
雨の日に大活躍のカッパやレインコート。
久しぶりに取り出してみたら、白や黒のカビが生えていた・・・なんて経験がある方も多いのではないでしょうか。
防水加工がされたカッパは、一見カビが生えにくそうに見えますよね。
実は湿気がこもりやすく、通気性も悪いため、とてもカビが生えやすいのです。
しかも、誤った方法でカビを落とそうとすると、生地を傷めてしまったり、防水性能が落ちてしまう危険性もあります。
この記事では、カッパに生えてしまったカビを取るための正しい手順や、ついやりがちなNG行動、そしてカビの再発を防ぐ保管のコツまで詳しく解説します。
いざという時にすぐ使えるよう、正しいお手入れ方法を知っておきましょう!
■関連記事■【2026年版】梅雨のカビ&湿気対策完全ガイド|春から梅雨明け後まで快適に過ごせるカビ対策をプロが伝授
| この記事で分かること |
| ・カッパ・レインコートにカビが生える原因 ・カッパ・レインコートのカビ取り手順 ・カビ取りの際のNG行動 ・カッパ・レインコートのカビを予防する方法 |
目次
カッパ(レインコート)にカビが生える理由
カッパはカビの生える原因だらけ
カビの発生条件は
- 水分
- 温度
- 栄養源
ですが、カッパは雨が付着しますので、使用した後に充分に干したり・乾燥させずに収納してしまうとカビの原因となります。
また、梅雨時など気温の上がりやすい時期にそのまま置いておくと、カビが増えやすくなってしまいます。雨が付着したまま収納するとカビ発生の原因となります。
カッパのカビが繰り返すなら、保管場所の湿気もチェック
カッパはカビを落としても、玄関やクローゼットの湿気が高いと、またすぐにカビが出てしまうことがあります。
カビリスク診断でご自宅の湿気環境を一度確認しておくと安心です。
カッパ(レインコート)のカビを取る手順
カッパ(レインコート)にカビが生えた場合には、生えたカビの種類によって対策方法が違います。実際に詳細な種類は顕微鏡で見てみないと分からないのですが、今回は簡易的にカビの色で識別をして、カビ取りを行っていきます。
①カッパに白カビが生えた場合
準備するもの
- 消毒用アルコール
- 乾いたタオル
- マスク
- 手袋
カッパに生えたカビが白カビだった場合(見た雰囲気だと、まるで粉砂糖がかかったような感じになっています)市販の消毒用アルコールを用いて、除菌することができます。
(パストリーゼは、インテリアとしてもシンプル・オシャレでキッチンにも安心して使えるアルコール消毒剤なのでおすすめ)
消毒用アルコールは、薬局やドラッグストアで手に入れることができます。100%濃度の無水エタノールではなく、70~80%濃度の消毒用エタノール(消毒用アルコール)を準備しておきましょう、

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出典:Amazon
手順1「消毒用アルコールを吹きかける」
カッパのカビが生えた部分に、消毒用アルコールを吹きかけます。
まんべんなく吹きかけましょう。(今回は、ハンガーでかけた状態で吹きかけました)
手順2「時間を置く」

消毒用アルコールを吹きかけたら、すぐふき取らずに15~30分ほど時間を置きます。
その後、乾いたタオルで水気を拭きましょう。
手順3「乾燥させる」
消毒用アルコールを吹きかけて、時間を置いたら天日干ししましょう。日光に当てることで、紫外線による殺菌をすることができます。
しっかり乾燥させないと水気でカビが発生する原因となります。消毒用アルコールでは殺菌しきれなかったカビを日光に当てることでまんべんなく殺菌します。
■関連記事■日光消毒でカビは本当に死滅する?紫外線と熱の殺菌効果を徹底解説
②カッパに黒カビが生えた場合
黒カビが生えた場合は、酸素系漂白剤を使用してカビ取りをします。

顆粒タイプの酸素系漂白剤を、お湯に溶かして(洗面所やお風呂場などで行います)15分ほどカッパをつけます。
その後、カッパをよく流水ですすぎ、水気を絞って乾燥させます。

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出典:Amazon
カッパのカビ取りで注意すること
①洗濯するだけはNG
「カッパにカビが生えていた!」と思うと、慌てて洗濯機に入れて洗濯する人もいるかもしれません。
しかし、洗濯するだけでは表面のカビが洗い流されて見えなくなっただけで、カビが殺菌されたわけではありません。
場合によっては残った水分でさらにカビが発生する恐れもあります。そこで、洗濯する場合には
- 消毒用アルコールで消毒をする
- 酸素系漂白剤を使用してカビを取り除く
- 日光でしっかりと乾燥させる
など、前後でカビを殺菌しましょう。消毒用アルコールは水気があると効果が薄れてしまうので、カッパが乾燥した状態で使用してください。雨に濡れたカッパに消毒用アルコールを吹きかけても効果が落ちてしまいます。
②市販のカビ取り剤は△
カッパにカビが生えた場合「カビを取り除かなくては!!!」と慌てて、カビキラーやカビハイターなど市販のカビ取り剤を使用される方もいます。
カッパの素材によりますが、真っ白なビニールタイプのカッパ、透明なカッパの場合は市販のカビ取り剤を使用しても大丈夫な場合がありますが、素材の変色、痛みなどもありますので、基本的にはおススメしません。
例えば、真っ白なカッパにごく一部、黒カビが発生している!という場合であれば、乾いた布にカビ取り剤をしみこませて、ポンポンとカビ発生か所にカビ取り剤を軽く塗布し、時間を置く→すすいで乾燥
という方法であれば、まだ良いかもしれませんが、白でも変色のリスクがあるのでおススメはしません。
(カッパの素材を確認し、どのカビ取り剤や洗剤が使用可能なのか確認してからカビ取りをしましょう)
③必ず換気を行う
カビ取りを行う際は、必ず換気を行ってください。また、カッパを強くこすり過ぎると素材が破れる原因となります。ごしごしこすらずに、軽くこするようにしましょう。
カッパ(レインコート)にカビが生えるのを防ぐには?
カッパにカビが再発するのを防ぐために、使用したら以下のことを守りましょう
- しっかりと乾燥させましょう
- 定期的に消毒用アルコールを吹きかけて消毒しましょう
- 天日干ししましょう
カビ取り方法と同じイメージですが、カッパを使用した後は”しっかりと乾燥させて収納”するようにしましょう。少し手間ですが、一度シャワーなどで流水をかけて汚れを落とし、外で干します。
また、カビが生える前にも消毒用アルコールは効果的です。カビ臭さや、ニオイ予防にもおススメです。
【カビ最新ニュース】繊維素材は湿気条件でカビの広がりやすさが大きく変わる
繊維素材ごとのカビ増殖リスクを調べた最新研究では、素材の種類や表面の構造によって、高湿度の環境におけるカビの定着・増殖のしやすさに差があることが示されました。
特に、水分が付着しやすく通気性が低い素材では、乾燥が不十分な状態が続くことでカビが発生しやすくなる傾向が確認されています。
防水加工されたカッパやレインコートも、使用後のお手入れや保管環境によっては、カビが発生しやすいアイテムの一つと考えられます。
参考:EurekAlert!|繊維素材ごとのカビ増殖リスクを調査した最新研究
カッパ・レインコートのカビに関するQ&A
雨具のカビは「濡れたまま保管」が原因になることが多く、対策をしないと再発しやすくなります。
よくある疑問を整理します。
Q1. 防水加工されているカッパでも、なぜカビが生えるのですか?
防水加工は水を弾きますが、内側や縫い目には湿気が残りやすく、皮脂汚れも栄養源になります。
十分に乾燥しないまま収納すると、カビが発生しやすくなります。
Q2. 洗濯機で洗えばカビは完全に取れますか?
洗濯だけでは、表面のカビが落ちても菌が死滅していない場合があります。
アルコールや酸素系漂白剤で除菌をしてから充分に乾燥させることで再発防止につながります。
Q3. カッパのカビを防ぐ一番のポイントは何ですか?
使用後に「しっかり乾かしてから収納する」ことです。
完全に乾燥させ、風通しのよい場所で保管し、定期的な除菌を習慣にすることが、カビ予防の基本になります。
まとめ
カッパは、雨天で使用するものなので水分に触れやすい衣類です。また撥水性の素材のため、そのまま袋などに入れてしまうと水分も残りやすくかえってカビや雑菌が発生してしまいます。
カビが発生したら、取り急ぎ消毒用アルコールで消毒をすること。また、黒カビの色素が沈着している場合は、酸素系漂白剤を使用して、色素を落としましょう。
また、使用後はしっかりと乾燥させて収納させるようにしましょう。毎日使用するものではないですが、肌に触れるものだからこそ、清潔に管理して、雨天時に役立てましょう!
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カッパだけでなく衣類や小物類もカビが生えている場合
カッパだけでなく、靴やカバン、着物、衣類などにカビが生えている場合…すべてを自力でカビ取りするのは大変ですよね。
ガス滅菌技術を用いて”滅菌”するという方法もあります!

1箱単位で依頼できますので、大切な小物類のカビ除去をまとめて行いたい際にはお役立てください。
安心のガス滅菌技術で、衣類のカビをしっかりと殺菌し、再発を防ぎましょう。



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