お呼ばれ用のドレスにカビが!自力での除去は可能?!

友人の結婚式やドレスコードのあるお食事会、久しぶりのお呼ばれで
お気に入りのドレスをクローゼットから取り出した瞬間訪れるショック!

「可愛いドレスにカビが生えている!!」

「お気に入りのドレスがカビ臭い」

こんな経験はないでしょうか。

とは言っても、ドレス自体高価なものが多く、なかなか簡単に処分できないですよね。また、自身の結婚式で使用するウェディングドレスを購入し、実際に使用する時になって「あれ?カビが生えていた!」というケースもあるようです。

人生で一度のハレの日に、カビたドレスで出席...は辛いですよね。そこで、今回は冠婚葬祭やパーティー用ドレスにカビが生えた場合の対処方法をご紹介していきます。

ドレスにカビが生えた原因

そもそも、ドレスにカビが生えてしまった理由として「湿度」「適温」「栄養源」という環境が揃った可能性があります。

①クリーニングの袋のまま保管していた

カビは70%以上の湿度で発生しやすくなりますが、クリーニングに出してビニール袋に入れたままのドレスは通気性が悪く中に湿気が溜まりやすくなります。また、ドレスの繊維や微量に付着したホコリや皮脂などがカビの栄養源となり、これら「湿度」「栄養源」そして「気温」の要因が重なることで発生します。

②ドレスの収納場所がカビていた

また、ドレスを収納しているクローゼット、押し入れ、収納ケースなどの保管庫内に「湿気」が溜まり

  • 保管場所の環境が悪かった
  • 保管庫内自体がカビていた

などカビの発生しやすい環境であった可能性があります。また、例えば中には押し入れの裏側に水回りがあったため、水漏れが影響して押し入れカビが発生し、使用頻度の低いドレスにカビが生えてしまったというケースもあります。そのためにも、日ごろからクローゼット内の換気を行い通気性を良くしておくことは大切です。

ドレスを収納している場所にカビが生えていたら、せっかくドレス自体のカビ取りをしても再発する可能性が高いからです。

③他の衣類のカビがドレスにうつった

②の”保管場所にカビが発生した”と類似したパターンですが、一緒に保管している衣類がカビていてそのカビがドレスに付着しそのまま繁殖したという可能性もあります。

この場合も、原因を突き止めてその衣類のカビを徹底的除去するなり処分するまでは再発する可能性が高いです。その為、ドレスにカビが生えていた場合は一度クローゼット内の衣類を全て出して消毒されることをおススメします。

ドレスがカビると色々とショックなことが...

ドレスにカビが生えると

  • カビ臭くなる
  • 色が変わる
  • 穴が空きやすくなる
  • 生地が破れやすくなる

など劣化しやすくなります。目立たない場所の場合は、何とか誤魔化せても場所によっては処分せざるを得ない場合もあるので、ショックですよね。また、ドレスが高価なものも多く、カビが生える度に処分していたらお金がいくらあっても足りません。

そこで、次の章では「ドレスのカビ取り方法」をご紹介していきます。

ドレスのカビを取る方法

①カビ対応のクリーニング店に依頼する

まだドレスを着用するまでに時間がある場合には、カビ取りクリーニング可能なお店でクリーニングに出すことをおススメします。ただし、ドレスに生えるカビ「黒カビ」「白カビ」の中でも黒カビには対応していない店舗がほとんどです。その場合は、自力で除去するか、処分するしかないでしょう。

②アルコール消毒剤で除去

ドレスがカビ臭い場合、まだカビの規模がそこまで大きくない場合は「アルコール消毒剤」で除去するという方法があります。

手順としては

1:ドレスのカビ部分にアルコール消毒剤をふきかける

2:乾いた布でポンポンと叩きながらカビを除去する

3:ドレスを乾燥させる

という方法です。この時にはカビを吸い込まないようになるべく「マスク」を装着してカビ取りをされることをおススメします。

出典:Amazon

③衣類用の漂白剤で除去

ドレスに色素が付着してしまった場合には、衣類用の漂白剤での除去がおススメです。ただし、ドレスの素材によっては使用できないものもありますので、表示をよく確認してください。

手順としては

1:布巾に衣類用の漂白剤をしみこませる

2:ドレスのカビ部分にポンポンと叩いて染み込ませる

3:濡れ布巾で漂白剤をポンポンとふき取る

4:乾いた布で水気を除去する

その後、しっかりと乾燥させます。

花王 ワイドハイターPRO ラク泡スプレー

花王 ワイドハイターPRO ラク泡スプレー

出典: Amazon

まとめ

ドレスに生えたカビを落とすのは、なかなか難しいかも知れません。しかし、だからといってすぐに諦めて処分する前に

  • エタノール消毒液
  • カビ対応クリーニング
  • 衣類用漂白剤

などで、出来る限りカビ取りをしてみましょう。しかし、どれでも落ちない場合や、カビ臭さが気になる場合には

ガス滅菌を使った衣類のカビ取りが出来ます。1箱単位で出来ますので、ドレスのカビ取りついでに大切な着物や高級バッグなど一緒にカビ取りしてみてはいかがでしょうか

また、ドレスだけではなくクローゼットや壁にまでカビが繁殖している場合はカビ取りの専門業者に依頼されることをおススメします。自力で何度カビ取りをしても再発する場合など、お気軽に相談してみてください。

カビ取りのプロに無料相談