エアコンのカビを放置すると「カビ肺炎」の原因に?!

気温が暖かくなり、30℃近くまで上がることも増えてきました。梅雨時期は湿気も多い為、蒸し暑くバテてしまいそうな日も続きます。

そんな時、役に立つのがエアコンです。しかし、久しぶりにスイッチを入れてみると何だかカビ臭い...このまま使い続けても大丈夫なのだろうかと心配になる方も多いのではないでしょうか。

幻冬舎オンラインのニュースによりますと、エアコンのカビを放置することで夏型過敏性肺炎の原因になる場合もあると医師が解説されています。

実際に弊社でも、カビ取り施工のご依頼を頂きお伺いすると、エアコンのカビを放置した結果、部屋中にカビの胞子が飛び散り、部屋のいたるとことにもカビが発生し、肺炎をはじめとするシックハウス症候群を発症されたという方も少なくありません。

実際に梅雨時期になると、カビが原因と考えられる肺炎に悩まされ、カビ取りのご相談をいただくというケースも多くなります。

シックハウス症候群の原因はカビやダニ、化学物質や汚染物質などで、換気や清掃等をこまめに行うことで原因物質を除去する必要があります。

参考:厚生労働省「シックハウス症候群」

この記事では、健康被害を防ぐために、エアコンを使う前にすべきお手入れ方法や使い方のコツをご紹介します。

エアコンを久しぶりに使う際にすべきお手入れ

エアコンは使用していない間にもホコリや結露が蓄積しています。この結露やホコリがカビの原因となるため、まずはフィルター掃除を行いましょう。

フィルターにホコリが溜まり過ぎると、カビの原因となるだけでなく電気代も多くかかってしまいます。省エネのためにもシーズンのはじめにはフィルター掃除をし、シーズン途中でも定期的にお手入れしましょう。

フィルターの掃除方法

フィルター掃除の方法は、ホコリを掃除機で吸い込み、水洗いします。キッチン近くにあるエアコンの場合、油が付着しベトベトしていることもあります。その際は、中性洗剤を使って油汚れも取り除きましょう。

お掃除ロボット搭載のエアコンの場合、フィルター掃除は自動的にやってくれますが、ホコリがダストボックスに溜まってくるので定期的に捨てましょう。

※カビの胞子やホコリを吸い込まないようにマスクを装着して行いましょう。

エアコンがカビ臭い場合には業者へ内部クリーニングの相談を

既に送風口から内部のカビが見える場合や、カビ臭さが取れない場合には、エアコンのクリーニング業者へ依頼し、内部クリーニングを行いましょう。

エアコンは非常に精密な電化製品のため、自力で行うとエアコン故障の恐れがあるため、おすすめできません。

エアコンを使う際の注意点

エアコンを久しぶりに使う際は、窓を開けて換気をした状態で、10分ほど送風しています。その後、冷房に切り替えて窓を閉めて使いましょう。

カビ臭さがなかなか取れない場合、咳が出たり身体へ影響が出ている場合は早めにクリーニング業者へ依頼し内部の除カビ作業をしてください。カビによる体調不良が治まらない場合には医療機関に相談しましょう。

また、シーズンオフ時はエアコンカバー等でホコリを防ぎ、エアコン上部にたまったホコリもこまめに除去しましょう。

エアコンのカビ臭さや室内のカビが気になる場合

エアコンを久しぶりに稼働して、カビ臭さが一向に取れない場合や、またすでに壁や天井などにカビが広がっている場合は、カビ取り業者へ早めにご相談ください。

エアコンのカビ臭さや部屋のカビを放置すると、家中にカビが広がってしまいカビ取り施工費用やリフォーム代が膨大になってしまうだけでなく、健康被害が出てしまう恐れがあります。

酷くなり取り返しのつかないことになる前に、お早めにご相談ください。

ハーツクリーンでは、室内のカビ除去だけでなく、エアコンのクリーニング等も承っております。カウンセリングは無料ですのでお気軽にご相談ください。

まとめ

エアコンのカビを放置して使い続けると肺炎やシックハウス症候群など健康に被害が及ぶ可能性があります。

また、部屋中にカビ胞子が舞うことでカビが広がる恐れもあります。

そのため、久しぶりにカビを使う場合にはフィルター掃除と送風での試運転、内部クリーニングを行いカビの原因を取り除くことをおすすめします。

被害が大きくなる前に、早めにカビの専門業者へご相談ください。

【参考】:幻冬舎オンライン「エアコンが臭い人」は要注意!放置すれば「カビ肺炎」になるリスク【医師が解説】

エアコンのカビを放置すると「カビ肺炎」の原因に?!