学習塾や教室はカビやすい?!勉強に影響がでることも?!

志望校を目指すために、学校後や夏休み・冬休みなどお子さんが長い時間を過ごす「学習塾」。成績を伸ばすために頑張っている場所だからこそ、良い環境で受けさせたいですよね。

しかし、実はこの学習塾や習い事の教室は「カビが発生しやすい場所」でもあるんです!

意外かもしれませんが、学習塾からご依頼を頂くことも結構多いです。
そこで、今回もカビのプロフェッショナルに以下の↓↓

1:学習塾にカビが発生しやすい理由
2:学習塾のカビを防ぐ方法
3:カビの生えにくい学習塾の選び方

の3つについて詳しく聞いてみました!

Q「どうして学習塾にカビが発生しやすいの?!」

A「湿気がたまりやすく、逃げにくい環境だからです」

塾は、冬になると感染予防のため加湿器をつけ、夏は冷房により結露が生じることで、カビが発生しやすい環境が出来ているのだそうです。
これまで施工してきた学習塾は書類も多く段ボール箱が積んでいるところあり、どかしてみたらカビが大量に発生していたってこともかなりの確率でありました。

教室の空調の上を見てみると...このように空調の周りに”ポツポツ”とカビが発生していることも良くあります。

このような環境下で「夏休み」や「冬休み」などで長時間、子供が学習をする...となると

  • カビ臭さで集中力に影響は出ないか
  • カビによる害で体調不良にならないか

など、保護者も心配になるのではないでしょうか。


また、外気の湿度が入りやすい低層階や加湿器などを多用するような場所ではカビが生えやすい傾向にあり、太陽光が入らない箇所などもカビが生えやすいです。
つまり、学習塾にカビが発生しやすい理由は以下の通りだと推測されます。

①加湿器や空調で湿気がたまりやすい
②大量の書類や紙がある
③大人数集まるので結露も生じやすい

これらの理由から、学習塾にはカビが発生しやすいそうです。

Q2「学習塾に発生しやすいカビの種類はどんなものですか?!」

A「環境によりますが、黒カビと青カビが多く発生していました」

種類については、周辺の環境によって異なるので、どんなカビが増殖しているのか特定するのは難しいとのこと。しかし、今まで施工してきた学習塾では、黒カビと青カビが多かったそうです。


これらのカビは肺炎やアレルギー症状などを引き起こす危険性があるそうです。学習塾は集中力を高めたい場所だからこそ、衛生的な環境にしたいですよね。

Q3「学習塾や教室にカビが生えるとどんな影響がありますか?」

A「子供の集中力が下がるなど保護者からのクレームの原因に」

カビ臭さやカビの影響で、勉強に集中できないなど生徒さんにも悪影響が出るとのこと。

確かに、教室の四隅や天井に、カビが生えているような教室でずっとお勉強...と思うと心配ですよね。

実際にこれまで施工を行った学習塾では、保護者の方から息子が塾に行くとカビ臭さで集中できないというクレームが入り緊急で施工をしたことがありました。

子供の体調を守りたいという保護者の気持ちはすごく分かりますよね。特にそれで成績へも影響が出たら学習塾に通う意味もなくなります。清潔な環境が大切です。

Q「学習塾のカビをすぐに除去する方法はありますか?!」

A「市販のカビ取り剤や次亜塩素酸水で除去しましょう」

目に見えているカビであれば、市販のカビ取り剤を使い除去します。カビが目に見えずかび臭い場合は、次亜塩素酸水やアルコールで、カビが生えやすい箇所(段ボールの裏側や部屋の四隅など)を除菌し掃除してください。

①消毒用アルコールや次亜塩素酸水でカビ除去する方法

  • 70~80濃度の消毒用アルコール(または次亜塩素酸水)
  • 布巾2枚
  • ゴム手袋
  • マスク

スプレータイプのものを使用すると便利です。消毒用アルコールと乾いた布巾2枚(雑巾)を用意します。消毒用アルコールは殺菌効果の高い70~80%濃度のものを使うようにしましょう。

除カビ方法は、カビの生えている部分に直接噴射するか、布巾に液剤を染み込ませてカビ部分に塗布していきます。黒カビなどカビの色素が沈着していると、消毒用アルコールや次亜塩素酸水では漂白することができないので、この方法は表面に生えた軽度のカビに向いています。

出典:Amazon

②重曹を使ってカビ除去する方法

重曹の研磨効果(クレンザー)を活用して、カビを取る方法です。こちらも表面に生えた軽度のカビを物理的に除去するのに適した方法です。

  • 重曹
  • 布巾2枚
  • ゴム手袋
  • マスク

手順は、布巾に少し水を染み込ませて重曹を付け、クレンザーのようにカビ部分に付けて落としていきます。その後、乾いた布巾で水分を除去してよく乾燥させます。

出典:Amazon

③次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)を使って除去する方法

カビの色素が沈着している場合には、市販のカビ取り剤やハイターなど漂白効果のあるものを使って除カビする方法もあります。ただし、塩素ガスが発生するリスクもあるため、必ず換気をしっかりと行う必要があります。

床など水拭きできる場所では、カビ取り剤塗布後、拭きとりをし、さらに水拭きをしてしっかりと液剤を除去しましょう。薄める濃度はボトルのラベルを参考にしてください。

出典:Amazon

④カビ取り業者と同レベルのカビ取り剤を使って除去する方法

  • 消毒用アルコールや重曹ではうまくカビ取りができなかった
  • 市販のカビ取り剤を使うには範囲が広すぎる
  • 業者が使うようなプロ仕様の薬剤を使いたい
  • カビ取りだけでなく防カビ加工も同時にしたい

という場合には、カビ取り業者と同レベルのカビ取りが実現できるカビ取りマイスターキットを使っての除カビする方法もあります。安全性と除カビ効果を追求して自社開発したカビ取り剤ですので、お子様の普段過ごす教室の除カビにもおすすめです。

⑤カビが広がり、再発を繰り返す場合

ただし、学習塾に生えたカビが広範囲である場合、自力での除去は難易度が高いのです。また、目に見えているカビを除去したとしても既に見えない箇所でカビが増殖していている可能性がある為、カビ臭さが気になる場合やアレルギー症状を出す生徒が多い場合には、一度カビ取り専門業者に無料相談されることをおススメします。

また、カビが壁の裏や床の下にまで浸食している場合には一度床材や壁紙を剥がしてきれいにカビ取りをしてから貼り換えるリフォーム工事も必要になってくる場合があります。カビが何度も再発する場合には、除カビ×貼り換えも検討しましょう。

ハーツクリーンでは、プロ専用のカビ取り剤を使用し、強力にカビを殺菌・除去していきます。市販のカビ取り剤よりも安全性が高いので、お子様が長時間滞在する学習塾のような施設にも向いています。

また、エアコンがカビ臭く吹き出し口からカビの胞子が舞っている可能性があります。この場合はエアコンのクリーニング業者へ依頼してカビを除去しましょう。

Q「カビを予防するためにできることは?」

A「湿度管理と清掃をしっかりとおこないましょう」

一番は、除湿になります。湿度40%~60%であれば、感染症にも罹りにくく、カビも生えづらくなります。湿度コントロールが最も重要になります。換気を休憩時間毎に行うのも良いですし、除湿機の設置でも予防になりますね。

それ以外に、こまめな掃除も重要になります。カビは、埃を餌にするため段ボールの裏側や四隅など埃が溜まりやすいところは、頻繁にチェックしてこまめに掃除すると良いそうです。

また綺麗な空気を保つことでカビが生えにくくなるので、空気清浄機などを置くようにしましょう。

Q「保護者目線でカビの生えにくい学習塾の特徴などありますか?」

A「太陽がしっかり入り、清掃が行き届いた施設です!」

これまで地下~5階までの問合せが8割以上を占めます。そのため5階以上で、太陽がしっかりと入る場所、掃除がしっかりと行き届いている清潔な学習塾は、カビも生えにくいですし、カビ・ハウスダストなどのアレルギー症状も出ない為、勉強に集中できる環境だと思います。

つまり、太陽光がちゃんと入る6F以上の高層階、そして清掃をこまめに行っている学習塾だとカビが発生しにくいとのこと!これは、実際にカビ取り業者に聞かないと分からない話ですよね。ですのでお子様の学習塾選びにはこれら「立地」も条件の1つとして選ばれると良いかも知れません。

カビ取りのプロから学習塾オーナー様へ

最後に、カビ取りのプロから学習塾を運営されている方へのメッセージをご紹介します。
当社では、年間を通してカビが生えづらい境を作りをサポートする、環境管理サービスを行っております。

年に数回、専門員が訪問してカビが生えていないかチェックし、怪しいところは除カビ・防カビ対応致します。


学習塾に通う目的は、成績を伸ばし、志望校に合格するためなので、より衛生的で集中できる最善の環境を提供したいもの。

だからこそ、空調や設備をしっかり整備して、子供たちの目標達成を応援したいものですね!