寝室の天井のカビを取る方法

みなさんはどんな寝室で過ごしたいとお考えでしょうか?

夏は涼しく、冬は暖かい寝室や日当たりが良くすっきり目覚められる寝室などが良いのではないでしょうか。

カビは生き物なのでわたしたちが過ごしやすい場所というのは、カビにとっても快適な場所となってしまうのです。

カビは目に見えなくても、家の中のありとあらゆる場所に分布しています。

家の中のカビを完全にゼロにするということは不可能であり、少々カビがいるからといって悪影響があることはそんなにありません。

しかし、カビが異常に増えたり、カビによる汚染が進行していくと健康や建物に悪影響を与えることがあります。

日当たりの悪い部屋を寝室に

一般的に日当たりが悪い北側に位置している部屋を寝室として使用している方は多いです。

日当たりが悪い部屋というのは湿気がこもりやすく、カビが好む場所でもあります。

清潔な寝室で快適に過ごすためにカビが生えない環境作りをしていきましょう。

寝室にカビが発生する理由

寝室は寝るだけの場所なので、気づかないうちに天井などにカビが発生しており、カビが目立つようになってはじめて気づくということが多いです。

寝室の天井の角は特にカビが発生しやすく、他にも窓やサッシとその周辺の壁、ベッドやマットレスの裏などもカビが発生しやすいです。

カビが発生するための条件は以下の3つの要素があげられます。

①温度

カビが生育する最適な温度は25℃~30℃の間です。

わたしたち人間が過ごしやすい温度とかぶっているので、家の中というのはカビにとっても最適な温度ということになります。

しかし、中には比較的低温でも生育でき、-5℃~-10℃で生育できるカビもいます。

さらに、40℃付近が適温で55℃~60℃まで生育できるカビも報告されています。

②湿度

60%以上でカビが発生します。

加湿器の蒸気や結露、人間の汗で寝室の湿度が上がりカビが発生しやすくなります。

③栄養分

ホコリや皮脂、アカ、フケなどのゴミや汚れがカビの栄養分となって繁殖してしまいます。

これらの条件が揃うことでカビはどんどん繁殖していきます。

家の中でみられるカビの種類と特徴

家の中で発生するカビの多くは、クロカビ、ススカビ、アカカビなどです。

カビには好湿性耐乾性のカビがあります。

カビというと湿った場所だけに発生するようなイメージがありますが、カビの種類により発生する場所やものが異なります。

①クロカビ

空中や壁面などに多く見られる代表的なカビです。

好湿性のカビで湿った場所で見られる黒いカビは多くがこのカビが原因です。

乾燥と熱や薬剤に弱いですが、汚染がはじまると非常に抵抗性が強く、1回の薬剤処理では死滅させるにが難しいです。

②ススカビ

空中や壁面、植物などに多く見られるカビです。

好湿性のカビでジメジメした場所やものに汚染します。

乾燥と熱に弱いですが、薬剤と紫外線に抵抗します。

③アオカビ

空中や壁面、寝具、カーテン、畳、じゅうたん、衣類、皮革などに多く見られる代表的なカビです。

アオカビは乾燥と湿気がともに加わる場所で発生しやすく、はじめは白色ですがやがて緑色から黒くなる場合もあります。

熱や薬剤、紫外線に弱いですが、乾燥に抵抗します。また、アオカビは特有の臭気を出す場合があります。

④コウジカビ

ホコリ、壁面、衣類、畳、じゅうたん、木材、紙、皮革などに見られるカビです。

薬剤、紫外線、乾燥、熱に強く、多少湿気がある場所で発生しやすいです。

⑤カワキコウジカビ

ホコリ、衣類、寝具、畳、じゅうたん、木材、紙、皮革、金属、ガラスなどに見られます。

比較的乾いた場所や物で発生しやすく、乾燥に抵抗しますが薬剤には弱いです。

発生していることが確認できるまでに長い時間を要し、省エネ住宅で多く見られます。

⑥アズキイロカビ

ホコリ、衣類、寝具、畳、じゅうたん、木材、紙、皮革などに見られます。

比較的乾いた場所や物で発生しやすく、乾燥に抵抗しますが、薬剤、熱、紫外線に弱いです。

発生していることが確認できるまでに長い時間を要し、汚染されると多くは小豆色になります。

また、家の中のカビは個々のご家庭に依存した分布の特異性を示します。

たとえば、クロカビが多く検出されるご家庭やクロカビはほとんど検出されずアカカビやススカビしか確認できないご家庭もあります。

さらに、小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、カワキコウジカビやアオカビなどが多くなり、湿度が非常に高いご家庭では、クモノスカビやケタマカビなどが多く検出されます。

家具の配置に注意しましょう

寝室の窓周辺に本や紙類を置いていませんか?

冬場は特に窓周辺は湿気がたまるので、窓の周辺に本や紙類を置くとカビが発生することがあります。

また、エアコンの下に衣類やベッドを置くのもNGです。

エアコンの下は気流によってホコリがたまりやすく、冷房の風は湿気を含んでいるので布団や衣類にカビが発生しやすくなります。

寝室での加湿器の使用がカビの原因に!?

冬など乾燥が気になる時期に加湿器を使用しているご家庭も多いのではないでしょうか?

寒い時期に暖房と併せて加湿器を使用すると湿気を含んだ暖かい空気が天井に溜まります。そうすることで、天井に結露ができてしまうのです。

暖かく湿気を含んだ空気はカビにとって居心地の良い環境となってどんどん繁殖していきます。

同じような理由で、観葉植物などは水蒸気を放出しているので寝室には置かないようにした方が良いでしょう。

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また、冬場は外の空気と部屋の温度差で窓に結露が発生しやすく、窓やサッシ、カーテン、床などが結露の水滴で濡れ、そのままにしているとすぐにカビが発生します。

このような事態を防ぐためにも朝起きたら窓を開けて換気をしましょう。

暖房や加湿器は長時間使用するのを避け、使用したあとは必ず換気をして寝室の湿度を下げましょう。

寝室の天井にカビが生えてしまったときの対処方法

寝室の天井に生えてしまったカビにはカビ取り剤塩素系漂白剤などが使用できません。

万が一使用してしまうと、変色や壁紙などを傷めてしまう可能性がありますので注意してください。

用意するもの

  • 住居用洗剤(界面活性剤や水酸化ナトリウムを含んでいないもの)
  • 消毒用エタノール
  • ぞうきん
  • ゴム手袋
  • マスク
  • ゴーグル
  • スプレーボトル
  • 必要に応じて脚立や踏み台など

カビ取りの手順

1、ゴム手袋、マスク、ゴーグルを着用します。

2、寝室の窓を開けて換気をします。

3、住居用洗剤をスプレーボトルに入れ、天井のカビに吹き付けます。

4、水で濡らして固く絞ったぞうきんでカビに吹き付けた洗剤を拭き取ります。

5、天井が乾くのを待ってから、消毒用エタノールを吹き付けて完了です。

注意点

必ず換気をしながら作業してください。

高所での作業になるため転倒に十分注意して安全におこなってください。

寝室の天井のカビを防ぐためには?

カビによる汚染が目に見えるぐらい進行していくと、カビを完全に取り除くのはとても難しいです。

寝室の天井のカビを予防するための3か条

①寝室に湿気を残さないように除湿を心がける。

②窓を開けたり、換気扇や扇風機、サーキュレーターを活用して風通しをよくする。

③除菌グッズや空気清浄機を活用してこまめに除菌と掃除をして寝室を清潔に保つ。

天気の良い日には寝具を干して部屋を乾かすような気持ちで換気をしましょう。

前日に雨が降った次の日などは晴れていても湿度が高いことがあるので、寝具を干すのは避けましょう。

寝具を外に干せないときは、部屋の中で干して扇風機などで風を送ると湿気を飛ばすことができます。

加湿器は乾燥を防ぐのに活躍してくれますが、寝室で長時間使用するのは避け、湿気を吸収しやすい寝具の近くには加湿器を置かないようにしましょう。

夜間に加湿器を使用した場合には朝には止めて、窓を開けて換気をしましょう。

梅雨の時期など、窓を開けて換気ができないときには、部屋の中で空気が滞留するのを防ぐために扇風機やサーキュレーター、エアコンの送風やドライ運転を活用し空気を循環させると天井にカビが生えるのを防ぐことができます。

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スプレー式の除菌剤を活用しましょう!

消毒用アルコールなど、衣服や家具にスプレー液を吹きかけることでカビや菌が水滴に包まれ、水滴に含まれる有効成分がカビや菌にくっついて殺したり、カビが増えるのを防ぐことができる製品がたくさん販売されています。

このような製品のおかげで、洗濯が難しいマットレスなども手軽に消臭除菌できるようになりました。

洗濯が難しい物はスプレー式の除菌剤を活用してカビが生えないようにしましょう。

専門のカビ取り業者に依頼をするのもおすすめです。

寝室の天井にカビが生えてしまったときは、専門のカビ取り業者に依頼をする方法もあります。

 

天井のカビ取りは高い所の作業になるため脚立が必要であったり、広範囲にカビが生えている場合には自力での除去は時間も労力もかかってしまいます。

お金はかかってしまいますが、専門のカビ取り業者に依頼すれば面倒な作業もなく、施行後の保証や再発のメンテナンスなども実施しているところもあるので安心です。

まとめ

  1. 換気や除湿で湿度が上がりすぎない工夫とこまめな掃除と洗濯を心がけましょう。
  2. 寝室の加湿し過ぎや家具の配置に注意しましょう。
  3. 寝室の天井のカビ取りには住居用洗剤と消毒用エタノールを使用するのがおすすめです。
  4. 洗濯できない物には除菌グッズや寝室で空気清浄機を使用しましょう。
  5. 寝室の天井のカビ除去は作業が大変なので専門のカビ取り業者に依頼も検討しましょう。

<参考文献>

・松本忠男『カビ・ホコリ・菌を撃退!家の「正しい」掃除ワザ』2019年、宝島社

・小笠原和夫『カビの科学』1981年、地人書館

・日本防菌防黴学会『菌・カビを知る・防ぐ60の知恵』2015年、化学同人

・朝倉邦造『カビのはなし‐ミクロな隣人のサイエンス‐』2013年、朝倉書店

【ひどいカビにお悩みの方へ】

  • 自力でカビ取りをしても何度もカビが再発してしまう
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