落ちにくいお風呂のシリコンのカビもスッキリ!プロが教えるカビ取りと予防策

お風呂場のシリコン部分やゴムパッキンに発生するカビ、気になっていませんか?

湿気が多くヌメリが生じやすい浴室では、これらの場所が特にカビの温床になりがちです。
そして、シリコン部分にカビが発生すると、簡単には除去できないため「どうせ無理」だと諦めてしまう方も多いのではないでしょうか。

しかし、実は正しい方法とちょっとしたコツがあれば、頑固なカビもスッキリ落とすことができます。

この記事では、シリコンコーキングやゴムパッキンに適したカビ取り方法や、カビを再発させないための予防策をプロ目線でお伝えします。
カビに悩まない清潔なお風呂を取り戻すためにも、是非最後までお読みください。

この記事でわかること
・落ちにくいシリコン部分のカビ取り方法
・シリコンのカビ取りでやってはいけないこと
・カビが悪化した場合の対処方法
・お風呂のカビ予防策

1.プロ直伝!お風呂のシリコンのカビを除去する4つの方法

湿気の多いお風呂場では、シリコンコーキング部分に黒カビが発生しやすくなります。
放置するとカビが奥深くまで繁殖し、取り除くのが難しくなるため、早めの対策が肝心です。

ここでは、シリコン部分のカビを除去するための4つの方法を詳しく解説します。

1-1.市販のカビ取り剤で除去する

カビキラーやカビハイターなどの塩素系カビ取り剤は、黒カビに即効性があり、広範囲に使えるのが特徴です。
塩素成分が黒カビの色素を分解し、目に見える黒ずみを効果的に取り除きます。

また、強力な殺菌作用でカビの菌糸や胞子も死滅させるため、再発のリスクを軽減します。

用意するもの

  • 塩素系カビ取り剤
  • ラップ
  • 風呂用の中性洗剤
  • スポンジ
  • タオル
  • マスク
  • ゴム手袋
  • ゴーグル
  • 長袖・長ズボン
  • バスブーツ

出典:Amazon

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注意事項

  • 危険な塩素ガスの発生の恐れがあるため、他の洗剤とは混ぜないでください。
  • 作業中は換気を十分に行い、マスク、ゴム手袋、ゴーグル、長袖・長ズボン、バスブーツを身に付けて体を保護しましょう。

カビ取り手順

  • ①中性洗剤で表面の汚れを落とす

カビ取り剤を浸透しやすくするために、中性洗剤で表面の汚れを落としてください。
そして流水でよくすすぎ、乾いたタオルで水気を拭き取ります。

  • ②カビ取り剤を吹きかける

カビが発生している箇所とその周辺に塩素系カビ取り剤を吹きかけましょう。

  • ③ラップを被せてしばらく放置する

カビ取り剤を吹きかけた上にラップを被せ、15~30分ほど放置して、カビ取り剤をしっかりと浸透させてください。

  • ④洗い流したあとに乾燥させる

ラップを外し、流水でしっかりと洗い流します。
最後に乾いたタオルで拭き取り、完全に乾燥させて終了です。

市販のカビ取り剤は便利ですが、液だれしやすく、シリコン部分の奥深くまで浸透しにくいことがあります。
その対策として、お湯に片栗粉を加えてトロミをつけたものにカビ取り剤を混ぜ、手作りのカビ取りジェルを作る方法があります。
液だれしにくく、シリコン部分にピタッと粘着するため、カビ取り剤の効果をしっかりと発揮できます。

ただし、片栗粉でトロミをつける作業が必要なため、やや手間がかかるのがデメリットです。
手軽さを重視する場合は、次に紹介するジェルタイプのカビ取り剤を使うのがいいでしょう。

■関連記事■タイル目地に生えたカビをスッキリ落とす!注意点と再発防止法をプロが解説

1-2.ジェルタイプのカビ取り剤で除去する

ジェルタイプのカビ取り剤は、液だれしにくく、カビの奥深くに浸透しやすいのが特徴です。
粘着性が高いため、シリコン部分に長時間密着させることができ、頑固なカビにも効果を発揮します。

ラップを併用すれば、さらに浸透力が高まり、カビ取り効果が持続します。

用意するもの

  • ジェルタイプのカビ取り剤
  • 風呂用の中性洗剤
  • スポンジ
  • タオル
  • ラップ(必要な場合)
  • マスク
  • ゴム手袋
  • ゴーグル
  • 長袖・長ズボン
  • バスブーツ

出典:Amazon

ビーワンコーポレーション カビホワイト カビ除去ジェル剤

ビーワンコーポレーション カビホワイト カビ除去ジェル剤

出典:Amazon

注意事項

  • 危険な塩素ガスの発生の恐れがあるため、他の洗剤とは混ぜないでください。
  • 作業中は換気を十分に行い、マスク、ゴム手袋、ゴーグル、長袖・長ズボン、バスブーツを身に付けて体を保護しましょう。

カビ取り手順

  • ①中性洗剤で表面の汚れを落とす

カビ取り剤を浸透しやすくするために、中性洗剤で表面の汚れを落としてください。
そして流水でよくすすぎ、乾いたタオルで水気を拭き取ります。

  • ②ジェルタイプのカビ取り剤を塗布する

カビが発生している箇所にジェルタイプのカビ取り剤を塗布します。
このままでも十分効果がありますが、ラップを被せるとさらに密着しやすくなります。

  • ③しばらく放置する

15~30分ほど放置して、カビ取り剤をしっかりと浸透させてください。

  • ④洗い流したあとに乾燥させる

ラップを外し、流水でしっかりと洗い流します。
最後に乾いたタオルで拭き取り、完全に乾燥させて終了です。

■関連記事■市販のカビ取りジェルの成分と効果をカビ取りのプロが実際に分析

1-3.酸素系漂白剤で除去する

オキシクリーンなどの酸素系漂白剤は、塩素系洗剤のツンとした臭いがなく、環境や肌への負担が少ない点が大きな魅力です。
主成分の過炭酸ナトリウムが発泡して汚れを浮かせる仕組みで、軽度のカビや汚れを効率よく除去することができます。

浴室の床、風呂蓋、椅子などシリコンだけでなく広範囲にカビが発生している場合は、いわゆる「オキシ漬け」を行うことで、一度にまとめて綺麗にすることができます。

今回は浴室の床をオキシ漬けする方法を紹介します。

用意するもの

  • 酸素系漂白剤
  • 小さめのポリ袋
  • マスク
  • ゴム手袋

出典:Amazon

注意事項

  • お湯を使用する場合はやけどに気を付けてください。
  • 作業中は換気を十分に行い、マスク、ゴム手袋を身に付けて体を保護しましょう。

カビ取り手順

  • ①中性洗剤で表面の汚れを落とす

カビ取り効果を高めるため、まず中性洗剤で表面の汚れやヌメリを落とし、よくすすいでください。

  • ②排水口をポリ袋で塞ぎ、お湯を溜める

小さめのポリ袋に水を入れて、排水口をしっかり塞ぎます。
浴室の床に50℃程度のお湯を溜めます。
酸素系漂白剤はお湯で溶かすことで効果が高まります。

  • ③酸素系漂白剤を溶かして漬け込む

お湯に酸素系漂白剤を適量溶かし、床全体を「オキシ漬け」状態にします。
そのまま30分~1時間放置して、発泡による汚れの浮き上がりを待ちます。

  • ④流水で洗い流し、乾燥させる

時間が経過したら、床全体をしっかりと流水で洗い流します。
それからしっかり乾燥させて完了です。

1-4.プロレベルのカビ取り剤で除去する

お風呂場のように湿気が多くカビが再発しやすい場所には、カビ取りマイスターキットの使用がおすすめです。

このキットはカビ取り専門業者のハーツクリーンが家庭用に開発したもので、プロ仕様の液剤と必要な道具が揃っています。
市販品では落としにくい頑固なカビにも高い効果を発揮するだけでなく、液剤に有害成分を含まないため、安心して使用することが可能です。

また、キットにはジェルタイプのカビ取り剤も含まれているため、垂直面や隙間にも密着し、シリコン部分の奥深くに根付いたカビまでしっかりと除去できます。
さらに付属の防カビ剤を使うことで、カビの再発を効果的に防ぐことも可能です。

「業者に頼むほどではないけど、プロの仕上がりを自宅で再現したい」という方にぴったりなアイテムです。

2.やってはいけない!シリコンのカビ取りでのNG行動

シリコンコーキングやゴムパッキンのカビ取りは、正しい方法で行わなければ、素材を傷めたり、健康に悪影響を及ぼすリスクがあります。

ここでは、やってしまいがちなNG行動を4つ紹介します。
これらを避けて、効果的で安全なカビ取りを実践しましょう。

2-1.硬いブラシで擦る

金属ブラシや研磨剤入りのスポンジを使用してシリコン部分を擦るのはNGです。

シリコンコーキングは柔らかい素材でできており、硬いブラシや研磨剤で強く擦ると簡単に傷ついてしまいます。
傷がつくと、防水性が低下してしまい、そこから再びカビが侵入しやすくなるため、結果的にカビが悪化する原因になります。

カビ取り作業には、柔らかい布やスポンジを使用し、できるだけ優しく汚れを拭き取るようにしましょう。

2-2.カビ取り剤を長時間放置

カビ取り剤を長時間放置するのも避けるべき行為です。
特に塩素系カビ取り剤は成分が強力なので、適切な時間以上放置すると、シリコンコーキングが変色したり、素材が劣化してしまう可能性があります。
そのため製品の説明書に記載されている放置時間を守り、過剰に長く放置しないように注意してください。

2-3.酸性洗剤と混ぜる

塩素系洗剤と酸性洗剤を混ぜて使用するのは非常に危険です。

混ぜることで有毒な塩素ガスが発生し、吸い込むと目や喉を強く刺激し、ひどい場合は呼吸困難や意識障害など、深刻な健康被害を引き起こす可能性があります。
特に狭いお風呂場ではガスが充満しやすいため、事故につながりやすい環境です。

このようなリスクを避けるため、洗剤は1種類ずつ単独で使用し、次に別の洗剤を使う場合は十分にすすいでからにしましょう。
また、使用前には必ず洗剤のラベルや説明書を確認し、注意書きを守るようにしてください。

2-4.十分な換気をしない

換気をせずにカビ取り作業を行うのは非常に危険です。

特に塩素系カビ取り剤を使用すると、ガスが発生して目や喉に刺激を与えたり、吸い込むことで頭痛など体調が悪くなることがあります。
狭いお風呂場ではガスがこもりやすく、健康被害を引き起こすリスクが高まります。

そのため、作業中は必ず換気扇を回し、窓や扉を開けて十分に空気を循環させてください。
また、マスクやゴム手袋を着用し、肌や呼吸器への直接的な影響を防ぐようにしましょう。

3.自力では無理!カビ除去が難しい場合の対処法

お風呂場のカビが広範囲に広がったり、シリコンやゴムパッキンの内部にまで侵入してしまった場合、家庭用のカビ取り方法では完全に除去するのが難しいことがあります。

その場合は、シリコンコーキングやゴムパッキンを新しくしたり、専門業者に依頼することを検討してみてください。

3-1.劣化したシリコンコーキングやゴムパッキンを新しくする

シリコンコーキングやゴムパッキンが劣化してひび割れたり、ボロボロになっている場合は、内部にカビが入り込むため掃除だけでは完全に取り除くのが難しくなります。
この場合、古いシリコンやゴムパッキンを取り除いて新しくするのが最も効果的です。

DIYで対応する場合、まず古いコーキングを取り除き、シリコン部分をきれいに掃除・乾燥させた上で、新しいコーキング剤を均一に塗布しましょう。
ゴムパッキンの場合は、パッキンを取り外して新しいものと交換します。

ただし、自分で行うのが難しい場合や、広範囲に渡る修復が必要な場合はプロに依頼するのも一つの方法です。
プロに頼めば、丁寧な仕上がりだけでなく、防カビ効果のあるシリコン材を使ってくれる場合もあり、再発防止にも効果的です。

3-2.カビが広がりすぎた場合は専門業者に依頼する

カビが浴室全体や目に見えない部分にまで広がっている場合、家庭用のカビ取り剤や掃除では対処しきれないことがあります。
このような場合には、専門のカビ取り業者に依頼するのが最善策です。

業者は専用の薬剤や機材を使用して、シリコンやタイル目地の奥深くに根を張ったカビまで徹底的に除去します。
また、目には見えない箇所や天井・壁の裏側など、手が届かない場所のカビ対策も行えるため、再発を防ぎやすくなります。
さらに、除去後には防カビコーティングを施してもらうことで、湿気の多い浴室でもカビの発生を長期間抑えることができます。

カビ取り業者のカビ取りマイスターなら、5000件以上のカビ取り実績と特許取得した液剤を使用し、徹底的にカビ取りを行います。

浴室の広範囲にカビが広がっているなど自力では難しいと感じた場合は、まずは一度カビ取りマイスターまでご相談ください。

4.シリコンにカビが発生しやすく除去しにくい理由

ここまでで解説してきた通り、お風呂のシリコン部分はカビが発生しやすく、さらに除去が難しい箇所で非常に厄介です。
では、なぜシリコン部分にこれほどカビが発生しやすく、除去が困難になってしまうのでしょうか。
その理由を詳しく解説します。

4-1.カビの温床になりやすい

シリコンコーキングは防水性と弾力性に優れ、お風呂場の隙間を埋めるのに最適な素材です。
しかし、柔軟性のある素材のため微細な隙間ができやすく、そこにカビの胞子が侵入しやすい特性があります。
一度入り込んだ胞子は内部で根を張り、除去が難しくなります。

さらに、シリコン表面は石けんカスや皮脂汚れが付着しやすく、これらがカビの栄養源となり繁殖を助長します。
掃除を怠ると汚れが蓄積しやすく、湿気の多い環境と相まってカビの発生を促進する温床となります。

このように、シリコンの性質そのものがカビを発生しやすい要因を作り出しているのです。

4-2.湿気が溜まりやすい環境

お風呂場は湿気がこもりやすい場所であり、特にシリコン部分は水滴が溜まりやすく乾きにくい特性があります。

湿度が高い状態が続くと、カビが繁殖するのに理想的な環境が整ってしまいます。
換気が不十分な場合や、入浴後に水滴を放置した場合、湿気が長時間残りカビの発生リスクが高まります。

また、シリコン部分は構造的に隙間や凹凸が多いため、水分が完全に蒸発しにくい点も問題です。
このような湿気の多い環境はカビの発生を加速させるだけでなく、カビが根付きやすい状況を作り出してしまいます。

4-3.カビが深く入り込む

カビは表面だけでなく、シリコンの内部にまで根を伸ばして繁殖します。
特に弾力のあるシリコンは微細な隙間が多いため、カビの胞子が容易に侵入して定着します。

一度内部に根付いたカビは、表面をいくら掃除しても完全には取り除けず、数日後には再び黒ずみが目立つようになります。

さらに、時間が経過するとカビの根が深くまで達し、より頑固な状態になることもあります。
こうなると、市販のカビ取り剤だけでは効果が不十分な場合があり、シリコンの交換や専門業者による対応が必要になることがあります。

4-4.塩素系カビ取り剤の限界

塩素系カビ取り剤は強力な漂白効果を持ち、表面の黒ずみを取り除くのに効果的ですが、内部に入り込んだカビまでは届きにくいという限界があります。

また、長時間放置するとシリコンの変色や劣化を引き起こす可能性があるため、使用時間を守る必要があります。

このように、カビ取り剤だけでは根本的な解決が難しいケースがあるのがシリコンの厄介な点です。

5.シリコンのカビを防ぐならマスキングテープがおすすめ

シリコンコーキングやゴムパッキン部分は、一度カビが生えると除去が難しくなるため、防水・防カビ効果のあるマスキングテープの活用がおすすめです。

このテープはシリコン部分に貼るだけで、汚れや水滴が直接付着するのを防ぎます。
これにより、カビが好む湿気や栄養分の供給を遮断し、繁殖を抑えることが可能です。

さらに、マスキングテープは簡単に貼り替えができるため、定期的に交換するだけで清潔な状態を保つことができます。
汚れたテープを剥がして新しいものに取り替えるだけなので、掃除の手間を大幅に軽減できるのも大きな魅力です。

マスキングテープを使用する時は、以下のポイントに注意しましょう。

マスキングテープを使う際は、シリコン部分をしっかり掃除して汚れやカビを完全に取り除き、乾燥させておきましょう。
清潔で乾いた状態を作ることで、テープがしっかり密着し、防カビ効果を最大限に発揮します。

また、テープは隙間なく貼り付け、水や汚れが侵入しないよう注意しましょう。
さらに、定期的に新しいものに貼り替えることで、常に清潔な状態を維持し、防カビ効果を高めることができます。

カビ取りの手間や費用を抑えたい方にとって、マスキングテープは手軽で効率的なカビ対策アイテムとして非常におすすめです。
是非試してみてください。

出典: Amazon

■関連記事■防カビマスキングテープでおうちのカビ対策!その方法は?!

6.お風呂のカビを再発させないための予防策

お風呂場は湿気や汚れが溜まりやすい性質を持つため、一度カビを取り除いても、適切な対策を怠ると再び発生してしまう可能性があります。
これを防ぐには、日々のケアや定期的な予防策を習慣化することが重要です。

ここでは、簡単に実践できて効果的なカビの再発防止策を5つご紹介します。

6-1.換気を徹底する

お風呂場のカビ予防で最も重要なのが換気です。
湿気を取り除くことで、カビが繁殖しにくい環境を作れます。

入浴後は換気扇を回し、窓がある場合は開けて湿気を外に逃がしましょう。
湿気を効率よく排出するために、可能であれば換気扇を24時間回し続けることをおすすめします。

窓がない場合や湿気が多い季節には、浴室乾燥を活用するのも有効です。
換気を徹底することで、湿度が下がり、カビの発生リスクを大幅に軽減できます。

6-2.水滴を拭き取る

水滴を放置すると湿気が溜まり、カビの繁殖を助長します。

入浴後にはスクイージーやタオルを使って、壁や床、シリコン部分に付着した水滴をしっかり拭き取るようにしてください。
特にシリコンコーキングやゴムパッキンは乾きにくく、カビが発生しやすい箇所なので、丁寧に水気を取ることが重要です。

6-3.防カビアイテムを活用する

防カビアイテムを使用すると、カビの発生を効率よく防げます。

燻煙タイプの防カビ剤は浴室全体に行き渡り、カビを根本から予防するのに効果的です。
また、防カビスプレーを壁やシリコン部分に吹きかければ、ピンポイントでカビを防げます。さらに、

さらに、先ほど5.シリコンのカビを防ぐならマスキングテープがおすすめで紹介した防カビマスキングテープをシリコンコーキングに貼ることで、直接汚れや水滴が付着するのを防ぎます。

これらのアイテムを上手に活用し、カビの再発を未然に防ぎましょう。

ルック おふろの防カビくん煙剤 フローラルの香り

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出典:Amazon

6-4.入浴後にお湯をかける

カビの胞子を死滅させるには、50℃以上のお湯をかけるのが有効です。
入浴後、シリコンコーキングやゴムパッキン、排水口周辺などにお湯をかけることで、カビの繁殖を防ぎやすくなります。

お湯を使った後は、湿気を残さないために冷水をかけることをおすすめします。
この方法により、お湯でカビを死滅させた後に乾燥を促進できるため、カビの再発リスクを減らせます。

6-5.こまめに掃除を行う

カビは石けんカスや皮脂汚れを栄養源に繁殖します。

週に1~2回、お風呂用洗剤を使って浴室全体を軽く掃除するだけで、カビの発生を防ぐ効果があります。
特に汚れが溜まりやすい目地や隙間、排水口周辺を丁寧に掃除することが重要です。

また、天井にカビが発生すると、他の箇所よりもカビが拡散しやすいため、消毒用エタノールなどを使って定期的に天井を除菌することをおススメします。

■関連記事■お風呂のカビを防ぎたいなら天井から!プロが教えるカビ取りと効果的なカビ予防

7.まとめ

今回は、お風呂のシリコンコーキングやゴムパッキンに発生するカビの除去方法と予防策について詳しく解説しました。

カビは放置すればするほど根を深く張り、除去が難しくなります。
そのため、カビが悪化する前に塩素系カビ取り剤やジェルタイプのカビ取り剤、酸素系漂白剤などを正しく使用してカビ取りを行ってください。

さらに、ハーツクリーンが販売しているのカビ取りマイスターキットを使えば、自宅でもプロレベルのカビ取りができるようになります。
防カビ剤もセットになっているため、お風呂場のように湿気が多い環境でも再発防止に効果を発揮します。

もしお風呂場のカビが広範囲に広がったり、シリコンやゴムパッキンの内部にまで侵入してしまった場合は、ただカビ取りするだけでは完全に除去できないことがあります。

自力での対処が難しい場合は、一度カビ取り業者に相談してみてください。

またシリコン部分のカビを防ぐなら防カビマスキングテープがおススメです。
カビが生える前に貼ることでカビの発生を抑制できます。

さらに以下のお風呂のカビ対策をすることで、浴室全体のカビ予防に繋がります。

清潔で快適な浴室を維持するために、今日から実践できる方法でカビ対策を始めていきましょう。