コンクリートのカビを除去・予防する方法

 コンクリートにもカビは生えます

ベランダにお気に入りのお花があると気分がいいですよね。しかし気になるのがベランダの隅のコンクリートに発生しているカビ。そのカビを放置していると大変なことになるかもしれません。

特に小さい子供やお年寄りのいるご家庭はアレルギーや肺アスペルギルス症等を発症する可能性もあります。しかし心配する必要はありません。カビは原因と対策をしっかり行えば防ぐことができます。今回はコンクリートのカビに対する対策方法をご紹介します。

参考:日本医療研究開発機構「アレルギー性気管支肺アスペルギルス症の悪化機構を解明」

コンクリートにカビが生える原因とは?

①湿気が溜まっている

コンクリートにカビが生えてしまう原因のうち、1つに湿気があります。カビは湿気、酸素、栄養の3つが揃うと発生するため、ジメジメとした所を好みます。植木鉢や子供のおもちゃなど定位置にずっと置いてある物はありませんか?同じ場所に置いたままだと、底の部分に雨水などの水分が溜まりやすくなり、カビの発生原因となってしまいます。

定期的に場所を移動させるなどの対策が必要です。

②通気性が悪い

物と物のスペースを空けずに置いていませんか?空気が滞留すると結露が発生しやすくなり、カビが生えやすくなります。

また、部屋の四隅も湿気が溜まりやすくカビが生えやすくなります。コンクリート製の壁の場合も結露は普通の壁同様に生じますので湿気対策が大切です。

③コンクリートの中性化

雨が当たったり、コンクリートが劣化してくるとアルカリ性のコンクリートが中性化していきます。中性化したことによりカビが生えやすくなります。

何となく、コンクリートは強い素材なのでカビが生えにくそうなイメージですが、逆に湿気を逃しにくいためカビが生じやすいのです。またコンクリートに黒カビが生えた場合

「ただの汚れなのかカビなのか気づきにくい」

ということから、長い間そのまま放置されることも多くあります。その為、気づいた時には”コンクリートが”カビだらけ”ということも。

カビが生えてしまった時の対処法

①次亜塩素酸ナトリウム入りの洗剤で落とす

コンクリートのカビを落とす為に必要なもの7つ

用意するものは以下の通りです。コンクリートのカビ取りに必要なモノ一覧を書いてみたので参考にしてみてください。

①ゴム手袋(分厚いものが◎カビ取り専用として使用しましょう)

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②マスク(実際にカビ取り業者が使用している医療用マスクが個人的におススメです)

③ゴーグル(メガネの上からかけられる優れものです)


④次亜塩素酸ナトリウム入りの洗剤(屋外用のカビ取り剤です)

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⑤バケツ(収納しやすく可愛いバケツです)

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⑥ブラシ(コンクリートを洗う際に使用します)

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⑦雑巾(拭き上げる際に使用します)

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⑥はタワシでも代用可能です。カビの範囲で選んでください。また⑦の雑巾は不要になった布を切って使っても良いでしょう。

では、必要なアイテムが揃ったら早速「コンクリートのカビ」を落としていきましょう!

次亜塩素酸ナトリウムでコンクリートのカビを落とす方法

カビも広範囲でなければ、市販で売っている次亜塩素酸ナトリウムを利用してある程度落とすことができます。

①マスク、ゴーグル、ゴム手袋を着用して装備する

見た目には分かりませんが空気中に胞子が舞っているので、マスクをしていないと知らないうちに体の中に入り込んでしまいます。また、次亜塩素ナトリウムを利用するとガスが発生すると目が沁みてきます。薬剤が目に入ると最悪失明することもありますので、カビ取りを始める前に装備はしっかりとしてください。

②カビ取り剤をコンクリートに吹きかける

カビが発生しているエリアに直接吹きかけ、規定の時間までしばらく置きます。この時、周辺部分にも吹きかけてください。見た目にはわかりませんが、カビが生えている周辺には菌が広がっています。一部分だけキレイにしても菌が残ったままになり、そこからまた再発してしまいます。

③一定時間置く

通常のカビ取り剤の場合は20分~30分の時間放置してカビが根元からはがれやすくするのを待ちます。この時もマスクやゴーグルは外さないようにしましょう。

④ブラシや雑巾でこすりカビを取り除く

時間(カビ取り剤に記載されている)が経ったらブラシや雑巾でこすりカビをキレイに取り除きます。

これで、コンクリートのカビ取りは終了です。換気をよく行いカビを再発しないようにしましょう。

②高圧洗浄機を利用する

また広範囲にカビが生えている場合は、高圧洗浄機で落とすのが効果的です。

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ただし見た目はカビがなくなったように見えますが、根っこの部分である菌糸は落ちないので、高圧洗浄機で落とした後に次亜塩素酸ナトリウムのスプレーを吹きかけしばらく置き、雑巾などで拭く必要があります。

また、何度も高圧洗浄機を利用するとコンクリートが傷むことも。コンクリートが傷むと、傷にカビが入り込みいつの間にか、前回よりも落ちにくいカビが発生することもあります。

③業者に依頼する

次亜塩素酸ナトリウムや高圧洗浄機で対応してもカビの再発が繰り返され、かつ広範囲で対応が難しい場合は思い切って専門業者に依頼することをおすすめします。業者専用の洗剤を使いカビを根っこからキレイに落としてくれるので、カビの繁殖についても対策となります。

また、コンクリートや壁が傷つくこともほぼないので安心です。アフターフォローが充実している業者を探して、プロに任せるのも1つの手段です。

コンクリートは湿気が溜まりやすく、カビの生えやすい素材ですが、傷もつきやすいという特徴があります。自力でカビ取りをして「変色してしまった」と困ってしまう方もいるので、心配な方はカビ取り専門業者に依頼することをおススメします。

カビ取り専用の薬剤で、迅速かつ安全にカビ取りを行っていきます。また、施工後にカビが再発しないためのアドバイスも行っております。

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カビが生えないようにするための予防法

とは言っても、一番は「コンクリートにカビが生えないこと」です。カビが広範囲に広がってしまうと、体力も費用もかかってしまうので、普段からカビを生やさない環境づくりが大切です。

そこで、カビがコンクリートに生えるのを防ぐコツを最後にご紹介します。

①風通しを良くする

風通しを良くすることでコンクリートの表面が乾き、カビが生えにくくなります。植木鉢や子供のおもちゃなどが置いてある場合は定期的に移動させるか、扇風機などを使用して一時的に風通しを良くすることをおすすめします。

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②防カビ材入りの塗料を塗る

防カビ材の塗料を塗ると、カビの再発をおさえる事ができます。

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ただし大事なポイントとして、必ず高圧洗浄機もしくは次亜塩素酸ナトリウムで完全にカビを死滅させてから塗料を塗る必要があります。カビの上から塗料を塗ってもその時はキレイに見えますが、カビが死滅するわけではないのでそのまま繁殖してしまいます。

≪関連記事≫

③光触媒塗料を使って予防する

光触媒塗料とは、太陽光で活性酸素を作り出し自ら汚れを分解、その汚れが雨で流れることでカビやコケなどを防ぐセルフクリーニング機能のことです。この塗料を塗ることで汚れが付きにくなり、空気浄化の効果も期待できます。

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デメリットとしてはまだ新しい塗料なので金額が高い点、光が当たらない所では効果に期待がもてない点、そして塗料がサラサラとしているので素人では塗るのが難しく、慣れた職人でも塗りに差が出てしまう点があげられます。なお、泥の汚れやサビなどには効果ありません。

④業者に依頼する

カビがまだ生えていない状態で、カビ対策の業者に依頼することで発生のリスクを低くすることが出来ます。カビが生えた後に依頼するよりも半値以下で出来ることが多いですので、予防として検討するのもいいでしょう。

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まとめ

ベランダや壁をはじめとしたコンクリートのカビは意外と目立つので、見つけ次第対処していきたいものです。そのまま放置するとどんどん悪化し、体にも影響を及ぼしかねません。少し気をつけることでカビは予防できるので、まずは自分でできることからはじめてみましょう。

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