。

また、オプションで防ダニ加工等をしているクリーニング店もあります。

絨毯やカーペットにカビが生えたときに今回ご紹介した方法でカビが落とせなかったり、材質によっては消毒用エタノールや酸素系漂白剤が使用できないことがあります。

その場合には無理に自力でカビを除去しようとせずにクリーニング店を利用しましょう。

絨毯のカビ予防方法

1、こまめにゴミや汚れを取り除く。

ホコリや髪の毛、食べ物のカスなどゴミを掃除機で除去しましょう。

重曹粉を使用して掃除機で吸い取るとカビやダニの予防になるだけでなく、絨毯の消臭にも効果的です。

汚れがひどい場合には消毒用エタノールとぞうきんで拭き取ると絨毯の除菌もできて清潔です。

洗濯できる絨毯は汚れてきたら洗濯してしっかりと乾燥させましょう。

汚れと水分を取り除くことでふわふわの柔らかい絨毯になります。

2、部屋の湿度管理をしましょう。

部屋に湿度計を設置し、60%以下になるように心がけましょう。

晴れた日などは窓を開けて換気したり、除湿機やエアコンのドライ機能などを使用して湿度が低くなるように調節をすることがカビ予防に大切です。

また、絨毯を掃除する際にはめくって裏面にも風通しをすると裏面のカビも防ぐことができます。

絨毯の除菌方法

こまめに絨毯を除菌することでカビが発生するのを防ぐことができます。

用意するもの

  • 消毒用エタノール
  • 布巾

①固く絞った布巾に消毒用エタノールを吹き付け、表面をなでるように拭きます。

※ポイント※

湿気が残るとカビの原因となりますが、消毒用エタノールは揮発性が高いので安心です。

汚れがひどい場合には消毒用エタノールを直接スプレーして汚れを浮かせて布巾で拭き取りましょう。

まとめ

・絨毯にカビが生える原因はゴミや汚れと湿気によるものです。

・こまめに掃除機をかけてゴミを取り除きましょう。

・汚れがひどい場合には重曹や消毒用エタノールを使用し、除菌もしましょう。

・絨毯のカビを除去するには酸素系漂白剤を使用しましょう。

・部屋の湿度管理をしてカビを予防しましょう。

・絨毯のクリーニングを利用するのもおすすめです。

<参考文献>

・櫻井英一『ちょこっとそうじで家中ピカピカナチュラル素材でエコそうじ』2016年、つちや書店

・谷口直美『重曹の達人が教える重曹そうじ徹底チェック201』2009年、双葉社

・本橋ひろえ『ナチュラルおそうじ大全』2019年、主婦の友社

・松本忠男『カビ・ホコリ・菌を撃退!家の「正しい」掃除ワザ』2019年、宝島社

【ひどいカビにお悩みの方へ】

  • 自力でカビ取りをしても何度もカビが再発してしまう
  • カビ臭さをどうにかしたい
  • ひどいカビが発生して自力では対処できない

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