低反発マットレスのカビ取り方法

反発力が少なく体にフィットするのが特徴の低反発マットレス。柔らかく気持ちのいい寝心地から低反発マットレスを好んで使っている方も多いかと思います。

そんな快適アイテムの低反発マットレスですが、その造りの特性や手入れ不足によりカビが生えてしまうことがあります。そこで今回は低反発マットレスにカビが生える原因とカビ取り方法についてご紹介していきます。

低反発マットレスにカビが生える理由とは?

 なぜ低反発マットレスにカビが生えてしまうのでしょうか?カビが生えてしまう原因として低反発マットレスの特性が関係しています。低反発マットレスは、

  • 体へのフィット感から皮脂や汗を吸収しやすい
  • 通気性が悪く熱がこもりやすい
  • 水気、直射日光に弱い

といった特徴があります。

 体にフィットして体圧を分散してくれるのが低反発マットレスの最大の魅力です。しかしその一方でそのフィット感ゆえに寝ている間にかいた汗や皮脂を吸収しやすいという面もあります。汗や皮脂はカビの栄養源になるため低反発マットレスにはカビが生えやすくなります。

また、低反発マットレスはその造りの特性上通気性が悪い上に、水気・直射日光に弱いです。低反発マットレスには柔らかい軟質ウレタンが使われています。

軟質ウレタンとはいわゆる「スポンジ」のことです。ウレタンは熱を保持してくれるので冬場は暖かいのですがその反面通気性があまり良くないというデメリットもあります。熱が逃げにくいため、湿気がこもりやすくカビが生えてしまうのです。

さらに、低反発マットレスは水・直射日光に弱く洗濯や天日干しができません。ウレタンは密度がしっかりした素材なので、一度水を吸収すると中まで乾かすのに非常に時間がかかります。

お風呂場で浸け置き洗いなどしてしまうと数日~数週間乾かないこともあるようです。コインランドリーならなんとかなるのでは・・・とコインランドリーで洗濯することも考える方もいるかもしれませんが、それもできません。マットレスが吸水しすぎてしまい洗濯機を壊してしまう恐れもあります。

ですので、コインランドリーでの洗濯ができないのはもちろんクリーニング店でも断られることがほとんどです。加えて、低反発マットレスは日光消毒もできません。

ウレタンを直射日光に当てると乾燥してボロボロになってしまうからです。日光の殺菌作用を利用することもできないため何もしないでいると低反発マットレスはカビの温床になってしまうのです。

■関連記事■シーツに生えたカビを取る方法

低反発マットレスのカビを取る方法

洗濯もできず、天日干しもできないと汗や皮脂、汚れが蓄積する一方です。では、実際に低反発マットレスにカビが生えてしまったらどうしたらいいのでしょうか?

最も簡単にカビを除去できるのは消毒用エタノールを使用する方法です。

消毒用アルコールを使う方法

  • マスク(カビの胞子を吸わないようにするため)
  • ゴム手袋(カビの胞子に触れないようにするため)
  • 消毒用エタノール
  • 乾いたタオル

を用意します。手順は、

① タオルに消毒用エタノールを吹きかける。

② カビを優しくふき取る

③ 消毒用エタノールが完全に乾くのを待つ

の3ステップです。最後、消毒用エタノールが乾かないうちに上にシーツをかけたり布団を敷いたりしてしまうと消毒用エタノールの水分によって再びカビが生えてしまうことになりかねないので注意してください。また、カビの胞子が舞ってしまう恐れがあるので直接マットレスに消毒用エタノールを噴射するのはさけ、カビ取り作業はできれば屋外ですることをおすすめします。

 低反発マットレスに生えたカビが白カビであれば消毒用エタノールを使って除去することができます。しかし、黒カビのように色がついたカビの色素まで落とすことはできません。低反発マットレスに黒カビが生えてしまったら以下の方法でカビ取りをおこないます。用意するものは以下の通りです。

酸素系漂白剤を使う方法

~用意するもの~

  • ゴム手袋
  • マスク
  • 酸素系漂白剤
  • バケツまたは容器
  • 乾いた布またはタオル2枚
  • 歯ブラシ

注意点として、使用する漂白剤は酸素系漂白剤を使用します。カビキラーのような塩素系漂白剤はウレタンには強すぎてしまいマットレスを傷めてしまいます。ウレタン素材がボロボロと取れてくることもあるので塩素系ではなく酸素系漂白剤を使いましょう。

~手順~

① ゴム手袋、マスクをつけて身体を保護します。

② バケツまたは容器に50℃程度のぬるま湯を入れ、そこに規定量の酸素系漂白剤を投入しかき混ぜます。

③ 布またはタオルに漂白液を染み込ませ、カビの部分を優しくこすります。カビがひどいようであれば、漂白液は絞りすぎず、少し液を含ませた状態でふき取ると効果的です。

④ 取り切れないカビがあれば歯ブラシを使ってこすり落とします。

⑤ もう一枚のタオルで水気を取ります。水気をタオルに移すように押しながら吸水します。

⑥ マットレスを風通しの良い日陰、または室内の壁に立てかけて完全に乾かします。

 以上が低反発マットレスのカビ取り方法です。

カビがあまりにもひどい場合は

もしあまりにもカビの状態がひどい場合は潔く新しいものに買い替えることをおすすめします。自力で取り切れないほどカビが広がっているということは、マットレス自体の機能も落ちていると考えられます。衛生的にもよくないですし、何よりも睡眠の質が落ちてしまいます。カビの状態がひどい、カビ取りを試みたけれど思いのほか残ってしまったといった場合は新しいものに交換することをおすすめします。

新調する際には、防菌・防カビ加工が施された低反発マットレスを選ぶようにしましょう。

洗えない・天日干しできない低反発マットレスは長く使っていくとどんどん劣化していきます。使い続けていくと傷んでしまうのは仕方のないところもありますができることなら良い状態で長く使いたいですよね。

ここからは日常生活の中でできる低反発マットレスのカビ対策についてお伝えしていきます。ポイントは、とにかく湿気・汚れを溜めないことです。ポイントとして次のようなことを心掛けてみてください。

マットレスのカビを防ぐ方法

①低反発マットレスを直接床に敷かない

低反発マットレスを床に直接敷くと湿気がこもり、カビが生えやすくなります。万年床のような状態だとなおさらです。フローリングや畳にカビが生える原因にもなるので、床に直接マットレスを敷くことはやめましょう。すのこを使うなどして空気が通るようにしましょう。床と低反発マットレスの間に入れて、湿気を吸収してくれる除湿シートの使用もおすすめです。

②風通しの良い日陰で陰干しする

陰干しは毎日できるのが理想ですが少なくとも週に1度程度は行うようにしましょう。陰干しするスペースがない場合は壁に立てかけるなどして乾かしましょう。もちろん、寝室の換気も忘れずに行いましょう。

③こまめに除菌スプレーを使用する

除菌スプレーは毎日使用してもいいですし、陰干しのタイミングで使用しても大丈夫です。いろいろな種類のものが出ているので消臭効果、香りつきなど好みに合わせてお使いください。

④低反発マットレスの使用する面の上下・裏表を定期的に変える

低反発マットレスをずっと同じ面・同じ向きで使用していると当然ながらその部分にカビが生えやすくなります。定期的に使用する面を変えて汗や汚れが蓄積しないようにしましょう。使用する面を入れ替えることで低反発マットレス自体の持ちもよくなりますのでぜひ心がけてみてください。

⑤敷きパットやシーツでカバーをする

低反発マットレスは洗濯することができませんが敷きパットやシーツは洗うことができます。それらを使用することで直接低反発マットレスが汗や皮脂を吸収するのを防いでくれます。敷きパッドやシーツはこまめに洗濯しカビを防ぎましょう。

⑥布団クリーナーでこまめに掃除する

布団クリーナーや布団用掃除機を使って表面の埃を掃除します。カビの栄養分となる埃を取り除くことでカビの発生を防ぐことができます。同時にダニやノミの退治もできます。

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■関連記事■北向きの部屋のカビ対策

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は低反発マットレスのカビ取り方法についてお伝えしてきましたが、まとめますと

●低反発マットレスは通気性が悪いためカビが生えやすい。

●低反発マットレスは水気と日光に弱いため洗濯や天日干しができずカビが生えてしまう。

●低反発マットレスのカビ取りには消毒用エタノールまたは酸素系漂白剤を使用する。

●低反発マットレスのカビを防ぐためには日ごろから湿気と汚れを溜めない工夫が必要

となります。

 毎日の睡眠を快適で気持ちのいいものにするためにも、日々のちょっとしたお手入れを大事にしていきましょう。

参考:西川株式会社

 

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