カビの発がん性リスクを徹底解説!カビから身を守る9つの対策法とは?
「カビって発がん性があるの?」
「カビから身を守るためにはどんな対策をすればいい?」
高温多湿な日本では、完全にカビを防ぐことは難しいと考えられています。
そしてカビは約10万種あると言われており、その中には発がん性を持つものも存在します。
カビによる健康被害を防ぐためには、正しい知識を身につけ、予防することが重要です。
この記事では、カビの発がん性について詳しく解説し、カビから身を守るためにどのような対策をしたら良いのかをご紹介します。
ご自身と大切なご家族の健康を守るために、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
目次
1.カビに発がん性はあるのか
様々な健康被害を引き起こすカビですが、実は発がん性を持つカビも存在します。
カビそのものが直接がんを引き起こすわけではなく、カビが産出する毒素(カビ毒)が私たちの体に有害なのです。
カビ毒は非常に強力で、体内に蓄積されることで、細胞を傷つけ、がんの発症リスクを高めることが知られています。
また、カビ毒は熱や乾燥に強く、調理や加工の過程でも完全に除去することが難しいため、カビを発生させないことが最も重要です。
では、具体的にどのようなカビ毒が発がん性を持つのか、次の項目で詳しく解説します。
2.特に危険なカビ毒
発がん性が高いカビ毒の中でも、特に危険なのがアフラトキシンとオクラトキシンです。
2-1.アフラトキシン
アフラトキシンは、国際がん研究機関(IARC)によって「グループ1」の発がん物質に分類されており、ヒトに対して発がん性があることが十分に証明されています。
(参照:国際がん研究機関(IARC)の概要とIARC発がん性分類について)
このカビ毒はいくつか種類がありますが、最も発がん性が高いとされるものが「アフラトキシンB1」です。
アフラトキシンB1は、特に肝臓がんのリスクを大幅に高めます。
アフラトキシンは、アスペルギルスというカビによって生成され、高温多湿な環境で繁殖しやすく、穀物やナッツ類、とうもろこし、香辛料といった食材に多く見られます。
実際に、インドではアフラトキシンによる肝炎で多くの人が死亡した事件や、ケニアでは急性アフラトキシン中毒による死亡事件が報告されています。
アフラトキシンは非常に強力で、肝臓の細胞を傷つけることでがんのリスクを高めます。
また、アフラトキシンは熱に強く、通常の調理や加工では完全に除去することが難しいため、カビが生えたものは食べないようにすることが重要です。
2-2.オクラトキシン
オクラトキシンは、国際がん研究機関(IARC)によって「グループ2B」に分類されており、ヒトに対して発がん性の可能性があるとされています。
オクラトキシンにもいくつか種類がありますが、特に危険なのは「オクラトキシンA」です。
オクラトキシンAは、腎臓に対する毒性が非常に強く、腎臓がんや腎臓の機能障害を引き起こすリスクがあります。
このカビ毒は、ペニシリウムやアスペルギルスといったカビによって生成され、主に穀物、コーヒー、ビール、ワインなどに見られます。
また、オクラトキシンAも、アフラトキシン同様、熱や乾燥に強いため、食品の加工や調理では除去が難しいです。
そのため、カビが発生した場合は摂取しないようにしましょう。
3.カビによる健康被害
カビが産み出す毒素や胞子が私たちの身体に与える影響は大きく、健康被害は多岐にわたります。
カビが引き起こす健康被害について、がんを含め詳しく解説していきます。
3-1.肝臓がん
先ほどもご紹介した通り、アフラトキシンというカビ毒は、肝臓がんのリスクを高めます。
アフラトキシンが体内に蓄積されると、肝臓の細胞を損傷することで炎症や細胞の変性が起こります。
これが、細胞のがん化を促進する可能性があります。
また、アフラトキシンB1は、肝臓の細胞のDNAを直接損傷し、修復を困難にすることでがんのリスクを高めます。
3-2.腎臓がん
オクラトキシンAは腎臓に対する毒性が強く、腎臓がんのリスクを高める可能性があるとされています。
このカビ毒が腎臓の細胞にダメージを与えることで、細胞のがん化を促進し、腎臓がんやその他の腎機能障害を引き起こすリスクが高まります。
3-3.免疫疾患
カビ毒は、免疫系に対しても大きな影響を与えます。
カビが放出する毒素や胞子が継続的に体内に入ると、免疫系が過剰に反応し、次第に弱まっていきます。
免疫機能が低下すると、体内の防御システムが正常に働かなくなり、抵抗力が著しく低下します。
そうすると、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなるだけでなく、自己免疫疾患(関節リウマチや多発性硬化症など)が引き起こされる可能性もあります。
3-4.呼吸器疾患
カビの胞子やカビが放出する有害物質を吸い込むことで、炎症が起こり、呼吸器疾患になる恐れがあります。
特に、免疫力が低下している人や呼吸器系に問題を抱えている人はリスクが高まります。
アレルギー性鼻炎や喘息を持つ場合、カビが多い環境ではこれらの症状が悪化しやすくなります。
また、カビ毒を含む空気を長期間吸い込むことで、慢性的な呼吸器疾患を引き起こすリスクも高まります。
さらに、症状が進行すると、慢性肺アスペルギルス症や肺炎といった深刻な病気を引き起こすこともあります。
3-5.発育への影響
子どもは免疫系が未発達であり、カビの胞子に対して敏感に反応します。
そのため、カビ毒やカビの胞子にさらされることで、免疫系に悪影響を及ぼす可能性があります。
その結果、アレルギーや呼吸器疾患などのリスクが増す場合もあります。
また、一部の研究では、カビ毒が神経系に影響を与える可能性が示唆されており、記憶力や集中力に悪影響を及ぼす可能性があるとされています。
3-6.神経障害
一部のカビ毒については、神経系に影響を与える可能性が示唆されています。
頭痛、集中力の低下、記憶障害といった症状が現れる可能性があると考えられています。
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4.カビを発生させない5つの対策
カビによるがんなどの健康被害を防ぐためには、まずカビの発生を防ぐことが重要です。
少しの工夫をするだけで、カビの繁殖を抑えることができます。
もしカビが発生してしまった場合には、迅速に対処し、適切に処分するようにしましょう。
4-1.食品の保存に気をつける
気がついたら食品にカビが生えていた…という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
特に湿気が多く温度が高い場所では、カビが繁殖しやすくなります。
以下の4つのポイントを守ることで、食品のカビ発生を抑えることができます。
- 湿度と温度管理
カビは湿度60%以上、温度20~35℃の間を好みます。
食品を保管する場所の湿度は低く保ち、冷蔵保存が必要な食品は必ず冷蔵庫に入れるようにしましょう。
- 密閉容器の使用
食品を保存する際には、密閉できる容器を使用することで、湿気やカビ胞子が食品に触れるのを防ぐことができます。
特に乾燥食品や粉類は密閉容器に入れて保管するのが効果的です。
- 期限を守る
賞味期限や消費期限が過ぎた食品は、カビが発生しやすくなります。
定期的に冷蔵庫やパントリーをチェックして、期限前に食べるようにしましょう。
- 定期的な掃除
食品を保存する場所は、定期的に掃除してホコリやカビの胞子を取り除きましょう。
特に冷蔵庫や棚や隅にカビが発生しやすいため、丁寧に拭き掃除を行うことが大切です。
もし食品にカビが生えてしまった場合は、安全を考慮して、カビが生えた食品は食べずに廃棄するのが一番です。
カビが見える部分だけを取り除いたとしても、毒素が食品内に広がっている可能性があります。
この毒素は加熱しても分解されず、摂取することで健康に悪影響を及ぼすことがあります。
4-2.湿度管理
カビは湿度60%以上になると急速に成長します。
そのため、湿度を60%以下に保つように心がけましょう。
特に夏場や雨の日は自然と湿度が上昇してしまうので、カビの発生リスクが高まります。
除湿機やエアコンのドライ機能を駆使して湿度をコントロールしてください。
家を空けることが多い場合でも、エアコンのタイマー機能を利用して、湿度を適切に管理することが可能です。
また、雨の日は部屋干しをする家庭も多いと思いますが、湿度が上昇しやすいため、除湿機を併用するのがおすすめです。
さらに、クローゼットや押し入れなどの閉めきった空間には除湿剤を置いて、カビを防ぎましょう。
乾燥する時期に加湿器を使用する場合は、壁などから離れた位置で、適切な湿度を守ることも大切です。
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4-3.こまめな換気
室内に湿気がこもらないように、積極的に換気することも大事です。
室内の空気を循環させることで湿度を下げ、カビの繁殖を抑えることができます。
特にキッチンや浴室、地下室など湿気が多くなりがちなエリアでは、定期的に窓を開けて新鮮な空気を取り入れるようにしてください。
換気扇の使用も効果的で、料理中やお風呂の使用中に発生する湿気を外部に排出することで、室内の湿度の蓄積を防ぎます。
また、洗濯物を室内で乾燥させる場合にも、換気を促進することで湿気の滞留を防ぎ、カビの繁殖リスクを低減させることができます。
4-4.定期的な掃除
室内を常に清潔に保つことは、カビ対策において非常に重要です。
カビは、埃やごみ、虫の死骸、皮脂や油汚れなど様々なものを栄養源にして繁殖します。
こまめに掃除を行って汚れを取り除くことで、カビの予防に繋がります。
毎日しっかり掃除するのは大変なので、以下のように簡単にできることから始めてみましょう。
休みの日には、大型家具の裏など普段目に付かない場所も定期的に掃除するようにしましょう。
また、空気清浄機を活用することもおすすめです。
空気清浄機はホコリやカビの胞子を除去し、室内の空気を清潔に保つのに役立ちます。
4-5.エアコンの清掃
エアコンの内部は湿気がたまりやすく、カビが繁殖しやすい環境です。
定期的にエアコンを洗浄することで、カビの発生を防ぎ、健康リスクを減少させることができます。
できれば年に1度、専門の業者にエアコンの徹底洗浄を依頼しましょう。
専門業者はエアコンの内部までしっかりと洗浄し、カビや汚れを完全に除去してくれます。
そうすることで、エアコンから放出される空気が綺麗になり、健康リスクを大幅に軽減できます。
また、フィルターの掃除も重要です。
フィルターに埃が溜まっていると、その埃が湿気を吸収し、アスペルギルスなどのカビが発生しやすい環境を作ります。
そのため、カビが発生する前にフィルター掃除をするようにしましょう。
頻繁にエアコンを使用している方なら、2週間に1回程度フィルター掃除を行ってください。
滅多に使わない場合でも、1ヶ月に1回ほど掃除することをおすすめします。
フィルター清掃方法は以下の記事で詳しく解説しています。
5.すぐにできる4つの健康対策
カビによる不調やがんなどの病気に悩まないためにも、免疫力を高めておくことも重要です。
ここでは、4つの健康対策をご紹介します。
5-1.免疫力を高める食事
免疫力を高めるためには、腸内環境を整えることが欠かせません。
腸には免疫細胞の約7割が存在し、栄養の吸収や不要な物質の排出を担っています。
健康な腸内環境は有害物質の再吸収を防ぎ、便通を促して老廃物を排出します。
そのため、腸内環境を整える食事が大切です。
例えば、朝食にパン、昼食にはコンビニでご飯を購入する人も多いと思います。
しかし、精製された小麦粉を使ったパンや保存料・添加物が多く含まれるコンビニ食は、身体の炎症を引き起こし腸内環境を悪化させる可能性があります。
特にコンビニのサラダは保存のために殺菌処理が行われているため、注意が必要です。
このような食生活をしている方は、ぜひ和食に変えてみてください。
和食は栄養バランスが良く、免疫力を高めます。
手の込んだものでなくて大丈夫です。
ご飯に納豆、具だくさんのお味噌汁だけでも十分に健康的な食事となります。
さらに、サーモンやマグロ、サバなどオメガ3脂肪酸を含む魚を追加すると、さらに健康に良いです。
オメガ3脂肪酸は抗炎症作用があり、免疫力向上に役立ちます。
特に、以下の栄養素を意識的に摂取しましょう。
- ビタミンC
オレンジ、キウイ、パプリカ、ブロッコリーなどの野菜や果物に多く含まれ、免疫機能をサポートする抗酸化作用があります。
- ビタミンD
魚(サケ、マグロ、サバなど)、卵黄、きのこ類に含まれ、免疫系の調整や強化に役立ちます。
また、日光を浴びることで体内で生成されるため、適度な日光浴もおすすめです。
- 亜鉛
牡蠣、牛肉、かぼちゃの種、豆類に多く含まれ、免疫細胞の生成と機能をサポートします。
特に感染症に対する抵抗力を高める効果があります。
5-2.適度な運動
適度な運動は、免疫力を高めるために重要です。
運動はストレスを軽減し、体力を向上させるだけでなく、免疫系の機能を活性化します。
ここでは、気軽にできる運動をご紹介します。
- ウォーキング
毎日30分程度のウォーキングを習慣化しましょう。
1日30分の有酸素運動は心肺機能を向上させ、血液の循環を促進してくれます。
外に出ることで日光を浴び、ビタミンDの生成も促進されます。
特に家やオフィスに長時間いる方は、外に出て体を動かすことを心がけてください。
- ストレッチ
家の中でもできる簡単なストレッチを行い、血行を促進し、筋肉をリラックスさせます。
朝や寝る前に取り入れると効果的です。
ストレッチは筋肉を伸ばすことで血行を促進し、酸素や栄養素を全身に運びやすくします。
そうすると、免疫細胞がより効率的に働く環境が整います。
また、ストレッチは副交感神経を活性化し、リラックス状態を促進します。
これがストレスホルモンの低下を助け、免疫機能を高めることに繋がります。
- ヨガ
家でもできる運動として、ヨガもおすすめです。
ヨガのポーズは、筋肉を柔軟にし、内臓機能を高め、心身のバランスを整える効果があります。
また、呼吸法は肺活量を増やし、新鮮な酸素を取り込むことができます。
深い呼吸は自律神経を整え、ストレスを軽減し、リラックス効果をもたらします。
心身のバランスを整えることで、身体全体の調和を取り戻し、免疫力を向上することができます。
注意してほしいのは、ストイックになりすぎないことです。
運動は継続することが大切です。
最初に頑張りすぎて、すぐにやめてしまっては意味がありません。
まずは、5分でも10分でもいいので、楽しみながら毎日体を動かしてください。
運動することにストレスを感じてしまうと逆効果なので、無理せずに行いましょう。
5-3.入浴
40度のお湯に15分間浸かることで、体の深部温度が約0.5度上昇することが研究で明らかになっています。
体温が1度下がると、免疫力は30%低下するため、体温を適切に保つことが重要です。
40度のお湯に15分間浸かると、筋肉がほぐれて血流が良くなり、免疫細胞が効率よく体内を巡り、酸素や栄養素の供給と老廃物の排出が促進されます。
入浴方法としては、全身浴と半身浴を交互に行うことをおすすめしています。
首や肩まで浸かる全身浴は、特に全身の血流を促進するのに効果的です。
季節によっては途中でお湯が冷めてしまう場合があります。
寒さを感じたら逆効果のため、追い焚きをして適温を保ちましょう。
額に汗がにじむ程度に温まれば、入浴の効果を最大限に引き出せています。
5-4.睡眠
良質な睡眠は、体の回復を助け免疫系の機能を向上させます。
適切な睡眠時間は個人差がありますが、睡眠時間が6時間以下の人は、7〜8時間の人と比べて死亡率が2.4倍高くなるという研究結果があるため、十分な睡眠は大切です。
7時間とれていない人はしっかり睡眠をとるようにしてください。
また、睡眠時間と同様に、睡眠の質も重要です。
質の良い睡眠をとるためには、寝る1時間前には入浴を終えて、パソコンやスマホを見ないように心がけましょう。
もし難しい場合は、画面の照明を落としたり、ブルーライトカットのシートを貼ったりして、脳が覚醒しないよう気をつけてください。
お風呂から上がったら、数分でいいのでストレッチや読書などリラックスできることを行うのもおすすめです。
6.さらに免疫力を高めたい人におすすめの海水温熱とは?
より効果的に免疫力を高めたい方におすすめな温活「海水温熱」をご紹介します。
海水温熱とは、「海水で蒸した熱々のタオルを使って、全身を温めていくもの」です。
発祥地である沖縄では約30年愛され続けており、悩みを抱えたお客様が全国から訪れています。
私たち人間に必要不可欠なミネラルと冷えを残さない職人の技で、つま先から頭まで順番に全身をくまなく温めることで、身体の芯まで温まり、身体が本来持つ自然治癒力を高めることができます。
リラックスした空間で1時間かけてしっかり温めていくので、「究極の湯治」と言われています。
6-1.海水温熱が注目されている理由
海水温熱が注目されている理由は以下5点です。
- ミネラル豊富な海水の使用
海水は私たちに必要不可欠なミネラルが豊富です。
特に海水に含まれるマグネシウムは皮膚から効率よく吸収することができ、筋肉を和らげ、神経を正常化し、ストレスを減少させる効果があります。
海水温熱ではミネラルを効果的に取り入れることができるので、健康増進が期待できます。
- 均一で深い体内温熱効果
海水で蒸したタオルを使用して身体を温める方法は、身体の表面だけでなく深部まで均等に温めることができます。
深い温熱効果によって血行が促進され、筋肉の緊張がほぐれるとストレスや疲労の軽減につながります。
- 自然治癒力の強化
温めることで血流が良くなると、身体の隅々まで酸素や栄養が行き渡ります。
そうすると、傷ついた細胞が修復されやすくなり、代謝が上がって、自分で治す力が強まります。
その結果、痛みが減ったり、風邪をひきにくくなったり、体全体の健康が高まります。
- アレルギーや敏感肌も安心
化学物質を使用しない自然由来の海水は、敏感肌やアレルギーを持つ方にも安心です。
天然成分のみで行う施術は、副作用のリスクを最小限に抑えつつ、健康を促進します。
- 心身のリラックス効果
海水温熱は、リラックス効果も非常に高いです。
湯気立ちのぼる熱々のタオルで体を温めていくので、副交感神経優位な状態へと導き、乱れた自律神経を整えます。
全身の血流が良くなると、体がほぐれてリラックス状態が促進され、心のストレスや疲れも癒します。
施術中にお休みになられる方もいますし、施術後は眠くなる方が多いです。
6-2.海水温熱が免疫力を高めるのに最適な理由
海水温熱が免疫力を高めるのに最適な理由は以下の4点です。
- 血行促進
海水温熱による熱効果は血管を拡張し、全身の血行を促進します。
そうすると、末端まで栄養素や酸素が行き渡り、免疫細胞が効率よく働ける環境が整います。
血流が改善されると、体内の老廃物や毒素が速やかに排出され、免疫系の負担が軽減されるため、免疫力が高まります。
- 身体の深部まで温めることができる
海水温熱は、湯気立ちのぼる熱々のタオルを用いて、身体の深部までじっくりと温めます。
特に冷えている箇所を集中的に温めることで、体の内側からしっかり温まり、施術後は全身が温泉に入った後のように温かくなります。
施術前後で体温が0.5〜1度上がる人が多く、免疫細胞の活動が活発になり、病気に対する抵抗力が強化されます。
- 内臓機能のサポート
海水温熱は内臓の血流を促進し、代謝を活性化させます。
特に、腸の免疫機能を高めることで、全体の健康を支えます。
腸には免疫細胞の約70%が存在し、その健康状態が全身の免疫力に直接影響します。
海水温熱は、内側から免疫力をサポートします。
- 免疫力の向上
体温がしっかり上がると、基礎代謝が向上し、免疫機能も強化されます。
海水温熱はこの効果を最大限に引き出し、カビによる病気や感染症に対する抵抗力を高めます。
6-3.海水温熱に興味がある方は
海水温熱は、カビに負けないよう免疫力を高める効果が期待できます。
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7.まとめ
ご紹介した通り、カビには発がん性を持つものも存在し、私たちの身体に悪影響を及ぼす可能性があります。
特にアフラトキシンやオクラトキシンといったカビ毒は、肝臓や腎臓に対するリスクが高く、がんを引き起こす危険性があることが確認されています。
まずはカビを発生させないように対策を行いましょう。
さらに免疫力を高めることで、カビや感染症による健康被害を防ぐことができます。
この記事で紹介した対策を日々の生活に取り入れて、健康のリスクを減らし、ご自身や大切なご家族の健康を守りましょう。
そしてより効果的な免疫力向上を目指す方は、海水温熱もぜひ試してみてください。