竹製品に生えたカビを取る方法

 春から夏にかけて出番の多くなる竹製品ですが、みなさんのご自宅にはどのような竹製品がありますか?

蕎麦を食べるときに使う竹ざるや、ピクニックなどで使えるバスケット、すだれや囲炉裏、楽器など・・・意外とたくさんあるのではないでしょうか。最近は竹製のお弁当箱などおしゃれな要素も取り入れた竹製品も多く見かけるようになりました。

実用的で、おしゃれな要素も持つ竹製品ですが久しぶりに取り出してみると白い粉のようなカビや、黒や緑のカビが生えていたという経験はありませんか?保管状態や手入れの仕方によっては竹製品にもカビが生えてしまうのです。

そこで今回は竹製品に生えたカビの取り方をご紹介していきます。

そもそもなぜ竹製品にカビが生えてしまうのでしょうか。原因をみていきましょう。

竹製品にカビが生える原因

①竹製品は水分を吸収しやすい

 竹には吸水力が非常に高いという特徴があります。

  • 竹の弁当箱
  • 竹ざる
  • せいろ

など竹製のキッチンアイテムはたくさんありますが“竹”が選ばれている理由として竹が持つ吸水力と関係があります。竹が余分な水蒸気を吸収することで中に入れた食材が水分でベタついたり、逆に乾いてパサついてしまうということを防いでくれるのです。

ですが竹製品には優れた吸水力がある一方で、吸収した水分を逃がしにくいという性質も併せ持っています。

カビは湿度・温度・栄養・酸素があると発生するため、湿気を含みやすい上に含んだ湿気をため込んでしまう竹製品はカビにとって快適な繁殖場所なのです。

②竹製品はカビの栄養分が豊富 

 竹はイネ科に属する植物です。イネ科の植物ですから糖質を多く含んでいます。カビも人間と同じように呼吸し、栄養を摂ることで繁殖します。竹製品に含まれる糖分はカビの栄養源なのです。また、竹バックや小物入れなど直接手で触れ、洗う機会もほとんどないような竹製品の場合、竹に含まれる糖分だけでなく皮脂や汚れ、ホコリなどもカビのエサとなります。

このように竹製品にはカビの栄養分が豊富に含まれているのです。

③湿度の高い場所・状態で保管している

 みなさんのご自宅にある竹製品は普段どのように保管されているでしょうか。先ほどもお伝えした通り、竹は水を吸いやすいです。ただでさえ湿気を含みやすい竹製品ですが、湿度の高い場所や密閉容器に入れて保管しているとよりカビが生える可能性が高くなります。ビニール袋に入れて保管していたり、洗った後しっかりと乾ききらないうちに片付けてしまったりといったことはないでしょうか。保管場所に物がぎゅうぎゅうに入っている状態も風通しが悪くなり、カビの原因になってしまいます。

 竹製品は湿気を含みやすく、カビが生えやすいということがお分かりいただけたかと思います。では、実際に竹製品にカビが生えてしまった場合どうしたらよいのでしょうか。ここからは竹製品のカビの取り方をお伝えします。

竹のカビ取りをする際の注意点

 手順を説明する前に、どのようなものかに関わらず竹製品のカビ取りの大前提として注意点を2つお伝えします。それは

  • 浸け置き洗いをしない
  • 天日干しをしない

の2点です。竹製品は含む湿気がカビの原因になるとお伝えしましたが、竹製品がしなやかで丈夫であるのは竹の中に、ある程度の水分を含んでいるからなのです。天日干ししてしまうとカビは殺菌できますが、竹が乾きすぎてしまい割れる原因になります。矛盾しているようですが、カビを生やさず竹製品の丈夫さを保つためには天日干しは避けてください。

竹製品のカビ取り方法

今日は、キッチンの竹製品である「巻きす」を使って竹のカビ取りを行ってまいります。

①竹製品のカビが軽度の場合

 では、竹製品のカビの取り方をお伝えしていきます。まずカビの状態が軽度の場合です。軽度とは黒や青などの色のついたカビではなく、白くふわふわした白カビだけが生えている状態です。白カビだけが生えている場合は以下の手順でカビ取りを行います。用意するものは以下の通りです。

用意するもの

  • 消毒用エタノール
  • 乾いた布
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続いて、カビ取りの手順です。

消毒用エタノールが手に入らない場合は、水100ccに5gの重曹を加えて作った重曹水で代用できます。消毒用エタノールに比べると効果は若干劣りますが、身近にあるものでできるカビ取り方法です。

■関連記事■消毒用エタノールが手に入らない場合のカビ取り方法

手順

①カビが生えている部分に消毒用エタノールを噴射します。

②噴射したら、乾いた布でカビを拭き取ります。

③拭き取ったら軽く水洗いをし、風通しの良い日陰でしっかりと乾燥させます。

 よくカビと間違われるものに「竹の虫」と呼ばれるものがあります。竹を食べ、その竹の削りカスがカビにみえることがあります。見た目は白く、粉のような竹屑が発生しています。また、竹屑が発生している周囲に虫食いの小さな穴が開いているのも特徴です。

 もし、このような状態になっている場合は、カビではありませんので消毒用エタノールではなく熱湯処理で対処します。穴の部分に熱湯をかけることで虫が退治できます。

一度でいなくならない場合も多いので数日に分けておこなうと効果的です。この際、熱湯に漬け込むと竹を傷めてしまうことがありますので、漬け込まずやかんなどを使って上からかけるようにしましょう。もし、カビか虫食いか区別がつかない場合はまず消毒用エタノールを使ってカビ取りをします。竹が乾いたら熱湯処理をし、風通しの良い直射日光の当たらない場所で乾かします。

次に、カビの程度がひどい場合のカビの取り方です。

②竹製品にカビの色素が沈着している場合

消毒用エタノールを使ってもカビが取れない場合や、黒カビや青カビのような色素のついたカビを除去する場合は以下の方法でカビ取りをおこないます。用意するものは以下の通りです。

用意するもの

  • 酸素系漂白剤
  • ゴム手袋
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続いて、カビ取りの手順です。

手順

ゴム手袋をして皮膚を保護します。

酸素系漂白剤を規定量の水で薄めます。

③布に漂白液を含ませ、カビを拭き取ります。漂白液やその濃度よっては竹製品の色が変わる恐れもあるため、事前に目立たない場所で試してからおこなうとよいでしょう。

④拭き取れたら、風通しの良い直射日光の当たらない場所で乾かします。漂白液の残りが気になるようでしたら拭き取った後、軽く水洗いしてください。

上記に挙げたカビの取り方以外にも、カビの部分を紙ヤスリで削るという方法もありますが、これは蒸篭ように竹の身を材料としており、十分な厚さと丈夫さがあるものに限られます。

紙ヤスリでカビの部分を削ったら水で洗い流します。ですが、この方法では殺菌・除菌効果はなく、カビの胞子が残っている可能性もありますのであくまでも応急処置と考えてください。

竹製品のカビ発生を防ぐには

 では、事前に竹製品にカビが生えるのを防ぐ方法はないのでしょうか。ここからは竹製品の保管方法やお手入れのポイントについてお伝えしていきます。

ポイント① 高温多湿・直射日光を避け、風通しの良い場所で保管する

  • 床下収納
  • 押し入れの奥
  • ビニール袋
  • プラスチックボックス

など通気性の悪い場所での保管はやめましょう。湿気は下の方に溜まりやすいので、低いところよりも高いところでの保管がおすすめです。長期間保管する場合は定期的に換気もおこないましょう。

ポイント② 洗える竹製品は水で手洗いする

キッチン用品のように洗える竹製品は使用後水洗いします。使用後はサッと水洗いして完全に水分を拭き取った後、乾かします。食材や汚れが残っているとそういったものもカビの栄養分になりますので、確実に、でも手早く洗いましょう。また洗剤や食洗機は竹を傷めてしまうことがあるので使用は控えましょう。

ポイント③ 消毒用エタノールで定期的に除菌する

 

軽度のカビ取りに使える消毒用エタノールですが、日常的なカビ対策としても使用することができます。乾いた状態の竹製品に噴射するだけでカビの発生を防ぐことができます。毎日やる必要はありませんが、使用頻度が高いものや、しばらく使わず長期間保管するような場合には消毒用エタノールで除菌するとカビを防ぐことができます。

まとめ

 今回は竹製品のカビの取り方についてお伝えしてきましたが、まとめますと

  • 竹製品は吸水力が高く、含まれる糖分はカビの栄養分となるためカビが生えやすい
  • 竹製品のカビ取りには消毒用エタノールまたは酸素系漂白剤を使用する
  • 竹製品のカビ取りは浸け置き洗い・天日干しは避ける
  • 竹製品は直射日光の当たらない風通しの良い場所で保管する

竹製品の寿命は手入れの仕方によって短くも長くもなります。カビを防いでできるだけ長く使いたいものですね。

しかし、あまりにカビがひどく再発する場合には、処分することも検討してください。特に調理器具やお弁当箱など食べ物が直接触れるような竹製品の場合は、衛生面のことも考慮すると清潔なものを使用されることをおすすめします。

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  • カビ臭さをどうにかしたい
  • ひどいカビが発生して自力では対処できない

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