カビ予防のための湿度管理

カビの発生と湿度の管理は切っても切り離せません。

そこで、この記事ではすぐにできる湿度の管理方法をご紹介します。

カビと湿度管理

カビが発生しやすくなる湿度は?!

カビが発生しにくい環境のために湿度を60%以下にしましょう。雨の日などは湿度が80%以上になることがあります。そのためにも、まずは「湿度計」を設置するなどしてこまめに湿度をチェックしましょう。

タニタ 温湿度計

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では、具体的な湿度の管理方法について解説していきます

①換気をする

まず、今すぐできる湿度管理方法は「換気」です。ここで注意すべきポイントがあります。それは
「窓は2箇所以上開ける」ということです。理由は1か所だけでは空気が流れないからです。


1日に1回10分程度で大丈夫ですので、家の全ての窓を開けてください。また

「晴れている日に換気を行う」ことも大事です。雨の日は外の湿気が上がってきてしまいかえって逆効果になります。

②換気扇をまわす

キッチンやお風呂、トイレには換気扇が付いています。これらもこまめに回して換気を行いましょう。
また、屋根裏部屋や窓がない部屋など換気設備がない部屋の場合には
サーキュレーターを回すなどして、通気性をよくすることで湿気を追い出しましょう。

③除湿機を設置する

換気設備がない部屋の場合や、地下や1階など湿気がたまりやすい家の場合には除湿機を活用しましょう。
除湿機を設置することで、カビの原因となる湿気を追い出すことができます。
除湿機の中には空気清浄機の機能を持ち合わせている場合もあるので、用途に合った除湿機を選ぶと良いでしょう。

シャープ 衣類乾燥機除湿機 プラズマクラスター

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④こまめに掃除をする

また、湿気対策として「こまめに掃除すること」も非常に大事です。例えば

部屋の隅々まで掃除機をかける

これだけでも、部屋の中に溜まった湿気が流れやすく、また掃除機をかけるときに家具を動かすことで部屋の四隅にたまった湿気を追い出してくれます。

また、窓や壁の結露をふき取って残さないようにすることも湿気対策に繋がります。

⑤湿気をためない

また、湿気を管理するためには「生活の中で発生するあらゆる水気を蒸発させ、溜めない」ことも大事です。例えば...

  • 洗濯の終わった洗濯機のフタを開けておく
  • ベッドや布団は使用後干す・立て掛けるなどして乾燥させる
  • お風呂後に浴室のドアをすぐにしめる
  • 室内干しをしない
  • 雨に濡れた靴はそのまま靴箱にしまわない

など、部屋の中で発生しうる”湿気”をなるべく溜めないようにすることもカビ対策に繋がります。

まとめ

湿度管理は難しい話ではなく

  • 窓を開けて換気する
  • 湿度をチェックする
  • 除湿機を設置する
  • 窓の結露をふき取る

など、毎日のちょっとした積み重ねで対策できることがほとんどです。カビの発生原因となる「室内の湿気」を溜めないためにも、普段からできることで湿度管理してみましょう!

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