工場の結露によるカビも放置せず対策を
食品企業において、工場での結露発生は、放置できない問題です。
最近でも、王将フードサービスの工場で結露やカビが発生したことから、設計事務所に対しての賠償請求が行われたとのこと。
結露が原因でカビが大量に発生
日本は高温多湿で、カビの生えやすい気候ではありますが、立地や環境、漏水、施工時の問題によりカビが大量に発生してしまうことがあります。
特に、食品企業において、カビの発生は製造する食品にカビが生えたりすることで異物混入にもなりかねないため、早急に対処する必要があります。
一度、施設内にカビが広がってしまうと
・生産をストップ
・カビ取り施工
・カビを防ぐための工事
など、大規模な修繕が必要となりますし、費用も膨大にかかります。
食品の工場に限らず、紙類や布製品、木材においてもカビは発生するため
施設内に結露が発生している場合、カビが大きく広がってしまう前に除去しなければなりません。
工場の規模が大きければ大きいほど、損害も大きくなるため、結露発生の段階で、早めに除湿など対処をしましょう。
なぜ結露が生じたのか
結露は外気温と内気温の差で生じます。
ちょうど、冷たいお水をグラスに注ぐと水滴ができるようなイメージで
内側が冷たいと、外側の空気が冷やされて水滴が生じます。同様に、冬の気温が低い時期に暖房のきいた室内の場合
気温差で壁に結露が生じることがあります。
この結露は、すぐに乾けば良いのですが、換気や除湿などが上手くいかずに水分がそのまま放置されることで、カビの原因となるのです。
家庭の場合は、こまめに結露を拭きとり、換気を行い、サーキュレーターなどを当てて送風し乾燥させたり、除湿機で湿気を取り除くなど対処ができますが
大きな施設ですと、大規模な工事や修正が必要となる場合もあります。
また、食品工場などでは施設内で蒸気が発生することもあるため、カビにとって絶好の増殖環境となり圧倒間に広がってしまいます。
工場や施設内の結露が原因でカビが生じたら
結露をそのままにしておくと、カビが施設内に広がってしまい、異物混入や従業員の健康被害の原因となります。
そのため、カビに気づいたら早めの段階でカビ取り業者に相談し、カビの殺菌と除去を行いましょう。
カビ発生部分は、極力物を置かないようにし、カビの広がりを防ぎます。
ハーツクリーンでは、工場や宿泊施設、官公庁、学校法人など大規模施設のカビ取り実績も多数ございます。施設内のカビが気になる場合には、ご相談ください。