ゴムパッキンに生えたカビを取り除く方法

「ゴムパッキンにカビが!」

ゴムパッキンは浴室や壁のつなぎ目、窓のガラスとサッシのつなぎ目、冷蔵庫のドアなどにも使われている柔らかいゴム状の素材です。

ゴムパッキンが使用されているところはカビが生える三つの要素

  • 水分
  • 栄養
  • 温度

がそろっていることが多く、カビがとても生えやすいです。

そしてゴムパッキンに生えたカビはしぶといので取り除くのも大変です。

ゴムパッキンにカビが生えてしまい、なかなか取り除くことができずに苦労した経験がある方も多いのではないでしょうか。

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カビ悩み子

私も、市販のカビ取り剤でゴムパッキンのカビを取ろうとしたけど、消えなかったことがあるわ

そこで、この記事では「ゴムパッキンのカビ」を除去する方法をご紹介します。

ゴムパッキンのカビはナゼ落ちにくいの?!

奥深く根を生やすカビの”フォーマ”

まず、ゴムパッキンの汚れの原因菌はフォーマというカビで、軟質樹脂やセメントにはフォーマはあまり存在しないのに対して、ゴムパッキンやシリコンなどの場合にはフォーマが多く存在するのです。

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カビのプロ

このフォーマというカビは珍しい種類ではなく家庭でもよく見られるカビです。

セメントなどの硬い素材と違い、ゴムパッキンは軟らかい素材なので、奥深くまで侵入したカビはカビ取り剤が届きにくく、カビ取り剤のダメージを受けにくいのです。

さらにゴムパッキンは水や汚れがたまりたすい場所でもあります。その為、ゴムパッキンのカビは落ちにくくまた発生しやすいのです。

初期のゴムパッキンのカビを除去する方法

浴室や結露した窓などは表面の湿度が高いため、汚れがたまりやすくこのようなところにカビは発生します。

ゴムパッキンに生えるカビは最初は目に見えないのですが、発育が進んでいくと黒く濃くなり目で見えるようになります。

ゴムパッキンの色が少し変わってきたかな?と感じた時点ではカビはまだ発生の初期で、主にゴムパッキンの表面に菌糸を伸ばしている状態です。

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カビのプロ

このような初期段階であれば、拭き取るだけでもカビは簡単に取り除けることもあります。

さらに、塩素系のカビ取り剤はゴムパッキンの表面の菌糸だけでなく、内部に侵入した菌糸にもダメージを与えることができ、脱色作用でカビの痕跡を消すことができます。その為、まだ初期段階のゴムパッキンのカビは

  • ふき取る
  • 市販のカビ取り剤で除去

で除去するのがが良いでしょう。

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対策が遅くなるとカビが落ちにくく!

しかし、さらに時間が経ってしまっていると、カビはゴムパッキンの表面だけでなく、ゴムパッキンの内部に奥深くに入り込んでいて、拭き取るだけでは取り除けなくなるのです。

カビ取り剤の浸透力にも限界があるので、こうなってしまうと十分な効果が得られないこともあるのです。

ゴムパッキンの表面は本来なめらかなので、カビ取り剤でゴシゴシこすると、細かな傷ができてそこにカビと水分が入り込んでカビが繁殖してしまうのです。

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カビのプロ

ゴムパッキンのカビはなるべく早く除去しましょう

ゴムパッキンのカビを除去する方法

①50℃のお湯でカビを死滅

では、頑固で落ちにくいゴムパッキンのカビを落とすにはどうすれば良いのでしょうか。そこでおススメする方法が

「50℃のお湯」をかけること。

実はカビは熱に弱く、50℃のお湯を5秒程度かけるだけで死滅します。奥深くまでカビが入り込んでいる場合には、90秒程度かけると奥深くまで熱が伝わり、しつこいカビも取り除くことができます。

お湯をかける頻度は?!

カビが成長するのがおよそ7~10日間なので、週に1度、50℃のお湯をかけてしつこいカビを退治!予防しましょう。

お風呂の場合は入浴後にゴムパッキンに熱めのシャワーをかけるのが効果的です。熱いシャワーをかける際にはやけどに注意しましょう。

ただし...窓のゴムパッキンなど、お湯をすぐには使えない場合もありますよね。それが以下にご紹介する「市販のカビ取り剤」×「ラップ」で浸透させるという方法です。

②市販のカビ取り剤をラップでしっかり浸透させる!

ゴムパッキンに生えたカビには塩素系カビ取り剤を吹きかけ、ゴムパッキンにまんべんなくカビ取り剤を浸透させるために、カビ取り剤を吹きかけたあとにその上から

  • ティッシュ
  • キッチンペーパー
  • またはラップ

をかけて薬剤を浸透させます。

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カビのプロ

こうすることでカビ取り剤をしっかりと浸透させ、カビの根まで留まらせておくことができるのです。

ゴムパッキンのカビ専用のジェルタイプもおすすめ

また、最近では市販のカビ取り剤でジェルタイプのものも販売されており、ジェルでカビを覆い、ゴムパッキンに長く留まることができるためスプレータイプのものよりも垂れずにカビに密着させることでカビを除去することができます。

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③カビが生えないようにするための対策

カビは水分のある環境で生えるため、カビに水分を与えないように湿度の上昇を防ぐことも重要です。その為

  1. こまめな換気
  2. こまめな掃除
  3. 結露はすぐにふき取る

など、普段からゴムパッキンのまわりに水分や汚れを残さないようにしましょう。

例えば...料理をする時や入浴後など、湿度が上がりやすい時には必ず換気をしましょう。

また、窓際の結露やキッチンのシンク周り、入浴後の浴室などは乾きにくく、湿気がたまったままで放置することでカビが最も発生しやすくなる場所です。このような場所では、湿度の高い状態が続かないようにするのが大事です。そのため、浴室は換気するだけでなく残った水分の拭き取りを行うことで水分を放置せずに済みます。

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カビのプロ

水切りワイパーなどで、こまめに水滴を取り除くと良いです。窓ふき掃除でも使えるので便利ですよ

まとめ

カビが生えない環境作りが大事です。水分はこまめに拭き取り、濡れたまま放置せずに十分な換気をしましょう。

また、普段から50℃のお湯をかけてこまめにカビを殺菌して予防しましょう。

スプレータイプのカビ取り剤を使用する場合は、ゴムパッキンにカビ取り剤が密着するようにティッシュやラップ等をすると効果的です。なかなか落ちない頑固なパッキンのカビの場合は

垂れ流れないジェルタイプのカビ取り剤を使用しましょう。

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頑固なゴムパッキンのカビがどうしても落ちない場合、ゴムパッキンを交換するか専門のカビ取り業者に依頼してカビ予防のコーティングをするという方法もあります。

カビ取りのプロに相談

この機会に部屋中の気になるカビを、プロに頼んで一掃しても良いかもしれませんね。

<参考文献>

・浜田信夫『人類とカビの歴史』2013年、朝日新聞出版

・宮治誠『カビによる病気が増えている‐あなたの免疫のスキをつく真菌症‐』2006年、農山漁村文化協会

・李憲俊『おもしろサイエンス カビの科学』2013年、日刊工業新聞

・日本防菌防黴学会『菌・カビを知る・防ぐ60の知恵‐プロ直伝!防菌・防カビの新常識‐』2015年、化学同人

・『NHKガッテン!2016Vol.32秋 08カビ退治!ついに終結宣言』

 

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