カビの温床にも?!忘れがちな蛇口裏のお掃除方法
カビはジメジメと湿気の多い環境と、暑さを好みます。
お風呂場やトイレ、キッチンシンクなど気が付くと知らぬ間にカビが生えていて驚いた。
という経験はないでしょうか。
カビを防ぐためには、こまめにお掃除し、湿気対策をすることが大切ですが
私たちが毎日使うある場所は、盲点だったということもあります。
その中でも、例えば水道の「蛇口裏」である吐水口は、お掃除を忘れがちな場所の1つです。
毎日、水回りのお掃除を頑張っていても、下を向いている蛇口裏のことを見落としてしまうかもしれません。
よく覗いてみると、水垢やヌメリ、はたまたカビが発生していった!
ということも。
しかし、日ごろ私たちは蛇口から出る水で顔を洗ったり、手を洗ったり、調理したり、飲んだりして利用しているため
このヌメリやカビを放置すると衛生的にも良くありません。
水垢が溜まっていると、水の出が悪くなることも。
そこで、この記事ではカビ予防のために役立つ蛇口裏のお掃除方法について解説していきます。
【参考】WEBサイト「saita」より
目次
カビを防ぐための蛇口裏のお掃除方法
①水垢はクエン酸で除去する
蛇口裏に白いカスのようなものが溜まっていないでしょうか。
これは水垢で落とすことができます。
準備するもの
- クエン酸水
- 歯ブラシや目の細かいブラシ爪楊枝
- 布巾やスポンジ
レック クエン酸の激落ちくん
出典:Amazon
顆粒タイプのクエン酸を水で薄めるか、または市販のクエン酸水を吹きかけて落とします。
シャワーの細かい目の部分は、ブラシで軽くこすり汚れを落とします。
100円均一では、蛇口裏に使える目の細かいブラシなどもありますので、探して活用してみるのもおすすめです。
※クエン酸を使用する際の注意点
クエン酸は、酸素系漂白剤と混ぜると有毒ガスが発生するため、一緒には使用しないでください。また、お掃除をする際には必ずしっかりと換気を行い、ゴム手袋やマスクを装着するようにしましょう。
②取り外し可能な場合は取り外してお掃除
蛇口のヘッドを取り外して洗える場合には、定期的に外してシャワー部分も洗うようにしましょう。
浄水機能が付いている蛇口だからと安心していても、取り外してみると水垢やヌメリがビッシリだった!
ということもよくあります。
(小さな砂利のようなものが溜まっていたこともありました。住んでいた家の水道管が古かったのかも知れません)
③蛇口周りの水垢はマイクロファイバークロスでふき取る
吐水口をお掃除していると、段々蛇口本体の水垢が気になってくるかも知れません。
しかし、放置し蓄積した水垢は酷くなるとスポンジや洗剤でこすったくらいでは落ちないことも。
そこで、おすすめなのが、マイクロファイバークロスを使っての水垢落としです。
乾いた状態のクロスを水垢が気になる箇所を磨くように拭きあげていくという方法です。
この方法は、お風呂の鏡に付着した水垢のお掃除にも使えます。
また、クロスだけでも水垢が落とせない場合には、クエン酸水を吹きかけると水垢が落としやすくなります。
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出典: Amazon
④使い古しのストッキングを再利用する方法も
穴が開いて使えなくなったストッキングがある場合は、蛇口の水垢落とし掃除として使う事も出来ます。ストッキングを洗った後、ねじって、手が届きにくい柄の部分の水垢を落とします。
水垢汚れは、時間が経って蓄積すればするほど落としにくくなりますので、出来れば使用する度に拭きあげて
水垢をなるべく残さないようにしましょう。
水回りのカビを防ぐには
蛇口周辺だけでなく、水回りはカビの発生しやすい場所です。カビは水気のある場所を好むため、水気や汚れを放置していると、あっという間に広がってしまいます。
そのためにも、日ごろのお手入れでカビを防ぐことが大切です。
水回りの基本的なカビ予防方法としては
- 換気を常にする
- 水滴はこまめに拭きとる
- 水垢やヌメリをこまめに除去する
- 収納は吊るすようにする
などです。
例えば、キッチンの場合は、生ゴミや食べかすを残さず、水滴を拭きあげるようにする、シンク周りになるべくモノを置かないようにするなどです。
お風呂であれば、24時間換気を付けて、湿気を溜めないようにすることや、水気をスクイージーで除去して残さないようにする、石けんカスや皮脂、髪の毛もこまめに取り除くことなどが大切です。
今回ご紹介した、蛇口裏のお掃除方法は、お風呂のシャワーヘッドのお掃除としても応用できる方法ですので、定期的にお手入れをして、ヌメリやカビを発生させないように清潔にしていきましょう。
まとめ
- 見落としがちな蛇口裏の汚れはクエン酸で除去する
- 取り外し可能な場合は、取り外して、内側もキレイに洗う
- 蛇口周りの水垢はファイバークロスや使い古しのストッキングを使うと良い
- 水回りは特にカビの生えやすい場所なので、日ごろから換気と掃除をこまめに行いカビを防ぐ
掃除を頑張っていても、雨が続いたり、漏水などの影響でカビが一気に発生することがあります。
何度自力でカビ取りをしても再発してしまう、カビがどんどん広がってしまった...とお家のカビにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。カビ取りマイスターでは無料で初回カウンセリングを行っております。
【参考】WEBサイト「saita」