アルミサッシの簡単カビ取り方法と対策6選

なかなかお掃除を行き届いていなかった窓際、久しぶりにお掃除してみると、よく見たら何だかサッシに黒いものが。ほこりかなと思ったがよく見ると黒カビだった!

しかも1カ所だけじゃなくて、点々と数カ所に渡って発生しちゃっている・・・

「風通しが良い場所は、カビが生えにくいって聞いたことあるから窓際は大丈夫だと思っていたのに・・・」

「掃除はしていたし、何でカビが生えてしまったのか全く分からない・・・」

「きれいに拭き取ったけど、再発しちゃった。忙しいし、そんな頻繁にお手入れできない・・・」

このような経験はありませんか?

しかし、ここでご紹介する方法を実践していただくことで、サッシのカビを予防することができます。

今回は、短時間でできるアルミサッシのカビ取り方法とともに、カビ対策方法をお伝えします。

この記事を読んでいただくことで、もう窓際のカビに悩まされることはなくなるかもしれません。

1 簡単にできるアルミサッシのカビの取り方

では、アルミサッシに黒カビが発生してしまった場合は、どうやってカビ取りをしたら良いのでしょうか?

「カビ取りだから、カビキラーで取れるよね」と思われる方もいらっしゃると思いますが、アルミサッシにカビキラーは使用できません。カビキラーは強いアルカリ性の性質を持っており、これはアルミ製品に使用してしまうと脱色の危険性があるからです。

カビキラーの裏面、<使えないもの>の項目にもアルミと記載されています。

その代用品として、今回はオキシクリーンを使ったカビ取り方法をご紹介します。

・短時間でカビ取りをしたい

・自分でカビ取りなんてしたことないから不安

・あまり費用をかけずにカビ取りしたい

といった方でも簡単にカビ取りができる方法になります。

<用意するもの>

  • オキシクリーン スプーン1杯
  • 60℃のお湯
  • 雑巾 3枚
  • バケツ
  • 80%に薄めたエタノール
  • スプレーボトル 1本

<手順>

手順① 雑巾を使い、サッシのほこりをきれいに拭き取ります。

手順② バケツに60℃のお湯を入れ、スプーン1杯のオキシクリーンを入れます。

手順③ もう1枚の雑巾を、手順2のバケツの中に入れて絞ります。

手順④ 手順3の雑巾で、サッシのカビが発生している部分を拭き取ります。

手順⑤ よく乾燥させます。

※注意点※

・カビ取りを行う時点で、サッシや窓に結露が付着してしまっている場合には、雑巾でよく拭き取ってから行ってください。

・60℃のお湯を使う際には、ヤケドに注意しましょう。また、酸素系漂白剤を溶かした液に直接皮膚が触れると、肌荒れを起こしてしまうことがあります。ゴム手袋を着用するようにしましょう。

2 普段のお手入れはエタノール

普段から何かカビ予防のためのお手入れをしたいと考えている場合には、70%~80%に薄めたエタノールを使ってください。

色素を落とす力がなく、黒カビを落とすことができないため、今回のカビ取りには使用しませんでしたが、エタノールにはタンパク質を除去し、菌を殺菌する効果があるので、サッシにカビ発生前の予防には効果があります。また、アルミサッシに使っても脱色や腐食させてしまうことはないので安心して使用することができます。

無水エタノールではなく、70%~80%に薄めたエタノールを使用する理由は、この濃度の時がカビのタンパク質を除去する効果が一番高くなるからです。

<用意するもの>

  • 80%に薄めたエタノール
  • スプレーボトル
  • 雑巾

<お手入れの手順>

手順① 70%~80%に薄めたエタノールをスプレーボトルに入れます。

手順② カビ予防したい箇所のサッシに吹きかけます。

手順③ 雑巾で拭きとります。

手順④ よく乾燥させてください。

※お手入れをする時点で、サッシや窓に結露が発生してしまっている場合は、お手入れの手順①を始める前に、雑巾でよく拭き取るようにしてください。

結露がある状態でお手入れをしてしまうと、エタノールの効果が低減してしまいます。

3 他の強アルカリ性もアルミサッシには使えない

カビペディアの他記事でもご紹介しているように

  • カビキラー
  • ハイター
  • セスキ炭酸ソーダ
  • 重曹

などでカビを取ることができますが、アルミサッシへの使用はオススメできません。アルミは強アルカリ性に弱いという性質があります。上記で挙げた洗剤は全て強アルカリ性ですので、使用することは避けてください。もし使用してしまうと、腐食・変色の原因となってしまいます。

4 アルミサッシにカビが生える原因は結露

アルミサッシにカビが生えるなんて意外だったと思われる方も居るのではないでしょうか。

「窓際は風通しが良いし、カビは生えない」と思っている方も多いのですが、これは間違いです。

窓際は結露が発生しやすい場所です。この結露を放置してしまうことでカビの発生へと繋がってしまいます。

しかし、20℃以上の温度60%以上の湿度ほこり水分などの栄養素といった、カビにとって好都合な環境であれば、どこにでもカビは発生してしまいます。

それではなぜアルミサッシに黒カビが発生してしまうのでしょうか?

原因はズバリ「結露」です。寒い冬の朝の窓や、グラスに入れた飲み物を放置しておくと発生する現象ですので、目にしたことがあるのではないでしょうか。実はこの結露がサッシにカビを生やした原因だったのです。結露ができるということは、窓ガラスがビショビショに濡れてしまうということです。この結露を放置していると垂れてきてサッシに付着し黒カビにまで発展してしまいます。

5 結露はどうしてできる?

空気中には水蒸気が含まれていますが、この水蒸気の量(以下、飽和水蒸気量)は温度によって保持することができる量が異なり、暖かい空気の方が冷たい空気よりも多く水蒸気を含むことが出来ます。そのため、暖かい空気が冷えたときに飽和水蒸気量を超えると結露となって表れるのです。

つまり、ここで発生してしまった結露のお手入れをしているかによってカビが発生しやすくなるか、しにくくなるかの分かれ目となるのです。

6 結露の対策方法6選

結露の拭き取りは面倒ですし、ジメジメしていて気持ち悪い。カーテンを開けた瞬間に結露だらけだと良い気分ではないですよね。では、この憂鬱な結露の発生を防ぐにはどのような方法があるのでしょうか。

6-1 結露防止シートを使う

ホームセンター、100円ショップ、雑貨店などで購入することが出来、結露対策としてもメジャーな方法になります。

結露防止シートは、窓に貼りつけるだけで断熱効果を発揮します。結露は寒暖差によって発生しますので、室内外の気温差を少なくすることで結露を発生しにくくします。

しかし、

■貼りっぱなしだと、剥がした際に後が残ってしまう可能性がある。

■長期間の放置で、シートと窓ガラスの間に空気が滞留し、カビが発生してしまう危険性がある。

このことから、貼りっぱなしは避けて1カ月に1回程度はシートの交換をするようにしてください。

また、商品によっては結露防止シートを貼ることで、外が見えにくくなる可能性がありますので注意してください。

6-2 結露防止スプレーを使う

「結露防止シートは貼りつけるのが手間だし、もっと簡単にできる対策はないの?」という方には、こちらの方法がおすすめです。

窓にシュッとスプレーするだけで、目には見えない特殊な薄い膜が貼られます。この膜には結露を吸収することができる効果があります。

6-3 窓ガラスを交換する

・対策1、対策2に比べると費用が高くなってしまう。

・持ち家ではないと、交換が難しい。

このようなデメリットはありますが、窓ガラスを複層ガラスや真空ガラスに交換することも効果的です。また結露だけではなく、

・効果の持続性を心配する必要性がない。

・断熱対策、遮音対策も同時にできる

という点も大きなメリットとなります。

また、マンションにお住まいの場合には、一度マンションの管理組合に相談をするようにしてください。

6-4 結露吸水テープを使う

フェルトやポリエステルなどでできたスポンジ状のもので、吸水性があり、窓ガラスの下部に貼り、垂れてきた結露をキャッチする役割があります。

結露そのものを防ぐ効果はありませんが、サッシに垂れることを防ぐことはできますので

結露発生 → 垂れてサッシに付着 → サッシがカビてしまう

このような二次被害を防ぐ力があります。

・あまり日当たりが良くなく、すぐに乾かないような場所だとテープが吸い込んだ水分や付着したほこりなどが栄養素となってカビが発生してしまったり、異臭がしてしまう。

・結露が酷い場所では、テープでは吸収しきれないこともある。

このようなデメリットもあるので注意してください。

6-5 食器用洗剤を使う

「そんなので結露対策できるの」

と思われるかもしれませんが、食器用洗剤に含まれている界面活性剤には、水を弾く力がありますので、結露を発生しにくくします。

<用意するもの>

  • 中性の食器用洗剤 10ml
  • 水 100ml
  • 雑巾 3枚 
  • スプレーボトル 1本<結露対策の手順>

手順① 雑巾 1枚を水に濡らして固く絞り、窓を拭きます。

手順② 手順1で拭いた箇所を、もう1枚の雑巾で乾拭きします。

手順③ 中性の食器用洗剤 10mlと水 100mlをスプレーボトルに入れます。

手順④ 手順2で拭いた箇所に、手順3で作ったスプレーを吹きかけます。

手順⑤ 雑巾を使い、スプレーした箇所から塗り広げていき、コーティング完了です。

6-6 室内の換気をする

特に費用もかからず、必要な道具もないため一番簡単で手軽にできる結露対策になります。

結露を防ぐためには、室内と外の温度差を少なくする必要がありますので、換気は非常に重要になります。また、換気を行うことで湿度の温度の調整もできますので、サッシだけではなく、壁や床といった部屋全体のカビ対策にもなります。

手順① 同室の部屋の窓を2カ所開けます。

対角線の窓を2カ所開けることで、空気の通り道を作ることができるので、空気を上手に循環させることが出来ます。

手順② 窓は5分程度開けてください。

ダイキン工業株式会社によると、1時間当たり、1回5分×2回 行うことが推奨されています。

■窓が1カ所しかない。

■隣同士の窓しかない。

このような場合には、部屋の扉を開けたり、玄関を開けておくことでも風通しを良くすることができます。

7 パッキンのカビ対策も忘れずに

サッシのカビ対策は万全に行っていても、パッキンに黒カビが発生してしまうとそこからサッシにカビが移ってしまうことも・・・

また、パッキン部分に黒カビの菌糸が付着してしまうと、そのまま内部に侵入しようと、この菌糸がどんどん奥に入り込んでしまいます。結果として、カビ取り剤を使ってもなかなか奥まで届かず、カビが取れない。手間と時間がかかるだけで少ししか取れないといった事態になりかねません。

そのため、パッキン部分のカビ対策も欠かせないポイントになります。

7-1 ほこりはすぐに取り除く

ほこりはカビの栄養素になりますので、小まめにお掃除をしてほこりを取り除いてください。また、同時に除菌も行うことでよりカビ対策を行うことが出来ます。

<用意するもの>
・ハンディモップ

・ハイター 10ml

・水 1ℓ

・バケツ

・雑巾

<お掃除の手順>

手順① ハンディモップでパッキンのほこりをしっかり取り除いてください。

手順② ハイター 10mlと水 1ℓをバケツに入れて混ぜ合わせます。

手順③ 手順2で作った洗剤に雑巾を浸けて、しっかり染み込ませ絞ります。

手順④ 手順1で拭き取った箇所を、手順3で作った雑巾で拭いてください。

手順⑤ よく乾燥させてください。

7-2 結露対策を行う

水分はカビの栄養素になります。上記で挙げた結露対策を行うようにしましょう。もし、結露が発生してしまった場合には、雑巾や結露取りワイパーで拭き取ってください。

8 まとめ

さて、今回はアルミサッシのカビについてご紹介してきましたが、

・アルミサッシのカビは、結露が原因で発生してしまいます。

・結露防止シート、スプレー、窓交換、吸水テープ、食器用洗剤の使用や換気で結露対策を行ってください。

・もしカビが発生してしまったら、オキシクリーンを使ってカビ取りを行ってください。

・アルミサッシには、強いアルカリ性の洗剤(カビキラー、セスキ炭酸ソーダ、重曹など)を使ってしまうと腐食・変色の可能性があるので注意してください。

・パッキンからサッシへとカビが移ってしまうので、小まめなお掃除と結露対策でカビ予防を行ってください。

上記のことが大切となってきます。

またカビ取りを行う時には、

ゴーグル

手袋

マスク

汚れても良い服装

換気をする

この5つのことを必ず行うようにしてください。

もし、ご自身でカビ取りを行ってもカビが取れない、何回も再発してしまうという場合は、無理をせず、カビ取り専門業者へのご相談をオススメします。

<参考書籍>
・日経ホームビルダ― 「100の失敗に学ぶ 結露完全解決」

<参考HP>

・花王HP 「キッチンハイターでウイルス除去」

・オキシクリーン日本公式サイト

・ダイキン工業株式会社 上手な換気方法~住宅編~

【ひどいカビにお悩みの方へ】

  • 自力でカビ取りをしても何度もカビが再発してしまう
  • カビ臭さをどうにかしたい
  • ひどいカビが発生して自力では対処できない

このように、ひどいカビにお困りの方は、一度カビ取りのプロ「ハーツクリーン」に相談してみませんか?!

安全性の高い薬剤で、自社オリジナルの厳しい研修をクリアしたカビ取りの専門業者だからできる技術力の高いカビ対策方法をご提案します。

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