服のカビはどんなニオイ?対策方法は?

服がなんだかカビ臭いという経験をしたことはありませんか?

またはなんだか服が臭い気がするけどこれはカビのニオイなの?そもそもカビってどんなニオイなの?という疑問を持った方もいらっしゃるかと思います。

久しぶりにタンスから出した服がなんだかカビ臭い!きちんと洗濯しているはずなのになんだか臭う服はありませんか?

カビ臭いというと、絵の具のような臭いや墨汁のような臭いと言われることが多いです。

服からそのような臭いがするときはカビが発生している可能性があります。

臭いがするからといってあまり臭いを嗅いだり吸い込まないように注意してください。

今回はそんな疑問にお答えし、服のカビ対策方法や予防方法などをご紹介していきます。

1.服に生えたカビの臭いを取る方法

1-1.セスキ炭酸ソーダを使用する方法

合成洗剤にセスキをプラスするだけで洗濯しても落ちなかった臭いが落ちる場合があります。

セスキを加えて洗濯すると、残留した汚れもよく取ることができるだけでなく、洗い上がりもふっくらとします。

セスキを水30リットルに対して大さじ1杯を入れましょう。

洗濯する際には、ぬるま湯で洗剤とセスキをよく溶かしてから洗濯物を入れてください。

1-2.重曹を使用する。

通常の洗濯に重曹を使用することでカビの臭いを消臭することができます。

重曹は水に溶けにくいので、ぬるま湯にしっかりと溶かしてから洗濯しましょう。

1回で臭いが取れないときは複数回洗濯するか、30分程度つけ置きしてから洗濯してみましょう。

1-3.せっけん(粉せっけん)を使用する。

粉せっけんは、セスキよりもアルカリ性が強く、界面活性剤があるため、汚れが落ちやすい状態にすることができます。

皮脂やたんぱく質の汚れが原因の臭いは粉せっけんで洗濯するとすっきりします。

1-4.酸素系漂白剤を使用する。

酸素系漂白剤は、セスキやせっけん、重曹よりもアルカリ性の強い洗剤です。

色柄物の服にも使用することができます。

1度で臭いが取れないときには、複数回洗濯するかぬるま湯でつけ置きしてみましょう。

2.服にカビが生える原因とは?

カビは温度20℃~30℃、湿度60%以上でカビの栄養源となるホコリや汗や皮脂などの汚れがある場所で増殖します。

服に生えるカビは、白い綿のようなシロカビと黒い点々のようなクロカビがあります。

シロカビは比較的落としやすいですが、クロカビは根が深いので落とすのが難しいです。

服が臭うのは、雑菌の繁殖が原因です。

服にカビが発生する理由には次のようなものがあります。

①服に汚れが残っている。

②服に雑菌がついている。

③洗濯中に雑菌が付着した。

④乾燥中に雑菌が繁殖した。

①の対処法は、しっかりと洗濯をすることです。

②の対処法は、洗濯の前に服を50℃のお湯につけて殺菌する

③は洗濯槽が汚れてカビや雑菌が発生していることなので洗濯槽の掃除をすることです。

④は服が乾くまでにかかる時間をできるだけ速めることで対処できます。

服はなるべく晴れた日に洗濯することや、乾燥機やアイロンなどを使用する方法もあります。

3.服のカビを予防する洗剤選びのポイント

3-1.液体よりも粉末洗剤

液体洗剤は、弱アルカリ性と表示されていても、洗濯するときには水で薄まり、中性に近くなります。

粉末洗剤なら弱アルカリ性を保てますので、カビや黄ばみの原因になる皮脂汚れを落としやすいです。

3-2.酵素が入っている洗剤

服にカビが発生する大きな原因は皮脂汚れです。

皮脂やたんぱく質を分解するはたらきがある酵素が入っているものを選びましょう。

3-3.弱アルカリ性の洗剤

カビやカビの原因となる皮脂汚れには中性のものよりも弱アルカリ性の洗剤の方が有効です。

これらのポイントをおさえた洗剤を選び、普段の洗濯に使用するだけでも簡単にカビを予防することができます。

3-4.除菌・抗菌作用のある洗剤や柔軟剤を使用する方法

洗剤では、粉末の洗剤や

  • P&Gアリエールイオンパワージェルサイエンスプラス
  • P&Gアリエールパワージェルボール
  • LIONトップスーパーNANOX
  • トップHYGIA(ハイジア)
  • 部屋干しトップ
  • 花王アタックZERO
  • 花王アタック3X
  • 花王アタック抗菌EX

柔軟剤では

  • ライオンソフランプレミアム消臭
  • 花王ハミングファイン部屋干しEX
  • P&Gレノア本格消臭部屋干しDX

などが除菌・抗菌効果の高い洗剤と柔軟剤です。

他にもさまざまな除菌・抗菌作用のある洗剤や柔軟剤が販売されておりますので、お気に入りを見つけてみましょう。

3-5.洗濯にお風呂の残り湯を使用しても良い?

お風呂のお湯をそのまま捨ててしまうのはもったいないからと洗濯に使用しているというご家庭もありますよね。

衛生微生物研究センターによりますと、お風呂のお湯の中の細菌数は入浴前は40だったのが2人入浴後には110まで増え、3人入浴後には360にも増え、さらに一晩放置すると250000と約1000倍増えているということが報告されています。

お風呂の残り湯には、体の汚れであるたんぱく質が混ざっています。

そのお湯で洗濯すると、服にたんぱく質が付着し汚れをつけてしまうのです。

お風呂の残り湯使用OKという洗剤もありますが、服をきれいにするためには残り湯を使うことはあまりおすすめできません。

しかし、お湯と洗剤が合わさると汚れが落ちやすくなるので残り湯を使用する場合には、すすぎのときだけはきれいな水を使用するようにしましょう。

4.洗濯槽の除カビで衣類のカビを防ぐ

4-1.洗濯機のカビが衣類のカビの原因になることも

洗濯物に黒いペラペラした海苔のようなものが付着することはありませんか?

または、洗濯しているのになんだか服が臭い気がするということはありませんか?

これらは洗濯槽のカビが原因だったりします。

洗濯機の内部にある洗剤ケースや糸くずネットなどのパーツを取り外してみましょう。

洗濯槽をきれいにすると、洗濯物の汚れ落ちもアップします。

また、洗濯機の分解掃除を業者に依頼するという方法もあります。

費用はおおよそ1万5千円程度になります。

長く使用している洗濯機であれば買い替えか分解掃除をするか検討してみるのも良いでしょう。

4-2.洗濯槽の掃除方法

洗濯槽は月に1回程度掃除をしてカビを取り除くようにしましょう。

用意するもの

  • 中性洗剤
  • 洗濯槽クリーナー

①洗剤ケースや糸くずネットなどの取り外し可能なパーツを取り外し、ぬるま湯に浸けて中性洗剤をスポンジにつけて汚れを落とします。

②洗濯槽に高水位まで水を溜めてから洗濯槽クリーナーを入れて通常のコースで回します。

③洗濯機を回し終わったら、フタを開けて湿気をとばしましょう。

※注意点※

洗濯槽の汚れがひどい場合には、通常のコース1回だけだと汚れが取り切れない場合があります。

その場合には2~3回多めにすすぎをするようにしましょう。

それでもまだ洗濯物に汚れがつく場合には、もう一度洗濯槽クリーナーを使用しましょう。

洗濯機を使用したあとは、フタを閉めたままにしてしまうと湿気でカビが生える原因になりますので、乾燥させるためにもフタは開けておきましょう。

4-3.洗濯後はすぐに干し、服を速く乾かすようにしましょう。

洗濯機で服を洗ったあとにすぐに干さないで放置してしまうとカビが発生する原因となるだけでなく、生乾きの嫌な臭いがすることがあります。

服を干すときには、なるべく晴れた日に風通しの良い場所で洗濯物と洗濯物の間隔をこぶし1つ分程度あけ、アーチ状に干すと上昇気流が起きて乾きやすくなります。

部屋干しをする際には、空気の流れがある廊下などの場所で扇風機やサーキュレーターを使用するのがおすすめです。

雨の日などは、乾燥機やアイロンを使用して速く服が乾くように心がけるだけでカビや嫌な臭いを予防することができます。

4-4.衣類をコインランドリーで高温殺菌するという手も

コインランドリーの乾燥機は臭い菌を死滅させることができます。

コインランドリーの乾燥機は、ガス乾燥機がほとんどです。

ガス乾燥機は80℃以上の高温で臭いの原因となるカビなどの菌を死滅させることができます。

湿気の多い梅雨の時期などはコインランドリーの乾燥機を有効活用しましょう。

4-5.定期的にクリーニングを利用する。

普段のご家庭での洗濯とクリーニングには違いがあります。

どちらも汚れを落とすということは同じなのですが、方法が異なります。

ご家庭での洗濯は、水を溶媒として汚れを落とすのに対し、クリーニングは有機溶媒によって汚れを落とします。

5.クローゼットやタンスにしまっている服のカビ予防方法

服をしまう際には除湿剤を活用したり、クローゼットやタンスに新聞紙を敷くだけでも除湿効果があります。

除湿剤や新聞紙は湿気を吸ったら、定期的に交換するようにしましょう。

クローゼットやタンスは閉めたままにせず、ときどき開放して空気の入れ換えをして湿気をとばすことでカビを予防することができます。

また、服はあまり着ないものよりもよく着る服の方がカビが発生しにくいです。

その理由は、よく着る服は洗濯をするのでしまったままの服よりも頻繁にお手入れされており、カビが発生したとしてもすぐに気づくことができます。

ですので、服はしまったままにせず定期的に着るということも大切なカビ予防方法になります。

まとめ

・服のカビの臭いを落とす方法は4つあります。

・洗濯槽の掃除も忘れずに。

・服は洗濯したら速く乾かすことがカビや嫌な臭いを防ぐのに重要です。

・クリーニングやコインランドリーを利用してみましょう。

・服を収納している場所の環境にも気を付けましょう。

<参考文献>

・井野澄恵ほか『驚きの汚れ落ち!掃除&洗濯のスゴ技ベスト』2019年、宝島社

・齋藤勝裕『汚れの科学』2018年、SBクリエイティブ株式会社

・松本忠男『カビ・ホコリ・菌を撃退!家の「正しい」掃除ワザ』2019年、宝島社

・中村祐一『おうちで簡単洗濯上手』2010年、大泉書店

・三田村美保『お気に入りを長く着る衣類のお手入れ洗濯・しみ抜き・つくろい・しまい方』2016年、NHK出版

・本橋ひろえ『ナチュラル洗剤で安心・ラクチンおそうじ虎の巻』2016年、ディスカバー

・本橋ひろえ『ナチュラルおせんたく大全』2020年、主婦の友社

・幕内和博『今すぐ役立つ!「洗い方・乾かし方」の早引き便利帳』2012年、泰文堂

・池田豊『洗濯・衣類のきほん』2007年、池田書店

・井野良介『暮らしの「スゴ技」大百科』2014年、宝島社

・おそうじ本舗『おそうじ本舗の速攻そうじ術』2016年、宝島社

・株式会社衛生微生物研究センター https://kabi.co.jp/

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