お気に入りのカーペットにカビが!家にあるもので早急にカビを取る方法

冬になり足元が寒くなると、1年ぶりにしまっていた「カーペット」を出したところ...

「カビがうっすら生えている?!ニオイもどこかカビ臭い」

と、驚いたことはないでしょうか。

今回の記事ではお気に入りのカーペットに生えてしまったカビを自力で除去する方法を解説していきます。

  • お気に入りのカーペットのカビを何とかおうちで取りたい
  • どうしてカビが生えたのか理由を知りたい
  • カーペットの下のフローリングにもカビが生えていて対策方法を知りたい
  • カーペットのカビを防ぐお手入れ方法を知りたい

という方は是非参考にしてみてください。

1.カーペットのカビ取り方法

カビ取り前の準備

まず、カーペットのカビ取りを行う前に、カビから体をガードするための準備をしていきます。

保護するために必要なもの

  • マスク
  • 手ぶくろ
  • ゴーグル

(あれば、お掃除用のエプロンや汚れても良い長袖長ズボンを着用)

を身に付けることをおススメします。マスクをせずにカビ取りをしてしまうとカビの胞子を吸い込み体調に影響を与えることがあるからです。また、皮膚にカビ取り剤が付着するのを避けるために手袋を着用します。今回、カビ取りで使用したのは以下のものです

カビ取りに必要なもの

  • 消毒用エタノール
  • ふきん(タオルなど)2枚
  • ドライヤー

カーペットのカビ取りの際にはこれらを準備してください。

窓を全て開けて換気を

また、カーペットのカビ取りをする際はカビの胞子が部屋中に舞う可能性があります。窓を開けてしっかりと換気を行いましょう。

もしくは、屋外でカーペットを干しながら行うようにしましょう。それでは、実際にカビを取っていきましょう。

消毒用アルコールを使う方法

では実際に、カビの生えたカーペットのカビ除去方法をご紹介していきたいと思います。

カーペットのカビを取るために大きく分けて4つの工程があります。簡単にまとめると以下の通りです。

  1. 液剤を塗布
  2. 放置
  3. 拭きとり
  4. 乾燥させる

①消毒用エタノールをふきかける

  • 少量のカビ(白カビや青カビ)
  • カビ臭さ

であれば、消毒用エタノールを吹きかけることで、カビを除菌することができます。

消毒用エタノールを染み込ませた布をカーペットに軽くポンポンと叩くように塗布していきます。

カビの気になる部分やその周り、裏などまんべんなく消毒用エタノールを塗布しましょう。

②15~30分ほど放置する

カーペットに消毒用エタノールを吹きかけた後は、すぐにふき取るのではなく15~30分ほど時間を置きます。カーペットは繊維質ですので、繊維の奥に繁殖しているカビまで殺菌成分を浸透させ殺菌するためです。

③乾いたタオルで拭き上げる

15分ほど消毒用エタノールを吹きかけておいた後は、乾いた布でポンポンと水気をふき取ります。不要なタオルなどでも構いません。カーペットの繊維を傷めないよう軽く拭きとるようにしましょう。

④乾燥させる

乾いた布で水気を軽く拭きとった後は、日光で干すなどしてカーペットを乾燥させます。

この日は雨が降っていて外で干せなかった為、室内干をしてドライヤーで乾燥させました。両面まんべんなく乾燥させましょう。

こうやって、しっかりと乾燥させたらカビ取りは終了です。もしも、まだカビ臭さが残る場合は、この工程を2~3回繰り返してカーペットのカビ取りしてみましょう。

カビの色素が沈着している場合

カーペットにカビの色素が沈着している場合には、自力での除去が難しいため、専門のクリーニング業者へ依頼しましょう。1畳用などのミニサイズであれば、弊社でもガス滅菌法による除カビを行う事ができます。

番外編「日光消毒でカビ殺菌という方法も」

今回は、消毒用エタノールを用いてカーペットのカビを除去していきましたが、もしも手元に消毒用エタノールなどがなく、早急にカビ対策をしたい場合には”干してカーペットを日光に当てる”という日光消毒(紫外線殺菌)という方法もあります。

この場合は、片面1~2時間ずつ干して裏返し、両面をしっかり干しましょう。

晴れの日の10~14時くらいの日が差す時間帯に行うと良いでしょう。

どうして天日干しが良いの?

紫外線には殺菌効果があります。天日干しすることで、表面のカビを殺菌します。また、干すことでたまった湿気を乾燥することができるため、カビの再発予防にもなります。

また、天日干しすることでカーペットに染み付いたニオイを消臭し、発生したダニを退治することができます。ダニの死骸はカビの原因にもなりますので、清潔にカーペットを使うためにも定期的に天日干しをして、お手入れしましょう。

カーペットを干す際の注意点

また、カーペットのカビ臭さを除去する為に日光消毒をする際にも注意点があります。1つは”カーペットを激しくたたき過ぎないこと”です。そして、マスクを着用することです。

干しながら、布団のようにカーペットをたたくことでホコリなどは除去できますが、舞い散ったカビを吸い込む恐れがります。また、強くカーペットをたたき過ぎることで繊維を傷めてしまうこともあります。

干すときでもマスクを装着し、やさしくホコリを落とすようにしましょう。

2.カーペットのカビ取り時にやってはいけないこと

カーペットのカビ取りは、小規模のカビであればそこまで難しいものではありませんがカビは目に見えない状態で繊維の奥まで繁殖している可能性があります。その為、カビ取り時に注意すべきことは大きく分けて以下の3つになります。

①掃除機でカビを吸い込む

②水拭きをする

③塩素系のカビ取り剤を吹きかける

カビを発見したら慌ててしまいますが、カビをさらに広げてしまわないよう、注意しましょう。

NG①掃除機でカビを吸い込む

カーペットのカビを掃除機で吸い込むと、カビの胞子が飛び散る恐れがあり、吸い込む危険性があります。カーペットのホコリやごみ汚れを取るのは掃除機をで除去するのは構いませんが、カビが発生している場合には掃除機を使う前にカビ除去をしましょう。

ホコリが溜まっている場合には、粘着ローラーでホコリなどのごみを取ってからカビ取りを行いましょう。

NG②水拭きをする

カーペットのカビを発見してしまうと、慌てて水拭きをしてしまう方も少なくりません。しかし”水分”というのはカビの発生条件の1つとなります。

また、水拭きをしたところで表面に見えるカビが少し除去できただけで、殺菌できたわけではありません。むしろエサを与えているようなものです。

ですので、水拭きは避けて消毒用エタノールか、重曹水などカビの除菌に効果のある水分で拭きとりましょう。

また、その後はしっかりと「乾燥」をさせましょう。

NG③塩素系のカビ取り剤を吹きかける

多くの市販のカビ取り剤には塩素剤が含まれていますが、塩素剤は漂白効果がある為、カーペットの繊維の色素まで脱色してしまうことがあります。そのため、一部のカビを除去するつもりが、カーペットの色を損ねてしまう可能性も。

黒カビなどが生えている場合には塩素系の漂白剤を使わずに、衣類系の酸素系漂白剤を用いて黒カビの色素を脱色しましょう。

そののちに上記で示したような消毒用エタノールを用いたカビ除菌を用いると良いでしょう。

3.カーペットのカビ発生を予防するには?!

カーペットは大きく重たいため、一度カビが生えてしまうと、カビ除去に大変な手間がかかってしまいます。

また、専門のクリーニングに依頼してお金をかけてカビ除去をしても、管理状態が悪いとカビが再発してしまうことがあります。そのためにも、日ごろからお手入れをしてカビ予防することが大切です。

特に以下のことに注意して、カビ対策しましょう。

①汚れをこまめに除去する

②定期的に干して日光消毒

③消毒用エタノールを吹きかける

④重曹でお掃除する

それでは、理由を解説していきます。

①汚れをこまめに除去する

  • カーペットにジュースをこぼした
  • 食べかすをこぼした
  • 髪の毛が裏に溜まっている

ということはありませんか?!このほかにも、フケや皮脂など生活しているだけでカーペットには色んな汚れが付着しています。こまめに掃除機をかけてホコリを除去し、カビの栄養源を溜めないように日ごろから注意しましょう。

②定期的に干して日光消毒

カーペットのカビ除去時にも日光消毒は有効というお話をしましたが、カビ予防としても効果的です。こまめにカーペットを干して、紫外線殺菌を行いましょう。

また、定期的に干すことでダニの予防効果もあります。ジメジメとした場所はカビもダニも増殖しやすい環境です。こまめに手入れを干すことでカーペットを清潔に保ちましょう。

③消毒用エタノールを吹きかける

カーペットの掃除時に、消毒用エタノールを吹きかけることでカビ予防を行いましょう、カビの除去にも消毒用エタノールは有効ですが、予防にもおススメです。

カーペットのお掃除手順

カーペット掃除の手順として

  • 掃除機をかける
  • 粘着ローラーで残りの汚れを取る
  • 消毒用エタノールを吹きかける
  • 乾燥させる(もしくは干す)

このような流れで、こまめに掃除をしていきましょう。また丸洗い可能なカーペットは定期的に洗濯して皮脂汚れや食べ物の汚れなどを落としましょう。

4.カーペットにカビが生える原因

①汚れが残ったまま保管した

②保管場所の湿気が多かった

③保管場所のカビがうつった

④カーペットの敷きっぱなしで湿気が溜まった

⑤床にカビが生えていた

カーペットにカビが生える原因は様々なことが考えられます。再発を予防するためにも、原因を突き止めて対策しましょう。

①汚れが残ったまま保管した

カーペットに皮脂や食べかす、髪などが残ったまま押し入れなどに保管していると、これらのタンパク質を栄養源にカビが増殖してしまいます。季節の変わり目になり、カーペットを収納する際に「掃除機かけ」だけをしても皮脂汚れや食べかすなどは完全に落としきれていないケースも。

この場合の解決策としては、保管する前に丸洗いできるカーペットは洗ってから保管する。また

  • シーズンオフの際はクリーニングに出す
  • 消毒用エタノールをまんべんなく噴射し皮脂汚れなどをふき取る

これらの対策を行いましょう。

②保管場所の湿気が多かった

また、保管場所が日の当たらない場所や通気性の悪い場所、こまめに掃除をしていない場所だったりすると湿気が溜まりカビ発生の原因になることがあります。1年に1回しか使用しない荷物でも、定期的に保管庫は掃除し日光に当てるなどして日光消毒(紫外線消毒)するようにしましょう。

③保管場所のカビがうつった

押し入れ、倉庫、などの収納庫自体にカビが生えていて1年間保管している間にカーペットにまでカビがうつったということもあります。この場合、根本的な原因となる保管場所に収納している荷物を全て取り出して、1つ1つカビ取りをし、保管庫自体のカビ除菌も行うといった大規模なカビ取りが必要です。

④カーペットの敷きっぱなしで湿気が溜まった

また、ラグマットのように年中カーペットを使用している場合、掃除不足や湿気、汚れの蓄積でカビが発生することもあります。

特に窓際の結露付近に置いてあるカーペットの場合、水滴が落ちて、そのまま黒カビなどが生える場合もあります。中には掃除をほとんどしない部屋でカーペットの上に布団を敷いていて、布団も万年床にしていた場合、いざ布団を上げてみたら布団もカーペットもカビが大量発生していたという恐ろしいケースもあります。

5.カーペットだけでなく押入れや床にもカビが生えている場合

カーペットのカビから床のカビに発展したケース

過去には

「カーペットにジュースやお酒をこぼして、しっかりとした対処をしなかった為に、表面上に白いカビが発生してしまった。カビが発生したから、これはまずいと思いカーペットを外してクリーニングに持っていこうとしたところ、フローリングが黒ずんでいた」

というご相談がありました。

表面ではなく内部の黒ずみだった為、カビ取りでは対応できずフローリングの交換を余儀なくされました。

放置せず適切に処理しておけば、ここまで大きな被害はなかったのですが、放置してしまったことでフローリング内部にまでカビが広がり、フローリング交換で20万円程度の費用がかかってしまいました。

既に、カーペットだけでなく下のフローリングにも黒ずみが発生している場合には、フローリングの内部にまでカビ被害が及び、補修や貼り換え工事が必要な場合もありますので、早めにカビ取り業者へご相談されることをおすすめします。

押入れのカビが原因でカーペットのカビが生えたケース

押入れは、空気が滞留し、光も入らない為いつの間にかカビがは生えていた代表的な場所といえます。漏水等無い限り、比較的乾燥していても成長する青カビ白カビが発生します。

青カビや白カビは、湿気と栄養素があればカビが発生するので、カーペットが汚れていると、それを栄養素としてカビが生えます。

一度収納してから次に使用する時期が来る6カ月程度あれば、カーペットがカビで真っ白になってしまったという相談を弊社でもよく頂きます。

青カビ、白カビは非常に拡大しやすい為、カーペットのカビを放置すると部屋全体にカビが回って、家具の裏や他の服などに範囲を拡大していきます。

そうなってしまうと、部屋全体の除菌とカビが生えた物の除菌が必要になる為、かなりの費用が掛かってしまいます。

対応策としては、シーズンが終わり絨毯を保管する際は、必ずクリーニングに出し、その後防カビスプレー等した後、真空パック等に入れて保管しましょう。

仮に内部でカビが発生しても、袋に入って真空状態になっているうちは拡大しにくい為、被害を最小限に抑えることが出来ます

カビ取り業者からのメッセージ

押入れにまでカビが及んでしまうと、収納している全ても物の処分やカビ取り、クリーニングなど費用がかさみます。集合住宅であれば、ひどい場合周りの家にまでカビが広がってしまうこともあります。押入れ内部も定期的に清掃をして、カビ被害を最小限に食い止めましょう。

また、自力での対処が難しい場合にはカビ取り業者へご相談ください。

まとめ

カーペットのカビを除去するには消毒用アルコール、天日干しをしてみましょう。

しかし、色素が沈着している場合には、専用のクリーニング業者に相談しましょう。

そのままカーペットのカビを放置すると、床にカビ被害が広がってしまう恐れがあります。

カーペットのカビから、床や壁、押入れ等に拡大してしまった場合には、カビ被害が大きくなる前に、早めにカビ取り業者相談されることをおすすめします。

ハーツクリーンでは、過去4000件の実績をもとに、お客様へ最適なカビ対策方法を提案しております。カウンセリングは無料で行っておりますので、お気軽にご相談ください。