夏型過敏性肺炎の原因であるトリコスポロンが発生しやすいのは〇〇

気をつけていても室内で発生してしまうことがある、カビ。

ところでトリコスポロンというカビが原因の疾患である、夏型過敏性肺炎をご存知ですか?知らないうちに吸い込んでしまったカビが原因となるこの病気は、大人はもちろん、子供にも発生することがあります。夏型過敏性肺炎の原因、トリコスポロンを知り、家族の健康を守りましょう。

夏型過敏性肺炎とは?!

肺炎というと冬の病気といったイメージがあるかもしれません。しかし夏型過敏性肺炎は、主に6月頃から10月頃、夏をピークに発症する肺炎です。夏場の長引く咳などは、夏型過敏性肺炎が原因の可能性もあります。

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カビのプロ

夏から秋にかけて、なぜか咳がずっと止まらないということはありませんか?!もしかしたら夏型過敏性肺炎の可能性もります。

①夏型過敏性肺炎の症状とは?!

夏型過敏性肺炎の主な症状には、せきと発熱、長引くせきによる倦怠感、息苦しさなどが挙げられます。風邪と症状がとても似ているため、病院でも風邪と診断されることがあり、発見が遅れてしまうことがある病気です。夏になると毎年せきが出て、風邪薬などを服用しても長引く、といった方は、夏型過敏性肺炎の可能性があります。一度、きちんとした検査を受けた方が良いかもしれません。

②夏型過敏性肺炎の原因とは?!

夏型過敏性肺炎はトリコスポロンというカビが原因で発症する病気です。トリコスポロンを吸い込んで肺まで達するとアレルギー反応を起こし、せきや発熱などの症状を引き起こすのです。大人だけではなく子どもも発症する可能性があります。

家族が発症したからといって、全員が発症する病気ではありません。トリコスポロンを吸い込んでもアレルギー反応が起きなければ発症しないわけです。また一度発症した方の場合、トリコスポロンを吸い込んでしまうたびに、繰り返し発症してしまいます。

③夏型過敏性肺炎の診断

風邪と間違われやすい夏型過敏性肺炎ですがトリコスポロンが原因の疾患なので、トリコスポロンが発生している場所(自宅など)から離れると、せきなどの風邪のような症状がおさまってしまう、といった特徴があります。この特徴を知っていれば自分でも判断しやすいでしょう。例えば...

  • 会社ではせきが出ないのに家に帰るとせきが出る
  • 旅行中は全くせきが出なかったのに家に帰ったらまたせきが出はじめた

といった場合などは、夏型過敏性肺炎の疑いがあります。なお医療機関では血液検査やエックス線検査などで診断します。

夏型過敏性肺炎の原因「トリコスポロン」とは?!

夏型過敏性肺炎を引き起こす、カビの一種であるトリコスポロンとは一体どのようなものなのでしょうか?夏型過敏性肺炎を防ぐためにも、トリコスポロンについて知っておきましょう。

①トリコスポロンの特徴

トリコスポロンは

  • 湿度60%
  • 室温20度

を超えるぐらいから活発に繁殖をはじめます。そのため、梅雨から夏にかけて高温多湿となる日本の環境は、トリコスポロンなどのカビが発生しやすい条件を満たします。

②トリコスポロンが発生しやすい場所はどんな場所?!

トリコスポロンが発生しやすいのは

  • 浴室
  • 洗面所
  • 洗濯機まわり

など。特に水廻りです。エアコンの内部も湿度が高いため発生する可能性が高いです。エアコンをつけると症状が出る方は、エアコン内部を疑いましょう。

また、雨漏りをしている場所にもトリコスポロンが発生することがあります。

(写真はイメージです)

知らない間に雨漏りをしていると、床下や壁紙の裏などに発生してしまうことも。トリコスポロンは、目に見えづらい場所にも発生する可能性がありますので、注意しましょう。

トリコスポロンを防ぐ為の対策

トリコスポロンを防ぐためには、発生しづらい環境をつくることが大切です。トリコスポロンはどのように防いだら良いのでしょうか。

①トリコスポロンが繁殖しにくい環境づくり

トリコスポロンが繁殖しにくい環境にするためには、家を適度に換気することが大切です。

お風呂を使用した後は、換気扇を使用すると共に濡れた箇所を拭き取ると効果があります。洗面所や洗濯機といった水廻りもこまめに掃除を行い、除湿機などを活用しジメジメした環境をつくらないようにしましょう。また、夏にエアコンを使用していると、窓を開けて換気することはあまりないかもしれませんが、適度に換気し、部屋中に風を通すようにしましょう。

②〇〇をよく使用する家庭は注意!

トリコスポロンは、特にエアコン内部での発生が多いと言われています。また、エアコン内部で繁殖してしまうと、エアコンを使用するたびに風でトリコスポロンを撒き散らしていることになってしまいます。

そのため、エアコン内部の清掃もこまめに行い、少しでもトリコスポロンの発生を防ぎましょう。

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カビのプロ

エアコンのフィルターは、湿気しやすくこまめに掃除しないとあっという間にホコリが溜まり、カビが増殖してしまいます。定期的に水洗いし、カビ取り剤で殺菌しましょう。

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まとめ

トリコスポロンが原因の夏型過敏性肺炎は、高温多湿な日本独自の病気だといわれています。カビが発生しやすい日本で暮らしている以上、カビ対策はしっかりと行う必要があるのです。

また、病気がわかったとしても、根本的な原因であるトリコスポロンを取り除かない限り、症状は続くことになります。トリコスポロンを退治して、快適な環境で生活を送ってください。

また、エアコンの掃除をしても夏型過敏性肺炎の症状が軽くならない場合は、もしかしたらトリコスポロンがエアコン内部だけでなく部屋の壁や天井に繁殖している可能性も考えられます。もしそうであれば、そのままカビを放置しておくのはキケンです。

身体に負担がかかる前に、カビ取りのプロに依頼して、しっかりとお部屋中のカビを除去してもらうことをお勧めします。

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